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ラスト サムライ / トム・クルーズ

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「ラスト サムライ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

明治維新直後の日本。政府は軍事力の近代化を図ろうと西洋式の戦術を取り入れることを決断。一方で前時代的な侍たちを根絶させようと企んでいた。やがて、政府と発展著しい日本市場を狙うアメリカ実業界との思惑が一致、政府軍指導のため南北戦争の英雄ネイサン・オールグレン大尉が日本にやって来る。彼はさっそく西洋式の武器の使い方などを教え始めるが、ある時、政府に反旗を翻す侍のひとり、勝元と出会った。そして、彼ら侍たちの揺るぎない信念に支えられた“サムライ魂”を感じ取った時、オールグレンは失いかけたかつての自分を思い出していく。

「ラスト サムライ」 の作品情報

作品情報

製作年:

2003年

製作国:

アメリカ

原題:

THE LAST SAMURAI

「ラスト サムライ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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26〜 30件 / 全710件

ラスト サムライ ネタバレ

投稿日:2020/08/13 レビュアー:片山刑事

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 いわゆるサムライと中央政府に反乱を起こす話。

 欧米人が見たサムライを描いていて面白かったです。異文化を描く難しさにチャレンジする志が好みでした。

 近代兵器に弓や刀や甲冑姿で突っ込んでいく無茶や近代兵器の新政府側が的なのに暗殺者集団がニンジャ軍団だったりというのもニコニコしてしまう設定でした。

 主人公が敵だった異文化の民族の中に入って交流して、その文化に理解を深めるというカルチャーものとしてもよかったです。単純にサムライたちの日常を外国人から見る不思議さみたいなものを真面目に真摯に描いていると思いました。

 なぜサムライたちが反乱して、それを新政府が鎮圧しようとしているのかとか。一応、1877年の西南戦争をモデルにしているらしいのですが、それを知らないと何やってるのか全く分からない構図ではありますが、トム・クルーズがサムライ社会の中に入って溶け込んでいくのが説得力あるからすごいです。

 それにやっぱり日本人俳優がハリウッドの大作で活躍しているのを見られるのは、それだけでテンションが上がる映像でした。

 最後の最後で明治天皇が急にお言葉を発して裁きをするというのとか急展開のオチにびっくりだったりしましたが、日本のサムライのかっこいい部分を強調してくれて楽しい映画でした。

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スピリチュアルな隠れ里の生活

投稿日:2013/09/15 レビュアー:港のマリー

昨日のBSプレミアムシネマで初めて見ました。最後までノンストップで見せてしまう面白さはあります。さすがハリウッドです。
公開時映画館を出てくる観客が「日本人でよかった」「日本の誇りを感じた」と語るシーンが宣伝のためかよくテレビで映されましたが、わたしはとくにナショナリズムをかき立てられるということはありませんでした。
逆に戦争好きには国境はないと痛感しました。渡辺謙がトム・クルーズを助けたのも武人としての凄まじい闘争心、最後まで諦めず死中に活を見いだそうとする敢闘精神にシンパシーを感じたからでしょう。渡辺の軍勢の戦い、玉砕覚悟で多勢の敵に敢えて挑む、はカスター将軍もテルモピュライのスパルタ兵もやったことで、武士道に固有のことではありません。
渡辺謙はトム・クルーズにこれらの事例を聞かされて、自分の戦い方がけっこうインターナショナルであることに気付いたはずです。戦争好きの自他を問わずの生命軽視の思想も共通しています。死体の山を築いておいてどこに誇りがあるのだろうか。
ただ勝元(渡辺謙)が治める村里の自給自足を旨とした静かな生活ぶりはよかったです。大自然の懐に抱かれて日々労働し、鍛錬し、祈りを捧げる何百年と変わらない営みを続ける農民と武士たち。そこには足るを知った人々、おのれの役割をわきまえて誠実に生きる人々の穏やかで厳かな日常がありました。近代化にはやる浮き足だった世相とは正反対です。オルグレン(トム・クルーズ)はそこにスピリチュアルな何かを感じてすっかり傾倒してしまったようです。先住民の文化の意外な奥深さに気付かされた白人研究者といったところでしょうか。
残念ながら、生命軽視の戦争好きは世界中に途絶えることはありませんが、足るを知る人々のほうは絶滅してしまったようです。
明治天皇の登場させて政治を絡めるのではなく「明日に向かって撃て」式の終わり方にしてほしかったですね。

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突っ込みどころ満載で

投稿日:2010/03/20 レビュアー:エコエコアザラク

賛否両論あるかと思いますが、本作で、またあらためて欧米の人たちがどんだけ日本文化が好きなのかよく分かりました。

忍の掟も武士道も、きっと正しく理解してるかは?? ですが、きっと東洋の神秘に興味があるんでしょうね。サムライ、ニンジャ、ゲイシャを題材にするのホントに♪好きだよね・・

本作も時代考証的には少々無理があります。特典映像のインタビューでも外人の歴史学者が突っ込んでました。でもトムやスタッフも笑ってました。そうです。小さいことは気にしない〜娯楽映画なんですから。真田さんチョーカッコいいです。トムと小雪のラブラブシーンもっと欲しかったです。

昔、「ライジング・サン」という映画を見ました。アランドロンと世界のミフネの競演で、ドロンが銃撃なのにサムライ姿の三船さんは日本刀でバサッ〜。ヘンテコリンな作品でしたが、昔から、ジャパンヒーローって人気なんですよね。ショー・コスギさんもしかり。

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“サイレント・サムライ”の描き方に泣かされた。 ネタバレ

投稿日:2009/04/02 レビュアー:ロキュータス

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正直なところ、公開時おっかなびっくりで見に行きました。 
渡辺謙、真田広之は好きだし、エドワード・ズウィックも好きで信頼もしていましたが、やはりトンデモナイ映画にならなければいいがと心配しながら観ました。
結果は予想外に良くて感動しました。 この映画ぼくは好きです。

もちろんこの映画はよくも悪くもエキゾチズム、オリエンタリズムとかいうものです。
どんなに日本を美化し心地よくても、外国人のイメージする日本なのであって、実際とは乖離するものがあります。 

そこにこの映画の賛否が見られます。 批判的な意見では小雪演じる"たか"が男にとってあまりに都合よすぎる日本女性像だとか、勝元の側の装備があまりに前近代的で西南戦争の西郷軍とはかけ離れているとか、やしの木とか。

それらの意見はたしかにもっともですが、その程度の乖離は折り込み済みでしたので、単純な図式化はドラマのためのものと思い、気になりませんでした。

むしろ監督や脚本家も美術、衣裳もよく日本を勉強しているな、その上でよく換骨奪胎しているなと好感を持ちました。  
もし嫌いならぼくも同じポイントで批判していたでしょうから、たぶんに好き嫌いの問題でしょう。

そうした日本の描き方以上に好感を持ったのが、日本人俳優たちの扱い方、描き方です。
いままで日本の俳優をこんなに使いこなし、かっこいいと思わせた外国映画がどれだけあったろうか。

渡辺謙、真田広之はもとより、福本清三の使い方。
トム・クルーズ演じるオールグレンは“サイレント・サムライ”が自分を身を挺して守って死んだ時、「ボブ!」と叫ぶ。
それを笑って突っ込む人もいるが、ぼくはここで泣いてしまった。
自分が「なんだこいつ」と軽んじていた奴、ろくも名前も知らない奴に命を捨てて助けられる驚き。

日本には動物的忠誠心ともいうものがかつて実在していて、ぼくはまっぴら御免と反発も嫌悪感も抱いていたはずなのに、万感の思いに泣かされてしまいました。
切られ役一筋の福本清三にこれほどの役を与えた日本映画が何本あったろうか。
外国人を起用し、違和感なく使った日本映画が何本あったろうか。

福本清三を推薦し、この映画のコーディネーターとして貢献した奈良橋陽子と渡辺謙の対談を聞きました。
渡辺謙も最初は乗り気でなく、やはりおっかなびっくりだったそうです。

監督は日本人キャストに感謝し絶賛していたらしい。 遅刻しない、現場で文句をいわない、常にベストをつくす。他の国のキャストと比較して実感したらしい。

そんな渡辺謙も一度ストを起こしたとのこと。勝元が天皇の目を直視することは、日本人としてありえずできないと拒否、監督が「まるで君は日本を背負っているようだ」というので「そうだ、ぼくは日本を背負っているんだ」と答えました。
日本人として変なものはできない、渡辺謙のプレッシャーも相当なものだったでしょう。

余談 テレビでの放送でテレビ朝日系のときは思わなかったが、フジテレビ系のときは編集にいらいらしました。 CMの入り方、つなぎかたがひどかった。 
同じ作品なのに。  つくづく映画は編集だなと思いました。

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ハリウッドが作ったからこその価値

投稿日:2007/06/16 レビュアー:ハット

この映画を観て驚いたのは、こちらが思っていた以上に武士を理解して作ったと思わせるハリウッドの制作陣に対してでした。完璧とは言わないまでも、まさかここまで武士道の精神性に迫ってみせるとは。はじめは正直、アメリカ映画がブシドーを語るとは片腹痛いわっ、と思ってたんですけど、いやはや、お見事。
今までのアメリカ映画が武士などを表現する時、バカにしとるんかっ、言いたくなるほどの勘違い表現がほとんどでした。それが、古来からの日本文化の精神性を誉め讃えるのがテーマの映画だとしても、とてもよく勉強していて、今までとは比べものにならないほどの高いレベルで武士を表現してみせた心意気は素直に買いですね。まあ、時代考証においてツッコミ所はけっこうあるんですが、そんな重箱のスミをつつく野暮はしたくないと思わせるだけの良さはありました。映像も美しく、日本的な「静」の部分の表現も良かった。ただ、あのニンジャはないよなあ〜と思いますけど(笑)。
この映画は、日本で作られたならば、それなりの良作で終わっていたところを、日本人ではなくアメリカ人がカネを掛けて作ったという所に大きな価値があってヒットしたのだと思います。日本人が日本人を誉めても、なんかウチワ受けの感じになって気恥ずかしいだけですが、外国から誉められたとなると、これは日本人の自尊心をくすぐって良い気持ちにさせてくれます。
史実に基づかない架空の話なので、「武士」ではなく「サムライ」の映画だと思えば、なかなか良く出来ていて楽しめる映画だと思います。

独偏満足度 82%

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26〜 30件 / 全710件

ラスト サムライ

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ラスト サムライ

投稿日

2020/08/13

レビュアー

片山刑事

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 いわゆるサムライと中央政府に反乱を起こす話。

 欧米人が見たサムライを描いていて面白かったです。異文化を描く難しさにチャレンジする志が好みでした。

 近代兵器に弓や刀や甲冑姿で突っ込んでいく無茶や近代兵器の新政府側が的なのに暗殺者集団がニンジャ軍団だったりというのもニコニコしてしまう設定でした。

 主人公が敵だった異文化の民族の中に入って交流して、その文化に理解を深めるというカルチャーものとしてもよかったです。単純にサムライたちの日常を外国人から見る不思議さみたいなものを真面目に真摯に描いていると思いました。

 なぜサムライたちが反乱して、それを新政府が鎮圧しようとしているのかとか。一応、1877年の西南戦争をモデルにしているらしいのですが、それを知らないと何やってるのか全く分からない構図ではありますが、トム・クルーズがサムライ社会の中に入って溶け込んでいくのが説得力あるからすごいです。

 それにやっぱり日本人俳優がハリウッドの大作で活躍しているのを見られるのは、それだけでテンションが上がる映像でした。

 最後の最後で明治天皇が急にお言葉を発して裁きをするというのとか急展開のオチにびっくりだったりしましたが、日本のサムライのかっこいい部分を強調してくれて楽しい映画でした。

スピリチュアルな隠れ里の生活

投稿日

2013/09/15

レビュアー

港のマリー

昨日のBSプレミアムシネマで初めて見ました。最後までノンストップで見せてしまう面白さはあります。さすがハリウッドです。
公開時映画館を出てくる観客が「日本人でよかった」「日本の誇りを感じた」と語るシーンが宣伝のためかよくテレビで映されましたが、わたしはとくにナショナリズムをかき立てられるということはありませんでした。
逆に戦争好きには国境はないと痛感しました。渡辺謙がトム・クルーズを助けたのも武人としての凄まじい闘争心、最後まで諦めず死中に活を見いだそうとする敢闘精神にシンパシーを感じたからでしょう。渡辺の軍勢の戦い、玉砕覚悟で多勢の敵に敢えて挑む、はカスター将軍もテルモピュライのスパルタ兵もやったことで、武士道に固有のことではありません。
渡辺謙はトム・クルーズにこれらの事例を聞かされて、自分の戦い方がけっこうインターナショナルであることに気付いたはずです。戦争好きの自他を問わずの生命軽視の思想も共通しています。死体の山を築いておいてどこに誇りがあるのだろうか。
ただ勝元(渡辺謙)が治める村里の自給自足を旨とした静かな生活ぶりはよかったです。大自然の懐に抱かれて日々労働し、鍛錬し、祈りを捧げる何百年と変わらない営みを続ける農民と武士たち。そこには足るを知った人々、おのれの役割をわきまえて誠実に生きる人々の穏やかで厳かな日常がありました。近代化にはやる浮き足だった世相とは正反対です。オルグレン(トム・クルーズ)はそこにスピリチュアルな何かを感じてすっかり傾倒してしまったようです。先住民の文化の意外な奥深さに気付かされた白人研究者といったところでしょうか。
残念ながら、生命軽視の戦争好きは世界中に途絶えることはありませんが、足るを知る人々のほうは絶滅してしまったようです。
明治天皇の登場させて政治を絡めるのではなく「明日に向かって撃て」式の終わり方にしてほしかったですね。

突っ込みどころ満載で

投稿日

2010/03/20

レビュアー

エコエコアザラク

賛否両論あるかと思いますが、本作で、またあらためて欧米の人たちがどんだけ日本文化が好きなのかよく分かりました。

忍の掟も武士道も、きっと正しく理解してるかは?? ですが、きっと東洋の神秘に興味があるんでしょうね。サムライ、ニンジャ、ゲイシャを題材にするのホントに♪好きだよね・・

本作も時代考証的には少々無理があります。特典映像のインタビューでも外人の歴史学者が突っ込んでました。でもトムやスタッフも笑ってました。そうです。小さいことは気にしない〜娯楽映画なんですから。真田さんチョーカッコいいです。トムと小雪のラブラブシーンもっと欲しかったです。

昔、「ライジング・サン」という映画を見ました。アランドロンと世界のミフネの競演で、ドロンが銃撃なのにサムライ姿の三船さんは日本刀でバサッ〜。ヘンテコリンな作品でしたが、昔から、ジャパンヒーローって人気なんですよね。ショー・コスギさんもしかり。

“サイレント・サムライ”の描き方に泣かされた。

投稿日

2009/04/02

レビュアー

ロキュータス

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正直なところ、公開時おっかなびっくりで見に行きました。 
渡辺謙、真田広之は好きだし、エドワード・ズウィックも好きで信頼もしていましたが、やはりトンデモナイ映画にならなければいいがと心配しながら観ました。
結果は予想外に良くて感動しました。 この映画ぼくは好きです。

もちろんこの映画はよくも悪くもエキゾチズム、オリエンタリズムとかいうものです。
どんなに日本を美化し心地よくても、外国人のイメージする日本なのであって、実際とは乖離するものがあります。 

そこにこの映画の賛否が見られます。 批判的な意見では小雪演じる"たか"が男にとってあまりに都合よすぎる日本女性像だとか、勝元の側の装備があまりに前近代的で西南戦争の西郷軍とはかけ離れているとか、やしの木とか。

それらの意見はたしかにもっともですが、その程度の乖離は折り込み済みでしたので、単純な図式化はドラマのためのものと思い、気になりませんでした。

むしろ監督や脚本家も美術、衣裳もよく日本を勉強しているな、その上でよく換骨奪胎しているなと好感を持ちました。  
もし嫌いならぼくも同じポイントで批判していたでしょうから、たぶんに好き嫌いの問題でしょう。

そうした日本の描き方以上に好感を持ったのが、日本人俳優たちの扱い方、描き方です。
いままで日本の俳優をこんなに使いこなし、かっこいいと思わせた外国映画がどれだけあったろうか。

渡辺謙、真田広之はもとより、福本清三の使い方。
トム・クルーズ演じるオールグレンは“サイレント・サムライ”が自分を身を挺して守って死んだ時、「ボブ!」と叫ぶ。
それを笑って突っ込む人もいるが、ぼくはここで泣いてしまった。
自分が「なんだこいつ」と軽んじていた奴、ろくも名前も知らない奴に命を捨てて助けられる驚き。

日本には動物的忠誠心ともいうものがかつて実在していて、ぼくはまっぴら御免と反発も嫌悪感も抱いていたはずなのに、万感の思いに泣かされてしまいました。
切られ役一筋の福本清三にこれほどの役を与えた日本映画が何本あったろうか。
外国人を起用し、違和感なく使った日本映画が何本あったろうか。

福本清三を推薦し、この映画のコーディネーターとして貢献した奈良橋陽子と渡辺謙の対談を聞きました。
渡辺謙も最初は乗り気でなく、やはりおっかなびっくりだったそうです。

監督は日本人キャストに感謝し絶賛していたらしい。 遅刻しない、現場で文句をいわない、常にベストをつくす。他の国のキャストと比較して実感したらしい。

そんな渡辺謙も一度ストを起こしたとのこと。勝元が天皇の目を直視することは、日本人としてありえずできないと拒否、監督が「まるで君は日本を背負っているようだ」というので「そうだ、ぼくは日本を背負っているんだ」と答えました。
日本人として変なものはできない、渡辺謙のプレッシャーも相当なものだったでしょう。

余談 テレビでの放送でテレビ朝日系のときは思わなかったが、フジテレビ系のときは編集にいらいらしました。 CMの入り方、つなぎかたがひどかった。 
同じ作品なのに。  つくづく映画は編集だなと思いました。

ハリウッドが作ったからこその価値

投稿日

2007/06/16

レビュアー

ハット

この映画を観て驚いたのは、こちらが思っていた以上に武士を理解して作ったと思わせるハリウッドの制作陣に対してでした。完璧とは言わないまでも、まさかここまで武士道の精神性に迫ってみせるとは。はじめは正直、アメリカ映画がブシドーを語るとは片腹痛いわっ、と思ってたんですけど、いやはや、お見事。
今までのアメリカ映画が武士などを表現する時、バカにしとるんかっ、言いたくなるほどの勘違い表現がほとんどでした。それが、古来からの日本文化の精神性を誉め讃えるのがテーマの映画だとしても、とてもよく勉強していて、今までとは比べものにならないほどの高いレベルで武士を表現してみせた心意気は素直に買いですね。まあ、時代考証においてツッコミ所はけっこうあるんですが、そんな重箱のスミをつつく野暮はしたくないと思わせるだけの良さはありました。映像も美しく、日本的な「静」の部分の表現も良かった。ただ、あのニンジャはないよなあ〜と思いますけど(笑)。
この映画は、日本で作られたならば、それなりの良作で終わっていたところを、日本人ではなくアメリカ人がカネを掛けて作ったという所に大きな価値があってヒットしたのだと思います。日本人が日本人を誉めても、なんかウチワ受けの感じになって気恥ずかしいだけですが、外国から誉められたとなると、これは日本人の自尊心をくすぐって良い気持ちにさせてくれます。
史実に基づかない架空の話なので、「武士」ではなく「サムライ」の映画だと思えば、なかなか良く出来ていて楽しめる映画だと思います。

独偏満足度 82%

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