ママの遺したラヴソング

いい話だと思う。でもこのアメリカ映画の家族愛、ニューオリンズの田舎町の価値観みたいなものは感覚的に違うなぁと思ったので少し退屈してしまった。

とくに、ジョントラボルタの、こんなしょぼくれた初老っぽい役柄は似合わないと思った。

スカーレット・ヨハンソンは「美しいTeenager」をそれらしく演じていたと思う。

全体としてはまぁまぁかな。でも、やっぱりミスキャスティング・・・。

拾った表現：Remember the first time you took me to see her sing was my first time in New Orleans.
「ニューオリンズで初めて彼女の歌を聴きに連れてってもらったとき・・」
I was so taken. 「心を奪われたよ」

ちょっと長い映画ですが、登場人物の人間関係やジョン・トラヴォルタが演じるボビーという人間をわかるためには必要な時間です。ストーリーが進むにつれ最初わからなかった人間模様が、あぶり絵のように描き出されます。
淡々として特に大きな盛り上がりもないのに、ラストはじんわりとした感動で浸されます。監督は女性で、初監督作品らしいのですが、とても初めてとは思えないほどいい映画を撮ったと思います。

キャストも脇役を含めすごくいいですね。
ジョン・トラボルタの演技力にも感心しましたが、スカーレット・ヨハンソンはまだ若いのに表現力豊かで、個性的ですね。この映画界には美人はいくらでもいるでしょうから、内面からの輝きや個性がないと大成できない。
両方を兼ね備えたスカーレット・ヨハンソンは将来ますます活躍しそう、、、、アカデミー賞女優になる日も近いのではないでしょうか、、、。

知識は人生を豊かにするかもしれない。
理想は、仕入れた知識を自分で噛み砕いて理解して、
行動に反映する、習慣化することだ。

賢人の言葉はシンプルで、時にキャッチーで、その場はスッと頭に
入るが、その人がそこに到達した過程がみえなく、自分のことと
捉えるにテクニックがいるかもしれない。

うまく表現できないが、データベースを構築することは重要かも
しれないが、それをアウトプットできる検索エンジンは必要、
かつ、それを習慣化する能力が慣用。
それには何らかの動機付け、インセンティブがキーになる。

ビジョンやそれに伴うゴールが必要なことはわかっている。
そのつなぎの「小さなジャンプ」をいつも模索する。
低位の欲求が満たされると、高位の欲求に移るような
単純な世界ではない。

元に戻るが賢者の言葉に触発されることもあるかもしれない。
データベース構築ではなく、触発を意識した行為なら
哲学は前向きに機能しそうだ。

スカーレットヨハンソンの何か言いたげな瞳に魅了されつつ。。

評価星3.5。

原っぱに、まるで粗大ゴミから拾ってきたような椅子やソファーを並べ、人々がたわいもない話に笑い声が響く。
まるで街全体が家族のような、そんなシーンが印象的だった。

幼い頃に去った街に、母の死をきっかけに戻り、２人の男と奇妙な共同生活を始める娘、パーシー。
街の人々の心に残る、母と幼いパーシーの思い出が、優しくパーシーを包み込む。お互いの弱い部分を認めながら、ひっそりと寄り添い支えていく街の人々の関係がまるで家族のように暖かかった。

奇妙な３人の共同生活のきつすぎず、緩すぎない緊張感が映画全体に漂い、終止観客を飽きさせなかった。ただし、終盤、原作の内容を詰め込むように、説明的な場面が続いて終わってしまうのは残念だった。

ともあれ、色合いの美しい映像といい、やさしい音楽といい、トラボルタの情けないトランクス姿といい、久々に素直に楽しめたハートウォーミングストーリーでした。

スカーレット・ヨハンソンがゴールデングローブ賞にノミネートされてた作品だったので観ました。

いつもスカ子さんの美貌にうっとりしています。
あの魔性の女的貫禄に関して言えば、右に出るものはいないと思うので毎回存在感だけで圧倒されています。

すごいですよね。

作品はまぁまぁだと思います。
感動作品にしたかったのでしょうが、そんなに感動出来るところがないかったです。

トラボルタの役はおいしかったと思うけどね。
これで彼の株はかなり上がったかと思います。

同居人の１人のガブリエル・マクトはかなりのイケ面！
久々のヒットですねぇ。