Ｓｈａｌｌ　ｗｅ　ダンス？

本当に素敵なお話です。
そこらへんにいるおじさんが、ある日社交ダンスに（というか素敵な女性に？）出会って、それにどんどんのめりこんでいく…というお話。
ウォーターボーイズのように、まだ何にも出会っていない少年がきらきらしていくのはもちろん美しいのだけれど、色々な毎日に押しつぶされそうになりながら頑張ってきたおじさんが、もう一度きらきらしだすっていうのは、胸の奥からじーんとくるものがあります。

ダンスとはいえ、素敵な女性に触れる瞬間、一人夜中に踊る背中、会社と家の往復では決して出会えなかっただろう人たち。
家族が「恥ずかしい」と言うのは、今観ると流石に時代を感じてしまうセリフですが…。

映画と小説ではラストが違うんですよー。中学生の時に小説を読んだのですが、小説は小説で、映像が浮かんでくるような素敵なラストでした。
どちらが好きかと言われれば、それは映画版の方が好きなのですが、制作の方が迷ったのはよーくわかります。

金曜ロードショーでよく放送していましたよね。だから私のイメージはお風呂上り、父と一緒にごろんとしながら観る映画なのです。今思えば、人生で初めて観た大人の映画だったのかもしれません。なんて幸運だったんでしょう。金曜ロードショーに感謝です。

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久しぶりに観ました。
草刈さんの台詞が
あまり旨くないのです。

でも
面白かった。

みんな若いね。

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　ハリウッド版と両方見ました。
　同じプロットの下、互いに異なる持ち味があってどちらも面白いですが、話の生かし方はやはり本家が上ですね。

　どこにでもいる働き蜂・社会の歯車の1つに過ぎないサラリーマン。
（この基本設定自体、アメリカでは理解不能なのかも。浮気も離婚も解雇も破産も、子供の教育的・犯罪的ドロップアウトも起きない家庭が、それだけ稀有で幸福ってこと？）
　凡庸そのものの彼が、よりによって舶来的で気障の極みに思われる、社交ダンスを習い始める。そんなミスマッチとペーソスが全編に徹底されていて、むず痒く笑わずにいられない。

　この笑いを引き起こすバランスは、彼がヒーローに届かないところにあると思う。まずダンスのステップが覚えられない。素晴らしいプロポーションが磨かれるが、発揮されるのは会社のボロい小便器前。豪雨をものともせず野外特訓に励むも、背中にはヘンな自作姿勢矯正具。
　しかもシュワッチ！と颯爽と変身できるわけもなく（米版では本気で颯爽としてしまう）、自分で駅のロッカーからコソコソと出してくる。まるで住宅展示場などに客寄せで登場する、背中にジッパーが見えてしまうウルトラマンだ。
　だからこそ観客は、汗臭そうなその背中を応援したくなってしまうのだろう。そして思うのだ。――3分間だけだったら自分も、夢に立ち向かえるかもしれない――と。

　ラストダンス。
　夢が叶う瞬間でも、安心して見ていられるのはそのせいだ。
　だってヒロインとブラックプールに飛んでいくためには、クレーン車とピアノ線が必要だものね。

年をとっても何かに夢中になれる、
愛を再確認できる、こんなのってとっても素敵です。
笑いもたっぷりで、豪華なキャストにも大満足です。
ストーリーはもちろんいいです。
泣ける箇所もあります、のでホロっときます。

家族の愛を感じることができます。

見ました。
面白いですね。

偶然見かけた女性が気になって彼女を探す主人公。そして行き着いた場所はダンス教室だった・・・
今まで縁のなかった社交ダンス何もかもが初めてで難しくて大変で。それでも彼女に会いたい為、通い続ける・・・
初めは『中年の男が社交ダンスなんて』という偏見を持っていた。でも気が付けばそんな考えはなくなり、ステップを覚える楽しさ人と踊る喜びを知った。
そして同じ頃、彼女の過去についても知ってしまう。


中身もよかったなー。
帰りが遅くなった主人公の奥さんが探偵を雇ったり、ダンスのおかげでトイレ中の姿勢が良くなったり・・・

もちろん最後の最後は感動のシーンが。
あなたもこれを見て Shall We ダンス？