０：３４　レイジ３４フン

　邦題タイトルからは『ソウ』系か『呪怨』系を想像してましたが、全然違いました。スプラッターものです。今のホラーブームに便乗すべく巧い邦題つけたなあ、と逆に感心してしまいました。
　そして観ているうちに「この監督、新人だな」という臭いがプンプンしてきました。やりたかったこと、ぜーんぶ詰め込みました！って感じで、スプラッタの技のデパートみたい。何だか監督の鼻息が伝わってくるような作品です。

　私はイギリスに行ったことがないのでわかりませんが、ロンドンの地下鉄って、深夜こんなに密室状態になっちゃうんですか？東京ではありえないので、この映画観た後も、地下鉄に乗るの全然恐くありません。

単なるスプラッタ。
ストーリーもありそうでないし、快楽で殺人を楽しんでいるわけでもないし。
ただ単に怖がらせるだけの映画。
コボルトみたいな全身ぼろぼろの人型のモンスターっぽいのが印象的。
大量のドブネズミも印象的。

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終電を逃したケイトが乗った電車は〜〜〜どこへ向かう〜。
→（え？もしかして非現実的な駅に到着するとかっ？そんでもって三角頭がっ？）
というサイレントヒル的な妄想を抱いてレンタルな私。
、、、あ、現実世界でした。あはは、早とちり。
個人的にはちょっとバイハザゲームな気分でした。
○○に乗る→イベント発生→○○室で入り口発見→次のステージへ、、、
頭がゲーム脳になってます。（笑）

私的には演出、ストーリー的にもう一捻り欲しいところだった。
もっと痛く！もっとグロく！もっと見せ場を！！
犯人像ていうかどんな形をしてるかっていうのが初めの方で見せちゃったのがちょっと残念だった。（全体像じゃなくて部分的に）
あーでもあの犯人像の場合、最初の方に見せておかないと後々なんだよぉ〜期待させといて〜となるかもだけど。
追われるカンジというのは結構雰囲気でてたかなぁ。
画づら的に地下鉄はNYの地下鉄？ぐらいきったないカンジの方が私的には嬉しい。
もうタンつばぺっぺで、黒いシミとかぶろんぶろんなぐらいの方が。（ある意味東京の地下鉄？いいですよねー配管具合とかあと電気の光が奥まで届いてないカンジとか）
とはいえ、後の方になると暗い雰囲気部分などはいいカンジ。
個人的にはケイトちゃんの”自分でやれよ！”的な部分に女の子さをカンジましたが、私もあの場にいたらあぁかもなぁーなので（あははは）
うーむ、、、、それにしてもラストが私的に、、あっけない。（しょうがないけど。）
でも2つエンディング収録してないって意味では進歩でしょうか。
そりなりってことで。

p.s.
ちなみにゲームsilent hill映画は2006年4/21（？）全米公開、、。いや、ファンとしては見たくないような（複雑）、、しかしながらファンは売り上げに貢献せねばならないのですね、、、うぅっ。

特典、なし。

広告の触れ込みが、イギリスでこの映画の後に地下鉄に乗れない人が急増。。。ホントカ。。。？イギリスの人って日本人よりも度胸座ってるのに。。。しかも主人公ドイツ人設定だし。。。

ストーリー導入部は、「何か」が始まる期待感バッチリ。。。
テンポ良くストーリー展開していくが、あまりにも都合が良いことばかりで怖さ半減。。。
欲を言えば「彼」の怖さをもっと体験したかった。。。ジェイソンばりに強かったし。。。もうちょっとがんばればジェイソンみたいにヒーローになれたのかもなぁ。。。

私の感覚ではヒロインは美人に映りませんでした。その為、登場早々に男にもてる振る舞いから、金で解決しようとする姿勢、嫌なことは人に押し付ける、失敗を人のせいにする等全てに拒否反応がでてしまいました。
ラストシーンで少しスカッとした気分になりましたが。。。