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人が死んだ時の“魂の重さ”をモチーフに、ひとつの心臓を巡って交錯する3人の男女の運命を描いた、ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロ共演作。ある交通事故を機に出会った3人の男女が、予想もしなかった結末へと導かれていく。<BR><BR><BR>余命一ヶ月と宣告され、心臓移植を待ちわびる大学教授のポール。それを知った妻は、彼が死ぬ前に子供が欲しいと申し出てくる。昔はヤクザな生活をしていた前科者のジャック。今は改心し信仰に篤く、クジで当たったトラックも神からの授かり物と信じ、貧しくも懸命に働きながら妻と2人の娘を養っている。かつてドラッグに溺れていたクリスティーナ。今ではその依存も絶ち、優しい夫と2人の娘と共に幸せに暮らしていた。そんな出会うはずのない3人の運命が、ある事故をきっかけに交わり、思いもよらぬ結末へと導かれていくのだった…。
製作年: |
2003年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
21 GRAMS |
受賞記録: |
2003年 ヴェネチア国際映画祭 男優賞
2003年 LA批評家協会賞 女優賞 |
監督: |
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ |
---|---|
製作: |
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 、 ロバート・サレルノ |
製作総指揮: |
テッド・ホープ 、 テッド・ホープ |
出演: |
ショーン・ペン 、 ナオミ・ワッツ 、 ベニチオ・デル・トロ 、 シャルロット・ゲンズブール 、 メリッサ・レオ 、 クレア・デュヴァル 、 ダニー・ヒューストン 、 ポール・カルデロン 、 エディ・マーサン |
脚本: |
ギジェルモ・アリアガ |
---|---|
撮影: |
ロドリゴ・プリエト 、 フォルトゥナート・プロコッピオ |
音楽: |
グスターヴォ サンタオライヤ 、 グスターボ・サンタオラヤ |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
124分 | 日本語・日本語吹替え用字幕 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PG-12 | AFD10746 | 2004年11月05日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
4枚 | 0人 | 1人 |
収録時間:
124分
字幕:
日本語・日本語吹替え用字幕
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
PG-12
記番:
AFD10746
レンタル開始日:
2004年11月05日
在庫枚数
4枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
1人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
124分 | 日本語・日本語吹替え用字幕 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PG-12 | AFD10746 | 2004年11月05日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
4枚 | 0人 | 1人 |
収録時間:
124分
字幕:
日本語・日本語吹替え用字幕
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
PG-12
記番:
AFD10746
レンタル開始日:
2004年11月05日
在庫枚数
4枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
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<<ラストシーンのネタバレがありますのでご注意下さい>>
アメリカでは昔、時系列を入れ替えて映画を作るのは禁じられていたそうな。
それが今じゃネコも杓子も時系列。
「メメント」を見たときはその脚本の妙に感激したものだが、こっちは時系列を入れ替える必要はなかったな。これだけ重いテーマを扱っているのだから、真正面から挑めばよかったのだ。粉々にして切り貼りしたために、テーマに対して正対する勇気が出なかったのではと変な勘ぐりもしたくなる。
ナオミ・ワッツとベニチオ・デル・トロの苦悩は(粉々の切り貼りにときおり邪魔されながらも)それでもストレートに迫ってくる。
しかし、ショーン・ペン演じる大学教授の行動がどうも見苦しい。
夫(と娘たち)を悲劇的に亡くした女性にあんな近づき方をしておいて、突然事情を明かしたりする。
「僕たちは出会う運命だったんだ」とかナントカ。なんと独善的で身勝手なんだろうと呆れた。
かと思えばクライマックスのシーン、無音のあと銃声が響いて、ショーン・ペンが左胸から血を流している。おいおいそこにあるのはだれの心臓だと思っているんだ、それをよくもナオミ・ワッツの目の前で!(しかし映画はそこんとこ不問でエンディングに突入。)
21gとかなんとかもういいよ、なトホホな気分になってしまった。
時系列に従って物語を描く道を選んでいたならば、重いテーマに真正面から挑んでいたならば、評価ももっと違ったのだが。
以前聞いた話では人が死んだ瞬間に減る体重は約100〜300gってことだったんですが、だれでもどの人もどーしても21gなんでしょうかね? ほんとかなあ。
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普通の映画と違い、視点をばらばらにするだけではなく、時系列までもごちゃごちゃになって進行する今作の完成度には驚いた。監督の名前を初めて聞いたときくらいびっくりした。ストレートに作っても決して簡単なストーリーではなく、深遠なるテーマを内包するだろう今作を更なる工夫を施し完成させた監督に映画に対しての親愛を感じた。
キャストもまた主演のみならず共に出演者全員が素晴らしかったように感じた。特筆すべきは二コール・キッドマンの親友であるナオミ・ワッツの躍進であろうか。「マルホランド・ドライブ」を見たときに名前を覚えた彼女がここまでメジャーな存在になろうとは。
音響においても臨機応変に場面場面にあったものを使っていて言うことなしだ。
この映画の構成をみて思い出したのは、かの有名なロシア映画の巨匠セルゲイ・エイゼンシュタインの「フィルム・フォーム」で述べられた、モンタージュ理論である。今作では3種類のものが使われているよう感じた。つまり、リズミック・モンタージュ、トナル・モンタージュ、インテレクチュアル・モンタージュである。この映画における画期的なアイデアを完璧なまでに使い込んでいる監督は数少ないのではないかと思った。残念ながら、監督の前作をみてないのでそちらの作品はどういう構成か知らないが見てみる価値は十分にありそうだと感じた。
最後に題名の21グラムについて。人が絶対に失う重さとされているもの。誰もが1度は考えるものであろう世界と時間。永遠を準拠として不可逆的に世界を考え、時間を考えてしまう人間にとって自分の存在極限において矮小にみえ、虚しくならざるを得ないものである。それでも人は存在している、それだからには喪失もつき物だ。だが同じ費えてしまうものでもその価値は、他人の命と知っているものの命では全く違うと考えてしまう
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ユーザーレビュー:173件
投稿日
2005/07/16
レビュアー
iuiu※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
<<ラストシーンのネタバレがありますのでご注意下さい>>
アメリカでは昔、時系列を入れ替えて映画を作るのは禁じられていたそうな。
それが今じゃネコも杓子も時系列。
「メメント」を見たときはその脚本の妙に感激したものだが、こっちは時系列を入れ替える必要はなかったな。これだけ重いテーマを扱っているのだから、真正面から挑めばよかったのだ。粉々にして切り貼りしたために、テーマに対して正対する勇気が出なかったのではと変な勘ぐりもしたくなる。
ナオミ・ワッツとベニチオ・デル・トロの苦悩は(粉々の切り貼りにときおり邪魔されながらも)それでもストレートに迫ってくる。
しかし、ショーン・ペン演じる大学教授の行動がどうも見苦しい。
夫(と娘たち)を悲劇的に亡くした女性にあんな近づき方をしておいて、突然事情を明かしたりする。
「僕たちは出会う運命だったんだ」とかナントカ。なんと独善的で身勝手なんだろうと呆れた。
かと思えばクライマックスのシーン、無音のあと銃声が響いて、ショーン・ペンが左胸から血を流している。おいおいそこにあるのはだれの心臓だと思っているんだ、それをよくもナオミ・ワッツの目の前で!(しかし映画はそこんとこ不問でエンディングに突入。)
21gとかなんとかもういいよ、なトホホな気分になってしまった。
時系列に従って物語を描く道を選んでいたならば、重いテーマに真正面から挑んでいたならば、評価ももっと違ったのだが。
以前聞いた話では人が死んだ瞬間に減る体重は約100〜300gってことだったんですが、だれでもどの人もどーしても21gなんでしょうかね? ほんとかなあ。
投稿日
2008/03/10
レビュアー
tyler※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
普通の映画と違い、視点をばらばらにするだけではなく、時系列までもごちゃごちゃになって進行する今作の完成度には驚いた。監督の名前を初めて聞いたときくらいびっくりした。ストレートに作っても決して簡単なストーリーではなく、深遠なるテーマを内包するだろう今作を更なる工夫を施し完成させた監督に映画に対しての親愛を感じた。
キャストもまた主演のみならず共に出演者全員が素晴らしかったように感じた。特筆すべきは二コール・キッドマンの親友であるナオミ・ワッツの躍進であろうか。「マルホランド・ドライブ」を見たときに名前を覚えた彼女がここまでメジャーな存在になろうとは。
音響においても臨機応変に場面場面にあったものを使っていて言うことなしだ。
この映画の構成をみて思い出したのは、かの有名なロシア映画の巨匠セルゲイ・エイゼンシュタインの「フィルム・フォーム」で述べられた、モンタージュ理論である。今作では3種類のものが使われているよう感じた。つまり、リズミック・モンタージュ、トナル・モンタージュ、インテレクチュアル・モンタージュである。この映画における画期的なアイデアを完璧なまでに使い込んでいる監督は数少ないのではないかと思った。残念ながら、監督の前作をみてないのでそちらの作品はどういう構成か知らないが見てみる価値は十分にありそうだと感じた。
最後に題名の21グラムについて。人が絶対に失う重さとされているもの。誰もが1度は考えるものであろう世界と時間。永遠を準拠として不可逆的に世界を考え、時間を考えてしまう人間にとって自分の存在極限において矮小にみえ、虚しくならざるを得ないものである。それでも人は存在している、それだからには喪失もつき物だ。だが同じ費えてしまうものでもその価値は、他人の命と知っているものの命では全く違うと考えてしまう
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