タンポポ / 山崎努
全体の平均評価点: (5点満点)
(56)
解説・ストーリー
初監督作品「お葬式」で高い評価を受けた伊丹十三の監督第2作目。タンクローリーの運転手が、さびれたラーメン屋を経営している美しい未亡人に惹かれるまま、そのラーメン屋を町一番の店にするまでを、他に13の食べ物にまつわるエピソードを織り交ぜて描く。出演は山崎努、宮本信子、役所広司、渡辺謙。タンクローリーの運転手ゴローとガンは、ふらりと来々軒というさびれたラーメン屋に入った。彼らにラーメンの味が今一つと指摘されてから、店の女主人タンポポは様々な協力を経ながら商売繁盛を夢見てラーメン作りに没頭する。
初監督作品「お葬式」で高い評価を受けた伊丹十三の監督第2作目。タンクローリーの運転手が、さびれたラーメン屋を経営している美しい未亡人に惹かれるまま、そのラーメン屋を町一番の店にするまでを、他に13の食べ物にまつわるエピソードを織り交ぜて描く。出演は山崎努、宮本信子、役所広司、渡辺謙。タンクローリーの運転手ゴローとガンは、ふらりと来々軒というさびれたラーメン屋に入った。彼らにラーメンの味が今一つと指摘されてから、店の女主人タンポポは様々な協力を経ながら商売繁盛を夢見てラーメン作りに没頭する。
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「タンポポ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
初監督作品「お葬式」で高い評価を受けた伊丹十三の監督第2作目。タンクローリーの運転手が、さびれたラーメン屋を経営している美しい未亡人に惹かれるまま、そのラーメン屋を町一番の店にするまでを、他に13の食べ物にまつわるエピソードを織り交ぜて描く。出演は山崎努、宮本信子、役所広司、渡辺謙。タンクローリーの運転手ゴローとガンは、ふらりと来々軒というさびれたラーメン屋に入った。彼らにラーメンの味が今一つと指摘されてから、店の女主人タンポポは様々な協力を経ながら商売繁盛を夢見てラーメン作りに没頭する。
「タンポポ」 の作品情報
「タンポポ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
タンポポの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
114分 |
日(大)日(小)英語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNBR1062 |
2004年12月20日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
16枚
|
4人
|
2人
|
タンポポの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
114分 |
日(大)日(小)英語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNBR1062 |
2004年12月20日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
16枚
|
4人
|
2人
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ユーザーレビュー:56件
伊丹十三監督の「無法松の一生」
結論から先にいいます。
これは伊丹十三監督の「無法松の一生」です。
ご存知のように、名作「無法松の一生」は、十三氏の父親、伊丹万作氏が脚本を書いた、氏の代表作です。
キネマ旬報の元編集長で、映画評論家の白井佳夫氏は、この映画の伝道師となって、日本全国、津々浦々で上映会を開いたほど、「無法松の一生」に惚れ込みました。
また、新国劇の当たり芝居として長く上演されました。
おそらくその繋がりで、ラーメン作法の先生が、新国劇の大友柳太朗さんになったのではないでしょうか。この作法のエピソードは東海林さだお氏の「ラーメン大好き」(新潮文庫:絶版)に収められています。
残念ながら大友柳太朗氏は、この映画を最後にお亡くなりになりました。
なぜ、これが「無法松」なのか。最初に閃いたのは、主役の山崎努さんの役名が「ゴロー」というところからです。「無法松」の主役は、荒くれ者で評判だった九州、小倉の人力車夫・富島松五郎。「ゴロー」はここからとったのでしょう。
そして、か弱い未亡人と幼い息子を下心なしに献身的に助けるスチュエーション。一本気な松五郎の心情は、タンクローリーの角に象徴されています。
「無法松」のクライマックス「暴れ太鼓の乱れ打ち」は、最初の安岡力也さん達との喧嘩シーンでしょう。
ゴローとタンポポの焼き肉屋での会話の中に「俺は冷たい男なのかもしれない」というセリフは、「無法松」の「奥さん、俺は穢ねえ…」というセリフに重なります。
ですから、西部劇のスタイルは上っ面だというparoleさんのご指摘は当然です。
この映画が出来て24年。すでに誰かが同じ事を言っているだろうと思い、自分で調べた範囲では心理学者の岸田秀氏が「伊丹十三の映画」という本のなかで父親を乗り越えて一人の大人となる過程であったという洞察以外にはありませんでした。
伊丹監督は、あるエッセイで、「無法松の一生」は、父親が自分たち子供に残した、遺言のようなものだったのではないかと書いています。
伊丹監督にとって父万作氏は尊敬し憧れる一つの峰だったのかもしれません。
おそらく、いずれ映画を作るということは、彼の予定表にあったのだと思います。
この映画は、そういう意味で、父親へのオマージュでもあり、自身の独立宣言だったのではないでしょうか。
今見ても「ラーメンガール」よりもラーメンは美味しそうですが、ラーメンに限らず食というもが第五感、さらに第六感を総動員して行うものだと教えられる、単なるグルメ(美食家)や食文化を超えた映画です。
食というものが視覚(主にラーメンや様々な食材)、嗅覚(藤田敏八氏の挿話)、聴覚(岡田茉莉子さんの挿話、そば屋)、触覚(役所さんと黒田さんのシーン、原泉さんのカマンベール)味覚(言わずもがな)そして想像力や知識(ワインの話、カキの少女、グルメの平社員など)、さらには欲(モチを詰まらせる老人)、最後は究極のコミュニケーションであり本能(母乳を飲む幼児)まで、人のあらゆる感覚や営みに関わっていることを思い知らされます。
そして、おいしいラーメンのつくり方や、オムレツのつくり方(伊丹監督が実演)まで、教養人・伊丹監督の、博識と造詣の深さに恐れ入ります。
本当に生き急がれたのが惜しまれる方でした。
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
皆さんお若い
いやぁ〜 皆さんお若い。
伊丹監督作品。うんうん。とうなづける作品でした。
ラーメン食べたくなりますよ。
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食と欲と生と。
ちゃんとした大人になって(?)初めて観ました。
幼い頃、学生の頃、TVで放送された時に数回観ましたが、ラーメンを食べたくなったことと時々入る刺激的なシーンにオロオロした記憶だけが残っていました。
久々に見ると、そこまで「うわぁー!美味しそうぅぅ!!」って興奮する程のラーメンではないんですね。。グルメ番組が増え、映像も良くなり、美味しそうなラーメンを画面で見る機会が増え、目が肥えたのでしょうか?
盛り込まれてる数々のエピソードは、どれも興味深く、「食」と「欲」は隣合わせで、それはどれも生きることの原点なんだなぁ・・と感じました。大人になってから観ると感じ方が違うものです。
改めて伊丹作品を観直してみようと思いました。
独特の作り方は今見ても新鮮でした。
今では大御所でいらっしゃる歴史に残る俳優さんたちが、若い日の姿でわんさか出ていて、懐かしくも感慨深くもありました。山崎努さんはいつの時代もかっこいいですね。日本人っぽくないな〜。
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人の生涯と食。 ★4
投稿日:2007/06/28
レビュアー:はぐはぐ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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ラーメン屋「タンポポ」の話をメインとして
サイドストーリーに 人生のあらゆる場面での「食」について
描かれている物語です。
接待の食事や、テーブルマナー教室、
人生最後の食事から 初デートの焼き肉
はたまた 食材を使ったエロシーンまで・・・。
人生、いろんなモノを口にします。
好きなモノ、おいしいもの、緊張の料理、高級料理、お袋の味。
初めて食べるモノから 毎日食べるものまで。
私が食べたことのないものを あなたは頻繁に口にしているかもしれないし、
私の大好物を あたなは食べたことがないかもしれない。
けれども、誰もが一度は口にして
そうして おそらくは もぅ二度と口にする事ができない食事。
赤ちゃんにおっぱいをあげるお母さん。
それが エンドロールに使われるシーンでした。
あぁ。これが私の「食」の始まりだったな。と。
とても すがすがしい気持ちになれました。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
『タンポポ』 その罪と罰
1985年公開の古い映画なのでストーリーを忘れてしまっている方もいらっしゃるでしょうから要約しますと
「大将に先立たれ 寂れたラーメン屋を営むタンポポ(宮本信子)に惹かれた男たちが、その店を繁盛させるために奮闘する姿をコミカルに描いた映画」
公開された当時は日本よりも欧米諸国での評価が高かった作品として有名です。
また西部劇の名作『シェーン』(山田洋二監督『遥かなる山の呼び声』がこの2年前に公開されており、刺激となったと思います)を題材にしており、興行の謳い文句が “ラーメンウエスタン”
(言語明瞭意味不明)と宣伝されていました。
今では“ラーメン”と言えば 日本の大衆食としてもっともポピュラーな食べ物になっています。しかし、22年前はお昼の軽食か飲んだ後の締めの食べ物もしくはインスタント食品に代表される手軽な非常食といったイメージが一般的でした。
欧米にまで日本の“ラーメン”を認知させたことは それだけでも大変な功績であったと思います。
一方“ラーメン”に対する間違ったウンチクを植え付けたことも事実です。たとえば 劇中で故加藤嘉氏演じる“センセイ”がラーメンの食べ方を指南していますが これがあたかも茶道における 作法のような印象を残してしまい “正統派ラーメン道”が存在するような誤解を招いてしまいました。本来大衆食であるラーメンに作法などあるはずもなく“好きなように食えばいい”のです。このことが 欧米人や一部の邦人に まるで「東洋(日本)の神秘、ラーメンの道を極める」みたいにおかしなことになってしまった。
それだけ影響力があったということは 映画に魅力があった証明でもあります。
★〓★〓★〓★〓★〓
以前にも触れましたが
伊丹十三記念館2007年5月15日オープン(愛媛県松山市)です。
2007年GWにオープンした「坂の上の雲ミュージアム」
とあわせて訪れてみたいです。
異例の 2009年秋から3年間に渡って放送される予定である
“NHKスペシャルドラマ”は今から楽しみです!
なんといっても私にとって“最高の小説家”故司馬遼太郎氏の中でも大好きな「坂の上の雲」ですから。
「竜馬がゆく」と「坂の上の雲」は中学生の息子に 高校に上がるまでには“絶対 読みなさい!”としている
最初の“親父の遺言?!”です。
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ユーザーレビュー
伊丹十三監督の「無法松の一生」
投稿日
2009/10/18
レビュアー
ムーン
結論から先にいいます。
これは伊丹十三監督の「無法松の一生」です。
ご存知のように、名作「無法松の一生」は、十三氏の父親、伊丹万作氏が脚本を書いた、氏の代表作です。
キネマ旬報の元編集長で、映画評論家の白井佳夫氏は、この映画の伝道師となって、日本全国、津々浦々で上映会を開いたほど、「無法松の一生」に惚れ込みました。
また、新国劇の当たり芝居として長く上演されました。
おそらくその繋がりで、ラーメン作法の先生が、新国劇の大友柳太朗さんになったのではないでしょうか。この作法のエピソードは東海林さだお氏の「ラーメン大好き」(新潮文庫:絶版)に収められています。
残念ながら大友柳太朗氏は、この映画を最後にお亡くなりになりました。
なぜ、これが「無法松」なのか。最初に閃いたのは、主役の山崎努さんの役名が「ゴロー」というところからです。「無法松」の主役は、荒くれ者で評判だった九州、小倉の人力車夫・富島松五郎。「ゴロー」はここからとったのでしょう。
そして、か弱い未亡人と幼い息子を下心なしに献身的に助けるスチュエーション。一本気な松五郎の心情は、タンクローリーの角に象徴されています。
「無法松」のクライマックス「暴れ太鼓の乱れ打ち」は、最初の安岡力也さん達との喧嘩シーンでしょう。
ゴローとタンポポの焼き肉屋での会話の中に「俺は冷たい男なのかもしれない」というセリフは、「無法松」の「奥さん、俺は穢ねえ…」というセリフに重なります。
ですから、西部劇のスタイルは上っ面だというparoleさんのご指摘は当然です。
この映画が出来て24年。すでに誰かが同じ事を言っているだろうと思い、自分で調べた範囲では心理学者の岸田秀氏が「伊丹十三の映画」という本のなかで父親を乗り越えて一人の大人となる過程であったという洞察以外にはありませんでした。
伊丹監督は、あるエッセイで、「無法松の一生」は、父親が自分たち子供に残した、遺言のようなものだったのではないかと書いています。
伊丹監督にとって父万作氏は尊敬し憧れる一つの峰だったのかもしれません。
おそらく、いずれ映画を作るということは、彼の予定表にあったのだと思います。
この映画は、そういう意味で、父親へのオマージュでもあり、自身の独立宣言だったのではないでしょうか。
今見ても「ラーメンガール」よりもラーメンは美味しそうですが、ラーメンに限らず食というもが第五感、さらに第六感を総動員して行うものだと教えられる、単なるグルメ(美食家)や食文化を超えた映画です。
食というものが視覚(主にラーメンや様々な食材)、嗅覚(藤田敏八氏の挿話)、聴覚(岡田茉莉子さんの挿話、そば屋)、触覚(役所さんと黒田さんのシーン、原泉さんのカマンベール)味覚(言わずもがな)そして想像力や知識(ワインの話、カキの少女、グルメの平社員など)、さらには欲(モチを詰まらせる老人)、最後は究極のコミュニケーションであり本能(母乳を飲む幼児)まで、人のあらゆる感覚や営みに関わっていることを思い知らされます。
そして、おいしいラーメンのつくり方や、オムレツのつくり方(伊丹監督が実演)まで、教養人・伊丹監督の、博識と造詣の深さに恐れ入ります。
本当に生き急がれたのが惜しまれる方でした。
皆さんお若い
投稿日
2008/11/22
レビュアー
はる
いやぁ〜 皆さんお若い。
伊丹監督作品。うんうん。とうなづける作品でした。
ラーメン食べたくなりますよ。
食と欲と生と。
投稿日
2008/06/26
レビュアー
いぬこ
ちゃんとした大人になって(?)初めて観ました。
幼い頃、学生の頃、TVで放送された時に数回観ましたが、ラーメンを食べたくなったことと時々入る刺激的なシーンにオロオロした記憶だけが残っていました。
久々に見ると、そこまで「うわぁー!美味しそうぅぅ!!」って興奮する程のラーメンではないんですね。。グルメ番組が増え、映像も良くなり、美味しそうなラーメンを画面で見る機会が増え、目が肥えたのでしょうか?
盛り込まれてる数々のエピソードは、どれも興味深く、「食」と「欲」は隣合わせで、それはどれも生きることの原点なんだなぁ・・と感じました。大人になってから観ると感じ方が違うものです。
改めて伊丹作品を観直してみようと思いました。
独特の作り方は今見ても新鮮でした。
今では大御所でいらっしゃる歴史に残る俳優さんたちが、若い日の姿でわんさか出ていて、懐かしくも感慨深くもありました。山崎努さんはいつの時代もかっこいいですね。日本人っぽくないな〜。
人の生涯と食。 ★4
投稿日
2007/06/28
レビュアー
はぐはぐ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
ラーメン屋「タンポポ」の話をメインとして
サイドストーリーに 人生のあらゆる場面での「食」について
描かれている物語です。
接待の食事や、テーブルマナー教室、
人生最後の食事から 初デートの焼き肉
はたまた 食材を使ったエロシーンまで・・・。
人生、いろんなモノを口にします。
好きなモノ、おいしいもの、緊張の料理、高級料理、お袋の味。
初めて食べるモノから 毎日食べるものまで。
私が食べたことのないものを あなたは頻繁に口にしているかもしれないし、
私の大好物を あたなは食べたことがないかもしれない。
けれども、誰もが一度は口にして
そうして おそらくは もぅ二度と口にする事ができない食事。
赤ちゃんにおっぱいをあげるお母さん。
それが エンドロールに使われるシーンでした。
あぁ。これが私の「食」の始まりだったな。と。
とても すがすがしい気持ちになれました。
『タンポポ』 その罪と罰
投稿日
2007/05/13
レビュアー
徒然蜜柑白書
1985年公開の古い映画なのでストーリーを忘れてしまっている方もいらっしゃるでしょうから要約しますと
「大将に先立たれ 寂れたラーメン屋を営むタンポポ(宮本信子)に惹かれた男たちが、その店を繁盛させるために奮闘する姿をコミカルに描いた映画」
公開された当時は日本よりも欧米諸国での評価が高かった作品として有名です。
また西部劇の名作『シェーン』(山田洋二監督『遥かなる山の呼び声』がこの2年前に公開されており、刺激となったと思います)を題材にしており、興行の謳い文句が “ラーメンウエスタン”
(言語明瞭意味不明)と宣伝されていました。
今では“ラーメン”と言えば 日本の大衆食としてもっともポピュラーな食べ物になっています。しかし、22年前はお昼の軽食か飲んだ後の締めの食べ物もしくはインスタント食品に代表される手軽な非常食といったイメージが一般的でした。
欧米にまで日本の“ラーメン”を認知させたことは それだけでも大変な功績であったと思います。
一方“ラーメン”に対する間違ったウンチクを植え付けたことも事実です。たとえば 劇中で故加藤嘉氏演じる“センセイ”がラーメンの食べ方を指南していますが これがあたかも茶道における 作法のような印象を残してしまい “正統派ラーメン道”が存在するような誤解を招いてしまいました。本来大衆食であるラーメンに作法などあるはずもなく“好きなように食えばいい”のです。このことが 欧米人や一部の邦人に まるで「東洋(日本)の神秘、ラーメンの道を極める」みたいにおかしなことになってしまった。
それだけ影響力があったということは 映画に魅力があった証明でもあります。
★〓★〓★〓★〓★〓
以前にも触れましたが
伊丹十三記念館2007年5月15日オープン(愛媛県松山市)です。
2007年GWにオープンした「坂の上の雲ミュージアム」
とあわせて訪れてみたいです。
異例の 2009年秋から3年間に渡って放送される予定である
“NHKスペシャルドラマ”は今から楽しみです!
なんといっても私にとって“最高の小説家”故司馬遼太郎氏の中でも大好きな「坂の上の雲」ですから。
「竜馬がゆく」と「坂の上の雲」は中学生の息子に 高校に上がるまでには“絶対 読みなさい!”としている
最初の“親父の遺言?!”です。
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