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MINAMATA―ミナマタ―

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MINAMATA―ミナマタ― / ジョニー・デップ

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準新作

ジャンル :

「MINAMATA―ミナマタ―」 の解説・あらすじ・ストーリー

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準新作

解説・ストーリー

伝説のフォトジャーナリスト、ユージン・スミスが、3年に渡って日本に滞在し、公害病である水俣病に苦しむ人々を取材した実話をジョニー・デップ主演で映画化した伝記ドラマ。共演は真田広之、國村隼、美波。監督は画家や彫刻家としても活躍し、本作が長編監督2作目のアンドリュー・レヴィタス。1971年、ニューヨーク。アメリカを代表する世界的写真家ユージン・スミスの前に日本語の通訳として現れた女性アイリーン。彼女は日本の水俣市で、工場から海に捨てられている有害物質が多くの人々を苦しめている現実を、あなたの写真で世界に伝えてほしいと訴える。水俣の惨状に心を痛め、現地での取材を開始するユージンだったが…。 JAN:4532612153455

「MINAMATA―ミナマタ―」 の作品情報

作品情報

製作年:

2020年

原題:

MINAMATA

「MINAMATA―ミナマタ―」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち

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ユーザーレビュー:25件

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21〜 25件 / 全25件

ジョニーデップ脱帽

投稿日:2022/02/19 レビュアー:双葉三十郎

テーマが深刻なので俳優が負けてもよさそうなのにジョニーデップの存在感が凄い。なにか彼の個性が出ているとか、そういうことでなく役にすっかりむ溶け込んでいるところが凄いと思う。
特に日本人が混じった映画では米人俳優は悪目立ちしがちなのに、そういうところも全くない。
彼の映画に駄作無し。

このレビューは気に入りましたか? 2人の会員が気に入ったと投稿しています

写真が見せる真実

投稿日:2022/02/17 レビュアー:じゃじゃまる

ジョニーディップ主演「MINAMATA」を見ました


酒におぼれる伝説の写真家ユージンスミスはある日、アイリーンと名乗る女性から水俣市のチッソ工場が海に流す有害物質に苦しむ人々の写真を撮ってほしいと頼まれるが。。

いや〜最初のユージンが、あまり最近いい評判のないジョニーディップと重なっちゃって(コレコレ

私が子供のころにすでに教科書で「水俣病」として載っていまして、猫が歩くときにこけるとか、神経系が侵されるということは解明されていました

この映画では、チッソ工場から出る有害物質が原因というのはわかってて、その補償を勝ち取るまでの住民運動をユージンのカメラを通して描かれます

日本側のキャストは真田広之、國村準、浅野忠信、加瀬亮です。

ユージンのカメラの合間に、当時の新聞記事、写真、猫に魚を食べさせたときにおこる現象がビデオになってて、それを挿入しています(なんかこの映像、テレビで見たことあるかも。。)

発症当時は、「遺伝」「伝染病」と言われてたらしく、結構差別的なこともあり、
チッソ工場誘致のおかげで雇用も生まれたため、このあたりの微妙な住民の感情もちょいちょい描かれていました。

胎児性発症(だったかな?)胎盤を通してチッソが体内の子供に取り込まれてしまい、生まれたときから、、という子供たちも多かったようです。
これは現在も水俣病認定で、争点になっているようです。NHKで、認定が厳しくなったとかいうのを特集していました

ユージンは、興味本位で写真を撮るのではなく、写真を撮ることは、こちらの心も削る、という信念のもとに、患者家族ととともに暮らし、写真を撮ります

それがアメリカの有名雑誌に掲載され(このあたりのやり取りも映画で描かれています)、賠償金支払いを企業に決断させるきっかけになります

企業側の、ユージンの写真現像室の焼き討ち、患者家族への強制捜査(まあ嫌がらせですな)とかも描いています。
途中、ユージンの心も折れて帰国しようとしますが、それでも写真を撮り続けていく様子を描いていました

ユージンも立ち直りつつあったんですね。

エンドロールで、世界の公害被害を字幕でだすのですが、こんなにあるんだーと思いました

怖かったのが水道管の鉛中毒。どこの国だったっけな?だれが被害者になってもおかしくないじゃないか。。。

安全が当たり前になってほしいと思いましたね

しかし、ジョニーディップ、うまいな〜〜。ぱっと見、実はディップってわかりません・
容姿を本人(ユージン氏)に似せているせいもありますけど、でも彼ってやっぱりうまいなーー

と言いつつ、実は私はパイレーツオブカビリアン、見てないんですけどね(笑



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「 真実を偏見にさせよう 」

投稿日:2022/02/04 レビュアー:ロキュータス

 ( ネタばれあり )   
 画家で言えばダ・ヴィンチの「 モナリザ 」、ゴッホの「 ひまわり 」のように、報道写真家にもロバート・キャパ「 崩れ落ちる兵士 」沢田教一「 安全への逃避 」など代表作と言える作品があります。
 ユージン・スミスの場合は水俣病を取材した「 入浴する智子と母 」であり、本作は彼がそれを撮るまでの日々を描いています。

所載されている写真集「 MINAMATA 」に感銘を受けたジョニー・デップが映画化を希望し、製作と主演を兼ね、監督にアンドリュー・レヴィタスを指名。
 ユージンの元妻で写真集の共同著者で著作権を持つあったアイリーン・美緒子・スミスには、今までも水俣病の患者たちとその闘いの映画化のオファーは話はありましたが、重く難しい題材で実現しませんでした。
今回本格的な取り組みを見て、世界中の多くの人に伝えられるという期待と、事実を歪曲されないかとの不安もあったが、彼女は制作に協力することにしました。

 ジョニー・デップも力演もさることながら、日本人キャストの真田広之、浅野忠信、加瀬亮、國村隼そしてアイリーン役の美波そして「LIFE」誌の編集長役のビル・ナイ( ジョニー・デップとは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで共演)がすばらしい。
 撮影はブノワ・ドゥルーム( 『青いパパイアの香り』『こわれゆく世界の中で』など)
音楽は坂本龍一。
 
 レビュータイトルの「 真実を偏見にさせよう 」というのは、ユージン・スミスが1971年に開いた回顧展のタイトル「 Let truth be the prejudice 」の日本語訳。
 反語的表現ですが、人は誰しも主観的にものを見るものであり、完全に公正中立な客観性などありえないのに意識するあまり、ジャーナリストが対象に踏み込まず、おのれの視点や直観に責任を持つのをおろそかにすることへの戒めの言葉と思います。

 写真集「MINAMATA」の冒頭の言葉。
In dedeication to those who do not take the past as proof against the future
「 過去の過ちをもって未来に絶望しない人々に捧げる 」という日本語訳は、修飾されたかなりの意訳だとは思いますが、本作を観て通じるものを感じます。
本作は、人生にも仕事にも、そして何より自分自身に絶望した一人の男の再生の物語でもあります。

いつもながら町山智浩氏のネットで読めるレビューでの解説は参考になりましたし、そこで紹介されていた石井妙子・著「魂を撮ろう ユージン・スミスとアイリーンの水俣 」を読んでみたいと思います。

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水俣病で苦しむ住民たちに寄り添う写真家がいた

投稿日:2022/02/03 レビュアー:飛べない魔女

ジョニー・デップ、素晴らしかったです。
本物のユージン・スミスさん(写真ですけど)に良く似せています。
奥様(後に離婚)のアイリーンさんも綺麗な方で似ていますね。
実際には水俣に3年もの間暮らして写真を撮り続けたそうです。

写真は撮る方にも魂が移る
だから敬意をもってシャッターを押すのだ、というユージンさん。
戦争中に負った傷の後遺症やアルコール中毒症でもあった彼が
水俣病で苦しむ住民たちに心を寄せていく様が感動的でした。
ライフ誌に掲載されたことで、企業側を動かした写真には
心が震えて、鼻の奥がツーンとなりました。
ユージンさんの魂が込められた渾身の一枚です。

世界にはどれだけ企業がもたらした公害が多いのかと
最後は絶句してしまいました。
地味な作品ではありますが
万人に見て頂きたい真摯な作品です。

このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

ジョニー・デップが、水俣病を世界に発信した写真家を熱演!

投稿日:2022/01/31 レビュアー:アーモンド

2020年(アメリカ)。監督:アンドリュー・レヴィタス。
主役の写真家ユージン・スミス(1918年ー1978年)をジョニー・デップが
渾身の自然体で演じました。

水俣病とは、新日本窒素肥料(現・チッソ)という会社が、肥料を作る工程で使用した水銀の成分の
残量を工場廃液として熊本県の水俣湾に垂れ流していた。
水俣湾で獲れた魚介類を食べた人や猫に、激しい中枢神経疾患を引き起こした。
それが水俣病である。

1971年。有名だが落ちぶれてた写真家ユージン・スミスは、
日系の若い女性アイリーンから、
水俣病の取材と撮影を頼めないかとの依頼を受ける。
スミスは「ライフ誌」の編集長ロバート(ビル・ナイ)に掛け合い、
写真を掲載することを約束させる。

実際にスミスとアイリーンは来日して3年間の月日を水俣で過ごして、
住民とコミニュケーションをとり、
地域に溶け込んでいきます。
激しい麻痺症状の患者を撮影することは家族の同意が得られず難航します。
しかしユージン・スミスには水俣病患者への深い同情と共感があり、
家族を晒し者にしたがらない人々の、頑なな心を解きほぐして行きます。
彼は被写体の同意を得ずに撮影することは決してありませんでした。
思いやりと敬意を持って、シャターを押す人でした。

しかしながら、ユージン・スミスは欠点の多い人です。
アルコール依存症だし、妻子は捨てるし、借金まみれだし、どうしょうもないけれど、
「写真家は被写体を写すことで、自分の魂の一部を失う」
その魂の欠落が彼を苦しめていたのかも知れません。

「1000の言葉より、一枚の写真」
ユージンの「入浴する智子と母」の写真。
この一枚は水俣病の現実と恐怖そして摘発・抗議・・・
全てを網羅してあまりある一枚です。

ジョニー・デップがこの役を演じたことと、監督・日本人俳優・スタッフ一同に、
敬意と感謝を捧げます。

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21〜 25件 / 全25件

MINAMATA―ミナマタ―

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ジョニーデップ脱帽

投稿日

2022/02/19

レビュアー

双葉三十郎

テーマが深刻なので俳優が負けてもよさそうなのにジョニーデップの存在感が凄い。なにか彼の個性が出ているとか、そういうことでなく役にすっかりむ溶け込んでいるところが凄いと思う。
特に日本人が混じった映画では米人俳優は悪目立ちしがちなのに、そういうところも全くない。
彼の映画に駄作無し。

写真が見せる真実

投稿日

2022/02/17

レビュアー

じゃじゃまる

ジョニーディップ主演「MINAMATA」を見ました


酒におぼれる伝説の写真家ユージンスミスはある日、アイリーンと名乗る女性から水俣市のチッソ工場が海に流す有害物質に苦しむ人々の写真を撮ってほしいと頼まれるが。。

いや〜最初のユージンが、あまり最近いい評判のないジョニーディップと重なっちゃって(コレコレ

私が子供のころにすでに教科書で「水俣病」として載っていまして、猫が歩くときにこけるとか、神経系が侵されるということは解明されていました

この映画では、チッソ工場から出る有害物質が原因というのはわかってて、その補償を勝ち取るまでの住民運動をユージンのカメラを通して描かれます

日本側のキャストは真田広之、國村準、浅野忠信、加瀬亮です。

ユージンのカメラの合間に、当時の新聞記事、写真、猫に魚を食べさせたときにおこる現象がビデオになってて、それを挿入しています(なんかこの映像、テレビで見たことあるかも。。)

発症当時は、「遺伝」「伝染病」と言われてたらしく、結構差別的なこともあり、
チッソ工場誘致のおかげで雇用も生まれたため、このあたりの微妙な住民の感情もちょいちょい描かれていました。

胎児性発症(だったかな?)胎盤を通してチッソが体内の子供に取り込まれてしまい、生まれたときから、、という子供たちも多かったようです。
これは現在も水俣病認定で、争点になっているようです。NHKで、認定が厳しくなったとかいうのを特集していました

ユージンは、興味本位で写真を撮るのではなく、写真を撮ることは、こちらの心も削る、という信念のもとに、患者家族ととともに暮らし、写真を撮ります

それがアメリカの有名雑誌に掲載され(このあたりのやり取りも映画で描かれています)、賠償金支払いを企業に決断させるきっかけになります

企業側の、ユージンの写真現像室の焼き討ち、患者家族への強制捜査(まあ嫌がらせですな)とかも描いています。
途中、ユージンの心も折れて帰国しようとしますが、それでも写真を撮り続けていく様子を描いていました

ユージンも立ち直りつつあったんですね。

エンドロールで、世界の公害被害を字幕でだすのですが、こんなにあるんだーと思いました

怖かったのが水道管の鉛中毒。どこの国だったっけな?だれが被害者になってもおかしくないじゃないか。。。

安全が当たり前になってほしいと思いましたね

しかし、ジョニーディップ、うまいな〜〜。ぱっと見、実はディップってわかりません・
容姿を本人(ユージン氏)に似せているせいもありますけど、でも彼ってやっぱりうまいなーー

と言いつつ、実は私はパイレーツオブカビリアン、見てないんですけどね(笑



「 真実を偏見にさせよう 」

投稿日

2022/02/04

レビュアー

ロキュータス

 ( ネタばれあり )   
 画家で言えばダ・ヴィンチの「 モナリザ 」、ゴッホの「 ひまわり 」のように、報道写真家にもロバート・キャパ「 崩れ落ちる兵士 」沢田教一「 安全への逃避 」など代表作と言える作品があります。
 ユージン・スミスの場合は水俣病を取材した「 入浴する智子と母 」であり、本作は彼がそれを撮るまでの日々を描いています。

所載されている写真集「 MINAMATA 」に感銘を受けたジョニー・デップが映画化を希望し、製作と主演を兼ね、監督にアンドリュー・レヴィタスを指名。
 ユージンの元妻で写真集の共同著者で著作権を持つあったアイリーン・美緒子・スミスには、今までも水俣病の患者たちとその闘いの映画化のオファーは話はありましたが、重く難しい題材で実現しませんでした。
今回本格的な取り組みを見て、世界中の多くの人に伝えられるという期待と、事実を歪曲されないかとの不安もあったが、彼女は制作に協力することにしました。

 ジョニー・デップも力演もさることながら、日本人キャストの真田広之、浅野忠信、加瀬亮、國村隼そしてアイリーン役の美波そして「LIFE」誌の編集長役のビル・ナイ( ジョニー・デップとは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで共演)がすばらしい。
 撮影はブノワ・ドゥルーム( 『青いパパイアの香り』『こわれゆく世界の中で』など)
音楽は坂本龍一。
 
 レビュータイトルの「 真実を偏見にさせよう 」というのは、ユージン・スミスが1971年に開いた回顧展のタイトル「 Let truth be the prejudice 」の日本語訳。
 反語的表現ですが、人は誰しも主観的にものを見るものであり、完全に公正中立な客観性などありえないのに意識するあまり、ジャーナリストが対象に踏み込まず、おのれの視点や直観に責任を持つのをおろそかにすることへの戒めの言葉と思います。

 写真集「MINAMATA」の冒頭の言葉。
In dedeication to those who do not take the past as proof against the future
「 過去の過ちをもって未来に絶望しない人々に捧げる 」という日本語訳は、修飾されたかなりの意訳だとは思いますが、本作を観て通じるものを感じます。
本作は、人生にも仕事にも、そして何より自分自身に絶望した一人の男の再生の物語でもあります。

いつもながら町山智浩氏のネットで読めるレビューでの解説は参考になりましたし、そこで紹介されていた石井妙子・著「魂を撮ろう ユージン・スミスとアイリーンの水俣 」を読んでみたいと思います。

水俣病で苦しむ住民たちに寄り添う写真家がいた

投稿日

2022/02/03

レビュアー

飛べない魔女

ジョニー・デップ、素晴らしかったです。
本物のユージン・スミスさん(写真ですけど)に良く似せています。
奥様(後に離婚)のアイリーンさんも綺麗な方で似ていますね。
実際には水俣に3年もの間暮らして写真を撮り続けたそうです。

写真は撮る方にも魂が移る
だから敬意をもってシャッターを押すのだ、というユージンさん。
戦争中に負った傷の後遺症やアルコール中毒症でもあった彼が
水俣病で苦しむ住民たちに心を寄せていく様が感動的でした。
ライフ誌に掲載されたことで、企業側を動かした写真には
心が震えて、鼻の奥がツーンとなりました。
ユージンさんの魂が込められた渾身の一枚です。

世界にはどれだけ企業がもたらした公害が多いのかと
最後は絶句してしまいました。
地味な作品ではありますが
万人に見て頂きたい真摯な作品です。

ジョニー・デップが、水俣病を世界に発信した写真家を熱演!

投稿日

2022/01/31

レビュアー

アーモンド

2020年(アメリカ)。監督:アンドリュー・レヴィタス。
主役の写真家ユージン・スミス(1918年ー1978年)をジョニー・デップが
渾身の自然体で演じました。

水俣病とは、新日本窒素肥料(現・チッソ)という会社が、肥料を作る工程で使用した水銀の成分の
残量を工場廃液として熊本県の水俣湾に垂れ流していた。
水俣湾で獲れた魚介類を食べた人や猫に、激しい中枢神経疾患を引き起こした。
それが水俣病である。

1971年。有名だが落ちぶれてた写真家ユージン・スミスは、
日系の若い女性アイリーンから、
水俣病の取材と撮影を頼めないかとの依頼を受ける。
スミスは「ライフ誌」の編集長ロバート(ビル・ナイ)に掛け合い、
写真を掲載することを約束させる。

実際にスミスとアイリーンは来日して3年間の月日を水俣で過ごして、
住民とコミニュケーションをとり、
地域に溶け込んでいきます。
激しい麻痺症状の患者を撮影することは家族の同意が得られず難航します。
しかしユージン・スミスには水俣病患者への深い同情と共感があり、
家族を晒し者にしたがらない人々の、頑なな心を解きほぐして行きます。
彼は被写体の同意を得ずに撮影することは決してありませんでした。
思いやりと敬意を持って、シャターを押す人でした。

しかしながら、ユージン・スミスは欠点の多い人です。
アルコール依存症だし、妻子は捨てるし、借金まみれだし、どうしょうもないけれど、
「写真家は被写体を写すことで、自分の魂の一部を失う」
その魂の欠落が彼を苦しめていたのかも知れません。

「1000の言葉より、一枚の写真」
ユージンの「入浴する智子と母」の写真。
この一枚は水俣病の現実と恐怖そして摘発・抗議・・・
全てを網羅してあまりある一枚です。

ジョニー・デップがこの役を演じたことと、監督・日本人俳優・スタッフ一同に、
敬意と感謝を捧げます。

21〜 25件 / 全25件