素晴らしきかな、人生

娘を亡くした男の再生の物語ですが、かなり無理な設定があります。そこは「寓話」と割り切って観ていく必要があると思いますが、ただそれぞれのセリフが深いです。
「愛と時間と死」というキーワードが出てきますが、なるほどなと考えさせられました。
自らが愛を見つけ、支えられ時間や死を乗り越えていく、テーマが明確でいい作品でした。

デビッド・フランケル監督、 ウィル・スミス 、 エドワード・ノートン 、 キーラ・ナイトレイ …豪華な俳優陣が彩りを添える。圧巻の存在感でみていて楽しいんだけど、それだけかなぁ。
ところどころにいいシーンはありつつ、新しさがないというか。つまらなくはないけど、
どこかで聞いたことのある台詞や、どこかでみたことのあるシーンの繰り返し。

悪くないけど、リピートしてみたくなるほどの感動もなかった。

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素晴らしきかな、人生

ニューヨーク州

広告会社の社長（スミス）。最愛の6歳の娘を無くし、仕事をしなくなってしまった。

顧客が減ってしまい、ナンバー2の男（ノートン）が探偵を雇い同僚（ケイト）と社長の行動を分析し、やむおえず解雇する作戦を考える。

役者に協力してもらい、社長をうまく騙す計画をする。

傾いた会社の幹部達は仕事を元に戻せるのか？
社長はどん底から這い上がれるのか？
みんなが幸せになれるのか？

◎79C点。かなり面白かったですが、冷静に考えると減点する所も多かったかな？







◎ネタバレ保管記憶用

幹部の作戦でやむおえず、役者を雇い社長を解雇する作戦を企てる。


社長は会社解雇を認め通っていたセラピーコミュニティのリーダー（ハリスさん）に会いに行く。

そのリーダーは自分の妻だった事を思い出す社長！

★彡まさかの展開ですが実は子供が死別し、離婚した妻がコミニュティのリーダーだった！
社長は子供の死で妻すらも忘れていた！

★彡イマイチ突っ込みたくなる話ですけどね。

社長とリーダーはまた元の鞘に戻る。

社長を見事に霊的な物に見せる事が出来た3人は実は本当に霊だった！

★彡ぶっちゃけ、この霊達にはうるうるしましたが、社長が妻に気が付かないのには無理があると思ってしまった。ここは減点⤵


◎ツッコミポイント

こんな困難の状態で社長が会社に出勤してるのが不自然に思えた。
★彡ドミノに5日って（笑）

幹部3人のサブストーリーが薄く無理やり差し込んだ印象。


コミニュティの集まりで子供の名前すら言えない社長にもイマイチ無理がある印象。

コミニュティの女性を自分の妻だと思い出せないのも無理があるし、自分だったら物凄くショック！

クリスマス気分も全くなし！





◎良かった点。
霊的な役を演じた優しい幽霊は良かった。
本当に良かった

ラストの演出は要らなかったと思う。
そこまでは夫婦を取り戻すまでのお互いの努力と縁に見えていたのに、最後の最後でファンタジー
みたいに見えて、ちんけな感じに思えてしまいました

広告代理店の社長のハワード（ウィル・スミス）は６歳の娘を亡くして以来、仲間とも口を閉ざし仕事も会社でドミノを並べる日々を送っていた。
会社の危機を乗り切る為に買収問題も起こる。

彼が実質社長としての仕事をしていなくて精神的に可笑しくなっている事を証明する為に劇団員を雇い、彼の心の闇を明らかにしようとする。

愛・時間・死それぞれが神の様に現れて彼と対話する。

ん〜実際に子供を亡くした人も時間と言う薬で癒され治る事は無い傷を少しずつ癒していってるのだと思う。
ハワードがカウンセリングの会に自ら参加する事が出来て良かったと思っていました。
ラストで一気に話が繋がりスッキリしました（笑）