ゼロ・ダーク・サーティ

ブラックホークの墜落はメーンローターが起こす下降流に機体が入り込んで降下し、浮き上がらなかったのが原因（突入に向けての模擬演習では邸宅を取囲む高い壁を金網フェンスで見立てていたので、ヘリが生みだす下降気流が金網を通ってスムーズに流れ乱気流が発生せず問題なかった）らしい、とネット等で情報を得ていたので映画の中でもそんなことを含め、模擬演習〜実戦に至るまでをドラマ仕立て風に盛り込んでいるのかなと思い、ソソクサと観に行ったものですが映画のほうでもはっきりさせていませんでしたね。
まあ、当時言われたステルス仕様のブラックホーク（忠実に再現されてるんかな？）が、“あ〜、こういう格好やったんか”、軍用シェパード犬も行動を共にするんや、4眼の暗視ゴーグル・・・等、暗がりの中でもちょこっと気になるところがありましたね。

それにしてもパキスタン軍士官学校（1.5km先）の近くとはね、当時の学校の様子を知りたいし観たいところですが、生半可な再現ドラマにすると洒落にならんでしょうね。
さらにパキスタン政府を怒らすことになるもんね。

一概に比較は出来ませんが、CIA 対テロ集団の闘い題材にしたものでは「ワールド・オブ・ライズ」（ディカプリオ主演）もありましたが、あちらの方はCIA上層部とディカプリオ現地工作員や地元協力員との様子、他の情報機関（ヨルダン情報局）との駆け引き・諜報活動の違い（ハイテクvs人間）、異人（異文化・異教徒）への尊厳等メリハリがあり、そして何より傲慢で胡散臭いCIA上司のラッセル・クロウが如何にも今のアメリカを代表しているみたいな描き方をしていたので痛快だったんですけどね。
本作品は長尺にも拘わらず何か感情論的な部分が大半だったような気がしました。

最近「アルゴ」、本作の「ゼロ・ダーク・・」と政府の裏側を覗けるような作品が続いてるハリウッド映画界に、今度はイランアメリカ大使館人質で起きたもう一つの事件、軍の主導権争いで作戦が失敗しデルタフォースの存在が世に知れることとなったと言われる”イーグルクロー作戦”を題材にしたアクション・エンターテインメント大作を作って欲しいと願います。

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９.１１の後、
ビンラディンの行方を追い続けるCIAを描いた映画。

とにかく、時間が、時が、サクサク飛ぶ。
長〜い時をコンパクトに…
要所、要所を、あっさり、ザックリと……。

何だか、事件やテロを、時系列で見せられただけのような…。

あるCIA女性が主人公っぽく描かれてるけど、
ちっとも主人公という気がしない。
彼女がどう行動したか、どういう気持だったのか…とか、
まるっきりボヤケて展開していくからだ。
どの事件にも、なんとなく関与してます…みたいな…
実に、ボヤッとした人物像。
ただ、いるだけ…、おかれてるだけのような…そんな感じ。

ボヤけた主役を軸に、ザックリ描かれた内容…。
ちょっとだけ内部から描いてみました程度のストーリー。

う〜ん…
事実なのに、事実じゃないような……

とんでもなく膨大な年月、複雑な想いを…
あっさり、上っ面の出来事だけでまとめられちゃったような…

何の想いもこもっていない、
ひどく空っぽの映画を見た気分。

まるで本物のような臨場感あるれる場面の連続で観ているこちらまで
緊張しまくりました。
主演の人も良かったです。

面白いけど・・なんか面白いとは違うのか(;´Д`)
なんか難しいな〜
その現場にいるような臨場感と緊迫感はすごかったが
ストーリー的にはちょっと中だるみが気になったかな(´∩｀。)
私はハート・ロッカーの方が好みの映画でしたね！！

最後のビンラディンを捉えるシーンはリアルでドキドキしたけど
なんか知らんまに終わって
えっ？！Σ(*ﾟДﾟ*)って感じでしたなぁ
派手なアクションはお話で実際は
あんな感じで淡々と進んでいくと思った〜

同級生の名前で”おさむ”って子がいて・・
この事件中学校の時だからあだ名一時期
「ビィンラディン」だったの思い出してホッコリなった(●´∀｀●)

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星★★★★☆です！

キャスリン・ビグローはほぼ完璧に作り上げたと思った。

こんな場所から一刻も早く解放されたいと願う長い時間を過ぎ、
満を持してのシールズ登場とあいなる。

と言っても、相手はほぼ無力に近いので
シールズの戦闘能力を見せる場面はありません。

むしろシールズどんくさい？と思わせるような描写。

そして「ジェロニモ」って。。。
アメリカよ、おまえは、、、って気分にさせられる。