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ゴーストライター / ユアン・マクレガー

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「ゴーストライター」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

「戦場のピアニスト」の名匠ロマン・ポランスキー監督が、ロバート・ハリスの同名ベストセラーを「ムーラン・ルージュ」のユアン・マクレガー主演で映画化したサスペンス・ミステリー。自叙伝を発表する元英国首相にゴーストライターとして雇われた主人公が、国家を揺るがす危険な秘密に迫ったばかりに、恐るべき陰謀に巻き込まれていくさまをスリリングに描き出す。英国の元首相アダム・ラングの自叙伝執筆を依頼された一人のゴーストライター。政治に興味のない彼は気乗りしないままに、ラングが滞在するアメリカ東海岸の孤島へと向かう。そこでラングへの取材をしながら、事故死した前任者の仕事を引き継ぎ、原稿を書き進めていくが…。 JAN:4907953047006

「ゴーストライター」 の作品情報

作品情報

製作年:

2010年

原題:

THE GHOST WRITER

「ゴーストライター」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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ユーザーレビュー:69件

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21〜 25件 / 全69件

地味に音楽が引き立てる

投稿日:2013/01/21 レビュアー:bell

 ゴーストライターは本当に存在するのだろうか?有名人、芸能人にそういう噂は耳にするが、実際のところどうなのだろうと思っていたけど、本作ではその怪しい部分を題材にしているので、なんとも興味を持った。
 こういったサスペンスものは、奇をてらった展開に飽きがくることも多いのだが、本作はライター役のユアン・マクレガーが、ゴーストなのに真実を暴こうとするその心理的スリリングさがあってなかなか地味に面白かった。
 元首相アダム・ラングはジョークのような存在で、途中この映画自体がコメディっぽく見えてきてしまったことも、へんにリアリティ一辺倒でなかったので良かったのかも知れない。
 アレクサンドル・デプラの音楽も重厚で、虚実ない交ぜの世界を演出している。ユアン・マクレガーのゴーストなのに正義感を持つ淡々とした人物像、音楽の素晴らしさ、それと女性陣が何気にいつも絡んで引き立てていたせいか、最後まで飽きない面白さだった。★★★☆

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本当のゴーストライターを探せ ネタバレ

投稿日:2012/07/08 レビュアー:コリンスキー

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この映画を最初に見終えた時、まるで釈然としなかった。
ゴーストがゴーストにナビゲート(航行)されていくかのように鉛空の下、
漂流する一連のシーンは見応えあり、「赤い航路」(20年前の監督作品)ならぬ
「鉛色の航路」と、印象的には正直、それくらいしか書くことがなかった。
他の映画で‘リフレッシュ’したのち、気になるから再見。

そもそも、あのカーナビを最後に設定したのは誰?という問いが付いて回る。
やはり、真相への重要な鍵となるだろう。

ユアン・マクレガーは主役なのに役名は与えられない。
自らをゴーストと名乗り、或いは、man(相棒)と呼ばれ悦に入っている始末。
それに対し、名前は出ても姿をみせなかった者がある。
それが本当のゴーストだろう。そして、その物語には代筆者がある。
本当のゴーストライターを見つけてしまっては物語も終わりに近い。

また、男女の使用人も、誰に雇われた使用人かと勘ぐらない訳にはいかない。
確か役名は一人がDep.といい、見張り番とか看守のような意味を含んだのかも知れない。
雨が打ち続ける孤島の別荘・・・別荘とは名ばかりの監獄のようにも見えた。

円熟の先にあるものとは、何だろう。
ますます今後が愉しみなポランスキー作品である。

因みに、「宿泊客は貴方だけです。」とゴーストに告げるホテルの受付嬢は
ポランスキーとエマニュエル・セニエ(「赤い航路」「フランティツク」)の娘さん。
メイド・スタイルが非常に印象的。



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雰囲気映画

投稿日:2012/02/27 レビュアー:シネマ子

非常に評価が高く、賞もとった作品とか聞いていたので、期待しすぎてしまったのかもしれませんが
わりと、退屈・・つまらないですね。けっこうありきたりのミステリーです。
犯人も意外性ないしラストはしょぼいし。

ただ 演出力が卓越していて、ヒッチコック風でいかにも「ポランスキー」な世界なんですね。
いわゆる映画通・映画ファンの方がすきそうなツボを押さえまくって上手に撮っている印象です。

イギリスが舞台ということもあり、なんだか品があるというか、冒頭のフェリーに残された車のシーンとか、印象的で美しい映像美という感じ。
私生活波瀾万丈すぎのポランスキー監督なんで、もうアメリカには戻れないんでしたっけ・・

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危なっかしくてハラハラ系

投稿日:2012/02/16 レビュアー:さむこ

2011年キネマ旬報のランキングで1位だった作品。
なかなか面白かったけど、エンターテイメントって考えるとそれほど盛り上がるって感じでもない。
「ラスト」とか「謎がすっきり」とかより、途中経過を楽しむ映画のようです。

ユアン、無謀ですぐ人を信用しちゃうし、見ていて危なっかしい。
ちょっと興味があって首突っ込んでみるけど、真実を解き明かしたいほどでもないようで。
さっさと調べるのやめたり、誘惑にふらっとしたり、なんかほんと普通の人なんだよね(笑)

島ってなんでこうミステリアスで魅力的なんでしょう。
むかーしやったゲーム、MYSTをなんだか思い出しました。

ちょっと危ない旅に出たような、現実からしばし離れられる映画でした。

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スマートな演出 ネタバレ

投稿日:2020/08/24 レビュアー:さっちゃん

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 冒頭のフェリーの着岸後、1台だけ残った車をレッカー移動させて警察が検証を行っている場面から一転して海岸に漂着した死体という場面で、台詞一つもなしで物語の前提となる事件を提示してしまうのは凄いというか監督、度胸だねと思ってしまいます。映画全体を通じて、こういうスマートな演出に気づかされます。
 ところで、ぴよさんが今回のお題が決まったときにコメディに振られてると仰ってましたが、やたらと「英国人だね?」という台詞がアメリカ人の口から出てくるところとか、元英国首相アダム・ラングにピアース・ブロスナンが扮していて、過去の政策の正当性を滔々と語るかと思えば普通のオヤジみたいにふるまうところとか、まぁ、挙げていくとキリがないのですが、実はコミカルな場面が結構あるのは分かります。そもそも世界をゆるがす秘密という設定自体がタチの悪い冗談みたいなものですけど。
 もちろん、コメディの側面はごく控え目に表現されるので、観客はサスペンス・スリラーとして観ていく訳ですが、こちらも監督の腕が良いとしか言えない出来で、主要な舞台となるラングが滞在しているアメリカの島の寂寞としかいえない風景。その映像に被さる静かな、しかし不安を醸成する音楽。この二つが次第に秘密に近づいていくゴーストライター(ユアン・マグレガー)の不安を我々にも感じさせて物語に引き込んでいきます。
 まぁ、主要登場人物がそれぞれに個性が強く、かつ、各俳優はそれを強調する演技をするものですから誰もが怪しいと見えてしまうのです。この点も誰を信じればいいのか疑心暗鬼に陥る主人公の悩みを我々も追体験する格好になっております。
 それと、終盤近くで唐突に起こるラング暗殺事件やラストの主人公の身に起こる苦い幕切れについても、どこまでが企まれたもので、どこからが偶然の結果なのか分からないようになっているのは最後まで観客を居心地悪くさせる監督の意地悪みたいに思えてきます。
その幕切れも描き方がスマートで、そのものズバリを映さないで何が起こったかを観客に理解させるという、しかも映画的な叙述になっていて感心します。
私はポランスキーの映画の優秀な観客ではないので、それほど作品を観ておりません。『ローズマリーの赤ちゃん』が一番、記憶に残っておりますが、あの映画でも本作のように戦慄は静かに日常風景に隠れて進行するという演出でしたし、誰が悪意を持っているのか分からない演技でした。そうしたテクニックに一層、磨きをかけた演出だと思います。
 あと、気がついたのですが、この頃のポランスキーは例の未成年との淫行騒ぎによりアメリカに入国すれば、たちまち手が後ろに回る立場だったと思いますが、アメリカ国内の場面の撮影はどうしたのでしょう。屋内の映像ならセットでどうにでもなりますが、車に乗っての場面もあり、明らかに左ハンドル、右側通行でした。もしかしたら対岸のフランスあたりでアメリカとして違和感のない土地を探して撮影したのでしょうか。
 最後に、懐かしい俳優さんが出てるのですが、エンドロールで名前を見て吃驚したのが弁護士役のティモシー・ハットン(『タップス』の主人公)と主人公が前任者の遺体が流れ着いた浜辺を探している途中で雨宿りを勧める老人がイーライ・ウォラック(『荒野の七人』の野盗の首領)だったことでしょう。ウォラックなんか顔まで痩せちゃって映画を観ている最中はまったく気がつきませんでした。
 あんまり面白かったので、観ていないカミさんにも是非、観るべきと勧めておきました。

(ykk1976さんの映画会 第108回)

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21〜 25件 / 全69件

ゴーストライター

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地味に音楽が引き立てる

投稿日

2013/01/21

レビュアー

bell

 ゴーストライターは本当に存在するのだろうか?有名人、芸能人にそういう噂は耳にするが、実際のところどうなのだろうと思っていたけど、本作ではその怪しい部分を題材にしているので、なんとも興味を持った。
 こういったサスペンスものは、奇をてらった展開に飽きがくることも多いのだが、本作はライター役のユアン・マクレガーが、ゴーストなのに真実を暴こうとするその心理的スリリングさがあってなかなか地味に面白かった。
 元首相アダム・ラングはジョークのような存在で、途中この映画自体がコメディっぽく見えてきてしまったことも、へんにリアリティ一辺倒でなかったので良かったのかも知れない。
 アレクサンドル・デプラの音楽も重厚で、虚実ない交ぜの世界を演出している。ユアン・マクレガーのゴーストなのに正義感を持つ淡々とした人物像、音楽の素晴らしさ、それと女性陣が何気にいつも絡んで引き立てていたせいか、最後まで飽きない面白さだった。★★★☆

本当のゴーストライターを探せ

投稿日

2012/07/08

レビュアー

コリンスキー

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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この映画を最初に見終えた時、まるで釈然としなかった。
ゴーストがゴーストにナビゲート(航行)されていくかのように鉛空の下、
漂流する一連のシーンは見応えあり、「赤い航路」(20年前の監督作品)ならぬ
「鉛色の航路」と、印象的には正直、それくらいしか書くことがなかった。
他の映画で‘リフレッシュ’したのち、気になるから再見。

そもそも、あのカーナビを最後に設定したのは誰?という問いが付いて回る。
やはり、真相への重要な鍵となるだろう。

ユアン・マクレガーは主役なのに役名は与えられない。
自らをゴーストと名乗り、或いは、man(相棒)と呼ばれ悦に入っている始末。
それに対し、名前は出ても姿をみせなかった者がある。
それが本当のゴーストだろう。そして、その物語には代筆者がある。
本当のゴーストライターを見つけてしまっては物語も終わりに近い。

また、男女の使用人も、誰に雇われた使用人かと勘ぐらない訳にはいかない。
確か役名は一人がDep.といい、見張り番とか看守のような意味を含んだのかも知れない。
雨が打ち続ける孤島の別荘・・・別荘とは名ばかりの監獄のようにも見えた。

円熟の先にあるものとは、何だろう。
ますます今後が愉しみなポランスキー作品である。

因みに、「宿泊客は貴方だけです。」とゴーストに告げるホテルの受付嬢は
ポランスキーとエマニュエル・セニエ(「赤い航路」「フランティツク」)の娘さん。
メイド・スタイルが非常に印象的。



雰囲気映画

投稿日

2012/02/27

レビュアー

シネマ子

非常に評価が高く、賞もとった作品とか聞いていたので、期待しすぎてしまったのかもしれませんが
わりと、退屈・・つまらないですね。けっこうありきたりのミステリーです。
犯人も意外性ないしラストはしょぼいし。

ただ 演出力が卓越していて、ヒッチコック風でいかにも「ポランスキー」な世界なんですね。
いわゆる映画通・映画ファンの方がすきそうなツボを押さえまくって上手に撮っている印象です。

イギリスが舞台ということもあり、なんだか品があるというか、冒頭のフェリーに残された車のシーンとか、印象的で美しい映像美という感じ。
私生活波瀾万丈すぎのポランスキー監督なんで、もうアメリカには戻れないんでしたっけ・・

危なっかしくてハラハラ系

投稿日

2012/02/16

レビュアー

さむこ

2011年キネマ旬報のランキングで1位だった作品。
なかなか面白かったけど、エンターテイメントって考えるとそれほど盛り上がるって感じでもない。
「ラスト」とか「謎がすっきり」とかより、途中経過を楽しむ映画のようです。

ユアン、無謀ですぐ人を信用しちゃうし、見ていて危なっかしい。
ちょっと興味があって首突っ込んでみるけど、真実を解き明かしたいほどでもないようで。
さっさと調べるのやめたり、誘惑にふらっとしたり、なんかほんと普通の人なんだよね(笑)

島ってなんでこうミステリアスで魅力的なんでしょう。
むかーしやったゲーム、MYSTをなんだか思い出しました。

ちょっと危ない旅に出たような、現実からしばし離れられる映画でした。

スマートな演出

投稿日

2020/08/24

レビュアー

さっちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 冒頭のフェリーの着岸後、1台だけ残った車をレッカー移動させて警察が検証を行っている場面から一転して海岸に漂着した死体という場面で、台詞一つもなしで物語の前提となる事件を提示してしまうのは凄いというか監督、度胸だねと思ってしまいます。映画全体を通じて、こういうスマートな演出に気づかされます。
 ところで、ぴよさんが今回のお題が決まったときにコメディに振られてると仰ってましたが、やたらと「英国人だね?」という台詞がアメリカ人の口から出てくるところとか、元英国首相アダム・ラングにピアース・ブロスナンが扮していて、過去の政策の正当性を滔々と語るかと思えば普通のオヤジみたいにふるまうところとか、まぁ、挙げていくとキリがないのですが、実はコミカルな場面が結構あるのは分かります。そもそも世界をゆるがす秘密という設定自体がタチの悪い冗談みたいなものですけど。
 もちろん、コメディの側面はごく控え目に表現されるので、観客はサスペンス・スリラーとして観ていく訳ですが、こちらも監督の腕が良いとしか言えない出来で、主要な舞台となるラングが滞在しているアメリカの島の寂寞としかいえない風景。その映像に被さる静かな、しかし不安を醸成する音楽。この二つが次第に秘密に近づいていくゴーストライター(ユアン・マグレガー)の不安を我々にも感じさせて物語に引き込んでいきます。
 まぁ、主要登場人物がそれぞれに個性が強く、かつ、各俳優はそれを強調する演技をするものですから誰もが怪しいと見えてしまうのです。この点も誰を信じればいいのか疑心暗鬼に陥る主人公の悩みを我々も追体験する格好になっております。
 それと、終盤近くで唐突に起こるラング暗殺事件やラストの主人公の身に起こる苦い幕切れについても、どこまでが企まれたもので、どこからが偶然の結果なのか分からないようになっているのは最後まで観客を居心地悪くさせる監督の意地悪みたいに思えてきます。
その幕切れも描き方がスマートで、そのものズバリを映さないで何が起こったかを観客に理解させるという、しかも映画的な叙述になっていて感心します。
私はポランスキーの映画の優秀な観客ではないので、それほど作品を観ておりません。『ローズマリーの赤ちゃん』が一番、記憶に残っておりますが、あの映画でも本作のように戦慄は静かに日常風景に隠れて進行するという演出でしたし、誰が悪意を持っているのか分からない演技でした。そうしたテクニックに一層、磨きをかけた演出だと思います。
 あと、気がついたのですが、この頃のポランスキーは例の未成年との淫行騒ぎによりアメリカに入国すれば、たちまち手が後ろに回る立場だったと思いますが、アメリカ国内の場面の撮影はどうしたのでしょう。屋内の映像ならセットでどうにでもなりますが、車に乗っての場面もあり、明らかに左ハンドル、右側通行でした。もしかしたら対岸のフランスあたりでアメリカとして違和感のない土地を探して撮影したのでしょうか。
 最後に、懐かしい俳優さんが出てるのですが、エンドロールで名前を見て吃驚したのが弁護士役のティモシー・ハットン(『タップス』の主人公)と主人公が前任者の遺体が流れ着いた浜辺を探している途中で雨宿りを勧める老人がイーライ・ウォラック(『荒野の七人』の野盗の首領)だったことでしょう。ウォラックなんか顔まで痩せちゃって映画を観ている最中はまったく気がつきませんでした。
 あんまり面白かったので、観ていないカミさんにも是非、観るべきと勧めておきました。

(ykk1976さんの映画会 第108回)

21〜 25件 / 全69件