耳をすませば

　学生の方にぜひ見ていただきたいです！
　将来の夢やそれに対する‘あせり’‘不安’など言葉では説明できないあの　もやもや感　が、切り取って貼り付けたくらい、ほんっとうにそのまんまに描かれている作品です。
　
　私も中学生のときに見たんですが、主人公の気持ちがわかりすぎるくらいわかってしまい・・・。正直驚きというより衝撃に近い感じでした。なのでこの作品を見ることで、自分を客観的にみることができたんだと思います。
　もちろんこれでもやもやが消えてしまうわけではありません。やはり学生のときは楽しい反面、不安がついてくると思うんです。
　
だけど結局は自分が決めて自分が実行するしかない！

力になってくれる人はいたとしても、誰にも自分の代わりはできないですから。
　
　この作品で少しでももやもやを晴らしていただいて、未来がひらけていく方がいればいいなと勝手に願っています。

テレビで見かけました。

皆様の絶賛のレビューが多い中、
こんな内容で大変申し訳ないのですが・・・

全編こっぱずかしいステキな台詞やシーンが満載です。
ううううう。
（自分がけがれすぎていて素直に受け取れないだけか？）

少女マンガが原作という事もあってか、
実生活ではあまり目にする機会がないシチュエーションに
いちいち悶絶しました。
「あまりヤッホーとかキミとか言わないだろ」
「会話における雫の過剰な文学的表現？が・・・ううう」
「コンタクトとってない割に、呼び捨てに代わって
ベタベタになるまでがえらいイキナリだなぁ」
特にラストの少年。いきなりそこまで断言するのか？
いやぁ、青春だなぁ。

日々なんとなく過ごすのではなくって、目標意識を持つ。
書きたいだけじゃだめ。夢に向かって努力しよう。

テーマ自体は素晴らしい。
でも描き方が甘酸っぱすぎて、いたたまれないです。
人と観るもんじゃなさそうな気がする。

白うさぎならぬブタ猫（笑わないチェシャー猫？）を
追っかけてトンネルを上がっていくシーンは、
アリスのあからさまなパロディで好きですね。
そういえばトトロにもそんな所がありましたっけ。

バロン西（軍人）ファンとしては、
猫男爵が西さんのお店にあるのがツボでした。

これ、初めて女子の友達と観に行ったとき、「そーんなに上手くいかないよ〜。」と言いながら映画館から出てきたことを思い出します。
んで、十数年経って観ても、素直に「微笑ましい」なんて、大人っぽい感覚にならない。
現実は、15歳の時の誓いの通りに人生進まないでしょ？なんて思ったりして。
つまんない大人になっちまったな。
それとも、どんな経験も受け入れられるほど、まだ人間的に成熟してないからそう思うのかな。

行き詰まって悩む娘に、
「ひとつしか生き方がないわけじゃないし。」「人と違う生き方は、それなりにしんどいぞ。」って、言うお父さんと、
大きな娘が２人も居て、大学で勉強を続けるお母さんが、とっても素敵で印象的。
こういう両親を持つ娘二人も、将来素敵に生きて行けそうだ。

「がんばりましたね。」って人に言われて、泣く。
こんな経験はたくさんあった方がいい。
全身全霊をかけてがんばらないと、涙は出ない。
それに、現実には、認められないことの方が多い。

今頃、雫も聖司も、30歳くらいかな。
小説家になってるかな。
バイオリン製作者になってるかな。
ロマンス部分は少女漫画チックなので、あまり関心持てないのだけど、ラストの１シーンはかわいらしくて、思わずニッコリしちゃいました。

余談ですが、私のジブリベスト３は「トトロ」「千尋」「ラピュタ」です。

娘に観せたい作品です。
素朴にいい作品だといえるでしょう＾＾

主人公と同じくらいの子に、是非見せたい映画です。
良い勢いがついて、何かやってみようって思いますよ。

当時、よく一緒に遊んでいた女友達と観に行きました。
観に行った帰りに、一緒にカントリーロードを歌いながら
将来の夢についてとても前向きな話をしたのを覚えてます。
その後、彼女は夢である花屋になるために花屋のアルバイトを
始めました。何年くらいだろう、とても頑張ってました。
その子が突然、亡くなったんです。
自分で命を絶ったらしいのです。
あまりの衝撃で、電話越しに泣き崩れました。
この映画、タイトルを聞くだけでも当時の景色が思い出されます。
彼女が目をキラキラさせて夢について話している姿が浮かびます。
大学進学と同時に私は地元を離れてしまったので、
彼女と会う機会も数年に一度になってしまいましたが、
それでも会うと、懐かしいいつもの笑顔が迎えてくれていました。

もっと会いに行って、いっぱい話しておけば良かった。

、、、あれ、なんか話がそれました。すいません。