ハリー・ポッターと死の秘宝　ＰＡＲＴ１

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うーん、これはつらい。
仕方のないことだけど、クライマックスに向けての前ふり映画なので、盛り上がるところがない！
淡々と大団円への布石が進んでいく。しかも、暗い。
原作がそうなので、仕方ないんだけど。原作に忠実であるがゆえのジレンマですね。勝手に盛り上がらせるわけにはいかんし。
ひとつひとつの説明が駆け足なのもつらいけど、原作読んでなくて、このシリーズの映画を７作目までおつきあいする人は多分少数派なんだろうから、まあ許容範囲？
できれば少数派にも優しい設計であってほしいけど、そうするとテンポがさらに落ちるので、ギリギリのところですね。

かなり分厚く、内容が濃い原作を２時間にギュギュっとつめているわけなので、エピソードの取捨選択が難しいところです。
過去６作は、本筋に関係なさそうな学校生活をバッサバッサ切り落としてなんとかしてきていたけど、７巻は、その切るべき学校生活がないんだもんなー。
どのエピソードを切ってもラストにつながらない、しかも、過去６作で切り落としてきたエピソードの中に出てきた人物が実は７巻目でポイントになってきて、
慌ててその説明もはさまないといけない（原作が進行中の段階で映画化になるとえてして陥りやすい現象ですね）、ということで、ここへきて、前後編になってしまいましたね。
無理やり２時間におさめようとして、気付いたら分霊箱２〜３個いつのまにか破壊したことになってた、ってよりはマシだと思います。

「児童文学」のわりに、かなりダークかつ大人な内容ですが、主人公が成長しているのでやむをえないところです。
当初「児童」だった読者も、１０年もたてば大人にさしかかってますからアリでしょうか。

何より、奇跡は、映画の主要登場人物が全員（ダンブルドア校長は例外ですが）、シリーズを通して入れ替わっていない！
これだけで、相当すばらしいことだと思います。１０年ですよ、１０年・・・。
かわいい子役だったチビちゃん達が、子役にありがちなドラッグなんかの横道にそれることなく、
大御所さん達が監督や製作ともめて降板することなく、途中で製作が手を放しちゃって打ち切りになることなく、１０年かけてシリーズを完結まで持って行ったことがすごいです。
多分、第一作目の映画を撮った時点では、主役３人以外はどこまで活躍するかわからない状況でオーディションしているわけですよね。
でも、ジニーちゃんの美しい成長ぶりには脱帽です。赤毛、そばかすのちっちゃな女の子がこんなになろうとは。
映画では出番が少なくて残念ですけど。ハリーとの２ショットがいつも唐突すぎて、原作を読んでない人には二人が恋人どうしだと気づけないと思います。
ハリーはやけにハーマーイオニーといちゃこいてるし（笑）

ここまできたら、もちろんＰａｒｔ２も観ます♪

過去のハリーポッター全て観ていますが、今までで一番構成がしっかりしていた様な気がします。ハードカバー2冊分を2時間にまとめるのは難しいんだろうけど、過去のハリーポッターはどうしても詰め込み感がある。そのせいで原作を読んでいない人が観るにはかなりしんどい。次々と場面が変わるし、新たな登場人物が把握しきれないうちに終わってしまうからだ。

しかーし！
今回は2部構成にしているせいか、詰め込み感を感じず、ストーリーに無理が無く、非常に見やすかった。
毎回これくらいの完成度だったらお客離れも少なかったんじゃないかな〜。

、、、、でも、もしそうなると全部で14本になるのか。。
それはそれでしんどいね(^_^;)



まぁ他の方々も書かれていますが、
パート1なので、当然見せ場は少なく、激しいバトルシーンも静かめです。
パート2では期待してまっせ。




どっかーーーーーーーーーーーーーーん！！！！！！！！！！




みたいなバトルシーンをね♪


個人的に１点だけ、ハリーとハーマイオニーのダンスシーンだけ浮いているような気がしました。アレは日本人には無い感覚だね。あのシーンだけ俺は冷めちゃった（笑）
次作でついに完結か〜。10年も付き合ってると、ちょっと終わりが寂しいね。

一番懸念していた「後編ありきで中途半端な終わり方」という印象は無く、
（中だるみはしたものの）なかなかのまとまり。
でも考えてみたら、元々このシリーズはずっと続いている話なので、
どれを取っても「一話完結風」にも見えるし、「続編ありき」にも見えるんですよね。
この作りに慣らされちゃった感想かもしれません。

まーしかしとにかく暗い。
オープニングのハーマイオニーなんて悲しすぎる。
おまけに話の中心が逃亡だからか、出てくる風景も暗い暗い。
２作前ぐらいから誰もが薄々感じていたことですが、いよいよもって
「どこが子供向けファンタジー小説シリーズやねん！」という内容。
小さい子が観たら泣くよ、きっと…。

終わりが近付いてきて、（映画上）残り時間も見えてきた上で描かなきゃいけない部分も多い、
っていうのはわかりますが、やっぱりちょっと中盤はダレました。
特に逃亡劇部分の長さたるや…。
ここでもうちょっと他の人たちの動向とかが挟まってくればまただいぶ違ったとは思いますが、
基本的にはずっと主人公チームを追っていく展開なので、やっぱりちょっとしんどい。
体調によっては寝てました。確実に。

が、まあ相変わらずこのシリーズらしい安定した作りではあったので、
当然ですがシリーズ通して観てきた人には善し悪し関係なく
スンナリ観られる作品ではないでしょうか。
この辺はもうずっと（２作目以降？）変わらないイメージでもあるんですが。
次作は最終章ということで、いろいろ派手にやってくれるんじゃないかと期待してます。

自分は映画として単純に楽しんでいるので原作は読む気がないし、情報として調べる気もないので結末はまったく知りません。

半ば映画界のサザエさん的存在でもさすがに終盤。前作でもその趣はあったけど、今作は画面がグレー１色かと思えるほどダーク。

「ロード・オブ・ザ・リング」から派手な特撮を抜いたような重苦しい雰囲気。まるで３人のロードムービーのよう。

単発映画の物語とすれば今回は凄く地味ですが、この作品をそういう視点から 「面白い、面白くない」と見る愚か者は居ないでしょう（笑）

時間さえあれば、ここまでの作品をパート１からぶっ通しで鑑賞したい、そんな気持ちになりました。

　ついに最終章。
　若かった役者も大人だね……。

　と、感慨深くなるのはいいのだが、ストーリーがさっぱり。

　大味になったというか、派手さはあるものの……まあ、ホグワーツの外がメインなのはしょうがないかね。

　でもって、キャラも成長してるので誰かわからんのが多い。

　元々、よくわからないストーリーでしたが……とりあえず見てみようとしましたが、やっぱりわからん。

　が、徐々に伏線が回収され始めているのがいいね。