エアベンダー

アジアンテイストごちゃまぜの世界観がいまいち。映像面もいまひとつ。“水の国”とか言ってるが実際は“氷の国”。建物も地面も一面真っ白けの銀世界で色合いに乏しく全然美しくない。“水の国”ならキレイな滝とか巨大水上都市とか何か他にあるでしょ。“火の国”も鎧は赤にしようよ。何で黒なの・・・。おかげでクライマックスの戦闘シーンの絵がめっちゃ地味、夜ってこともあるけど、ほぼ青白一色の世界。ブルーレイの意味ないよ・・・(T_T)

それから、ベンダー達はカンフーの演舞みたいな振付から技を出すんだけど、これがＸメンの炎の兄ちゃんの能力とまるっきり同じ。それに水、土、気の別バージョンがあるだけです。踊ってる間に弓の一斉射撃で速攻で倒せるのに・・・とか、つい意地悪なことを考えてしまう。

主要キャラが子供ばっかりなのもいただけない。せめて水の国の隊長さん？がセクシー美女なら絵になるのに実際はムサいオヤジ・・・(>_<)
女性は「マルコメ君カワイイ」って思えるのかもしれないけど、男どもは何を楽しめばいいのだ・・・。シャマラン監督だけど、どんでん返しもないし・・・。

つまらないとまでは言わないが、褒めるところも見当たらない、そんな映画でした。

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　世界は四つのエレメントに対応した国に分かれていて、世界を征服しようとする悪い国もあれば善の国もある。一見普通の小さな男の子が、世界の平和のカギを握る。
　てなお話は特段珍しいものでもないので、特撮を駆使したエアベンダーたちの「能力」、それを駆使した戦いが見どころ。基本的には火だろうが風だろうが水だろうが、なんだか中国拳法のようなふりをすると、力が発動するのは変わりない。つまり「カメハメ波」ですよね。最初はけっこう楽しんでいましたが、だんだん演者が適当にフリをすると、後からＣＧなど特殊効果で合成しているのがあまりにも目についてしまって、急速に詰らなくなりました。カメハメ波ごっこをするときに脳内で保管しているものが実際に観られるというのは楽しいのですが、繰り返されると飽きてしまう。
　シャマランらしさはどこにあるのかと考えると、こうした「能力」を明るいものとは描けず、暗いもの、負であるという描き方をしているところですね。そう台詞にはありませんが、力はマイナスであるということがよく描かれています。主人公の坊主が船団を追い払うために起こす波だって、真っ黒くて、まるで「悪」のように描かれている。
　きっと、こういう「暗い力」が世界を統べるということが、シャマランがこの題材に関心をもったところじゃないかと思うんです。５０点。

最近流行りなのか！？

最初から続き物って言わないで最後まで見させておいて「えっ！？続きがあるの？？？」ってパターン。

「１０３分のストーリーの割りにはノンビリ進行してるな〜」って思ったのよ。
４分割の話でしょ。
水・土・気・火・・・
二つしか習得して無いじゃん〜？

アジアンチックな背景なんでボケ〜ッと観てると「ハズレなカンフー映画見てたんだっけ？」って気分にさせられますけど頑張って最後まで見ました。
原作も知らないし、知ってる俳優さんもいないし。
ＴＶＣＭとかで話題になったシーンもイマイチ盛り上がりに欠けるような感じだったし。。。
・・・だけど、あのシーン以外に見せ場って言う見せ場もないしな〜。

主役が子供だし、話の内容も暗めと言えば暗めなんで、まあ、あんなもんかな〜って感じですね。

続き・・・かあ。
覚えていれば観るでしょうけど、何と無く忘れそう。
「うわっ！！！続きどーなるの！？」
って期待感も高揚感もなく「あら、そうなの・・・」って感じで終わっちゃったんで・・・。

消化不良な作品でしたね。。。
まあ、新作なのにすぐにレンタルできた時点で期待するほうがオカシかったんだけどさ。
劇場で観なくて正解でした。

オリジナル脚本。
あっと驚くラスト。
を、持ち味にしてきたシャマラン監督。
と、同時に「あっと驚くラスト」の呪縛に縛られていたシャマラン監督。
今回はその呪縛から解き放たれた作品。
オリジナル脚本に拘ってきた監督が、全米のキッズに人気のあるアニメを原作とした作品を作るなんてちょっとした驚きでした。
で、これって「続編作る気マンマンでっせ」ってことですよね。
興行成績が悪ければ、どんなに要望があろうと続編は作らないシビアなハリウッド。
始まった作品はちゃんと完結させてほしいですね。
好き嫌いとか、出来不出来に関係なく。
そしてこの作品は面白くありません。
それでも続編は観たい。
始まったら終わりが観たい。
そういうことです。
・・・なのにアメリカでは酷評の嵐ですか・・・
これヤバイんちゃうん？
「２」ないんちゃうん？
頼むよシャマラン。
作って。
「、」で終わらせないで。
「。」までちゃんと責任持って。
そして、面白く。

全体的に甘いというか。
シリアス味が足りないというか。
なんだか戯れ言のよう。
ベンダーたちの技は一応見応えあるんですが、迫力や相手に対する気迫が伝わってこないので物足りないのも事実。
それぞれの特性を生かしたベンダーたちの攻防は、漫画「ナルト」のようで好きなんだけど・・・惜しいなぁ。
それにベンダーだアバターだややこしい。
何故「ありもの」の「アバター」ってネーミングを使用したのか・・

世界観もイマイチ。
アジアンな要素も子供だましレベルに感じられる。

氣志團好き以外の方には全くもってどうでもいいことだけど。
アンの頭の矢印が氣志團のドラムのユッキと同じ。
ハイ、どうでもいい話。

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これはこれでアリかと。

やたらと中華風の冒頭。
白く光る矢印付きのカンフー使いっぽい小坊主。
悪役はインド風。ただし、食事は箸を使い、カンフーも使う。
名前はビミョ〜に日本っぽいのに、やっぱり、ナリは中国の「地の国」。
洋風なのに、やっぱりカンフー使いの「北の水の国」。
全てにおいて、中途半端に中華風で、突っ込みどころは満載です。
微妙にユルい、もっさりとしたアクションも、
技を繰り出す前の身振り手振りが大きく、一昔前の戦隊物のような感じです。
話も、端折られてる分、平坦な感じも否めません。
が、まぁファンタジー風作品の一つと考えれば、許容範囲内かと。

気楽に楽しむには良いのでは。続きもできそうですし。