ハート・ロッカー

ハート・ロッカーの画像・ジャケット写真
ハート・ロッカー / ジェレミー・レナー
全体の平均評価点:
(5点満点)

237

  • DVD
  • 映画賞受賞作品
ジャンル:

「ハート・ロッカー」 の解説・あらすじ・ストーリー

「ハートブルー」「K−19」のキャスリン・ビグロー監督が、テロの脅威が続く混沌のイラクを舞台に、死と隣り合わせの日常を生きるアメリカ軍爆発物処理班の男たちの姿を力強く描き出した緊迫の戦争アクション。主演は「28週後...」のジェレミー・レナー。2004年夏、イラクのバグダッド郊外。アメリカ陸軍ブラボー中隊の爆発物処理班は、班長の殉職を受けてジェームズ二等軍曹を新リーダーとして迎え入れることに。そして、サンボーン軍曹とエルドリッジ技術兵を補佐役とする3人ひと組の爆弾処理チームは、任務明けまで常に死の危険が孕む38日間を共にしていく。そんな彼らには、狂気と緊張に満ちあふれた数々の試練や悲しみが待ち受けていた…。

「ハート・ロッカー」 の作品情報

製作年: 2008年
製作国: アメリカ
原題: THE HURT LOCKER
受賞記録: 2009年 アカデミー賞 作品賞
2009年 NY批評家協会賞 作品賞
2009年 LA批評家協会賞 作品賞

「ハート・ロッカー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

ハート・ロッカーの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
131分 日 吹 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PG-12 PCBE73669 2010年09月02日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
249枚 16人 7人

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ユーザーレビュー:237件

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「爆発の領域外」でゆっくり騒動を眺めているのは誰?ネタバレ

投稿日:2010/10/10 レビュアー:港のマリー

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 映画の終盤、ジェームズとサンボーン、エルドリッチ三人そろって扱う爆発事件の最後のケース、タンクローリーを使用しての深夜の「自爆」テロ現場調査の場面。擂り鉢状の穴、飛び散る瓦礫、脚を吹き飛ばされてうめく負傷者、泣き叫ぶ女たち、闇の中ところどころ赤く燃え残る炎。地獄さながらの現場で「自爆テロだから犯人は死んだ」と言うサンボーンに、ジェームズが反論する。遠隔操作じゃないのかと。
「利口な悪党は暗闇に隠れている。最高の観戦場所だ。ここだ」と、懐中電灯を前方に向ける。そこでなぜかドキリとした。さらに
「爆発の領域外でゆっくりわれわれの騒動を眺めていた。彼は今俺たちを笑っている。それを許せるか」と今度は、はっきりと三つのライトを真正面に、つまりは観客に当てる。ライトは当然「視線」の代わりだろう。主人公たちは私たちを見据えているのだ。ここが本作のキモだと私は思う。

 その意味するところは何なのか。最初に感じたことは「生死を懸けている当事者を安全なところにいる部外者が批判することはできない」とのメッセージ。
 嘘の情報がきっかけで始まった大義も正義もない戦争。多数の民間人を犠牲にしイラク国土を混乱させだけの愚かな戦争。世間には散々な言われようのイラク戦争を、それでも最前線のアメリカ兵たちは誠実にその肩に担っている。心を壊してまで任務を遂行しようとしている。一般の戦闘員ではなく「爆発物処理班」にしたところが効果的だった。イラク民間人をテロリストの爆弾から救っているじゃないか。あれこれ言うなら自分も爆弾の前に立ってみろ。
 戦争神経症寸前のエルドリッチから同じ言葉を浴びせられた軍医は、実際処理に同行しヘルメット一つ、残すだけの身になった。
 戦争讃美とまでは言わない。しかし善悪を超えたところで自国の兵士たちを抱きしめていることは確かだ。キャスリン・ビグローは戦争の女神か。傷ついた戦士たちを抱きとめる母なのか。だからアカデミー賞なのか。

 二度目に見て思った。「暗闇に隠れている悪党」とは、実はアメリカ政府、それに連なる兵器産業、石油関連企業、自らは安全な場所にいて戦争で利益をあげようともくろむ連中なのかもしれない。 あるいはイスラム原理主義の狂信的指導者か。テロリストとそのシンパたちの行動は、ベトナム戦争のベトコンの如くアメリカ兵にとって「闇の奥」、理解不能の異文化、ないしは非文明の暗がりとして、得体のしれない不気味なものとて、映画では描かれている。
 最後に「最高の観戦場所」との言い回しから、戦争のスリルを映画として楽しんでしまう無責任な観客のことなのだろうか。そこまでの厳しさはないようだったが。
 反戦映画として見ることができないわけではない。

 映画自体は米軍同行記者がカメラに収めましたという感じ。終始ジェームズらの視点で進められ、イラク戦争の開始まもないころ同行を許可された日本の新聞記者が、アメリカ兵頑張れと思うようになったと素直に告白したように、爆発物処理班の面々に感情移入しやすいようにできている。爆発物処理に向かう場面、戦闘場面の空間の描き方、距離感、立体感、人物の動きはリアルに見えて美的に整えられていて昨今の美しいテレビゲームの画面を連想してしまった。実際アメリカ陸軍はウォーゲームを無料でダウンロードできるようにしてリクルートに役立てているということだ。
 爆弾をベイビーと呼び、まるで出産するごとく隠し場所から取り出すところ、人間爆弾にされた気の毒な少年も含めて、は女性ならではのセンスだった。
 刺激的で見応えのある力作です。
  

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戦場で生き抜ける人

投稿日:2010/10/08 レビュアー:さむこ

戦争物を見ることが最近多くて、ちょっと敬遠したくなってたんだけど、この映画はさすが作品賞を獲っただけあって見応えがありました。
これが女の監督の映画だとは驚き。なんて骨太な。

あの環境から帰ってきたら、普通の生活は気の抜けた炭酸のように思えてしまったんだろう。
普通の生活に楽しみを見つけられない。
自分の居場所はここにないと感じる。
あと何日生き延びれば帰れる・・、もう二度と来ない・・と思っていたのではないんだろうか。
あれは彼ではなかったのか。

さっきまで隣で話してた人が次々といなくなる恐怖。
そんな場所にだって人は慣れてしまうんだろうか。

ただ、戦争の起きた根本的な原因とかには全然触れてない。
アメリカ側からの、戦争に行く兵士達の内面の話。
アカデミー受けはいいのかもしれないけど、私は「アバター」に獲ってほしかったなあ。

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えっ?これがオスカー受賞作品なの?ネタバレ

投稿日:2010/09/25 レビュアー:カブラリ

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っていうのが正直な感想です。
ましてや、六部門、えっ?作品賞と監督賞?
とにかく?????という思いです。

好意的なレビューが多いのであえて書かせていただきます。
鑑賞した昨晩はなかなか寝られませんでした。
映画のことはまったく考えませんでしたが、
これにオスカーを与えないといけない米国の現状
みたいなものに思いを巡られていました。

あまりにもベタなストーリー展開、ケンブリッジ大佐が部隊に合流してああなった時は、その展開の安直さに、逆に感心さえしました。人物描写もどう感情移入していいかわからず、背景設定もあまりにも乱暴に感じられました。
ミリタリーマニアでもなんでもない自分にも、爆発物処理部隊が単独で交戦し、かつそれに対していつまでも救援がこないこと、単独で現地に突入し、警備や探索までしてしまおうとすること、処理の段階で不審者の警戒まで担当して、他の部隊が影も形もなくなってしまうことなど、あまりにも戦場というものを軽々しく考えているように感じられました。
今回実作を鑑賞して、ニューズウィーク日本版3/24号掲載の「間違いだらけの戦争描写」という記事がようやく納得できました。帰還兵の方が書いていますが、「あんな描き方は侮辱そのものだった」という感想は、当然のことと思います。
自分にとっては、あまりにも現実離れした展開と描写に、一種のファンタジーに感じられました。
あくまでも虚構のファンタジー世界を描いた「アバター」が、強者の侵略、異文化の衝突と蹂躙、衝突と和解というようなその背景にリアリズムを感じるのに対し、現実を描いたはずの「ハートロッカー」が、絶対ありえないだろうというファンタジーに思えます。
なぜこの作品をオスカーに選ばないといけないのか、その対抗馬は「アバター」という歴史に残る名作でありながら。
なにか日本人にはわからないイラク戦争に対する思いが、米国人にあるように感じられました。それを感じさせてくれたということでは、「ハートロッカー」にも意味があるのかもしれません。

今回鑑賞して番宣用に広く知られている写真が、実は主人公の活躍と関係ないプロローグの場面だとわかりました。他にも聞いたことがなく、ちょっと不思議な気がしました。
個人的にはディビットモースがあのキャラでちょっとだけ出ていたのになごみました。

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現在の戦争のリアルな姿ネタバレ

投稿日:2010/09/18 レビュアー:みなみ

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戦争ものは敬遠しがちなんですが、アカデミー作品賞受賞作ということで
見てみました。

そりゃあこれは賞とるよな〜と納得。アカデミー会員が好みそうな作品です。
私は「第9地区」にあげてほしかったけど。

現在の戦争のリアルな姿を知ることができて、一見の価値はあったと思う。
もう1回見たいとは思わないけど^^;
やはり1年に1回位は、こういう作品も見なくちゃいけないのかな…
「知らないこと」では、済まされない気がする。
(以下、ネタバレです)

「戦争の高揚感は中毒になる。戦争は麻薬だ」という
衝撃的な言葉から始まる。
こんなことは始めて聞いたので、びっくり。

冒頭の戦場シーンは、すごい緊迫感。
軽口たたきながら死と隣りあわせという異常な状況。
最近の戦法は、ロボットを使うなど、随分技術が進んでいるだなあ。

でも実際の戦争は、地味で淡々としたものなのだ。
砂漠(?)でのシーンを見て改めてそう思った。
そしてもちろん悲惨なものであり、人間爆弾などという
残酷なものもある。
そして、爆弾処理班は、戦地には必要なものだ。

赴任してきたジェームズはいいヤツではない。彼は戦争中毒だ。
仲間をハラハラさせたり危険に巻き込んだり
仲間に「事故に見せかけて殺っちまうか?」とまで言わせてしまうほど
自分勝手な行動ばかり。
でも現地の少年に息子の面影を見てか、
彼のために行動するような人間的な面もあってほっとした。

任期が終わり、ジェームズは無事家族の元に帰って来たが、
家やスーパーで自分の居場所がないような気がして、とまどう。
そして「誰かが行かなきゃいけない」と、
かわいい息子を置いて、再び1年間の赴任に出かける彼。

ほんとに誰かが行かなくちゃいけないのか?
もし戦争がなかったら、彼にはどんな人生が待っていたのだろう。

劇的に作られた、感動を呼ぶようなドラマではないけど
きわめて現実的な作品で、いろいろ考えさせられました。

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すごい緊迫感

投稿日:2010/09/15 レビュアー:ぴぐぽぐ

戦争映画はあまり好きじゃないのですが、アカデミー賞ということで見ましたが、全編にわたっての緊迫感がすごく、いつもなら眠気に襲われるような時間の鑑賞にも関わらず、画面から目を離すことができずに最後まで。

途中で参加した息子も眠い目こすりながら最後まで見ました。

エンドクレジット、いつもなら消してしまうのに、二人でしばらく何も言わずに見てしまいました。

そんな映画でした。

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