「ゴールデンスランバー」 の解説・あらすじ・ストーリー
人気作家・伊坂幸太郎の本屋大賞受賞作を「南極料理人」の堺雅人で映画化。仙台を舞台に、ある日突然、見えない巨大な力によって首相暗殺の濡れ衣を着せられた男の懸命の逃亡劇をスリリングかつ感動的に描き出す。監督は伊坂幸太郎作品の映画化に定評のある中村義洋。仙台に暮らすごく平凡な30歳の独身男、青柳雅春。金田首相が凱旋パレードを行うその日、大学時代の同級生・森田に呼び出された彼は、“お前、オズワルドにされるぞ。とにかく逃げろ”と謎の警告を受ける。その直後、背後のパレード会場で爆発音がしたかと思うと、なぜか2人の前に警官が現われ、躊躇なく拳銃を向ける。訳もわからぬまま反射的に逃げ出した青柳だったが…。
「ゴールデンスランバー」 の作品情報
製作年: | 2009年 |
---|---|
製作国: | 日本 |
「ゴールデンスランバー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
139分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TDV20222R | 2010年08月06日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
119枚 | 11人 | 3人 |
収録時間:
139分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
TDV20222R
レンタル開始日:
2010年08月06日
在庫枚数
119枚
1位登録者:
11人
2位登録者:
3人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
139分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TDV20222R | 2010年08月06日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
119枚 | 11人 | 3人 |
収録時間:
139分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
TDV20222R
レンタル開始日:
2010年08月06日
在庫枚数
119枚
1位登録者:
11人
2位登録者:
3人
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これはサイコ〜(^^♪
ある日、気の良い主人公が、大学時代の友人に久々に会う
なぜかつり道具に釣り親父姿。 おまぬけ満開の姿です
友人はわけありで、自分の死は覚悟の上。ひょんなことから仙台
では、超有名人になってしまった主人公をオズワルドにしたてる巨大組織の陰謀の片棒を担ぐことに。
のっけからハラハラドキドキの展開です
世の中何が真実なのかわからんぞ〜と思わせる恐怖、
情報の操作は簡単にできてしまうという事。
そんな世の中で、信じられるものは何か?
いろんな人たちに信頼される主人公の人柄の良さがすがすがしい
この主人公を演じるのは、ビミョウな笑顔があやしいといつも感じてしまう
堺雅人☆〜〜凄〜く良かったよ!ちょっとファンになった私(^^♪
その父親役の伊藤四郎☆〜〜出演場面は少ないがおいしい役でした
そして警察側のあやしいヒットマン?〜〜永島敏行☆ 良いです!
キルオ〜〜この通り魔役は浜田岳くん☆このキルオが歌う場面
それで!「青柳なのねw」と理解する(笑)
その他ベンガルに柄本明wも良い!
そして私の大好きな香川照之さん! 警視庁のおえらいさんw
どっからみても悪人ですからw(笑)
そしてひよんなことから別れてしまった大学時代の恋人が
竹内結子☆〜〜その旦那さまは大森南朋☆
いや〜豪華な出演者でしたね とっても面白かったw
大満足の作品でしたね
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面白い!
予告で見てた時はそんなに気にはならなかったんですが、王様のブランチのDVD紹介で、無性に見たくて、ウエイトかけたら、すぐに借りれました。
最初から最後まで全くだれることなく見終わりました。
ラストのオチがちょっともやもやするはするんですが、まあ、これもありでしょうと思いました。
原作は未読ですが読みたくなりましたね。
堺雅人、最近売れてますね。
普通の人が陰謀に巻き込まれる感じが良くでていました。
「びっくりした?」のキャラも良かったです。
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今夜も夜空に大きな花火!中村組のロックな友情物語
中村監督お疲れ様です!私、現時点でこの監督は邦画代表者として支持したい存在です。
今回もそこそこ楽しませていただきました。
ふざけたなまぬるい描写を開始して早々見るはめになり、これはニアミスかと思いきや、
逃亡のほとんどにおいてアニメにも許されないリアリティ薄きご冗談を見ます。
しかし、それは全て意図的に構築されたものであり、原作を再現するために用いた
1つの方法であることに気づかされます。コッコメデーだ・・・。
そして。結局、ここまで軽くても結果OKじゃんかと感じてしまう自分がいました。
この監督、間違いなく先生の課題を、新たな切り口で解くタイプな方ですね。
普通、「逃亡劇に友情を織り交ぜて作品を完成させなさい」とお題だされた場合、
ここまで個性的に脚色する人なかなかいないでしょう。
普通のことしてちゃ前に進めない事を、監督の映画では多く教わります。
今回も伊坂さんの原作があるとはいえ、完璧に中村監督のものにされてます。
伊坂さんとのシンクロ率は相変わらず抜群な印象です。
東宝クラスとなると、原作に誠意を見せる以前に数字をとってなんぼ。
難解なる原作部分をもっと噛み砕いて万人ウケする映画を狙うに違いない。
つまり伊坂小説を様々な制約が飛び交うであろう東宝が映画化に着手するなど、
原作キラーフラグたちまくりであり、監督の思うように撮れないこと必死。
そんな中、東宝のご機嫌をとりながらもこのレベルに持ち込んだ力は強し。
予告編の出来から一方通行の誘導が開始されており、ほとんどの方が
本格的サスペンスアクションかそれに類似する“スリリングな逃亡劇”だと思いこまされます。
この配給会社の勝手な誘導に乗ったまま見ると肩透かしくらうこと間違いなしなので要注意!
逃亡には現実味なくてコメディ調ですが、友情には熱いロック感じました!
私は今、監督の手に“アレ”を押してあげたい気分でいっぱいです^^
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B+ 楽しい
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権力に絡む謎の勢力により暗殺者に仕立てられた男が、当初友人の何人かにも裏切られ逃げ回るうち、奇妙な悪の連帯感に助けられつつ、かつての友人知人たちの助力を得る過程がユーモラスで楽しい。マスコミを巻き込み軟着陸かと思われた所から危機一髪また逆転と転がるラストなど、はらはら感と愉快感が同居したサスペンスコメディはニュージャンル開拓かなと思わせる。
堺雅人の軽妙な演技が演出脚本とよくマッチしてた。
※レーティングは、A+,A,A->B+,B,B->C+,C,C- の9段階。
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人間の最大の武器、それは習慣と信頼
青柳雅春を誘い出しておきながら、森田森吾はそう言ったのです。
習慣は、無意識に繰り返されている場合が多く、その人の習慣を熟知している者にとっては利用しやすい。
信頼関係があるなら尚更です。
その意味で、習慣や信頼は武器ではあっても諸刃の剣でもあるようです。
一人の人間を目的をもって陥れようとするならば、衆人によく知られている人物ほど簡単なのだと、青柳雅春の場合が教えてくれました。
イメージの操作ですね。
「習慣と信頼」に関係する事柄や登場人物の何気ない台詞が、この後の物語で確実に意味を持って来ます。
青柳に仕掛けられた罠は、恐ろしい程に用意周到。
彼の家庭環境、職場関係、学生時代の交友関係、アルバイト、習慣に至るまで、細部に亘って調査され、計画されていたのです。
でも、調査から洩れてしまったものがありました。
それは、彼の家族や友人たちの心の中のできごとや思い出など、個人の頭の中の記憶です。
主演の堺雅人は、あの薄ら笑いというか、どんな時も目と口元が笑っていて、長いこと苦手な俳優さんでしたが、最近やっと慣れてきたところです。
登場人物では、濱田岳の黒パーカーの連続通り魔キルオ、永島敏行のアブナイ刑事が独特のキャラで印象的でした。
腑に落ちない点や諸々の疑問点は解決されないまま、物語はラストを迎えてしまいますが、原作を読んだなら、少しは解決できるかも知れません。
でも、やっぱり、一番知りたい核心部分は曖昧なままです。
それは、この物語が人間の繋がりをテーマにしているからであって、視点を替えたりすれば、如何様にもなる素材を持っていると思います。
結末の曖昧さを許せるなら、十分に楽しめる作品としてオススメします。
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ゴールデンスランバー
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ユーザーレビュー:252件
2010/08/29
ある日、気の良い主人公が、大学時代の友人に久々に会う
なぜかつり道具に釣り親父姿。 おまぬけ満開の姿です
友人はわけありで、自分の死は覚悟の上。ひょんなことから仙台
では、超有名人になってしまった主人公をオズワルドにしたてる巨大組織の陰謀の片棒を担ぐことに。
のっけからハラハラドキドキの展開です
世の中何が真実なのかわからんぞ〜と思わせる恐怖、
情報の操作は簡単にできてしまうという事。
そんな世の中で、信じられるものは何か?
いろんな人たちに信頼される主人公の人柄の良さがすがすがしい
この主人公を演じるのは、ビミョウな笑顔があやしいといつも感じてしまう
堺雅人☆〜〜凄〜く良かったよ!ちょっとファンになった私(^^♪
その父親役の伊藤四郎☆〜〜出演場面は少ないがおいしい役でした
そして警察側のあやしいヒットマン?〜〜永島敏行☆ 良いです!
キルオ〜〜この通り魔役は浜田岳くん☆このキルオが歌う場面
それで!「青柳なのねw」と理解する(笑)
その他ベンガルに柄本明wも良い!
そして私の大好きな香川照之さん! 警視庁のおえらいさんw
どっからみても悪人ですからw(笑)
そしてひよんなことから別れてしまった大学時代の恋人が
竹内結子☆〜〜その旦那さまは大森南朋☆
いや〜豪華な出演者でしたね とっても面白かったw
大満足の作品でしたね
2010/08/14
予告で見てた時はそんなに気にはならなかったんですが、王様のブランチのDVD紹介で、無性に見たくて、ウエイトかけたら、すぐに借りれました。
最初から最後まで全くだれることなく見終わりました。
ラストのオチがちょっともやもやするはするんですが、まあ、これもありでしょうと思いました。
原作は未読ですが読みたくなりましたね。
堺雅人、最近売れてますね。
普通の人が陰謀に巻き込まれる感じが良くでていました。
「びっくりした?」のキャラも良かったです。
2010/09/09
中村監督お疲れ様です!私、現時点でこの監督は邦画代表者として支持したい存在です。
今回もそこそこ楽しませていただきました。
ふざけたなまぬるい描写を開始して早々見るはめになり、これはニアミスかと思いきや、
逃亡のほとんどにおいてアニメにも許されないリアリティ薄きご冗談を見ます。
しかし、それは全て意図的に構築されたものであり、原作を再現するために用いた
1つの方法であることに気づかされます。コッコメデーだ・・・。
そして。結局、ここまで軽くても結果OKじゃんかと感じてしまう自分がいました。
この監督、間違いなく先生の課題を、新たな切り口で解くタイプな方ですね。
普通、「逃亡劇に友情を織り交ぜて作品を完成させなさい」とお題だされた場合、
ここまで個性的に脚色する人なかなかいないでしょう。
普通のことしてちゃ前に進めない事を、監督の映画では多く教わります。
今回も伊坂さんの原作があるとはいえ、完璧に中村監督のものにされてます。
伊坂さんとのシンクロ率は相変わらず抜群な印象です。
東宝クラスとなると、原作に誠意を見せる以前に数字をとってなんぼ。
難解なる原作部分をもっと噛み砕いて万人ウケする映画を狙うに違いない。
つまり伊坂小説を様々な制約が飛び交うであろう東宝が映画化に着手するなど、
原作キラーフラグたちまくりであり、監督の思うように撮れないこと必死。
そんな中、東宝のご機嫌をとりながらもこのレベルに持ち込んだ力は強し。
予告編の出来から一方通行の誘導が開始されており、ほとんどの方が
本格的サスペンスアクションかそれに類似する“スリリングな逃亡劇”だと思いこまされます。
この配給会社の勝手な誘導に乗ったまま見ると肩透かしくらうこと間違いなしなので要注意!
逃亡には現実味なくてコメディ調ですが、友情には熱いロック感じました!
私は今、監督の手に“アレ”を押してあげたい気分でいっぱいです^^
2010/08/15
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
権力に絡む謎の勢力により暗殺者に仕立てられた男が、当初友人の何人かにも裏切られ逃げ回るうち、奇妙な悪の連帯感に助けられつつ、かつての友人知人たちの助力を得る過程がユーモラスで楽しい。マスコミを巻き込み軟着陸かと思われた所から危機一髪また逆転と転がるラストなど、はらはら感と愉快感が同居したサスペンスコメディはニュージャンル開拓かなと思わせる。
堺雅人の軽妙な演技が演出脚本とよくマッチしてた。
※レーティングは、A+,A,A->B+,B,B->C+,C,C- の9段階。
2010/08/15
青柳雅春を誘い出しておきながら、森田森吾はそう言ったのです。
習慣は、無意識に繰り返されている場合が多く、その人の習慣を熟知している者にとっては利用しやすい。
信頼関係があるなら尚更です。
その意味で、習慣や信頼は武器ではあっても諸刃の剣でもあるようです。
一人の人間を目的をもって陥れようとするならば、衆人によく知られている人物ほど簡単なのだと、青柳雅春の場合が教えてくれました。
イメージの操作ですね。
「習慣と信頼」に関係する事柄や登場人物の何気ない台詞が、この後の物語で確実に意味を持って来ます。
青柳に仕掛けられた罠は、恐ろしい程に用意周到。
彼の家庭環境、職場関係、学生時代の交友関係、アルバイト、習慣に至るまで、細部に亘って調査され、計画されていたのです。
でも、調査から洩れてしまったものがありました。
それは、彼の家族や友人たちの心の中のできごとや思い出など、個人の頭の中の記憶です。
主演の堺雅人は、あの薄ら笑いというか、どんな時も目と口元が笑っていて、長いこと苦手な俳優さんでしたが、最近やっと慣れてきたところです。
登場人物では、濱田岳の黒パーカーの連続通り魔キルオ、永島敏行のアブナイ刑事が独特のキャラで印象的でした。
腑に落ちない点や諸々の疑問点は解決されないまま、物語はラストを迎えてしまいますが、原作を読んだなら、少しは解決できるかも知れません。
でも、やっぱり、一番知りたい核心部分は曖昧なままです。
それは、この物語が人間の繋がりをテーマにしているからであって、視点を替えたりすれば、如何様にもなる素材を持っていると思います。
結末の曖昧さを許せるなら、十分に楽しめる作品としてオススメします。