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「ミスティック・リバー」の原作者デニス・レヘインの傑作ハードボイルド『愛しき者はすべて去りゆく』を、これが監督デビューとなるベン・アフレックが映画化した社会派ミステリー・サスペンス。主演はケイシー・アフレックとミシェル・モナハン。パトリックとアンジーは、ボストンで私立探偵として働く幼なじみのカップル。ある日、4歳の少女アマンダが誘拐される事件が発生し、その3日後、警察の捜査に限界を感じたアマンダの叔母夫婦が、街の裏側に精通するパトリックたちのもとに捜索依頼に現われる。誘拐事件では自分たちの出る幕はないと、あまり気の進まないままアマンダの行方を調べ始めるパトリックとアンジーだったが…。
製作年: |
2007年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
GONE BABY GONE |
受賞記録: |
2007年 NY批評家協会賞 助演女優賞
2007年 LA批評家協会賞 助演女優賞 |
監督: |
ベン・アフレック |
---|---|
製作: |
アラン・ラッド・Jr 、 ダン・リズナー |
製作総指揮: |
デヴィッド・クロケット |
出演: |
ケイシー・アフレック 、 ミシェル・モナハン 、 モーガン・フリーマン 、 エド・ハリス 、 ジョン・アシュトン 、 エイミー・マディカン |
脚本: |
ベン・アフレック 、 アーロン・ストッカード |
---|---|
撮影: |
ジョン・トール 、 ジョン・トール |
音楽: |
ハリー・グレッグソン・ウィリアムズ |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
114分 | 1:英語字幕<br>2:日本語吹き替え用字幕<br> | 日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VWDR3669 | 2008年09月17日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
16枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
114分
字幕:
1:英語字幕<br>2:日本語吹き替え用字幕<br>
音声:
日本語
レイティング:
記番:
VWDR3669
レンタル開始日:
2008年09月17日
在庫枚数
16枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
114分 | 日本語・英語・日本語吹替え用字幕・その他 | 1:リニアPCM/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 3:リニアPCM/5.1chサラウンド/日本語 4:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 5:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/ポルトガル語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VWBR1052 | 2010年11月26日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
5枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
114分
字幕:
日本語・英語・日本語吹替え用字幕・その他
音声:
1:リニアPCM/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
3:リニアPCM/5.1chサラウンド/日本語
4:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
5:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/ポルトガル語
レイティング:
記番:
VWBR1052
レンタル開始日:
2010年11月26日
在庫枚数
5枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
114分 | 1:英語字幕<br>2:日本語吹き替え用字幕<br> | 日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VWDR3669 | 2008年09月17日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
16枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
114分
字幕:
1:英語字幕<br>2:日本語吹き替え用字幕<br>
音声:
日本語
レイティング:
記番:
VWDR3669
レンタル開始日:
2008年09月17日
在庫枚数
16枚
1位登録者:
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2位登録者:
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収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
114分 | 日本語・英語・日本語吹替え用字幕・その他 | 1:リニアPCM/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 3:リニアPCM/5.1chサラウンド/日本語 4:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 5:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/ポルトガル語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VWBR1052 | 2010年11月26日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
5枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
114分
字幕:
日本語・英語・日本語吹替え用字幕・その他
音声:
1:リニアPCM/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
3:リニアPCM/5.1chサラウンド/日本語
4:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
5:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/ポルトガル語
レイティング:
記番:
VWBR1052
レンタル開始日:
2010年11月26日
在庫枚数
5枚
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そうですか、「ミスティック・リバー」(03)と同じ原作者なんですね。なるほど、“子供の受難”と人間の“選択”を描きながら、「正義」とは?「真理」とは?と問いかけてくるところに、テーマの類似を感じます。
どうなんだろうなぁ、私はこういうことに「正解」はないような気がしてしまう。ただ、思ったのは、当事者を抜きにして、その人の人生を決めてしまうのは、フェアじゃないかなって。この物語で言えば、ジャンキーのお母さんとその娘、この2人に「どうしたいのか?」ってところをちゃんと聞いていないだろうと。特に娘ね。お母さんに対しては「望み」があるのなら、ちゃんと義務も果たせよという約束も必要ですし。な〜んて、すっかり「福祉」臭い話になってしまいました。
キリスト教の考えが根付いている欧米では、子供は親の所有物ではなく、神様からお預かりしている存在なので、「血は水より濃い」日本に比べて「親権」がそんなに強くないと聞いている。で、人権意識が高いので、養育環境に問題があればわりとドライに親子分離をしてしまう印象がある。ケン・ローチの「レディバード・レディバード」(94)なんて、ヒドイもんだった。そういう感覚から言うと、事件の犯人たちの行動は“善意”ゆえであり、人道的と言えなくもないのだけど、私がちょっと怖いなと思ったのは、こういう「自分の正義」を貫くために手段を選ばない、法を犯しても構わないとするのは、テロに通ずるかなと。ちょっと言い過ぎかもしれませんが。
とは言え、素直に言ってしまえば、自分が1番共感できたのは、主人公の恋人アンジー。彼女の言ってること、感じてることが、1番「人として」しっくりくる。タテマエ抜きで言えばね・・・。
深く深く、考えさせられました。特にラスト・シーンですね。あそこで一つ、明かになることがあります。たった一つのセリフですが、あれであの親子のあり様が見えてしまうのです。主人公も落胆の色を隠せない。重たい結末。
ベン・アフレック、いい仕事しましたねぇ。お見事。
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本国では注目度が高く、トップ10入りしていた作品ってイメージだったんですが、
日本では公開すらされてなかったんですねぇ。
少女誘拐事件を扱ったベン・アフレック初監督作品。
地元で私立探偵をしているパトリックのもとに、姪アマンダが失踪した夫婦が依頼にやってくる。
地元で顔が利くパトリックとパートナーのアンジーは、警察と協力しあいながら
事件の捜査を進めていき、次第に核心へ迫ってゆくストーリー。
終盤までテンポがかなりスローながらサスペンスフルに展開し、あたしとしては面白ったです。
逆に、終盤は誘拐事件そのものよりも、罪人を人間が裁くこと、そして他人が個人の幸せを
その価値観で決めてしまう難しさが描かれていて、かなり考えさせられました。
パトリックは事件を通して、正義とはなにか自分の価値観と他人の価値観の狭間で苦悩する存在。
ベン・アフレックは最初は自分で主演を務めようとしてたらしいですが、
結局弟ケイシーがパトリック役となり、大柄で存在感の大きいベンよりも、
地味ではあるけれどケイシーの方が結果的に良かったんぢゃないでしょうか。
ベンが演じたら、刷り込みイメージでパトリックがある意味ヒーローになってしまい、
話がブレてしまったんぢゃないかなぁと思ったので。
その点、ケイシーは苦悩するパトリックを好演していたと思います。
ケイシーが醸し出す雰囲気は独特だし、微妙なニュアンスの演じ分けが上手いなぁと思いました。
アンジー役のミッシェル・モナハンも控えめながらケイシーの相手役として合ってましたし、
刑事レミー役のエド・ハリスがまた超イイ味を出してました。
弱きを救うことは正しきこと、その正義を貫くための不正は罪なのか、
その不正を不正だと声高に言うことが正義なのか、
人が人を裁くことに正解はないのかもしれません・・・
裁いた人間は他人がどう思おうと一生その責任を背負っていくわけだし。
自分の人生の決断よりも、他人の人生を左右してしまう決断の方が遥かに難しいということですね。
今作で多くの賞を受賞した力量が評価され、ベンは監督として次回作も決定しているようです。
『The Town』では、監督・脚本・主役までやるそうなので、どんな塩梅になるのか今から楽しみ!
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
俺は地元を知っている、路地の裏から下水溝の流れる先まで、マチのウラの人間にも知り合いが多い、俺はここで生きて行く…だって、ここは俺の街だから…。
と軽口を叩く、まだ若い探偵が実は全く世間を理解していなかったと言うことを痛烈に知る事になる重く深い(不快)作品。
話が良く出来ていると思ったら原作付き。
残念ながら「本」を読んでいないので言及は出来ないが映画向けに「見て」楽しめる展開に上手に置換して有ると思う。
ベンアフリックの脚色のセンスは大したモノだと感じる。
無論、それを破綻無く映像化した監督としての「腕」も賞賛に値すると信じる。
弟アフリックも若くギラギラした感も有る自信家の探偵を上手に演じている。
ずっと地元にいて社交的で友人関係、知り合いも多い魅力的な男が「ソコ」にいると感じる。
サブを固める演者もモーガン・フリーマンをはじめ「手馴れた」人間が多く、弟アフリックの粗さを補ってくれていると思う。
サスペンスに必要な小気味良い謎解きが健在なので画面をキチンと見て、聞いていないと後で話が繋がらなくなる(DVD鑑賞で良かった^^;)。
非常に質が高いミステリだと思うが、これが何故「劇場未公開」なのか理解出来ない。
正義と言うのは何だろう?。
法と言う目に「見えるモノ」に記載される実証だけが本当に秩序なのか?。
女神が何故「目を伏せて」いるか?。
自分のいる「世間」と「倫理」に関して、もう少し考えてみたくなる秀作。
見逃さなくて良かった。
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ボストンの貧困街で誘拐事件が発生して探偵さんが捜査する話。
ボストンの雰囲気を静かに映しだした映像はかっこよくて、その雰囲気に渋い役者さんたちを見られるだけで満足な1本でした。
探偵の主人公のもとに誘拐事件の捜査の話があって、人脈で話を転がしていきます。そしてしだいに何が正義か? という問いかけになっていって悩む主人公。
ただ誘拐事件のミステリー物として見ても中途半端で消去法で犯人はすぐに怪しさ全開の人がいるし、しかも彼が自ら強盗犯を装って主人公たちのもとへやってくる理由が弱いし、主人公が探偵としての能力がどれくらいあるのか映画を見ても全然わからなかったです。ただコネクションだけで友達に話を聞きに行ったら、その人が重要なことを知っていて解決の方向へ転がっていくだけにしか見えなかったです。そもそも全く探偵に見えずそこらへんのお兄ちゃんにしか見えなかったです。
そのため後半で事件の真相がわかってから、愛情のない実の親か。愛のある誘拐犯かで悩むのも雰囲気でそれらしく見えますが、ミステリーとしての中途半端さが頭に残ってしまうためにノイズとなってヒューマンものとしても中途半端になってしまう映画でした。
このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています
入力内容に誤りがあります。
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ユーザーレビュー:121件
投稿日
2008/11/16
レビュアー
ポッシュ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
万吉さんのレビュー・タイトルに惹かれて、速攻「入札」ならぬ「予約」ボタンをクリック。(笑)
そうですか、「ミスティック・リバー」(03)と同じ原作者なんですね。なるほど、“子供の受難”と人間の“選択”を描きながら、「正義」とは?「真理」とは?と問いかけてくるところに、テーマの類似を感じます。
どうなんだろうなぁ、私はこういうことに「正解」はないような気がしてしまう。ただ、思ったのは、当事者を抜きにして、その人の人生を決めてしまうのは、フェアじゃないかなって。この物語で言えば、ジャンキーのお母さんとその娘、この2人に「どうしたいのか?」ってところをちゃんと聞いていないだろうと。特に娘ね。お母さんに対しては「望み」があるのなら、ちゃんと義務も果たせよという約束も必要ですし。な〜んて、すっかり「福祉」臭い話になってしまいました。
キリスト教の考えが根付いている欧米では、子供は親の所有物ではなく、神様からお預かりしている存在なので、「血は水より濃い」日本に比べて「親権」がそんなに強くないと聞いている。で、人権意識が高いので、養育環境に問題があればわりとドライに親子分離をしてしまう印象がある。ケン・ローチの「レディバード・レディバード」(94)なんて、ヒドイもんだった。そういう感覚から言うと、事件の犯人たちの行動は“善意”ゆえであり、人道的と言えなくもないのだけど、私がちょっと怖いなと思ったのは、こういう「自分の正義」を貫くために手段を選ばない、法を犯しても構わないとするのは、テロに通ずるかなと。ちょっと言い過ぎかもしれませんが。
とは言え、素直に言ってしまえば、自分が1番共感できたのは、主人公の恋人アンジー。彼女の言ってること、感じてることが、1番「人として」しっくりくる。タテマエ抜きで言えばね・・・。
深く深く、考えさせられました。特にラスト・シーンですね。あそこで一つ、明かになることがあります。たった一つのセリフですが、あれであの親子のあり様が見えてしまうのです。主人公も落胆の色を隠せない。重たい結末。
ベン・アフレック、いい仕事しましたねぇ。お見事。
投稿日
2008/11/12
レビュアー
ゆみゆみ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
本国では注目度が高く、トップ10入りしていた作品ってイメージだったんですが、
日本では公開すらされてなかったんですねぇ。
少女誘拐事件を扱ったベン・アフレック初監督作品。
地元で私立探偵をしているパトリックのもとに、姪アマンダが失踪した夫婦が依頼にやってくる。
地元で顔が利くパトリックとパートナーのアンジーは、警察と協力しあいながら
事件の捜査を進めていき、次第に核心へ迫ってゆくストーリー。
終盤までテンポがかなりスローながらサスペンスフルに展開し、あたしとしては面白ったです。
逆に、終盤は誘拐事件そのものよりも、罪人を人間が裁くこと、そして他人が個人の幸せを
その価値観で決めてしまう難しさが描かれていて、かなり考えさせられました。
パトリックは事件を通して、正義とはなにか自分の価値観と他人の価値観の狭間で苦悩する存在。
ベン・アフレックは最初は自分で主演を務めようとしてたらしいですが、
結局弟ケイシーがパトリック役となり、大柄で存在感の大きいベンよりも、
地味ではあるけれどケイシーの方が結果的に良かったんぢゃないでしょうか。
ベンが演じたら、刷り込みイメージでパトリックがある意味ヒーローになってしまい、
話がブレてしまったんぢゃないかなぁと思ったので。
その点、ケイシーは苦悩するパトリックを好演していたと思います。
ケイシーが醸し出す雰囲気は独特だし、微妙なニュアンスの演じ分けが上手いなぁと思いました。
アンジー役のミッシェル・モナハンも控えめながらケイシーの相手役として合ってましたし、
刑事レミー役のエド・ハリスがまた超イイ味を出してました。
弱きを救うことは正しきこと、その正義を貫くための不正は罪なのか、
その不正を不正だと声高に言うことが正義なのか、
人が人を裁くことに正解はないのかもしれません・・・
裁いた人間は他人がどう思おうと一生その責任を背負っていくわけだし。
自分の人生の決断よりも、他人の人生を左右してしまう決断の方が遥かに難しいということですね。
今作で多くの賞を受賞した力量が評価され、ベンは監督として次回作も決定しているようです。
『The Town』では、監督・脚本・主役までやるそうなので、どんな塩梅になるのか今から楽しみ!
投稿日
2008/10/08
レビュアー
アルディ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
俺は地元を知っている、路地の裏から下水溝の流れる先まで、マチのウラの人間にも知り合いが多い、俺はここで生きて行く…だって、ここは俺の街だから…。
と軽口を叩く、まだ若い探偵が実は全く世間を理解していなかったと言うことを痛烈に知る事になる重く深い(不快)作品。
話が良く出来ていると思ったら原作付き。
残念ながら「本」を読んでいないので言及は出来ないが映画向けに「見て」楽しめる展開に上手に置換して有ると思う。
ベンアフリックの脚色のセンスは大したモノだと感じる。
無論、それを破綻無く映像化した監督としての「腕」も賞賛に値すると信じる。
弟アフリックも若くギラギラした感も有る自信家の探偵を上手に演じている。
ずっと地元にいて社交的で友人関係、知り合いも多い魅力的な男が「ソコ」にいると感じる。
サブを固める演者もモーガン・フリーマンをはじめ「手馴れた」人間が多く、弟アフリックの粗さを補ってくれていると思う。
サスペンスに必要な小気味良い謎解きが健在なので画面をキチンと見て、聞いていないと後で話が繋がらなくなる(DVD鑑賞で良かった^^;)。
非常に質が高いミステリだと思うが、これが何故「劇場未公開」なのか理解出来ない。
正義と言うのは何だろう?。
法と言う目に「見えるモノ」に記載される実証だけが本当に秩序なのか?。
女神が何故「目を伏せて」いるか?。
自分のいる「世間」と「倫理」に関して、もう少し考えてみたくなる秀作。
見逃さなくて良かった。
投稿日
2017/03/13
レビュアー
片山刑事※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ボストンの貧困街で誘拐事件が発生して探偵さんが捜査する話。
ボストンの雰囲気を静かに映しだした映像はかっこよくて、その雰囲気に渋い役者さんたちを見られるだけで満足な1本でした。
探偵の主人公のもとに誘拐事件の捜査の話があって、人脈で話を転がしていきます。そしてしだいに何が正義か? という問いかけになっていって悩む主人公。
ただ誘拐事件のミステリー物として見ても中途半端で消去法で犯人はすぐに怪しさ全開の人がいるし、しかも彼が自ら強盗犯を装って主人公たちのもとへやってくる理由が弱いし、主人公が探偵としての能力がどれくらいあるのか映画を見ても全然わからなかったです。ただコネクションだけで友達に話を聞きに行ったら、その人が重要なことを知っていて解決の方向へ転がっていくだけにしか見えなかったです。そもそも全く探偵に見えずそこらへんのお兄ちゃんにしか見えなかったです。
そのため後半で事件の真相がわかってから、愛情のない実の親か。愛のある誘拐犯かで悩むのも雰囲気でそれらしく見えますが、ミステリーとしての中途半端さが頭に残ってしまうためにノイズとなってヒューマンものとしても中途半端になってしまう映画でした。
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