トラ・トラ・トラ!

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トラ・トラ・トラ! / マーティン・バルサム

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「トラ・トラ・トラ!」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

1941年12月未明、真珠湾急襲に出た日本軍。それを探知していながらも防ぐことができなかったアメリカ軍。暗号<トラ・トラ・トラ=真珠湾攻撃に成功せり>とともに日米両国は太平洋戦争に突入していく──。<BR>

「トラ・トラ・トラ!」 の作品情報

作品情報

製作年: 1970年
原題: TORA! TORA! TORA!
受賞記録: 1970年 アカデミー賞 特殊視覚効果賞

「トラ・トラ・トラ!」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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21〜 25件 / 全58件

30余年

投稿日:2006/02/13 レビュアー:grond

近年の某映画のように,無理矢理ドラマを突っ込んで盛り上げようとはせず,あくまでドキュメンタリータッチです。そして日本人も悪役ではなく,一方の主役扱い(日米パートがそれぞれ自国で作られた)になっており,実直な作りに好感が持てます。

しかし,ドラマ性が排除された上に,題材が題材で,新たな切り口もないのがつらいところです。当時としては素晴らしいsfxを用いて爆撃シーンなどが作られているのでしょうが,さすがに公開から35年もたってしまうと,チープさの方が目立ちます。

そういうわけで,今日において,2時間以上費やして見る価値があるかと言われれば,疑問であるというのが結論です。

もっとも,実物大の戦艦長門に山本司令長官が搭乗する冒頭のシーンは,様式美にあふれており素晴らしいと思います。

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窮鼠、猫をかむ。 ネタバレ

投稿日:2005/12/09 レビュアー:レビュアー名未設定

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 冒頭に、”アメリカは日本軍の真珠湾攻撃により戦争に引き込まれた”という旨の字幕が出る。
 これは事実とは言えない。
 アメリカのF・ルーズベルト大統領は、欧州大戦への介入と日本という目障りな黄色いネズミを叩き潰すことを望んでいた。アメリカの前に日本が屈服するか日本から戦争を仕掛けてくるように、日本を追い詰めたのである。それに対する日本の回答が真珠湾攻撃である。
 この映画では、そうしたアメリカ側の思惑は描かれておらず、アメリカは外交交渉による平和的解決の努力をしたが日本がアメリカとの戦争を決断したのだ、という印象を与えるつくりになっている。
 とても公平な視点から作られているとは言えない。
 が、日本の映画人が多数参加しているとはいえこれはアメリカ映画なのだからしょうがないだろう。日本外務省の大失態で「奇襲」攻撃が「騙し討ち」になってしまった経緯がちゃんと描かれているだけでも良しとすべきかもしれない。

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日本人には受け入れやすい

投稿日:2005/10/10 レビュアー:わらうクマ

ストーリーとしては受け入れやすい内容でした。
パールハーバーのような青臭い米国サイドの表現ではないので。
ただ、日本ってやっぱり田舎者くさいよね。政治も戦争も、お人好しすぎ。

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「パールハーバー」なんてメじゃない

投稿日:2003/09/27 レビュアー:レビュアー名未設定

太平洋戦争の端緒となった真珠湾攻撃を描いたタイトル。日米合作のタイトルで、日本側では山村聡、東野英治郎、田村高広ら錚々たるスターが出演しています。必死に開戦を避けようと尽力する人々あり、アメリカの圧力に屈しては日本の未来はないと戦争を推進する人々あり、まさに「歴史のその時」にいるかのような感覚になります。70年当時としては特撮部分も最小限に抑えられていますし、つくりがしっかりしているのが好印象です。最近の「パールハーバー」が駄作に思えるかもしれません。ラストで山本五十六(山村聡)が「眠れる巨人を奮い立たせてしまった」のセリフが効いています。ぜひチェックしておきたいタイトルです。

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ニイタカヤマノボレ

投稿日:2020/05/25 レビュアー:趣味は洋画

トラ・トラ・トラ!(1970年、アメリカ・日本、カラー、149分)

米・日合作のこの映画は、真珠湾攻撃に至るまでの経緯を米・日双方の視点から描いた作品です。
従来の英雄賛美的な映画ではなく、政治的、倫理的問題に臆せず触れるような分別のある描き方には、両国の慎重な取り組み姿勢が感じ取れます。

トリビアを書こうと思えばWikipediaを見れば情報は誰でも入手できますが、知ったかぶりのレビューになるのも嫌なので、ここは極力自分の感想を中心に書いてみたいと思います。

この映画を再見して最も強く感じたことは、「米国と日本の均衡具合」です。ほぼ五分五分です。
冒頭は、日本の連合艦隊に山本五十六海軍中将(山村聰)が迎えられるシーン。乗組員全員の敬礼のなか「海ゆかば」のメロディーが流れ、いきなり気持ちが高ぶります。
そして以降は、アメリカ側のシーンと日本側のシーンが交互に描かれていきます。
これは後半の真珠湾攻撃のシーンの直前まで平等に続いていきます。
クレジット紹介も同様で、画面に向かって左側に米国俳優、右側に日本俳優が配されています。
(但し、最初のクレジットから次へ切り替わった際は、縦列一同になります)
監督のクレジット表記は、「アメリカ公開版」と「日本公開版」で順序が逆になっているようですが、
全体的には、アメリカ側がかなり日本サイドに配慮している感じがします。
又、米軍上層部や米将校たちの、日本国或いは日本軍に対する表現(セリフ・言い回し)も、基本的には品格が保たれたものとなっています。これは率直に受け取っていいと思います。

トラ・トラ・トラ!=「ワレ奇襲ニ成功セリ」、ニイタカヤマノボレ=「戦闘行動ヲ開始セヨ」
この二つの暗号はあまりにも有名ですが、前者を作品タイトルに据えたこと、アメリカ側がよく承知したものだと思います。
30代の頃、取材で佐世保の針尾無線塔に行きましたが、ニイタカヤマノボレをここでも送信したと聞きました。コンクリート製の高い鉄塔が無表情にそびえていたのを思い出しました。

本編の中盤までは、アメリカ側と日本側それぞれの相手国に対する分析、あるいは自国の状況などが、刻々とせまる「その日」に向けて描かれます。
はっきりしていることは、アメリカ軍も日本軍も、互いを脅威に感じていたということです。
そして1941年12月7日のカレンダーがアップで映し出されたところで、インターミッションに入ります。
後半、朝焼けの上空に向け、赤城からゼロ戦が次々と発艦していきます。
ここはこみ上げるものがあります。

ハワイ・オパナ岬に配置されている米軍の若い通信兵が、北方から飛行機の大編隊が接近してくることをレーダーで察知します。本部の情報センターに報告するのですが、受けた係官は、日曜日ということもありノンビリしたものです。‘ああ、それなら本土から来るB−17だから心配ない’ それで終わりです。
両者とも、まさか日本の大空軍部隊とは思わなかったのでしょう。

終盤にさしかかるあたりからは、一気に戦闘シーンの連続です。ミニチュア映像の部分を差し引いても、これは壮絶なスペクタクルです。鮮明に画像処理が施されていますから、余計にそう感じるのかもしれません。

出演俳優は、アメリカ側ではマーチン・バルサム、ジョセフ・コットン、E・G・マーシャル、ジェイスン・ロバーズ、ネヴィル・ブランドらが出ていますが、みな抑えた演技に終始しています。
日本側では山村聰、三橋達也、東野英治郎、島田正吾、内田朝雄、藤田進、北村和夫、千田是也、井川比佐志、細川俊夫、室田日出男ら。同じく冷静沈着ぶりな演技ですが、田村高廣だけが1人、脂ぎった表情で異様に張り切っています。滑稽にしかみえません。

これだけの大作ですから、製作段階から様々なトラブルやモメ事があったことも事実でしょう。
原案にノンクレジットで黒澤明の名がありますが、やはり監督として御大リチャード・フライシャーの向こうを張った深作欣二、舛田利雄の両者には敬意を表したいと思います。

当時、ハワイに日系人が13万人もいたことも、本作で知りました。


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トラ・トラ・トラ!

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ユーザーレビュー:58件

30余年

投稿日

2006/02/13

レビュアー

grond

近年の某映画のように,無理矢理ドラマを突っ込んで盛り上げようとはせず,あくまでドキュメンタリータッチです。そして日本人も悪役ではなく,一方の主役扱い(日米パートがそれぞれ自国で作られた)になっており,実直な作りに好感が持てます。

しかし,ドラマ性が排除された上に,題材が題材で,新たな切り口もないのがつらいところです。当時としては素晴らしいsfxを用いて爆撃シーンなどが作られているのでしょうが,さすがに公開から35年もたってしまうと,チープさの方が目立ちます。

そういうわけで,今日において,2時間以上費やして見る価値があるかと言われれば,疑問であるというのが結論です。

もっとも,実物大の戦艦長門に山本司令長官が搭乗する冒頭のシーンは,様式美にあふれており素晴らしいと思います。

窮鼠、猫をかむ。

投稿日

2005/12/09

レビュアー

レビュアー名未設定

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 冒頭に、”アメリカは日本軍の真珠湾攻撃により戦争に引き込まれた”という旨の字幕が出る。
 これは事実とは言えない。
 アメリカのF・ルーズベルト大統領は、欧州大戦への介入と日本という目障りな黄色いネズミを叩き潰すことを望んでいた。アメリカの前に日本が屈服するか日本から戦争を仕掛けてくるように、日本を追い詰めたのである。それに対する日本の回答が真珠湾攻撃である。
 この映画では、そうしたアメリカ側の思惑は描かれておらず、アメリカは外交交渉による平和的解決の努力をしたが日本がアメリカとの戦争を決断したのだ、という印象を与えるつくりになっている。
 とても公平な視点から作られているとは言えない。
 が、日本の映画人が多数参加しているとはいえこれはアメリカ映画なのだからしょうがないだろう。日本外務省の大失態で「奇襲」攻撃が「騙し討ち」になってしまった経緯がちゃんと描かれているだけでも良しとすべきかもしれない。

日本人には受け入れやすい

投稿日

2005/10/10

レビュアー

わらうクマ

ストーリーとしては受け入れやすい内容でした。
パールハーバーのような青臭い米国サイドの表現ではないので。
ただ、日本ってやっぱり田舎者くさいよね。政治も戦争も、お人好しすぎ。

「パールハーバー」なんてメじゃない

投稿日

2003/09/27

レビュアー

レビュアー名未設定

太平洋戦争の端緒となった真珠湾攻撃を描いたタイトル。日米合作のタイトルで、日本側では山村聡、東野英治郎、田村高広ら錚々たるスターが出演しています。必死に開戦を避けようと尽力する人々あり、アメリカの圧力に屈しては日本の未来はないと戦争を推進する人々あり、まさに「歴史のその時」にいるかのような感覚になります。70年当時としては特撮部分も最小限に抑えられていますし、つくりがしっかりしているのが好印象です。最近の「パールハーバー」が駄作に思えるかもしれません。ラストで山本五十六(山村聡)が「眠れる巨人を奮い立たせてしまった」のセリフが効いています。ぜひチェックしておきたいタイトルです。

ニイタカヤマノボレ

投稿日

2020/05/25

レビュアー

趣味は洋画

トラ・トラ・トラ!(1970年、アメリカ・日本、カラー、149分)

米・日合作のこの映画は、真珠湾攻撃に至るまでの経緯を米・日双方の視点から描いた作品です。
従来の英雄賛美的な映画ではなく、政治的、倫理的問題に臆せず触れるような分別のある描き方には、両国の慎重な取り組み姿勢が感じ取れます。

トリビアを書こうと思えばWikipediaを見れば情報は誰でも入手できますが、知ったかぶりのレビューになるのも嫌なので、ここは極力自分の感想を中心に書いてみたいと思います。

この映画を再見して最も強く感じたことは、「米国と日本の均衡具合」です。ほぼ五分五分です。
冒頭は、日本の連合艦隊に山本五十六海軍中将(山村聰)が迎えられるシーン。乗組員全員の敬礼のなか「海ゆかば」のメロディーが流れ、いきなり気持ちが高ぶります。
そして以降は、アメリカ側のシーンと日本側のシーンが交互に描かれていきます。
これは後半の真珠湾攻撃のシーンの直前まで平等に続いていきます。
クレジット紹介も同様で、画面に向かって左側に米国俳優、右側に日本俳優が配されています。
(但し、最初のクレジットから次へ切り替わった際は、縦列一同になります)
監督のクレジット表記は、「アメリカ公開版」と「日本公開版」で順序が逆になっているようですが、
全体的には、アメリカ側がかなり日本サイドに配慮している感じがします。
又、米軍上層部や米将校たちの、日本国或いは日本軍に対する表現(セリフ・言い回し)も、基本的には品格が保たれたものとなっています。これは率直に受け取っていいと思います。

トラ・トラ・トラ!=「ワレ奇襲ニ成功セリ」、ニイタカヤマノボレ=「戦闘行動ヲ開始セヨ」
この二つの暗号はあまりにも有名ですが、前者を作品タイトルに据えたこと、アメリカ側がよく承知したものだと思います。
30代の頃、取材で佐世保の針尾無線塔に行きましたが、ニイタカヤマノボレをここでも送信したと聞きました。コンクリート製の高い鉄塔が無表情にそびえていたのを思い出しました。

本編の中盤までは、アメリカ側と日本側それぞれの相手国に対する分析、あるいは自国の状況などが、刻々とせまる「その日」に向けて描かれます。
はっきりしていることは、アメリカ軍も日本軍も、互いを脅威に感じていたということです。
そして1941年12月7日のカレンダーがアップで映し出されたところで、インターミッションに入ります。
後半、朝焼けの上空に向け、赤城からゼロ戦が次々と発艦していきます。
ここはこみ上げるものがあります。

ハワイ・オパナ岬に配置されている米軍の若い通信兵が、北方から飛行機の大編隊が接近してくることをレーダーで察知します。本部の情報センターに報告するのですが、受けた係官は、日曜日ということもありノンビリしたものです。‘ああ、それなら本土から来るB−17だから心配ない’ それで終わりです。
両者とも、まさか日本の大空軍部隊とは思わなかったのでしょう。

終盤にさしかかるあたりからは、一気に戦闘シーンの連続です。ミニチュア映像の部分を差し引いても、これは壮絶なスペクタクルです。鮮明に画像処理が施されていますから、余計にそう感じるのかもしれません。

出演俳優は、アメリカ側ではマーチン・バルサム、ジョセフ・コットン、E・G・マーシャル、ジェイスン・ロバーズ、ネヴィル・ブランドらが出ていますが、みな抑えた演技に終始しています。
日本側では山村聰、三橋達也、東野英治郎、島田正吾、内田朝雄、藤田進、北村和夫、千田是也、井川比佐志、細川俊夫、室田日出男ら。同じく冷静沈着ぶりな演技ですが、田村高廣だけが1人、脂ぎった表情で異様に張り切っています。滑稽にしかみえません。

これだけの大作ですから、製作段階から様々なトラブルやモメ事があったことも事実でしょう。
原案にノンクレジットで黒澤明の名がありますが、やはり監督として御大リチャード・フライシャーの向こうを張った深作欣二、舛田利雄の両者には敬意を表したいと思います。

当時、ハワイに日系人が13万人もいたことも、本作で知りました。


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