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扉をたたく人 / リチャード・ジェンキンス
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「扉をたたく人」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

妻を亡くして以来、心を閉ざしていた孤独な大学教授が、ひょんなことから出会った移民のジャンベ(アフリンカン・ドラム)奏者との交流を通じて再び自らの人生を歩み始める姿を描いた感動ヒューマン・ドラマ。主演は本作でアカデミー主演男優賞ノミネートのリチャード・ジェンキンス。コネティカット州に暮らす62歳の大学教授ウォルター。愛する妻に先立たれて以来、すっかり生きる喜びを見失っていた。ある日、久々のニューヨーク出張で別宅のアパートを訪れてみると、そこに若い移民のカップル、タレクとゼイナブが住んでいた。詐欺に遭ったことを知り、立ち去ろうとする2人を不憫に思い、当面の間住まわせることにするウォルターだったが…。

「扉をたたく人」 の作品情報

作品情報

製作年:

2007年

製作国:

アメリカ

原題:

THE VISITOR

「扉をたたく人」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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21〜 25件 / 全79件

BEAT!

投稿日:2013/10/28 レビュアー:パンケーキレンズ

お下劣コメディから、シリアスなドラマまでこなす名脇役、リチャード・ジェンキンスの主演作♪

大学教授と移民の出会いを通して描かれる
再生のドラマではありますが
妻の死によって、心を完全に閉ざしてしまった主人公が
生きている証としての、人間としての感情を取り戻すまで
それが、静かにも繊細に描かれています

あんなに強烈なメッセージを訴えるラストシーン!

あれにはもう、鳥肌でした・・・

主人公を救ったのは、ピアノの旋律より、ジャンベのビート
移民青年の気さくな性格が、冷え固まった教授の心を、少しずつ溶かしてゆく
決して差し出されたワケでもない、ジャンベという救いの手に
自ら、どこからともなく吸い寄せられて行く

取り戻した、人間として生きる勇気

と同時に

溢れ出す、声にならない大きな感情!

その感情を乗せたジャンベのリズムさえ、地下鉄の音にかき消されてゆく・・・
それが、移民に対する厳しい現実を物語っているようにも思えました

愛する人の死を乗り越えるという事が
その人が生きた人生(ピアノ)をなぞるということだけではなく
全く違った方角から、ある日突然やってくるという、可能性

人生において、出会いという奇跡があるということ

その出会いが、人の心を、柔らかく熱くするということ

それを優しく教えられたような気がしました♪

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毎日と出会う人を大切にしたくなる映画

投稿日:2010/07/30 レビュアー:ともこさん

評判どおりのいい映画だった。
リチャード・ジェンキンスのオスカーノミネートもうなずける。

いろんな理不尽なことがある現実の中で、それでも日々の生活の中で、関わる人や縁、つながりを大切にしたくなる心が温かくなる映画でした。

すばらしい!の一言です。感動しました。

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思わずテーブルの端を叩いちゃいました。 ネタバレ

投稿日:2010/07/17 レビュアー:港のマリー

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 長い間降り続いた嫌な雨が、夜半ようやく上がって、気付けば夜空は明るく雲の間に月さえ見えていた。雨が洗った澄んだ空気を吸って一息つく。そんな映画でした。重量感はありませんが品のいい佳作です。
 
 ところで映画の隠れた主役は“ジャンベ”ではないでしょうか。私の好きなシーン、ウォルターとタレクとの初めてのセッション、不法移民拘置所での面会カウンターを叩いての演奏、ラストの地下鉄ホームでのウォルターのソロ演奏、全部ジャンベ絡みでした。とくに拘置所でのシーンは「善良な人間になぜこんな仕打ちをする!」などと、ウォルターが移民局の職員相手にキレて見せたよりはるかに、拘置所の生活の厳しさ、不法移民への当局の対応の苛烈さ、アラブ系のタレクに対しては特に、を語っていました。

 太鼓のリズムは心臓の鼓動、命が刻むビート。乗ればみんな生命の源に遡ってひとつに溶け合ったような気分になる。しかもアフリカは人類発祥の地。その大陸の生え抜きの太鼓、ジャンベを叩けば大地の生命力と一体になって、せせこましい自分など忘れてしまう。
 シリアで、どうやら父親が政治的迫害を受けたらしいタレクは、アフリカの打楽器ジャンベを演奏することで不幸を乗り越えたのかもしれない。仕事にも行き詰まり妻にも先立たれて半ば人生を捨てていたウォルターは間違いなく、ジャンベのリズムに触れて生命力を取り戻しました。学者としても教育者としてもほんとうは一流ではなかった。ビアノを売ってしまったところを見ると、どうも妻とも深く心を通わせたわけでもなかったらしい。それなのに仕事が忙しいふりをし、もしかしたら理解し合った夫婦のふりもしていたのかもしれない。しかしジャンベを叩くことですっかり心の鎧をはずすことができました。

 ウォルターはプロのジャンベ奏者になることはできないかもしれませんが、いや、秋元順子さんの例もあるからわからないか、政府の移民政策を批判する活動に参加するのではないでしょうか。かけがえのない友人と老いらくの恋の切なさを教えてくれたその母親と心ならずも別れなければならかった無念を原動力に、経済学者としての知見も生かしてテロとの戦いに硬直した社会に、自由や人権、寛容の大切さを説くのではないか、そんな気がします。
 違法な滞在を続けている移民に対して、この映画が描くようなナイーブな同情論だけでは確かに一面的一方的でしょう。しかし最初はわずか4館の映画館で上映されただけの本作が全米でロングランを続け、幾多の賞も獲得したのは、孤独な初老の男の人生リスタートへの共感と同時に、移民に対してもっと寛容であってもいいのではないかとの主張への賛同も含まれていると、私は思います。

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シャンベの音色が

投稿日:2010/07/30 レビュアー:こうさま

評価83点(100点満点)
妻を亡くし、仕事にも情熱を失いかけた初老の大学教授ウォルター(リチャード・ジェンキンス)がシリアからの移民青年タレクと異文化を通じて友情を深め、再び人生を謳歌しょうという姿が彼の丁寧な演技で巧みに表現されているなかなか渋みのある深い作品と言えよう。大学で教鞭をとるウォルター教授、いかにも堅物で頑固そう。学会出席のために訪れたニューヨークのアパートでシリアからの移民青年タレクと知り合うところからストーリーが始まる。ちよっと不自然な設定ではあるが、相手を警戒しつつも次第に打解けてゆくところが心暖まるところ。そしてアフリカンドラム、シャンベの魅力にとりつかれてゆくのだが、そこに外国人には実に不寛容なアメリカの現実がつきつけられる。9.11テロ以降、アメリカの特に中東諸国の外国人不法滞在対する扱いは厳しくなっていると聞くが、別に全員がテロリストであるわけではないのだがから、もう少し適切な対応があってもいいのではないかと思ってしまう。
ストーリーは後半、タレクの母親が現れ、ちよっと違った展開を見せる。この母親なかなか芯がしつかりしているし、インテリジェンスもある。ウォルターが恋心を抱くのは当然の成り行きでもあるのだが、ここらは自然な感じで違和感はない。
外国人に対する壁は厚く、万感の思いで彼女を見送るウォルター、しかしジャンベのリズムが彼の新たな生き方を暗示しているようなエンディングに余韻を感じてしまう。

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★★★フランス映画みたい。俺もジェンベを叩いてみたい

投稿日:2010/03/05 レビュアー:かづしげ

 今までの主人公ウォルターにとって特別大きな事件は起きてない筈だが、音楽を通じて友情が芽生えた時、人嫌いの男の内面で極めて大きな変化が生じた。アメリカ映画的なものとは一線を画す静かな演出で、タレクとその母との心の交流を描き出した。
 ラストシーン…妻の死後惰性の人生を送って来た男が見せた思い切った行動は、静かだが強烈な印象を残した。 鑑賞後、あのアフリカンドラム=ジェンベ(ジャンベとも言うらしいが)のことを色々と検索してしまった(笑)

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扉をたたく人

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BEAT!

投稿日

2013/10/28

レビュアー

パンケーキレンズ

お下劣コメディから、シリアスなドラマまでこなす名脇役、リチャード・ジェンキンスの主演作♪

大学教授と移民の出会いを通して描かれる
再生のドラマではありますが
妻の死によって、心を完全に閉ざしてしまった主人公が
生きている証としての、人間としての感情を取り戻すまで
それが、静かにも繊細に描かれています

あんなに強烈なメッセージを訴えるラストシーン!

あれにはもう、鳥肌でした・・・

主人公を救ったのは、ピアノの旋律より、ジャンベのビート
移民青年の気さくな性格が、冷え固まった教授の心を、少しずつ溶かしてゆく
決して差し出されたワケでもない、ジャンベという救いの手に
自ら、どこからともなく吸い寄せられて行く

取り戻した、人間として生きる勇気

と同時に

溢れ出す、声にならない大きな感情!

その感情を乗せたジャンベのリズムさえ、地下鉄の音にかき消されてゆく・・・
それが、移民に対する厳しい現実を物語っているようにも思えました

愛する人の死を乗り越えるという事が
その人が生きた人生(ピアノ)をなぞるということだけではなく
全く違った方角から、ある日突然やってくるという、可能性

人生において、出会いという奇跡があるということ

その出会いが、人の心を、柔らかく熱くするということ

それを優しく教えられたような気がしました♪

毎日と出会う人を大切にしたくなる映画

投稿日

2010/07/30

レビュアー

ともこさん

評判どおりのいい映画だった。
リチャード・ジェンキンスのオスカーノミネートもうなずける。

いろんな理不尽なことがある現実の中で、それでも日々の生活の中で、関わる人や縁、つながりを大切にしたくなる心が温かくなる映画でした。

すばらしい!の一言です。感動しました。

思わずテーブルの端を叩いちゃいました。

投稿日

2010/07/17

レビュアー

港のマリー

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 長い間降り続いた嫌な雨が、夜半ようやく上がって、気付けば夜空は明るく雲の間に月さえ見えていた。雨が洗った澄んだ空気を吸って一息つく。そんな映画でした。重量感はありませんが品のいい佳作です。
 
 ところで映画の隠れた主役は“ジャンベ”ではないでしょうか。私の好きなシーン、ウォルターとタレクとの初めてのセッション、不法移民拘置所での面会カウンターを叩いての演奏、ラストの地下鉄ホームでのウォルターのソロ演奏、全部ジャンベ絡みでした。とくに拘置所でのシーンは「善良な人間になぜこんな仕打ちをする!」などと、ウォルターが移民局の職員相手にキレて見せたよりはるかに、拘置所の生活の厳しさ、不法移民への当局の対応の苛烈さ、アラブ系のタレクに対しては特に、を語っていました。

 太鼓のリズムは心臓の鼓動、命が刻むビート。乗ればみんな生命の源に遡ってひとつに溶け合ったような気分になる。しかもアフリカは人類発祥の地。その大陸の生え抜きの太鼓、ジャンベを叩けば大地の生命力と一体になって、せせこましい自分など忘れてしまう。
 シリアで、どうやら父親が政治的迫害を受けたらしいタレクは、アフリカの打楽器ジャンベを演奏することで不幸を乗り越えたのかもしれない。仕事にも行き詰まり妻にも先立たれて半ば人生を捨てていたウォルターは間違いなく、ジャンベのリズムに触れて生命力を取り戻しました。学者としても教育者としてもほんとうは一流ではなかった。ビアノを売ってしまったところを見ると、どうも妻とも深く心を通わせたわけでもなかったらしい。それなのに仕事が忙しいふりをし、もしかしたら理解し合った夫婦のふりもしていたのかもしれない。しかしジャンベを叩くことですっかり心の鎧をはずすことができました。

 ウォルターはプロのジャンベ奏者になることはできないかもしれませんが、いや、秋元順子さんの例もあるからわからないか、政府の移民政策を批判する活動に参加するのではないでしょうか。かけがえのない友人と老いらくの恋の切なさを教えてくれたその母親と心ならずも別れなければならかった無念を原動力に、経済学者としての知見も生かしてテロとの戦いに硬直した社会に、自由や人権、寛容の大切さを説くのではないか、そんな気がします。
 違法な滞在を続けている移民に対して、この映画が描くようなナイーブな同情論だけでは確かに一面的一方的でしょう。しかし最初はわずか4館の映画館で上映されただけの本作が全米でロングランを続け、幾多の賞も獲得したのは、孤独な初老の男の人生リスタートへの共感と同時に、移民に対してもっと寛容であってもいいのではないかとの主張への賛同も含まれていると、私は思います。

シャンベの音色が

投稿日

2010/07/30

レビュアー

こうさま

評価83点(100点満点)
妻を亡くし、仕事にも情熱を失いかけた初老の大学教授ウォルター(リチャード・ジェンキンス)がシリアからの移民青年タレクと異文化を通じて友情を深め、再び人生を謳歌しょうという姿が彼の丁寧な演技で巧みに表現されているなかなか渋みのある深い作品と言えよう。大学で教鞭をとるウォルター教授、いかにも堅物で頑固そう。学会出席のために訪れたニューヨークのアパートでシリアからの移民青年タレクと知り合うところからストーリーが始まる。ちよっと不自然な設定ではあるが、相手を警戒しつつも次第に打解けてゆくところが心暖まるところ。そしてアフリカンドラム、シャンベの魅力にとりつかれてゆくのだが、そこに外国人には実に不寛容なアメリカの現実がつきつけられる。9.11テロ以降、アメリカの特に中東諸国の外国人不法滞在対する扱いは厳しくなっていると聞くが、別に全員がテロリストであるわけではないのだがから、もう少し適切な対応があってもいいのではないかと思ってしまう。
ストーリーは後半、タレクの母親が現れ、ちよっと違った展開を見せる。この母親なかなか芯がしつかりしているし、インテリジェンスもある。ウォルターが恋心を抱くのは当然の成り行きでもあるのだが、ここらは自然な感じで違和感はない。
外国人に対する壁は厚く、万感の思いで彼女を見送るウォルター、しかしジャンベのリズムが彼の新たな生き方を暗示しているようなエンディングに余韻を感じてしまう。

★★★フランス映画みたい。俺もジェンベを叩いてみたい

投稿日

2010/03/05

レビュアー

かづしげ

 今までの主人公ウォルターにとって特別大きな事件は起きてない筈だが、音楽を通じて友情が芽生えた時、人嫌いの男の内面で極めて大きな変化が生じた。アメリカ映画的なものとは一線を画す静かな演出で、タレクとその母との心の交流を描き出した。
 ラストシーン…妻の死後惰性の人生を送って来た男が見せた思い切った行動は、静かだが強烈な印象を残した。 鑑賞後、あのアフリカンドラム=ジェンベ(ジャンベとも言うらしいが)のことを色々と検索してしまった(笑)

21〜 25件 / 全79件