イルジメ　〜一枝梅〜

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姉への思い。。。
姉との悲願の再会がこんな残酷な結末になってしまってセドルやタンの前で明るく振舞う姿はその心を思えば思うほど胸が引き裂かれるほどの苦しみでした

彼らがヨンの為に用意した餅を嬉しそうに口にほおばったあと
こみ上げてくる悲しみを見られない様に隠れて嗚咽ともいえる、押し殺した声で号泣するヨンの姿に見ている側も大泣きしてしまう

声が漏れないように餅を口にほおばったまま悔し涙にくれるのです
こうやって書き込んでいる今でさえ、目がウルウルしてしまいます

自分がギョムであると記憶が戻ってからのヨンの苦しみは地獄のような苦しみです
そんな中、過去の事を忘れて姉を探して一緒に暮らしたいたいという願いも許されず、自分の目の前で父と同様に殺された悲しさは計り知れません

自分が助けられなかった。。。
自分が探さなければ。。。という後悔
このシーンは後から思い返しても名シーンの一つになるのでは、と思うほど胸が苦しくなるヨンの姿でした

そして、父を殺した者への復讐を心に誓ったヨンは父を刺した剣の模様を胸に彫り、それを手がかりに仇を探す為に両班の家に忍び込むのです

一枝梅誕生を期待させる回でもあり、これから颯爽と闇の中を駆ける、その姿を観れると思うと楽しみでなりません〜

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見終わったのは２〜３週間前になりますが、今もなお興奮冷めやらずの作品です。

時代劇は、言葉や背景の理解不足のため二の足を踏んでなかなか見ないのですが、これは本当にオススメです。

まず、オープニング曲にのってイ・ジュンギ扮するイルジメが屋敷に忍び込み「ナン　イルジメ！」と言うシーンでしびれます。笑。

イルジメことヨンは昼間はおちゃらけた青年を演じてるのですが、そのギャップがまたまた彼の演技の見せ所です。

また、イルジメと淡い恋心を通わせるウンチェことハン・ヒョジュ
ちゃんもかわいい。彼女とのポッポシーンはベスト１０に入るほど素敵なポッポシーンになってるので楽しみにしてて下さい。笑

さらに、忘れてはいけないのが、イルジメの義父役セドルがストーリーの中で重要な役どころであり、彼のおかげでより深みのあるストーリーになっていると思います。

俳優・女優陣も安定した演技を見せてくれて、ストーリーもハラハラドキドキそして切なく、時には淡くっとうまく流れていっていて、総合的に非常に完成度が高い作品に仕上がっていると思います。

見てよかった。そう素直に言えるいい作品ですね。

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　イルジメがヨンだと分かり、捕まって欲しくないと先走りしてイルジメに扮して捕まるセドル。
　大切な話をしていた所に居た事もあり、何を聞いたのか詰問されるセドルだが…寝ていて聞いてなかったのに。。。
　最後にもし捕まえられるならチャドル（シフ）に捕まえてもらおうと最後までお茶目な父セドル。
　自分が死にそうな目に合っても心配するのはヨンと愛しのタン。
　医者に診てもらうより最後にタンの側にいたいと言うセドルにシフは泣きながら連れて行く。。。
　お互いに自分の気持ちを話す夫婦にもう涙なしでは見れません。
　本当の事を話したら、タンが自分の方を振り向いてくれないかもしれないと思ったと話すセドルに、タンもずっと一緒にいたいと思ったセドルだけどもし居なくなったら辛いからとそっけなく接していたタン。
　２人が好きあっていると分かったのがこんな最後になるとは。。

　父が亡くなり、ショックのヨンは父親が聞いた話は何なのか？その原因を調べるべく、同じ宅へ入るのだが…ついにシフにまでイルジメだと分かってしまったヨン。

　２人の切ない戦いは、ウンチェを巻き込んでもっと悲しいモノになって行きます。
　自分の運命の人ウンチェが敵の娘だと知り、一度は別れを告げたはずのヨン。
　そして、ヨンをずっと思っているボンスンまでも入ってきてみんなのそれぞれの想いが絡まりあい、話も佳境に入ってきます。。

　それにしても、王様って何て欲深いんでしょうか？？それを天と仰ぐサチョン。

　この巻は涙なしでは見れないです。。私までも息切れ寸前。
　

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　コンガンとの武術修行に戻ってきたヨンに悲しい報せが。ヨンが可愛がっていた少女ヤンスンが大清帝国からきたバカ息子が酒を飲んで酔ったまま馬に乗り、ふざけてヤンスンを轢いてしまう。
　そして、正気に戻った彼は謝らずに逃げて隠れてしまう事を知りヨンは言い知れぬ怒りを感じる。
　ボンスンを筆頭にバカ息子の謝罪を求めて、集まった民達。待てど暮らせど出てこない彼や隠している王や両班たちに怒った民達は門の前で一揆を起こすが…反対に民達に矢を向ける両班たち。
　そこで颯爽と現れるイルジメ。そして、その傍らには憎きバカ息子がつるし上げられていて。

　どうしてこうも偉い人の息子ってそろいも揃ってバカやダメ息子が多いんだろう。
　今だと飲酒運転でひき逃げした事になりますよね？それなのに罪に罰せられないなんて。。馬糞なんて可愛いもんですよ。

　本当に酷い事故にやりきれない思いがいっぱいです。

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　ピョンシクの大切な帳簿や名簿など全て管理しているウンチェに近づき、そこで天友会の名簿を見つけるイルジメ。
　昔父が入っていた天友会の中に犯人が居る事を確信したイルジメはその中の会員宅へと盗みに行く。
　ウンチェに近づいた事でシフと鉢合わせるイルジメは、追い込まれ腹を斬られる。このシーンは見ていてハラハラドキドキ。
　ヨンを助けたボンスンは父コンガンに頼み、手当てをしてもらうがそこでコンガンは、ヨンの胸に刻まれた模様を見てギョムだと知ってしまう。
　コンガンがゴロツキ相手に武術を使って倒しているのを見たヨンは、コンガンに武術を教えて欲しいと頼むが。
　昔自分が父親を死に追いやった負い目を感じ、逃げようとしたコンガンに必死にしがみつき、自分にはやるべきことがあるんだと頼むヨンに心打たれ、山篭りと称し島で２人きりの武術修行に入る。
　そして、２度も逃げられたシフもまたかつてコンガンの相棒だったサチョンに武術を教えてもらう。
　ここから無敵のイルジメが作られていくのがわかります。