BONES−骨は語る− シーズン2

BONES−骨は語る− シーズン2の画像・ジャケット写真

BONES−骨は語る− シーズン2 / エミリー・デシャネル

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「BONES−骨は語る− シーズン2」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

“骨”から謎を解く新感覚サスペンスの第2シーズン第10巻。空から農場に落下した遺体の主は、元宇宙飛行士の教官・ハワード大佐と判明。宇宙局の陰謀が疑われる中、大佐の骨から謎の移植片が見つかる。第19話、第20話を収録。

「BONES−骨は語る− シーズン2」 の作品情報

作品情報

製作年: 2006年
製作国: アメリカ
原題: BONES

「BONES−骨は語る− シーズン2」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

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シカゴ・ファイア シーズン5

グレイズ・アナトミー シーズン 12

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ユーザーレビュー:191件

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21〜 25件 / 全191件

科学的な知識の悪用

投稿日:2010/12/19 レビュアー:みなさん(退会)

第9話で地中に埋められた車に閉じ込められたブレナン博士とジャックの脱出劇が描かれる。
その中で、ジャックは炭酸ガスの除去装置を作り上げる。それがどれだけ有効なものなのか、文系の私には解らない。しかし、画面を観ていて「おかしいな」と思うのは、手許の作業をほとんど写さないことだ。
昔、○○爆弾の作り方が載った雑誌の記事を参考に、自宅の台所で本当に作ってしまった学生がいた。以来、メディアにおける危険物の掲載に神経質な司法の取り締まりが、より一層強化されることになった。これはネットの時代になった今も続いている。

第09話(31) 届かぬ地中の叫び
“墓堀人”によって車ごと地中に埋められたブレナン博士とジャック。タイムリミットは12時間。彼らは、その場にあるものを利用して、脱出を図るが……。
『キル・ビル』以降だろうか、生き埋めにされる恐怖を描いた映画やドラマが増えたような気がする。確かにサスペンス向きのシチュエーションだ。どのように脱出するのか、どのように救出するのか、描き方も工夫できる。製作側としては美味な素材だ。
本作品もまた、生き埋めにされた2人のサバイバルと、ブース捜査官らの救出活動がスリリングに描かれる。印象深いエピソードに仕上がっているが、そればかりに力を注ぎ、肝心の“墓堀人”の存在が置き去りにされてしまった。おそらく“墓堀人”は再登場するだろうから、まぁこの程度で良いのかも知れない。

第10話(32) 眠れぬ森の魔女
森の中で首を切断された死体が見つかる。そこは魔女狩りで殺されたマギーの霊魂がさまよう場所とされていた。地元住民は皆、マギーの仕業と怖れるが、ブレナン博士は意に介さない。やがて、捜査を進めるうちに遺体が映画を撮影していた学生であることが判明する……。
粗筋を聞いただけで『ブレアウィッチ・プロジェクト』を連想してしまったのは、私だけではあるまい。(笑) あの映画は、かくも“いじりたくなる”要素をはらんでいるらしい。別な言い方をすれば、魅力的なのだ。
遺体と伴に発見されたビデオテープが復元されるが、これがまた『ブレア〜』にソックリで苦笑いしてしまった。本作品の出来映えを云々するより、そのことが気になって仕方なかった。(笑) 作り手側もこだわったんだろうなぁ。おかげで演出も構成も中途半端。もう少しキレのある演出でコミカルに仕上げられたものを、何だか残念でならない。

本シリーズでは、分析の過程においても、あまり具体的な作業の描写はなされない。「○○が検出されました!」と報告がされるだけ。それが物足りない所以であり、イマイチ説得力に欠ける理由でもある。
最初は予算の都合で仕方なくかと思っていたが、第2シーズンに入っても同じ調子だ。これはもう確信的だと言わざるを得ない。製作の方針が、そうなのだろう。
好意的に解釈すれば、「犯罪者に余計な知識を与えないために極力、作業の手順や過程を映さない」ということである。悪意をもって解釈すれば、「何千万、何億ドルもするような機械を撮影のためだけに用意することなんか出来るかよ」ということである。
――そう、どちらかと言えば、前者のような気がする。
何故なら、登場人物と同様に、製作側もクレバーな人たちばかりだと思うからだ。(笑) 理由はない。ただ、何だか、このシリーズは、良心的な印象を受けるのだ。

オススメ!

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時事的な素材の扱い方とタブー ネタバレ

投稿日:2010/12/13 レビュアー:みなさん(退会)

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昔、TVでのグロい描写は御法度だった。例え刑事ドラマであったとしても、殺害シーンを直接描くことは稀だった。たまに登場したとしても、“被害者の驚く顔”→“凶器のアップ”、――次のカットでは凶器を振り下ろす犯人のシルエットになってしまう。そして、ゴロリと横たわる被害者の姿……。慎ましくも良識のある表現だ。
思い返してみれば、70年代を代表するドラマである『刑事コロンボ』は、ほとんどこんな感じだった。
しかし、最近のドラマは血しぶきや血だまりどころかリアルな腐乱死体まで出て来る。作品の性格にもよるのだろうが、かなりタブーがなくなったことは確かだ。それが善いことなのかどうか私には判らない。しかし、映画ほど規制のないTVでは、どうしても視聴者自身の判断に委ねられることになる。自己責任を全う出来る社会でないと、なかなか難しいだろう。日本のドラマが、当たり障りのない描写に落ち着くのは、製作側もスポンサーも作品に対して何の責任も取りたくない、という意識の現れではないかと思えてならない。

第07話(29) 幼きクィーンの悲劇
浄水場で幼女の腐乱死体が見つかる。髪の脱色やコルセットの痕もあり、年齢には似つかわしくない化粧の痕跡もあった。やがて、彼女は行方不明となっていた美少女コンテストのクィーンであることがわかる……。
始まって早々に“ジョンベネちゃん”事件を思い出してしまった。こんなことを言うのは不謹慎かも知れないが、あれは実に“ワイドショー”向きの事件だった。
ワイドショーという番組は、視聴者を混乱させるだけで、何の益ももたらさない低俗番組の最高峰だと個人的には思っている。私たちは、ワイドショーのおかげで、あの事件が何だったのか、さっぱり分からなくなってしまった。これは米国でも同様だと思う。正しい報道が正しく視聴者を導くことを、マスメディアに働く人たちは、もっと自覚して襟を糺すべきだと思う。
――話を元に戻そう。本作品では、慎重にそれぞれの立場の意見を取り入れている。ブレナン博士が製作側の意見を代弁しているが、やや控え目だ。見終わってみると、犯人が誰かということより、美少女コンテストってヤツが一体何なのか、考えさせる作りになっていた。これこそが、製作側の良心であり良識ってヤツだろう。

第08話(30) 砂漠に捨てられた女
ラスベガスにほど近い砂漠で2つの死体が見つかる。一つは遺棄されてから間もなく、複数の打撲痕があった。やがて、死体は“ファイトクラブ”のボクサーだったことが分かり、ブース捜査官とブレナン博士が潜入捜査を開始する……。
非合法の賭ボクシングって題材が如何にも欲望の街であるラスベガスに相応しかった。
ラスベガスだったら賭ボクシングくらい合法そうだと思うのだが、「素手で殴り合う」というルールの部分が非合法ってことなんだろうな。この手の題材は、どうしても『ファイトクラブ』や『スナッチ』を想起させる。だから、陳腐な感じは否めない。しかし、試合に臨むブース捜査官の肉体には説得力があって、TVドラマとしてはなかなか面白かった。

昔からそうだが、米国ではスキャンダラスな時事ネタをTVドラマにして来た。不審な死を遂げたハリウッド女優や殺害容疑をかけられた元アメフト選手とか――。政治家の絡んだ事件や大金持ちの波乱の人生なんかもあったな。
要は、誰もが知っている人物の登場する作品の方が、視聴率を稼ぎやすいってことだろう。シリーズものでも、実際に起きた事件をベースにした作品や、インスパイアされた作品をよく見かける。それは『BONES 』シリーズに限らず、『CSI:』シリーズでも同じだ。
特筆すべき点は、やはりそのスピード感であり、また、単にブームに迎合しただけではない真面目な作品が多いことである。(そうでもない陳腐な作品もあるが……)
本ディスクに収録された第7話もそうだが、題材に対して真摯な取り組みがなされている。脚本家の層が高いってことだろう。羨ましい限りである。

オススメ!

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ザ・クリスタルメソッド ネタバレ

投稿日:2010/12/05 レビュアー:みなさん(退会)

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特に洋楽に詳しいわけではないことを、あらかじめ失礼のないように記しておく。
本シリーズのオープニングの楽曲に、“ザ・クリスタルメソッド”の曲が使われている。タイトルロールにデカデカとクレジットされるくらいだから、人気のあるグループなのだろう。正直なところ、ぼんやりと名前を知っている程度だったから、何だってこんなに良い扱いなのか、ずっと気になっていた。
明らかに『CSI:』シリーズにおける“THE WHO ”と同じ路線を狙っていることは確かだ。けれど、本作品のテーマ曲は、あれほどのインパクトのある楽曲ではないし、地味だ。決してドラマの“顔”になる曲ではない。

第05話(27) 嘘に溶けた真実
建設中の家屋のバスタブから溶けて液状化した男性の死体が見つかる。ブレナン博士は、被害者が骨形成不全症だったことを突き止める。やがて、身元も判明するが、彼には2人の妻、2人の子供、――2つの家族があった……。
「そんなに簡単に重婚って出来るの?」と思った一編だった。けれど、なぜ二重生活を送っていたのかは言及されず、妻たちの行動も短絡的でいただけない。時間枠のなかに収めきれなかった感じだ。不満の残る作品だった。

第06話(28) スイートルームの女
麻薬対策会議後のパーティ会場が爆発事故にみまわれる。コロンビアの法務官が軽傷を負い、複数名が死亡した。ブレナン博士らが身元の特定に乗り出すが、リストにない女性の死体が見つかる。しかも、爆発の前に死亡していたことが判明し、国務省もくちばしを挟みはじめて事態は混沌として行く……。

確かに本シリーズは、音楽に対してこだわりがあるようだ。これまでにもドラマの中で使われた楽曲の中に気になるものもあった。ただ、全般的に印象が薄い。気にはなっても、積極的に調べてまで知りたいと思うほどではない。いかにもアメリカンな『CSI:』シリーズに較べて、ヨーロピアンな感じだ。
音楽に対しては広く浅く嗜む私でさえそうなのだから、普通の人たちにはさして面白みはないかも知れない。そのうち、どこかで“ザ・クリスタルメソッド”のアルバムを聴く機会が巡って来たら、また改めてレビューをUPしたいものである。
第2シーズンも、ようやくぎこちなさが消えて来て、スピード感が出て来た。オススメ!

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シリアスとコミカル ネタバレ

投稿日:2010/11/22 レビュアー:みなさん(退会)

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第2シーズンに入ってからドキっとしたことがある。
これまで、ブレナン博士を筆頭に登場人物はすべて戯画化されて来た。生々しい感情の描き方をせず、まるでコミックのキャラクタのように簡素化とデフォルメがなされて来た。それが不満な時もあったが、グロい死体描写や残酷な犯行の再現から受ける精神的なダメージを緩和してくれる“癒やし”の効果があったのも確かだ。
しかし、本シーズンに入ってからは、人物造形が複雑になった。おかげでシリアスなシーンが多くなったような気がする。それとも、シリアスなシーンが多いから複雑な感情表現が増えたのか。
――いずれにせよ、ライトで分かり易い作品が好きな私としては、ここまでのところ、大いに不満である。

第03話(25) ジュリエットの悲劇
事故で横転したゴミ収集車から腐乱死体が発見される。死体は、数週間前から恋人と行方不明になっていた男子高校生と判明する。しかし、恋人が“里子”だったことから捜査方針が分かれ、カミール所長とブレナン博士は真っ向から対立する……。
第2シーズンから登場したカミール所長は、ブレナン博士の対局として描かれている。華やかな顔立ちのわりには、どこか惚けた雰囲気を持っており、私たち日本人にも親しみやすい。
彼女のような女優サンは脚本家を刺激し、物語を広げる原動力となる。なかなか得難い人材なだけに、彼女をキャスティングした方の功績は大きい。

第04話(26) 殺人ゲーム
山の中で白骨死体が発見される。死体の状況からブレナン博士らは殺人鬼エップスの犯行と睨む。エップスは以前、ブレナン博士を手玉に取り、死刑の延期を勝ち取っていた。今回もまた、彼のゲームなのだろうか…。
脚本の上では謎解きの妙味などが盛り込まれているし、軽妙なセリフも用意されている。しかし、監督サンの演出はブレナン博士の心的状況に重点を置いているため、今回もまた暗めのトーンだった。ラストも歯切れが悪く、凝った物語のわりにはサッパリしなかった。エップスが再登場するのも時間の問題だし、次回はもう少し軽い仕上がりを期待したい。

製作の基本的な方針が変更になったことで、コミカルなシーンが減ってしまった。ジャックの暴走ぶりやホッジンズくんの陰謀論、ブレナン博士の世間知らずぶりは、視聴者としては楽しい脱線だった。第1シーズンではそれが過ぎて緊張感が殺がれてしまった場面も多々あったが、全体的には明るくて視聴者としては安心して観ていられた。けれど、第2シーズンは笑顔が消えてしまい、眉間に皺をよせてばかりいる。
どちらが良い悪いではなく、バランスよく描いてほしい。それが、シリーズが長続きする秘訣だと思うのだが……。

オススメ!

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ホームドラマ ネタバレ

投稿日:2010/11/11 レビュアー:みなさん(退会)

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ケーブルTVでは第5シーズンのオンエアが始まった。観たいと思うのだが、せっかくディスカスさんでレンタルして第1話から観始めたので、今のところ、じっと我慢している。(笑)
第1シーズンの最終話でブレナン博士の出世の秘密や生い立ちが明かされたので、本シーズンでどう展開させるのか楽しみなところである。

第01話(23) 遺された思い出
列車と乗用車の衝突事故で上院議員が死亡する。乗用車に乗っていたのは、この上院議員に敵対する大企業のトップであったことから、ブース捜査官とブレナン博士が捜査に乗り出す。一方、ブレナン博士の母親を殺した容疑者が刑務所内で殺される……。
“列車事故”というシーズンの初っ端に相応しい(?)派手なオープニングだったが、ストーリーは意外と地味な展開だった。もう少し政界の陰謀だの、ホッジンズ君が喜びそうな“脱線”をしても良かったのではないかと思う。
演出はしっかりしており、ファーストシーズンより確実にレベルUPしている。けれど、手堅すぎて“遊び”のないのが寂しい。

第02話(24) 断ち切られた絆
海から上がった妊婦の水死体。ブレナン博士らは、付着していた証拠から長い間、淡水に浸かっていたことが突き止める。一方、ブース捜査官は、第一容疑者の前夫を探し出すが、既に逃げられた後だった……。
個人的には、子供が傷つけられたり妊婦が痛めつけられるようなシーン、ましてや殺されるようなストーリーは好きじゃない。だから、本作も好きじゃない。

本シーズン第1話の冒頭で、ブレナン博士が「兄さんが、兄さんが、」と連呼している様子に、ブース捜査官が鼻じらむ場面がある。その様子は、視聴者の反応と全く同じで興味深かった。
本作品の面白さは、“人間離れ”したブレナン博士に対するブース捜査官の対応に、視聴者が共感するところにあるのかも知れない。存外、ミステリーとしての味わいや、法医学という特異な世界を垣間見る快感よりも、この“共感”ってヤツが本シリーズ最大の魅力なのだろう。まるでホームドラマみたいだ。(笑)

オススメ!

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BONES−骨は語る− シーズン2

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科学的な知識の悪用

投稿日

2010/12/19

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みなさん(退会)

第9話で地中に埋められた車に閉じ込められたブレナン博士とジャックの脱出劇が描かれる。
その中で、ジャックは炭酸ガスの除去装置を作り上げる。それがどれだけ有効なものなのか、文系の私には解らない。しかし、画面を観ていて「おかしいな」と思うのは、手許の作業をほとんど写さないことだ。
昔、○○爆弾の作り方が載った雑誌の記事を参考に、自宅の台所で本当に作ってしまった学生がいた。以来、メディアにおける危険物の掲載に神経質な司法の取り締まりが、より一層強化されることになった。これはネットの時代になった今も続いている。

第09話(31) 届かぬ地中の叫び
“墓堀人”によって車ごと地中に埋められたブレナン博士とジャック。タイムリミットは12時間。彼らは、その場にあるものを利用して、脱出を図るが……。
『キル・ビル』以降だろうか、生き埋めにされる恐怖を描いた映画やドラマが増えたような気がする。確かにサスペンス向きのシチュエーションだ。どのように脱出するのか、どのように救出するのか、描き方も工夫できる。製作側としては美味な素材だ。
本作品もまた、生き埋めにされた2人のサバイバルと、ブース捜査官らの救出活動がスリリングに描かれる。印象深いエピソードに仕上がっているが、そればかりに力を注ぎ、肝心の“墓堀人”の存在が置き去りにされてしまった。おそらく“墓堀人”は再登場するだろうから、まぁこの程度で良いのかも知れない。

第10話(32) 眠れぬ森の魔女
森の中で首を切断された死体が見つかる。そこは魔女狩りで殺されたマギーの霊魂がさまよう場所とされていた。地元住民は皆、マギーの仕業と怖れるが、ブレナン博士は意に介さない。やがて、捜査を進めるうちに遺体が映画を撮影していた学生であることが判明する……。
粗筋を聞いただけで『ブレアウィッチ・プロジェクト』を連想してしまったのは、私だけではあるまい。(笑) あの映画は、かくも“いじりたくなる”要素をはらんでいるらしい。別な言い方をすれば、魅力的なのだ。
遺体と伴に発見されたビデオテープが復元されるが、これがまた『ブレア〜』にソックリで苦笑いしてしまった。本作品の出来映えを云々するより、そのことが気になって仕方なかった。(笑) 作り手側もこだわったんだろうなぁ。おかげで演出も構成も中途半端。もう少しキレのある演出でコミカルに仕上げられたものを、何だか残念でならない。

本シリーズでは、分析の過程においても、あまり具体的な作業の描写はなされない。「○○が検出されました!」と報告がされるだけ。それが物足りない所以であり、イマイチ説得力に欠ける理由でもある。
最初は予算の都合で仕方なくかと思っていたが、第2シーズンに入っても同じ調子だ。これはもう確信的だと言わざるを得ない。製作の方針が、そうなのだろう。
好意的に解釈すれば、「犯罪者に余計な知識を与えないために極力、作業の手順や過程を映さない」ということである。悪意をもって解釈すれば、「何千万、何億ドルもするような機械を撮影のためだけに用意することなんか出来るかよ」ということである。
――そう、どちらかと言えば、前者のような気がする。
何故なら、登場人物と同様に、製作側もクレバーな人たちばかりだと思うからだ。(笑) 理由はない。ただ、何だか、このシリーズは、良心的な印象を受けるのだ。

オススメ!

時事的な素材の扱い方とタブー

投稿日

2010/12/13

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昔、TVでのグロい描写は御法度だった。例え刑事ドラマであったとしても、殺害シーンを直接描くことは稀だった。たまに登場したとしても、“被害者の驚く顔”→“凶器のアップ”、――次のカットでは凶器を振り下ろす犯人のシルエットになってしまう。そして、ゴロリと横たわる被害者の姿……。慎ましくも良識のある表現だ。
思い返してみれば、70年代を代表するドラマである『刑事コロンボ』は、ほとんどこんな感じだった。
しかし、最近のドラマは血しぶきや血だまりどころかリアルな腐乱死体まで出て来る。作品の性格にもよるのだろうが、かなりタブーがなくなったことは確かだ。それが善いことなのかどうか私には判らない。しかし、映画ほど規制のないTVでは、どうしても視聴者自身の判断に委ねられることになる。自己責任を全う出来る社会でないと、なかなか難しいだろう。日本のドラマが、当たり障りのない描写に落ち着くのは、製作側もスポンサーも作品に対して何の責任も取りたくない、という意識の現れではないかと思えてならない。

第07話(29) 幼きクィーンの悲劇
浄水場で幼女の腐乱死体が見つかる。髪の脱色やコルセットの痕もあり、年齢には似つかわしくない化粧の痕跡もあった。やがて、彼女は行方不明となっていた美少女コンテストのクィーンであることがわかる……。
始まって早々に“ジョンベネちゃん”事件を思い出してしまった。こんなことを言うのは不謹慎かも知れないが、あれは実に“ワイドショー”向きの事件だった。
ワイドショーという番組は、視聴者を混乱させるだけで、何の益ももたらさない低俗番組の最高峰だと個人的には思っている。私たちは、ワイドショーのおかげで、あの事件が何だったのか、さっぱり分からなくなってしまった。これは米国でも同様だと思う。正しい報道が正しく視聴者を導くことを、マスメディアに働く人たちは、もっと自覚して襟を糺すべきだと思う。
――話を元に戻そう。本作品では、慎重にそれぞれの立場の意見を取り入れている。ブレナン博士が製作側の意見を代弁しているが、やや控え目だ。見終わってみると、犯人が誰かということより、美少女コンテストってヤツが一体何なのか、考えさせる作りになっていた。これこそが、製作側の良心であり良識ってヤツだろう。

第08話(30) 砂漠に捨てられた女
ラスベガスにほど近い砂漠で2つの死体が見つかる。一つは遺棄されてから間もなく、複数の打撲痕があった。やがて、死体は“ファイトクラブ”のボクサーだったことが分かり、ブース捜査官とブレナン博士が潜入捜査を開始する……。
非合法の賭ボクシングって題材が如何にも欲望の街であるラスベガスに相応しかった。
ラスベガスだったら賭ボクシングくらい合法そうだと思うのだが、「素手で殴り合う」というルールの部分が非合法ってことなんだろうな。この手の題材は、どうしても『ファイトクラブ』や『スナッチ』を想起させる。だから、陳腐な感じは否めない。しかし、試合に臨むブース捜査官の肉体には説得力があって、TVドラマとしてはなかなか面白かった。

昔からそうだが、米国ではスキャンダラスな時事ネタをTVドラマにして来た。不審な死を遂げたハリウッド女優や殺害容疑をかけられた元アメフト選手とか――。政治家の絡んだ事件や大金持ちの波乱の人生なんかもあったな。
要は、誰もが知っている人物の登場する作品の方が、視聴率を稼ぎやすいってことだろう。シリーズものでも、実際に起きた事件をベースにした作品や、インスパイアされた作品をよく見かける。それは『BONES 』シリーズに限らず、『CSI:』シリーズでも同じだ。
特筆すべき点は、やはりそのスピード感であり、また、単にブームに迎合しただけではない真面目な作品が多いことである。(そうでもない陳腐な作品もあるが……)
本ディスクに収録された第7話もそうだが、題材に対して真摯な取り組みがなされている。脚本家の層が高いってことだろう。羨ましい限りである。

オススメ!

ザ・クリスタルメソッド

投稿日

2010/12/05

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特に洋楽に詳しいわけではないことを、あらかじめ失礼のないように記しておく。
本シリーズのオープニングの楽曲に、“ザ・クリスタルメソッド”の曲が使われている。タイトルロールにデカデカとクレジットされるくらいだから、人気のあるグループなのだろう。正直なところ、ぼんやりと名前を知っている程度だったから、何だってこんなに良い扱いなのか、ずっと気になっていた。
明らかに『CSI:』シリーズにおける“THE WHO ”と同じ路線を狙っていることは確かだ。けれど、本作品のテーマ曲は、あれほどのインパクトのある楽曲ではないし、地味だ。決してドラマの“顔”になる曲ではない。

第05話(27) 嘘に溶けた真実
建設中の家屋のバスタブから溶けて液状化した男性の死体が見つかる。ブレナン博士は、被害者が骨形成不全症だったことを突き止める。やがて、身元も判明するが、彼には2人の妻、2人の子供、――2つの家族があった……。
「そんなに簡単に重婚って出来るの?」と思った一編だった。けれど、なぜ二重生活を送っていたのかは言及されず、妻たちの行動も短絡的でいただけない。時間枠のなかに収めきれなかった感じだ。不満の残る作品だった。

第06話(28) スイートルームの女
麻薬対策会議後のパーティ会場が爆発事故にみまわれる。コロンビアの法務官が軽傷を負い、複数名が死亡した。ブレナン博士らが身元の特定に乗り出すが、リストにない女性の死体が見つかる。しかも、爆発の前に死亡していたことが判明し、国務省もくちばしを挟みはじめて事態は混沌として行く……。

確かに本シリーズは、音楽に対してこだわりがあるようだ。これまでにもドラマの中で使われた楽曲の中に気になるものもあった。ただ、全般的に印象が薄い。気にはなっても、積極的に調べてまで知りたいと思うほどではない。いかにもアメリカンな『CSI:』シリーズに較べて、ヨーロピアンな感じだ。
音楽に対しては広く浅く嗜む私でさえそうなのだから、普通の人たちにはさして面白みはないかも知れない。そのうち、どこかで“ザ・クリスタルメソッド”のアルバムを聴く機会が巡って来たら、また改めてレビューをUPしたいものである。
第2シーズンも、ようやくぎこちなさが消えて来て、スピード感が出て来た。オススメ!

シリアスとコミカル

投稿日

2010/11/22

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第2シーズンに入ってからドキっとしたことがある。
これまで、ブレナン博士を筆頭に登場人物はすべて戯画化されて来た。生々しい感情の描き方をせず、まるでコミックのキャラクタのように簡素化とデフォルメがなされて来た。それが不満な時もあったが、グロい死体描写や残酷な犯行の再現から受ける精神的なダメージを緩和してくれる“癒やし”の効果があったのも確かだ。
しかし、本シーズンに入ってからは、人物造形が複雑になった。おかげでシリアスなシーンが多くなったような気がする。それとも、シリアスなシーンが多いから複雑な感情表現が増えたのか。
――いずれにせよ、ライトで分かり易い作品が好きな私としては、ここまでのところ、大いに不満である。

第03話(25) ジュリエットの悲劇
事故で横転したゴミ収集車から腐乱死体が発見される。死体は、数週間前から恋人と行方不明になっていた男子高校生と判明する。しかし、恋人が“里子”だったことから捜査方針が分かれ、カミール所長とブレナン博士は真っ向から対立する……。
第2シーズンから登場したカミール所長は、ブレナン博士の対局として描かれている。華やかな顔立ちのわりには、どこか惚けた雰囲気を持っており、私たち日本人にも親しみやすい。
彼女のような女優サンは脚本家を刺激し、物語を広げる原動力となる。なかなか得難い人材なだけに、彼女をキャスティングした方の功績は大きい。

第04話(26) 殺人ゲーム
山の中で白骨死体が発見される。死体の状況からブレナン博士らは殺人鬼エップスの犯行と睨む。エップスは以前、ブレナン博士を手玉に取り、死刑の延期を勝ち取っていた。今回もまた、彼のゲームなのだろうか…。
脚本の上では謎解きの妙味などが盛り込まれているし、軽妙なセリフも用意されている。しかし、監督サンの演出はブレナン博士の心的状況に重点を置いているため、今回もまた暗めのトーンだった。ラストも歯切れが悪く、凝った物語のわりにはサッパリしなかった。エップスが再登場するのも時間の問題だし、次回はもう少し軽い仕上がりを期待したい。

製作の基本的な方針が変更になったことで、コミカルなシーンが減ってしまった。ジャックの暴走ぶりやホッジンズくんの陰謀論、ブレナン博士の世間知らずぶりは、視聴者としては楽しい脱線だった。第1シーズンではそれが過ぎて緊張感が殺がれてしまった場面も多々あったが、全体的には明るくて視聴者としては安心して観ていられた。けれど、第2シーズンは笑顔が消えてしまい、眉間に皺をよせてばかりいる。
どちらが良い悪いではなく、バランスよく描いてほしい。それが、シリーズが長続きする秘訣だと思うのだが……。

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ホームドラマ

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ケーブルTVでは第5シーズンのオンエアが始まった。観たいと思うのだが、せっかくディスカスさんでレンタルして第1話から観始めたので、今のところ、じっと我慢している。(笑)
第1シーズンの最終話でブレナン博士の出世の秘密や生い立ちが明かされたので、本シーズンでどう展開させるのか楽しみなところである。

第01話(23) 遺された思い出
列車と乗用車の衝突事故で上院議員が死亡する。乗用車に乗っていたのは、この上院議員に敵対する大企業のトップであったことから、ブース捜査官とブレナン博士が捜査に乗り出す。一方、ブレナン博士の母親を殺した容疑者が刑務所内で殺される……。
“列車事故”というシーズンの初っ端に相応しい(?)派手なオープニングだったが、ストーリーは意外と地味な展開だった。もう少し政界の陰謀だの、ホッジンズ君が喜びそうな“脱線”をしても良かったのではないかと思う。
演出はしっかりしており、ファーストシーズンより確実にレベルUPしている。けれど、手堅すぎて“遊び”のないのが寂しい。

第02話(24) 断ち切られた絆
海から上がった妊婦の水死体。ブレナン博士らは、付着していた証拠から長い間、淡水に浸かっていたことが突き止める。一方、ブース捜査官は、第一容疑者の前夫を探し出すが、既に逃げられた後だった……。
個人的には、子供が傷つけられたり妊婦が痛めつけられるようなシーン、ましてや殺されるようなストーリーは好きじゃない。だから、本作も好きじゃない。

本シーズン第1話の冒頭で、ブレナン博士が「兄さんが、兄さんが、」と連呼している様子に、ブース捜査官が鼻じらむ場面がある。その様子は、視聴者の反応と全く同じで興味深かった。
本作品の面白さは、“人間離れ”したブレナン博士に対するブース捜査官の対応に、視聴者が共感するところにあるのかも知れない。存外、ミステリーとしての味わいや、法医学という特異な世界を垣間見る快感よりも、この“共感”ってヤツが本シリーズ最大の魅力なのだろう。まるでホームドラマみたいだ。(笑)

オススメ!

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