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「アモーレス・ペロス」「21グラム」を手掛けたギジェルモ・アリアガの脚本を、名優トミー・リー・ジョーンズが主演のみならず自ら初監督も務めて映画化した感動ドラマ。カンヌ映画祭では男優賞と脚本賞をダブル受賞。アメリカ・テキサス州、メキシコとの国境沿い。ある日、メキシコ人のメルキアデス・エストラーダの死体が発見される。初老のカウボーイ、ピートは彼を不法入国者と知りながらも親しく付き合い、深い友情を築いていた。そして、悲しみに暮れるピートは、彼と交わした約束、「俺が死んだら故郷ヒメネスに埋めてくれ」という言葉を思い出す…。
製作年: |
2005年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ/フランス |
原題: |
LOS TRES ENTIERROS DE MELQUIADES ESTRADA |
受賞記録: |
2005年 カンヌ国際映画祭 男優賞 |
監督: |
トミー・リー・ジョーンズ |
---|---|
製作: |
マイケル・フィッツジェラルド 、 トミー・リー・ジョーンズ |
製作総指揮: |
リュック・ベッソン 、 ピエール=アンジェ・ル・ポガン |
出演: |
トミー・リー・ジョーンズ 、 バリー・ペッパー 、 ドワイト・ヨアカム 、 ジャニュアリー・ジョーンズ 、 メリッサ・レオ 、 レヴォン・ヘルム 、 ドワイト・ヨーカム |
脚本: |
ギジェルモ・アリアガ |
---|---|
撮影: |
クリス・メンゲス |
音楽: |
マルコ・ベルトラミ 、 マルコ・ベルトラミ |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
122分 | 日本語英語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
ACBR10402 | 2006年09月08日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
10枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
122分
字幕:
日本語英語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
ACBR10402
レンタル開始日:
2006年09月08日
在庫枚数
10枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
122分 | 日本語英語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
ACBR10402 | 2006年09月08日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
10枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
122分
字幕:
日本語英語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
ACBR10402
レンタル開始日:
2006年09月08日
在庫枚数
10枚
1位登録者:
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荒れ果てたテキサスの砂漠を、初老の偏屈カウボーイ、手錠をはめられた国境警備隊員、そして腐りかけた遺体が、馬に揺られて黙々と移動する。
その光景は物悲しさを漂わせながらも、どこか滑稽でもあり…。「21グラム」の脚本家ギジェルモ・アリアガが、この作品でも「人の死」というテーマを独特な切り口で描き、見ごたえのあるロードムービーに仕上げている。
珍道中には三人がつきものだが、旅のお供に選んだのが、撃たれた遺体と撃った犯人、という設定がとてもユニーク。オバカなコメディとかホラー以外で、遺体を扱った作品をあまり見たことないし、その遺体を巡って二人の男が奇妙につながっているのが興味深かった。
腐りかけた死体が顔を覗かせるシーンは、最初は思わず顔をしかめてしまったけど、何度も見てるうちに「人間ってこうやって腐って、崩れて、ハエやありや蛆にたかられて、土に戻っていくんだあ」なんて、冷静に見れるようになっていた(もちろん、ホントの死体ではないんだけど)。
腐りかけた人の死体なんて、平和な日本ではめったにお目にかからないし、私も見たことはないのだが、死は特別なことではないし、自分もいつかはああなるんだし(火葬されなければ、ですが)「気味が悪い」と感じること自体が、不自然なのかもしれない。
ピートは、マイクを警察に突き出して牢屋に入れたり、拷問したりせず、腐臭のする遺体の横に寝かせ、一緒に馬に乗せ、彼なりの罰し方で、罪を意識させようとする。
おそらく、古代はそういう拷問もあったのだろうが、それが妙案に思えてならなかった。
戦争を知らない平和ボケの世の中では、あまりにも「死体」が身近でなさすぎる。だから、殺すことの罪の意識も薄れてしまうのではないだろうか。
そんなことをぼんやりと考えてしまった。
(逆に、死体がゴロゴロありすぎて、殺すことが平気になる場合もあるだろうけど)
ここまで読んだ人は、かなりグロテスクな作品と思われるかもしれないが、決してそうではない。
けっこう笑える。死体も見ているうちにだんだんと愛しく思えてきたし、必死で死体からアリを払うピートの姿は滑稽だし、間抜けな犯人マイクが、女から仕返しされるのも痛快だし…。旅の間に遭遇するさまざまな出来事が、ひとひねりされていて、予定調和でないのもいい。
そして、笑ったあとには涙、である。
ピートがメルキアデスから聞いていた故郷ヒメネスは、本当に桃源郷なのだろうか…。旅を続けるうちに、だんだんと雲行きが怪しくなってくる。
それでもピートは彼の言葉を信じ続け、自分なりに終着点を見つけようとするのだ。
メルキアデスの3度目の埋葬シーンでは、旅のはかなさや現実のむなしさが、じわりじわりと心に染みて、見終わったあとも、しばらく席を立ちたくなかった。
今、もっとも注目してる脚本家、ギジェルモ・アリアガの作品をこれからも、追っかけます。&最近は役者として作品に恵まれなかったトミー・リー・ジョーンズですが、彼の手腕にもアッパレ。次回作にも期待大。
スペイン語わからないのに、大音響でメキシコのラジオを聴いてる盲目の爺さんを演じたのは、な・な・なーんと、「ザ・バンド」のドラマー、レヴォン・ヘルム!
役作りしていたとはいえ、あーんなヨボヨボのご老人になってしまったことに驚き。
「俺を殺してくれぇ」っていう爺さんの台詞には思わず笑い泣きしてしまいました。役者としても十分にオーラあり。
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「友情&約束」「許し&祈り」がテーマかなぁ・・と私は思った。
大筋はシンプルなんだけど、少しずつ読み解く感じが私の好み。
トミー・リー・ジョーンズが演じる主役(カウボーイ)と、撃たれて死んだ友「メルキアデス」との約束の物語。
3度目の埋葬までのロードムービーといえばわかり易いかな。車じゃなくて馬だけど。
メルキアデスの死体の変化がグロいといえばグロい。でもこれがもしキレイな死体だったら友情が浮き彫りにならないんじゃないかとも思える。こうまでなってる死体を一生懸命運ぶんだから。
場面の時間軸が前後するのは多少わかりにくい部分があったものの、非常に後を引く映画だった。
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ユーザーレビュー:58件
投稿日
2007/02/02
レビュアー
bossa※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
荒れ果てたテキサスの砂漠を、初老の偏屈カウボーイ、手錠をはめられた国境警備隊員、そして腐りかけた遺体が、馬に揺られて黙々と移動する。
その光景は物悲しさを漂わせながらも、どこか滑稽でもあり…。「21グラム」の脚本家ギジェルモ・アリアガが、この作品でも「人の死」というテーマを独特な切り口で描き、見ごたえのあるロードムービーに仕上げている。
珍道中には三人がつきものだが、旅のお供に選んだのが、撃たれた遺体と撃った犯人、という設定がとてもユニーク。オバカなコメディとかホラー以外で、遺体を扱った作品をあまり見たことないし、その遺体を巡って二人の男が奇妙につながっているのが興味深かった。
腐りかけた死体が顔を覗かせるシーンは、最初は思わず顔をしかめてしまったけど、何度も見てるうちに「人間ってこうやって腐って、崩れて、ハエやありや蛆にたかられて、土に戻っていくんだあ」なんて、冷静に見れるようになっていた(もちろん、ホントの死体ではないんだけど)。
腐りかけた人の死体なんて、平和な日本ではめったにお目にかからないし、私も見たことはないのだが、死は特別なことではないし、自分もいつかはああなるんだし(火葬されなければ、ですが)「気味が悪い」と感じること自体が、不自然なのかもしれない。
ピートは、マイクを警察に突き出して牢屋に入れたり、拷問したりせず、腐臭のする遺体の横に寝かせ、一緒に馬に乗せ、彼なりの罰し方で、罪を意識させようとする。
おそらく、古代はそういう拷問もあったのだろうが、それが妙案に思えてならなかった。
戦争を知らない平和ボケの世の中では、あまりにも「死体」が身近でなさすぎる。だから、殺すことの罪の意識も薄れてしまうのではないだろうか。
そんなことをぼんやりと考えてしまった。
(逆に、死体がゴロゴロありすぎて、殺すことが平気になる場合もあるだろうけど)
ここまで読んだ人は、かなりグロテスクな作品と思われるかもしれないが、決してそうではない。
けっこう笑える。死体も見ているうちにだんだんと愛しく思えてきたし、必死で死体からアリを払うピートの姿は滑稽だし、間抜けな犯人マイクが、女から仕返しされるのも痛快だし…。旅の間に遭遇するさまざまな出来事が、ひとひねりされていて、予定調和でないのもいい。
そして、笑ったあとには涙、である。
ピートがメルキアデスから聞いていた故郷ヒメネスは、本当に桃源郷なのだろうか…。旅を続けるうちに、だんだんと雲行きが怪しくなってくる。
それでもピートは彼の言葉を信じ続け、自分なりに終着点を見つけようとするのだ。
メルキアデスの3度目の埋葬シーンでは、旅のはかなさや現実のむなしさが、じわりじわりと心に染みて、見終わったあとも、しばらく席を立ちたくなかった。
今、もっとも注目してる脚本家、ギジェルモ・アリアガの作品をこれからも、追っかけます。&最近は役者として作品に恵まれなかったトミー・リー・ジョーンズですが、彼の手腕にもアッパレ。次回作にも期待大。
スペイン語わからないのに、大音響でメキシコのラジオを聴いてる盲目の爺さんを演じたのは、な・な・なーんと、「ザ・バンド」のドラマー、レヴォン・ヘルム!
役作りしていたとはいえ、あーんなヨボヨボのご老人になってしまったことに驚き。
「俺を殺してくれぇ」っていう爺さんの台詞には思わず笑い泣きしてしまいました。役者としても十分にオーラあり。
投稿日
2007/01/09
レビュアー
ひめ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
「友情&約束」「許し&祈り」がテーマかなぁ・・と私は思った。
大筋はシンプルなんだけど、少しずつ読み解く感じが私の好み。
トミー・リー・ジョーンズが演じる主役(カウボーイ)と、撃たれて死んだ友「メルキアデス」との約束の物語。
3度目の埋葬までのロードムービーといえばわかり易いかな。車じゃなくて馬だけど。
メルキアデスの死体の変化がグロいといえばグロい。でもこれがもしキレイな死体だったら友情が浮き彫りにならないんじゃないかとも思える。こうまでなってる死体を一生懸命運ぶんだから。
場面の時間軸が前後するのは多少わかりにくい部分があったものの、非常に後を引く映画だった。
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メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬