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日本でもディズニー・アニメ「ポカホンタス」などでお馴染みの有名なアメリカの建国神話を、「シン・レッド・ライン」の名匠テレンス・マリック監督が実写映画化。17世紀初頭のアメリカ大陸を舞台に、イギリスの冒険家ジョン・スミスとネイティブ・アメリカンの娘ポカホンタスとの言葉と文化の壁を超えたピュアな愛の物語が、壮大なスケールと美しい映像で綴られてゆく。主演は「アレキサンダー」のコリン・ファレル、共演に15歳の新人クオリアンカ・キルヒャー。
製作年: |
2005年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE NEW WORLD |
監督: |
テレンス・マリック |
---|---|
製作: |
セーラ・グリーン 、 サラ・グリーン |
製作総指揮: |
トビー・エメリッヒ 、 トビー・エメリッヒ 、 トリッシュ・ホフマン 、 ビル・メカニック 、 ロルフ・ミットウェッグ 、 マーク・オーデスキー |
出演: |
コリン・ファレル 、 クオリアンカ・キルヒャー 、 クリストファー・プラマー 、 クリスチャン・ベール 、 オーガスト・シェレンバーグ 、 ウェス・ステュウディ 、 デヴィッド・シューリス 、 ベン・メンデルソーン 、 クリスチャン・ベイル |
脚本: |
テレンス・マリック |
---|---|
撮影: |
エマニュエル・ルベツキ |
音楽: |
ジェームズ・ホーナー 、 ジェームズ・ホーナー |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
135分 | 日本語・英語・吹替用 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:DTS/5.1chサラウンド/英語 3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DZ9250 | 2006年09月28日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
8枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
135分
字幕:
日本語・英語・吹替用
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:DTS/5.1chサラウンド/英語
3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
DZ9250
レンタル開始日:
2006年09月28日
在庫枚数
8枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
135分 | 日本語・英語・吹替用 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:DTS/5.1chサラウンド/英語 3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DZ9250 | 2006年09月28日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
8枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
135分
字幕:
日本語・英語・吹替用
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:DTS/5.1chサラウンド/英語
3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
DZ9250
レンタル開始日:
2006年09月28日
在庫枚数
8枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
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私は、ディズニーの「ポカホンタスI・II」を観た後に彼女について、またアメリカ専従民族についていくつか情報を仕入れてからこの「ニュー・ワールド」
を観賞しました。
ポカホンタスは、アメリカ専従民族の長の娘として、今から4百年前に実在した人物とされています。生前に描かれた肖像画には、族長の娘らしい威厳ある顔立ちと鋭い眼差しがうかがえるようですが、その後何度か新たに描き写されて行く中で、彼女の視線や表情はより柔和に、より西洋的に洗練されていったようです。
「百文」に優るとされる視覚的情報ですら4百年という歳月によって風化されてしまうほどなのですから、彼女に纏わる話がどこまで事実を確かに伝え切れているのかは疑わしいものです。専従民族は文字を持っていないようですし、手がかりはジョン・スミスが、ある意味自分本意で記した紀行文の他には若干しかないとのこと。この「ニュー・ワールド」に取りあげられているエピソードのかなりも、監督・テレンス・マリックが徹底的にリサーチしたというわりには、私ごとき者が知り得た情報と比較して、あまり大差がないように思えます。
史実とはいえ、それほどまでに少ない情報を繋ぎ合わせ、ある程度の長さの作品にするためには、創造的に欠損部を埋めて行く必要があると思いますし、製作者側は、「売れる作品」になるようにと独自性を重視するがあまり、奇をてらった「三文映画」に堕してしまうことも多々あることではないかと思います。
レーガン元大統領夫人のナンシーやブッシュ現大統領までがポカホンタスの子孫であるとされるほど、それほどアメリカ人にとって彼女の存在は、多民族間の宥和の象徴として受け入れられているようです。「ポカホンタス神話」といわれるほど、彼女は現代において神格化されてきてしまっています。そのような彼女のイメージを損なわぬよう、しかし何かしらのメッセージを託すために、テレンス・マリックは、彼女をより人間として描き、つまらぬ「穴埋め」をあえて最小限に抑え、言外にこそ多くの意味を有する「叙情詩」的に作品をまとめ、その解釈を観る者にある程度まで委ねたのてはないかと思います。
私は、残念ながら十分に行間を読み解く詩心を持ち合わせていないので、薄い感想しか述べられないと思いますが、以下私なりの思いを記させていただきます。
最初より恋心からか、儀礼からか、それとも遊び心からかはわからないが、いずれにしてもジョン・スミスは、若干12歳の少女に手を出してしまう。部落を離れ、気持ちを際限なく昂揚させていく彼女の一途な思いにジョン・スミスはとまどい、翻弄され、純潔を汚してしまったことへの後悔の念を募らせて行く。
ポカホンタスは新世界とそこに生活し続けてきた先住民族を、ジョン・スミスは、処女地を汚してしまったデリカシーを欠くアングロサクソン民族を代表している存在のように思われます。ポカホンタスとジョン・スミスが出会った地域は、英国の王女の純潔にちなんでバージニアと名づけられた場所です。このことも偶然とはいえ象徴的なことのように思われます。私には、この作品が、ある種の戒めを現在のアメリカ人に与えているように思われてなりません。
さて、作品の本筋からは甚だしく外れてしまうとは思いますが、ポカホンタスの実像とはどのようなものであったのかについていささか妄想を広げてみたいと思います。
私は、彼女はある種の「生贄」ではなかったかと思います。カナダに住むイヌイトと呼ばれる先住民族の中には、客のもてなしとして、女性を差し出す習慣があると聞いたことがあります。同種の血筋を引くポーハタン族に果たしてそのような習慣があったかは知りませんが、銃や大砲で武装する異人に対する恐怖に、美しい女性を捧げることは全く考えられないこととも思われません。賢明な族長であれば、部族を守るために最も大切にしていた娘を以って「生贄」とし、争いを避けようとしても不思議ではありませんし、部族の守護のために自らを犠牲にすることは、族長の娘としても名誉なことではなかったかと思います。
言葉や習慣を異にするジョン・スミスには、何か勘違いがあったのではないか。それが私の正直な思いです。
いずれにしても、異文化の接点にはしばしば起き得ることのように思われますし、そのような勘違いがあり得ることを前提に、異なる価値観に寛容に関わることの大切さを肝に銘じていきたいと、この作品を通じて考えた次第です。
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ユーザーレビュー:83件
投稿日
2008/08/25
レビュアー
ゴマフ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
私は、ディズニーの「ポカホンタスI・II」を観た後に彼女について、またアメリカ専従民族についていくつか情報を仕入れてからこの「ニュー・ワールド」
を観賞しました。
ポカホンタスは、アメリカ専従民族の長の娘として、今から4百年前に実在した人物とされています。生前に描かれた肖像画には、族長の娘らしい威厳ある顔立ちと鋭い眼差しがうかがえるようですが、その後何度か新たに描き写されて行く中で、彼女の視線や表情はより柔和に、より西洋的に洗練されていったようです。
「百文」に優るとされる視覚的情報ですら4百年という歳月によって風化されてしまうほどなのですから、彼女に纏わる話がどこまで事実を確かに伝え切れているのかは疑わしいものです。専従民族は文字を持っていないようですし、手がかりはジョン・スミスが、ある意味自分本意で記した紀行文の他には若干しかないとのこと。この「ニュー・ワールド」に取りあげられているエピソードのかなりも、監督・テレンス・マリックが徹底的にリサーチしたというわりには、私ごとき者が知り得た情報と比較して、あまり大差がないように思えます。
史実とはいえ、それほどまでに少ない情報を繋ぎ合わせ、ある程度の長さの作品にするためには、創造的に欠損部を埋めて行く必要があると思いますし、製作者側は、「売れる作品」になるようにと独自性を重視するがあまり、奇をてらった「三文映画」に堕してしまうことも多々あることではないかと思います。
レーガン元大統領夫人のナンシーやブッシュ現大統領までがポカホンタスの子孫であるとされるほど、それほどアメリカ人にとって彼女の存在は、多民族間の宥和の象徴として受け入れられているようです。「ポカホンタス神話」といわれるほど、彼女は現代において神格化されてきてしまっています。そのような彼女のイメージを損なわぬよう、しかし何かしらのメッセージを託すために、テレンス・マリックは、彼女をより人間として描き、つまらぬ「穴埋め」をあえて最小限に抑え、言外にこそ多くの意味を有する「叙情詩」的に作品をまとめ、その解釈を観る者にある程度まで委ねたのてはないかと思います。
私は、残念ながら十分に行間を読み解く詩心を持ち合わせていないので、薄い感想しか述べられないと思いますが、以下私なりの思いを記させていただきます。
最初より恋心からか、儀礼からか、それとも遊び心からかはわからないが、いずれにしてもジョン・スミスは、若干12歳の少女に手を出してしまう。部落を離れ、気持ちを際限なく昂揚させていく彼女の一途な思いにジョン・スミスはとまどい、翻弄され、純潔を汚してしまったことへの後悔の念を募らせて行く。
ポカホンタスは新世界とそこに生活し続けてきた先住民族を、ジョン・スミスは、処女地を汚してしまったデリカシーを欠くアングロサクソン民族を代表している存在のように思われます。ポカホンタスとジョン・スミスが出会った地域は、英国の王女の純潔にちなんでバージニアと名づけられた場所です。このことも偶然とはいえ象徴的なことのように思われます。私には、この作品が、ある種の戒めを現在のアメリカ人に与えているように思われてなりません。
さて、作品の本筋からは甚だしく外れてしまうとは思いますが、ポカホンタスの実像とはどのようなものであったのかについていささか妄想を広げてみたいと思います。
私は、彼女はある種の「生贄」ではなかったかと思います。カナダに住むイヌイトと呼ばれる先住民族の中には、客のもてなしとして、女性を差し出す習慣があると聞いたことがあります。同種の血筋を引くポーハタン族に果たしてそのような習慣があったかは知りませんが、銃や大砲で武装する異人に対する恐怖に、美しい女性を捧げることは全く考えられないこととも思われません。賢明な族長であれば、部族を守るために最も大切にしていた娘を以って「生贄」とし、争いを避けようとしても不思議ではありませんし、部族の守護のために自らを犠牲にすることは、族長の娘としても名誉なことではなかったかと思います。
言葉や習慣を異にするジョン・スミスには、何か勘違いがあったのではないか。それが私の正直な思いです。
いずれにしても、異文化の接点にはしばしば起き得ることのように思われますし、そのような勘違いがあり得ることを前提に、異なる価値観に寛容に関わることの大切さを肝に銘じていきたいと、この作品を通じて考えた次第です。
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