ＳＰＬ　狼よ静かに死ね

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　香港映画の登場人物ってのは、アメリカ、ヨーロッパ、または日本の映画と違って、あまり複雑な人間じゃないんですね。すごく単純で、わかりやすいというか、馬鹿というか、人物の性格が非常にわかりやすいので、漫画的です。
　その中では、サモハン演じるボスが、一番人間的で、魅力あります。悪い奴なんだけど、この映画を見ている限りでは、警察の方が悪い奴に思えます。
　しかし、香港にみんな遊びに行くけど、こんなに危険な場所って宣伝すると観光客いなくなりますよ。東京でも同じような映画ができるわけだから、国際都市は同じかとなりますが、夜になって、あんな不良がたむろしていたら、絶対行かない。
　アクションはいい。切れがいい。コミカルじゃないのがいい。ジャッキーチェンだとどうしてもコミカルな動きが入ってしまうけれど、ドニーイエンはいい。日本の映画のアクション監督もどんどんやって、日本映画のアクションにも気合いれてほしいものです。ラスト、ええ、それは何も知らない母子はむごいだろう。ええ、お前も死んじゃうのかよ。あの子はどうなるのかよ。
　タケシの映画に似ていると思うのは、私だけ？タケシの映画はアクション以外は、雰囲気、香港なんだと気づいたのでした。

香港を舞台にした刑事たちと暗黒街のドンとの戦い。
R-15指定。いやー、凄い。満点も満点。迫力は大満点！
全編に渡ってアクションをばらまいてあり、手に汗握らない
時間の方が短いです。
敵の親玉はサモハンだが、親玉だけあって、あまりアクション
がない。恐ろしいのはウー・ジン扮する敵のヒットマン
ジェット。
散々恐ろしいところを見せて、ドニー・イェンとの決戦。
大迫力です。
でもそれは前哨戦。そのあとにサモハンとの頂上対決がある
わけで、サモハンとドニー・イェンの対決が見られるなんて、
生きてて良かったって感じ(^_^)
アクションは、ただ殴る、蹴るの他に、サブミッションも
結構見せてくれる。
サモハンは相変わらず大きな体で迫力満点の大きなアク
ション、対してドニー・イェンは、動きが実にシャープで
小気味よい。バイオレンス・オペラと銘打つだけあって、
バイオレンス色が非常に濃いです。
ドニー・イェンと戦うまでのジェットの活躍は、チョ強の
為に格闘ではなく一方的な暗殺、ていうか虐殺だしｗ
しかしバイオレンスだけではなく、「親子の情」という
ものにも着眼していて、登場人物のほとんどが親や子との
つながりの描写があったりします。
しかし、終わり方が後味悪いなー。あのあとホイイーどー
すんの？

始まってから、間の長い事！まったりしてるんですよ、意味もなく！ただ！私の憧れの大スタージャッキー・チェンの親友のサモ・ハンキンポーのアクション、ジャッキー・チェンのシャンハイナイトで共演したドニー・イェンのカンフーは必見です。もっとドラマより格闘を増やして欲しかったです！サモ・ハンの目がキレイでマフィアのボス役もあってないと思いましたが、かっこよかったです！ドニー・イェンの髪型に違和感が・・・！　　　　結末は最悪でした！観ればわかるんですがドロドロすぎる！

元祖「燃えよデブゴン」のサモ・ハン・キンポーと「燃えよデブゴンTOKYO MISSION」のドニー・イェンのデブゴンコンビが共演したけど、二人ともデブゴンの面影はありません。
撮影当時、55歳のサモ・ハン・キンポーと42歳のドニー・イェン。ドニー・イェンの有利は揺るぎないのですが、葉巻をくわえた本当に動けるデブは、超人的な動きでドニー・イェンを翻弄します。
頑張れ、デブゴン！

おもしろかったんだけど・・・。見終ったあと、思い切り暗い気持ちになってしまった。カンフー映画ですっきりしたかったんだけどなー。うーん・・・。