ステップフォード・ワイフ

ジャケット写真のニコールキッドマンがあまりにかわいいのでチョイス。

まさに生きるバービー人形。そして手足細すぎ＆長すぎ。

しかしお人形さんみたいなかわいいニコールはちょびっとなんですよー。大半は地味な感じの格好でした・・

それが残念でした。

この作品色使いがカラフルで映像がとてもきれい。

女性も街の雰囲気も60年代のポスターの世界みたい。
原色のアメリカ〜ンな世界がひろがっててそれが一番のこの作品の魅力ですね。

女性は花柄とかひらひらスカートとかふわふわ巻き髪がやっぱいいですね。

黒スーツにひっつめじゃかわいさ半減な気がします。

原作は非常に有名な作品と事ですが、ちょっと皮肉のきいたSFぽい感じの話で、ユニークで軽いタッチでさくさく進むので飽きません。

可愛いニコール見るついでにひまつぶしに観るには悪くはないと思います。

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イントロからはわからなかったけど、こんなストーリーだったとは！っていう仰天な展開。
予想を裏切られる意味では面白かったけど、心底楽しめたかというと疑問。
だって、矛盾をどうしても受け入れられなかったんだもん・・・

冒頭のニコールの自信満々のスピーチと、くだらない新番組紹介が、滑稽で滑稽で。
これも早くも社会風刺の皮肉たっぷりの演出なのかしら？
ブルネットの髪に、陶器のように白い肌、そこに真っ赤な口紅ですからねっ、
どう見てもマネキンにしか見えん！！あっ、ブライス人形に似てるかも。
それが打って変わって後半は、人形のような彼女が一番人間らしく見えてくるから、不思議な映画。

ステップフォードの描き方は、お金掛けられてて相当豪華だった。
クラシカルな格調高い豪邸に、緑豊かな庭園、室内は見せるインテリアで、
スタイリッシュモダンのモデルルームばかりに慣れてしまった者には、
生活の質の豊かささえ感じる内装、衣装も古き良き５０年代の上品で可愛らしいワンピース姿と、
整えられた髪形とお化粧、全てをパーフェクトにこなす女性たちが
華やかに次から次へと登場するので、観ている分にはとっても楽しい。
奥様の一人に、カントリー歌手のフェイス・ヒルが扮していて、その美しさも際立ってた。

途中までは、この映画は風刺とて男尊女卑も甚だしいだろっと思ってたけど、
よぉ〜く考えれば、セレブの傲慢だね。
妻が仕事ができて見栄えも良くて自信家で、我が道を生きているのが許せない夫が、
自分の思い通りに、自分に尽くしてくれる妻に変えてしまおうだなんて、
共働きが主流の今の時代、傲慢の何者でもないと思った。
中流以下は、共働きぢゃなきゃ生きてけないんだよ！って感じですね。
金があるなら、メイド雇えばいいぢゃんねぇ〜
自分のプライドを傷つけられず、なおかつ欲求を満たしてくれるように相手に望むなんてね。
最後は、無駄に金のある輩は何を考え出すかわからんってゆう怖さを味わい、
いろんな皮肉も込められて、そこは良かったんぢゃないでしょうか。
完璧を求めるってことが必ずしも幸せとは限らないってことですよね。
ここまでは、なかなか楽しめたのですが、奥様改造計画の最大の矛盾にぶち当たり、お手上げ。
もう、ここではいちいち矛盾を突っ込みませんが、素人目でも脚本相当間違ってます・・・

料理に掃除に奉仕だけしてればいいなんて決め付けられるのは嫌だけど、高級住宅地に住み、
いつも素敵に着飾って、美しさを保つことだけ考えてればいいってのには、ちょっと憧れちゃうｗ
色彩豊かな花柄の服装が相当可愛い♪ほんとにあの時代に生まれたかったかも〜
ちなみに、ニコールよりもグレン・クローズの着こなしが最高に美しかった。

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予習なしで見ました。ブラック・コメディですよね、これ？
ブルネットのニコール・キッドマンや、大好きな♪ベット・ミドラーが見れるのは相当楽しかったのですが、うーん、それだけ。

恐怖もなく、コメディかと思いきや、そんなに笑えない。
もうちょっと、こってりいけばいいのに！
とジレンマを感じました。

特典映像を見て納得。原作や前作の映画が有名になった作品だったんですね。She is very stepford．こんな使われ方がするほど、日常に溶け込んでいる言葉らしいです。
「前作とはまったく違うものを作る！」という意気込みが、悪い意味で達成されたような気がしてしまいます。

時代背景も違いすぎるんですよね。ウーマンリブを恐れた夫たちが妻を思い通りにして理想郷を作る、という設定は確かに前作が上映された1975年には斬新だっただろうし、恐怖もリアルだっただろうと思います。が、現代では妻の稼ぎに好んでのっかっている男性もいますし、働く妻への理解も深い。違和感が出るのは仕方ないので、もっとオーバーにすれば良かったんじゃないかなぁと思います。

好きなのは特典映像で、ベット・ミドラーがロボット化した未公開シーン。「シリアルママ」みたいで面白かったです。久しぶりに「シリアルママ」が見たいなぁと思ったのにDISCASにはなくて残念でした。

吹き替えはニコールの甘い声が合っていないので字幕をオススメします。

女房にコンプレックスを感じてしまう男達が、何事にも控えめで美しく夫に尽くす「理想の妻」に改造してしまう。同じ男としてこの願望は理解出来るのだが、この映画は見ていて最後には腹が立ってきた。こういう話だと知らずに見たので、呆れるやら、こんな作品の為に貴重な休日の時間を浪費した事に情けなくなるやら・・。

ＳＦ映画は好きだけど、こういうＳＦオチは大嫌い。しかも妻達はチップ埋め込まれてコントロールされただけの様だが、それにしてはロボットだとしか考えられない描写も多数。その辺の事をキッチリ煮詰めないで作ったようで矛盾した描写がいくつも出て来る。多分最後に彼女達を元に戻す必要があるので、ああいう設定に途中で変更したんだと思うが、あれならいっそ完全なロボットで本当の妻達は墓の下で眠っていた方が余程スッキリする。ＳＦネタにするならちゃんとやってと言いたい。

コメディのつもりで撮ったようだが、全然笑えないし趣味が悪すぎ。安物の２時間ドラマの様です。よくこの豪華キャストでこんなもの作ったもんだと感心する。最後のオチで本当の首謀者は女だったと言う点は意外ではあったが動機に説得力が欠ける。

原作が結構有名らしいけど、原作者は男なのかな女なのかな？

高いですねえ。
ちょっと尖っていてピノキオみたい。
「めぐりあう時間たち」では付け鼻をしていたらしいですけど・・・

この映画は、グレン・クローズの怪演、豊満なペット・ミドラーの近所のおばちゃん的演技、ニコールのバービー人形のような容姿、それにパステル絵の具を使ったような画面。すべて楽しめました。
男優たちはゲイ役のかたを除いて皆、影が薄かったですけど。