鬼畜 / 岩下志麻
全体の平均評価点: (5点満点)
(54)
解説・ストーリー
気の弱い男がある日、愛人の隠し子を押し付けられ、動転して親とは思えない行動に出てしまうさまを描いたサスペンス・タッチの人間ドラマ。松本清張の原作を野村芳太郎監督が映画化した問題作。印刷屋を営む竹下宗吉と妻のお梅。ある日、宗吉の愛人が3人の隠し子を宗吉に押し付けて失踪した。妻のお梅は子どもたちに辛く当たり、やがて、末っ子の赤ん坊が不慮の事故で死んでしまう。お梅が故意に仕組んだと察した宗吉は残る2人も何とかしなければと追い詰められて……。
気の弱い男がある日、愛人の隠し子を押し付けられ、動転して親とは思えない行動に出てしまうさまを描いたサスペンス・タッチの人間ドラマ。松本清張の原作を野村芳太郎監督が映画化した問題作。印刷屋を営む竹下宗吉と妻のお梅。ある日、宗吉の愛人が3人の隠し子を宗吉に押し付けて失踪した。妻のお梅は子どもたちに辛く当たり、やがて、末っ子の赤ん坊が不慮の事故で死んでしまう。お梅が故意に仕組んだと察した宗吉は残る2人も何とかしなければと追い詰められて……。
もっと見る▼
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「鬼畜」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
気の弱い男がある日、愛人の隠し子を押し付けられ、動転して親とは思えない行動に出てしまうさまを描いたサスペンス・タッチの人間ドラマ。松本清張の原作を野村芳太郎監督が映画化した問題作。印刷屋を営む竹下宗吉と妻のお梅。ある日、宗吉の愛人が3人の隠し子を宗吉に押し付けて失踪した。妻のお梅は子どもたちに辛く当たり、やがて、末っ子の赤ん坊が不慮の事故で死んでしまう。お梅が故意に仕組んだと察した宗吉は残る2人も何とかしなければと追い詰められて……。
「鬼畜」 の作品情報
「鬼畜」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
鬼畜の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
110分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DA9778 |
2005年11月26日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
12枚
|
1人
|
1人
|
鬼畜の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
110分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DA9778 |
2005年11月26日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
12枚
|
1人
|
1人
|
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:54件
「親ガチャ」の今だからこそ切実。
先頃、清水崇監督が若い女優さんと対談したネット記事の中で、
「野村芳太郎監督の作品は、ある意味
ホラーよりも怖い」と紹介しておられた内の一本。
清水監督が子供の頃に観て、その
「じっとりとした雰囲気」がとても印象深かったそうです。
それで、観てみることにしました。
野村監督の作品を観るのは初めて。
清水監督が幼い頃の記憶で語っておられたほど
「怖い」とは思いませんでしたが、
妻が夫の浮気相手の子たちを疎んじるシーンや、
夫婦が「悪」を共有することで
貪るように愛し合うシーンには、
夏のジリジリした暑さと併せて
ドロッとした迫力がありました。
ラストシーンに至るまで、全体に
先立つ大島渚監督の「少年」に似てるなと思いました。
野村監督が意識していたのかは不明だし、
痛切さや芸術性では、個人的に
「少年」に軍配を上げるものの、
本作で描かれた「子捨て・虐待」や
「不幸の世代間連鎖・階層的継承」といった問題は、
「少年」以上に、生々しく現代に通じるものです。
緒形拳さんが演じる父(夫)が、
海で獲った貝といとけなく遊ぶ年端のいかない長男に向かって、
飲んだくれながら自分の痛ましい半生を
独り言のように語るシーンには、その虚しさが胸に沁みます。
彼の、貧しい生い立ちから運命付けられていた
不幸と孤独。それが彼と妻を「鬼畜」にし、
その不幸は罪を通じて子供に刷り込まれていく。
「格差」「社会階層の固定化」「親ガチャ」……
そんな言葉が叫ばれる昨今、この
不幸だけが見事に世代間継承されていく
「不幸の生物濃縮」とでも言える様は、
制作当時以上に個人的にも胸に刺さるものです。
母子ではなく「父子もの」というところが、
主題を単純に「血縁」に限定させない上でも
ユニークかつ効果的だと思います。
父子の思いがけない北陸への旅は、
それが現実には「子捨ての旅」であるが故に
束の間の痛切な詩情を生んでいます。
終盤登場する大竹しのぶさんが演じる若い婦警だけが
「無垢な善良さ」としての「幸福」を体現していて、
天使のように眩しく見えたのも印象的。
僕の親(特に母)も、僕たちを育てる過程で
「鬼畜」になろうとしたことが幾度となくあるだろう。
そして僕もいつの日か、親族関係の中で
「鬼畜」になる日が来るかもしれない……
そんな思いが去来しながらの鑑賞でした
(そこにマスコミの的外れな邪推や
下衆の勘繰りが入り込む余地は、一切無い)。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
★★★★★★★★★★
投稿日:2010/03/20
レビュアー:れみゆか
子供の頃見て強烈に記憶に残っていた映画です。
大人になってから見ても、強烈に面白い。
まさに迫真の演技という感じ。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
弱いものが鬼と化すとき
気の弱い男が愛人との隠し子を押し付けられ
見捨てていく様が本当に怖い。
人間って醜いですね。
野生動物は子が生きていけるよう
親がちゃんと教育しますよね。
なのに人間は虐待や育児放棄したり.....。
親に見捨てられた子供はどうすればいいんでしょうか?
虐待などで育った子供が大人になったとき
自分の親と同じ道をたどるのでしょうか?
一番弱い者に矛先が向けられる、
辛い作品です。
正妻を演じた岩下志麻怖すぎです。
でもいちばんの鬼は.....。
長男を演じた子役が大変印象的で、
最後のシーンが忘れられません。
タブーを題材にした名画といえます。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
後味悪い・・・けど観る価値アリ
投稿日:2009/03/12
レビュアー:くろんぱぱ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
岩下志麻の鬼っぷりは見事!
子供相手でも容赦しない折檻ぶりは演じていた本人も心が痛んだだろうと察するほど。でも、女性心理というか愛人(一家)への狂わんばかりの嫉妬心を見事に演じきっていたと思う。
自分にはできなかった亭主の「子供」たちの面倒は、女のプライドを振りかざし決してみようとしない。複雑な女心も垣間見える。
緒方拳のダメダメ亭主も絶品。
愛人に子供たちを押し付けられ、女房にはやっかまれ、その女房の折檻から子供たちは守りたいけど仕事もしなきゃいけないし、あぁ、もう・・・。
最初から最後まで煮え切らないこの亭主の態度に女たちは翻弄され、挙句の果てには子供たちをも巻き込んでしまうわけなんですが。後半、長男を連れ出し、旅館で酔っ払って愚痴る情けない宗吉の姿が感慨深かった・・・
どうして女って「この人ったら私がいなきゃダメなんだからっ!んもう!」っつー男に弱いんだろうなぁ・・・。んもう!
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
全編通して辛かった
投稿日:2008/10/07
レビュアー:うるるん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
なんで大人はあんなにも自分勝手なのか。
子供というのは一見わがままにみえてあんなにも愛情が深いのか。
本当に本当に考えさせられましたよ。
お父さんもその妻もひどいけど・・・一番ひどいのはあの子たちの母親だと思った。
かわいがられるはずのない環境に追いてっちゃうなんてあんまりだよね。
最後まで気になってたんだけど、よしこちゃんはどうなったのかな。
東京タワー大好きなのに、悲しい場所になってしまいそうだ。
おがたけん、顔が四角いけど若くてかっこよかった。
いい演技してますね。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
「親ガチャ」の今だからこそ切実。
投稿日
2022/02/27
レビュアー
MIGHTY MOE AND JOE
先頃、清水崇監督が若い女優さんと対談したネット記事の中で、
「野村芳太郎監督の作品は、ある意味
ホラーよりも怖い」と紹介しておられた内の一本。
清水監督が子供の頃に観て、その
「じっとりとした雰囲気」がとても印象深かったそうです。
それで、観てみることにしました。
野村監督の作品を観るのは初めて。
清水監督が幼い頃の記憶で語っておられたほど
「怖い」とは思いませんでしたが、
妻が夫の浮気相手の子たちを疎んじるシーンや、
夫婦が「悪」を共有することで
貪るように愛し合うシーンには、
夏のジリジリした暑さと併せて
ドロッとした迫力がありました。
ラストシーンに至るまで、全体に
先立つ大島渚監督の「少年」に似てるなと思いました。
野村監督が意識していたのかは不明だし、
痛切さや芸術性では、個人的に
「少年」に軍配を上げるものの、
本作で描かれた「子捨て・虐待」や
「不幸の世代間連鎖・階層的継承」といった問題は、
「少年」以上に、生々しく現代に通じるものです。
緒形拳さんが演じる父(夫)が、
海で獲った貝といとけなく遊ぶ年端のいかない長男に向かって、
飲んだくれながら自分の痛ましい半生を
独り言のように語るシーンには、その虚しさが胸に沁みます。
彼の、貧しい生い立ちから運命付けられていた
不幸と孤独。それが彼と妻を「鬼畜」にし、
その不幸は罪を通じて子供に刷り込まれていく。
「格差」「社会階層の固定化」「親ガチャ」……
そんな言葉が叫ばれる昨今、この
不幸だけが見事に世代間継承されていく
「不幸の生物濃縮」とでも言える様は、
制作当時以上に個人的にも胸に刺さるものです。
母子ではなく「父子もの」というところが、
主題を単純に「血縁」に限定させない上でも
ユニークかつ効果的だと思います。
父子の思いがけない北陸への旅は、
それが現実には「子捨ての旅」であるが故に
束の間の痛切な詩情を生んでいます。
終盤登場する大竹しのぶさんが演じる若い婦警だけが
「無垢な善良さ」としての「幸福」を体現していて、
天使のように眩しく見えたのも印象的。
僕の親(特に母)も、僕たちを育てる過程で
「鬼畜」になろうとしたことが幾度となくあるだろう。
そして僕もいつの日か、親族関係の中で
「鬼畜」になる日が来るかもしれない……
そんな思いが去来しながらの鑑賞でした
(そこにマスコミの的外れな邪推や
下衆の勘繰りが入り込む余地は、一切無い)。
★★★★★★★★★★
投稿日
2010/03/20
レビュアー
れみゆか
子供の頃見て強烈に記憶に残っていた映画です。
大人になってから見ても、強烈に面白い。
まさに迫真の演技という感じ。
弱いものが鬼と化すとき
投稿日
2009/12/08
レビュアー
King Lear
気の弱い男が愛人との隠し子を押し付けられ
見捨てていく様が本当に怖い。
人間って醜いですね。
野生動物は子が生きていけるよう
親がちゃんと教育しますよね。
なのに人間は虐待や育児放棄したり.....。
親に見捨てられた子供はどうすればいいんでしょうか?
虐待などで育った子供が大人になったとき
自分の親と同じ道をたどるのでしょうか?
一番弱い者に矛先が向けられる、
辛い作品です。
正妻を演じた岩下志麻怖すぎです。
でもいちばんの鬼は.....。
長男を演じた子役が大変印象的で、
最後のシーンが忘れられません。
タブーを題材にした名画といえます。
後味悪い・・・けど観る価値アリ
投稿日
2009/03/12
レビュアー
くろんぱぱ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
岩下志麻の鬼っぷりは見事!
子供相手でも容赦しない折檻ぶりは演じていた本人も心が痛んだだろうと察するほど。でも、女性心理というか愛人(一家)への狂わんばかりの嫉妬心を見事に演じきっていたと思う。
自分にはできなかった亭主の「子供」たちの面倒は、女のプライドを振りかざし決してみようとしない。複雑な女心も垣間見える。
緒方拳のダメダメ亭主も絶品。
愛人に子供たちを押し付けられ、女房にはやっかまれ、その女房の折檻から子供たちは守りたいけど仕事もしなきゃいけないし、あぁ、もう・・・。
最初から最後まで煮え切らないこの亭主の態度に女たちは翻弄され、挙句の果てには子供たちをも巻き込んでしまうわけなんですが。後半、長男を連れ出し、旅館で酔っ払って愚痴る情けない宗吉の姿が感慨深かった・・・
どうして女って「この人ったら私がいなきゃダメなんだからっ!んもう!」っつー男に弱いんだろうなぁ・・・。んもう!
全編通して辛かった
投稿日
2008/10/07
レビュアー
うるるん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
なんで大人はあんなにも自分勝手なのか。
子供というのは一見わがままにみえてあんなにも愛情が深いのか。
本当に本当に考えさせられましたよ。
お父さんもその妻もひどいけど・・・一番ひどいのはあの子たちの母親だと思った。
かわいがられるはずのない環境に追いてっちゃうなんてあんまりだよね。
最後まで気になってたんだけど、よしこちゃんはどうなったのかな。
東京タワー大好きなのに、悲しい場所になってしまいそうだ。
おがたけん、顔が四角いけど若くてかっこよかった。
いい演技してますね。
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
-
- 宅配レンタル 定額8プラン

-
- 「新作・準新作」が定額で月8枚レンタルできる!※1借り放題付き※2
- 新規登録する
-
- 宅配レンタル 定額4プラン

-
- 新規登録する
-
- 都度課金 プラン

-
- 新規登録する
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
※2 借り放題はDVD「旧作」、CD「新作・準新作・旧作」が対象です。
鬼畜