ジュラシック・パーク　３

ジュラシックパークも３作目で恐竜にも見慣れてきたかなぁ、ってとこですが、これはこれでまた恐竜が向かってきたりすると迫力は感じるし、前作に比べることなくいいと思います。
ストーリ的には島に取り残された息子を探し出しに行く一行。両親は別居してますがこの旅でヨリを戻します。それだけで登場人物もごく少ない気もしますが、最後まで飽きることなく観られます。肉食恐竜とは対照的に草食恐竜エリアでの穏やかさなんかは　いいですねぇ。恐竜がいた時代を想像させられました。

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恐竜というのは、好きな人にはたまらんものらしいね。
私なんかはただ怖いとしか思わないから、あんな島が実在しても絶対に行こうとなんか思わないけど、今まで散々追い回されてたってういのに、船に乗った途端博士とエリックがごっつい奴（すみません種類知りません）を惚れ惚れと眺めているのを見て、ああやっぱり好きな人は好きなんだなあと思った次第。

カービー夫妻は、最初札びらで人の頬をはたくような嫌な奴。普通そういうキャラはこの手の映画では、非業の死を遂げるのがお約束なのだが、実はタイル屋さんだったので助かったのだろうか。まあ海外に頻繁に遊びに行ってるようだし衛星電話も所有してるので、大富豪ではないかも知れないが、普通にお金持ちなんでしょう。
エリック少年を助けに行くまでは喧嘩ばっかり、別居もしていたらしいエピソードも。それがわが子を助けたいために団結協力したせいか、あるいはエリックがいい子なんで彼の家族を奪わないためか（ここらへんやっぱりファミリー向けなんだねえ）、不思議に助かるのよね。
まあビリーの運命をとってみても、ファミリー向けっていうことでＯＫなんだろう。
でも、その他大勢は結構遠慮なく惨殺されてて、最初博士を殴った人が真っ先に血祭りに。衛星電話のエピソードは少しの無駄もなく使っているが、みんなで恐竜のほかほかウンコに手を突っ込んで探し、サングラスとか出てきてももはや驚きもしないあたりは、笑っていいのか眉をしかめていいのか。

エリックは、たったひとりで２ヶ月ものサバイバル生活を送ってきたというのに、博士を助けたときも冷静沈着だし、２ヶ月ぶりに外部の人を見てもパニックも起こさず、将来大物間違いなしですね。でも、電話の着メロを耳にしたときは、「パパー、ママー」って走り出して可愛いですけど。
あとエリックのママは最初、うるっせー女なんですよこの手の映画にはつきものの。言うことは聞かないパニクる暴走する足引っ張る。でも後で、ウンコに手突っ込んでたんですべて帳消しですね。

でも国に帰ったら禁固100年クラスの重罪では。（笑）

結局、サイトBやパークにどういう理由で誰が行くか、というのが違うだけで、無防備な人間が恐竜から逃げる、というのはシリーズ共通。つまらない、というワケではありません。ただ、ちょっとマンネリではあります。ま、十分楽しめますが。

恐竜の動きや出来映えはさすがです。
でもこの手のリアルさは、ある程度見慣れてきて、少々見飽きてきました。
つまり、主な登場人物（博士や少年）は間違っても、恐竜に喰われることはないと思って観ているだけに、
恐竜は怖いのだけど、どこか安心しながら観てしまうのです。
娯楽映画だからこれでも良いのかもしれないけど、ストーリーに意外性がなくマンネリ化を感じました。

「セルラー」観たちょっと頼りなさそうな定年前の警官、「サンキュウ・フォー・スモーキング」の気の弱そうな州議員、ウィリアム・H・メイシー 、どっかで見たと思っておりましたがこれだと気がつきました。
やはり頼りなそうな父親役のタイル屋さんだったのですね。

また観てしまったよ。
「セルラー」では老け役だったけど、これでは髪黒々ですね。
Ｋ２にも登った冒険家、大企業の社長と言うふれこみで戦争屋を雇い恐竜のプロを雇ったつもりがタイル屋のおやじ、戦争屋は単なる「手配師」の臨時という正体が分かり
「人は見かけでは分からない」とぶつくさ言うクダリ。
本物だったのはグラント博士と助手
「こんなところまで連れ出され一文にもならない。」
と嘆くシーンが笑えます。
まあ子を思う親の執念ですか、誰に迷惑かけても息子を助け出すというか・・・
ラプトルも卵を取り返すために必死でしたね。

�T、�Uで迫力のある恐竜をさんざん観ておりますので目新しさは無いのだけど、個々の恐竜のアクションをじっくり見る事が出来ました。日本の怪獣映画の着ぐるみの緩慢なアクションとは質が違います。

つっこみ：２ヶ月も雨ざらしにしたビデオカメラがちゃんと動作するの？
恐竜に食われ糞と一緒に出てきた衛星電話って使えるのか？