追跡者

トミー・リー・ジョーンズってTVCMもそうなんですが、どの作品でも固い顔で無表情な感じがして、それが面白みを感じるのではありますが、よくよく見ると、表情豊かなんですね。この作品は、脇役が多い彼を主役にしているので、そういったことが非常に気になった作品でした。というか、それくらいしか見るところがない・・・はっきり言って面白くないんですね。

冤罪犯人を犯人だと思って追う追跡者、前作の「逃亡者」と設定は近いのですが、前回のようなピリピリとした部分が少ない。舞台を大きくしてしまっていて、追跡者と逃亡者の追う追われる、といった部分があまりないのがダメなんじゃないでしょうか。だし抜いたといったようなシーンがないと、この手のものは面白くないですからね。

この作品は、ロバート・ダウニー・Jrを観るのがいいです。うすっぺらい中身のない役をやらすと彼は最高ですね。こういうのがあったから今があるんだろうなぁ。

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『逃亡者』のスピンオフとして、今度は逃亡犯からの目線ではなく、
犯人を追う捜査官ジェラードを軸に作られた作品。
トミー・リー・ジョーンズが引き続きジェラード役で追跡者を演じています。

前作同様、陰謀に巻き込まれてしまった男が、警察の追跡をかわし、
逃亡しながら真犯人を見つけようとするって展開は変わらず。
闇取引を追っていたFBI捜査官が現場を押さえようとして射殺される事件、
この犯人にウェズリー・スナイプス演じるシェリダンが仕立て上げられてしまうので、
これが国家の話と直結してるってことは、割とあっさり分かっちゃいます。
そうなると、どうせ犯人は身内の中ってのが、見え見えというか見え透いていて
それが今作の物足りなさの原因でしょうか。

王道のストーリー故に、配役を見ちゃうとこれもまたうすうす感づいちゃうんですがｗ
最後の真犯人との対決シーンもベタっちゃベタだし・・・ん〜物足りない！

やっぱり『逃亡者』の方が面白い！！

「ウェズリー・スナイプス」繋がりで、借りました。
初めての視聴で、その感想を書きたいと思います。


真面目に、じっくり作られている　刑事モノ。
飛行機事故の残骸など、結構大掛かりに撮影されていて、嬉しい誤算だった。
役者も、みな　　いい味だしていて好感触。
若干長いが、見ても損はない映画と感じました。

全編通して、安心して見れましたが、
真犯人が極序盤に解ってしまうので、ハラハラ、イライラ度は否が応にもあります。

「おい、そいつだよ、怪しいのは！　トミー」
と、歯ぎしりしながら見てしまいました、私は。

ウェズリーもトミーも大活躍。
題名は、ハリソン、フォードの「逃亡者」に似てますが、
別の物語です。　←　当然かあ、、。
あの時の追っ手側の　トミー　の別物語です。

黒幕は、すぐ見当がついてしまい、バレバレなのですが、
それはそれで、面白さに繋がっております。

少々地味かもしれませんが、手堅い面白さ保障の映画。
見てない人は、是非、見るべし。
こういうレベルの米刑事モノを、数多く見ていきたいです。

満足。

クセのある悪役の多いＴ・Ｌ・ジョーンズは、少しばかり鼻についていたが、これは、ちょっとコミカルの味付けで、彼の持ち味を引き出している。ニワトリのぬいぐるみ、パッチワークのベッドカバー、豚の絵のＴシャツ、ラッパー風の上下など・・衣裳が大いに貢献しているようだ。
でも、これと言って新奇なアイディアはないもののアクションはぎっしりであり、堪能できる。
「逃亡者」番外編の連邦保安官の活躍として面白い。

この映画だけでも十二分に楽しめますが、逃亡者と続けて見ると面白さ倍増です。逃亡者の方をずいぶんと先に観ましたが、あぁ、このシーンあったなぁ、とか、逃亡者のストーリー展開前に、こんな展開があったのかと非常に興味深く観られます。

トミー・リー・ジョーンズ最高ですね。逃亡者のときとは別格で、コスプレだけでも一見の価値ありです。よーく観ていると、いろんなところにジョークがちりばめられていて噴出しちゃいますよ。ぜひ、ご覧あれ。