ニューイヤーズ・イブ

この手のやつは、もう描かれるシチュエーションも出し尽くした感がありますが、それでも観ると面白い。今回は、NYはマンハッタンで、大晦日でという設定。もう、それだけで素敵やん。役者もえぇ方ばっかりで、素敵やん。

まぁ、ちょっとした感動と、ほほえましい恋物語と、そんなのを観て楽しむ作品です。この監督の前作の「バレンタインデー」よりは舞台がしっかりとまとまっていたのが、結果として群像劇がまとまった感が出たのが良かったですね。

個人的には、NYの物語なんで、最後は「NY,NY」で終わって欲しかったです。

８つのオムニバスで、大晦日に交錯するストーリー。

あら、こことここがつながってるの？とか意外性があって楽しめました。

外人オンチで全部同じ顔に見えるけど、今回、大晦日１日だけのことだし、シュチュエーションが全部別だったので見分けがつかなくても混乱なく楽しめました（これでいいのか？）
ロマンチックなようで、コメディかな？

みんながハッピーエンドになってほんわかした気分になれます。

あ、看護婦さんの彼が、軍に徴集されてて、のシーンは少し胸が痛みましたが。

日本でも時々、こーゆー、いろんなエピソードを交錯させる映画がありますが、人間関係をシンプルにしておかないと、こんがらがりますね。

そういう意味ではこの映画、わかりやすかったです。

しかし、妊婦が逆立ちのヨガはいかんでしょ？（爆）

私はこういうオムニバスはけっこう好きです。見ていて疲れないし、集中力がきれないからです。ただ最初は誰と誰の話なんだろうと考えないといけないし、やっぱりいろんな人の話をまとめてるので内容的には薄くなる感じもしますが・・・。ただ、前回の「バレンタインデー」のが良かった感じもしますが。あと8組は少し多い気もします。でも、こういうのを見るとみんなが人生の主役なんだなとつくづく思い自分も輝かないとと思います。どの話もそれぞれ楽しめました。ただサムの相手は私はやはり勘違いしてしまい少し誰だろうと思いまさかその人と半信半疑で見てました。そういえば最初に答え出てたなと思いました。彼が一番かっこよかったけど、少し相手が年上過ぎる気がして無理があった気もしました。エンディングで私が勘違いした人とのキスシーンもありこちらのがありだなと再度思いました。でも、見ていて温かい気持ちになれるし優しい気持ちになります。やっぱりみんなが自分なりの幸せをつかめれるのはいいなと思いました。
バイクメッセンジャーとのやりたいリストの話も素敵で良かったです。

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『バレンタインデー』は面白かったので、
２番煎じで楽しみました。

ジョン・ボン・ジョヴィ、かっこいいなぁ〜〜〜。

一番好きなお話は、中年女性（ミシェル・ファイファー）×配達員（ザック・エフロン）のお話かな？
今年最後の１０時間ほどを、やり残したこと全部やるっていうのは、なかなか・・・
「最高の人生の見つけ方」っぽくて。


新しい出会いがあったり、去年の大みそかの約束を果たしたり、
再会したり、新しい命が生まれたり、と、楽しいことだけじゃなく、
寿命をまっとうする人だっている。
この悲しいお話が、いい感じで引き締まっていると思った。
ロバート・デ・ニーロ、ハル・ベリー、ヒラリー・スワンク・・・すごいね〜


それにしても、アビゲイル・ブレスリン、大きくなってるね〜〜〜！
「私の中のあなた」では、なんかガキンチョだったけど、すっかりお姉さんになったのね〜。


クリスマスとか、ベタなイベントじゃないところがいいよね。
次回作は、３番煎じになるはずだから、のんびり見たい。

群像劇って好きだなあ。
同じように誰にでも時間は過ぎるけど物語は様々。ニューイヤーという日常よりもちょっとスペシャルな日が華やかな舞台なので観ていて気分も明るくなった。