ジョー・ブラックをよろしく

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ジョー・ブラックをよろしく / ブラッド・ピット

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「ジョー・ブラックをよろしく」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

ブラッド・ピットが地上に降り立ち人間の女性との恋に落ちる死神に扮したロマンティックなファンタジー。事故死した青年の姿を借りて、一人の死神がマンハッタンに現れた。ジョー・ブラックと名乗るその人物は大富豪パリッシュの元を訪れる。彼の死期が近いためであった。だがパリッシュが天命を全うするまでにはまだ少しの時間が残されている。死神ことジョー・ブラックはそれまでの短い間を休暇とし、パリッシュの案内で人間界の見学を始めた。しかしパリッシュの娘スーザンはジョーの姿に驚く。彼の姿は先日出会った魅力的な男性その人であったのだ。そしてジョーもスーザンの好意を気にかけるようになっていく……。 JAN:9999203045362

「ジョー・ブラックをよろしく」 の作品情報

作品情報

製作年: 1998年
原題: MEET JOE BLACK

「ジョー・ブラックをよろしく」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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16〜 20件 / 全160件

穏やかな死 ネタバレ

投稿日:2005/10/02 レビュアー:長岡星治

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俺的評価70点(100点満点)

死に神が人間に興味を持って美しい娘に恋をするという、どう考えても2時間も必要のない内容で、出てくる登場人物は上流階級の美形キャラ(?)ばかり、という感情移入を拒むような設定なのに、3時間だれることなく鑑賞できるという奇跡的な作品。
開始15分で、主役の一人と思われる青年が、車に吹っ飛ばされて死ぬ(それはもう、漫画のように飛ぶ)という衝撃シーンで目を覚まされてからは一気です。

65年の「それなりの満足な人生」を送ってきたが死期におびえる老人、父の言う「激しく焦がれる恋い」を知らずに今日まで生きてきた娘、死ぬ寸前の老人の言葉に興味を持った死に神、の3人の物語です。
おそらく人間の「生」に興味を持った死に神に「去りがたい…それが生きると言うことだ」と老人は死ぬ前に言い聞かせます。
それは、死ぬときに、「今が人生で一番最高だ」と思えれば幸せだと思う、そういう「去りがたい」人生を送るため、恋をするために人は努力をするのだと言うことを教えてくれます。

というわけで、死に神が人間界にやってくるために青年を殺してその体に乗り移るのですが、初見の際、そのキャラクターがどうにも定まってないことに違和感を覚えました。
何も知らない純真無垢な赤ん坊のようなキャラ、まさに国税局のエージェントのような切れる男のキャラ、残酷な死に神のように無感情なキャラ、とざっと3種類のキャラ(最初の吹っ飛ぶ青年を入れると4種類)を演じ分けるブラッド・ピットはすごいと思いましたが、なぜなのか?
後から考えると、乗り移った青年が税理士か何かで(はっきりと入ってないが、妹との会話の中で資格を取って事務所を開くというのがあるので…弁護士もありか)その知識のみを受け継いで(これならば人間界のことを何も知らないはずの死に神が、突然国税局が云々といいだしたのも納得)、そして元々、死に神の中に人間界に興味を持つような無垢な部分と、残酷な部分が同居していたと言うことでしょうか?

ってことは、ラストで青年に体を返したときにある程度自分の経験したことを記憶として残したと言うことも考えられますね。
(じゃないとあの状況で生き返って、あんなに冷静でいられるわけがない)
それにしてもエンディングの後の物語が気になります。
それはもう、大騒ぎになることは請け合い!

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ブラピファンなので、それなりに楽しめました

投稿日:2004/11/22 レビュアー:きんちゃん

いやーそれにしても、男性の初体験時ってのは、ああいう表情するんですかな?
どうしたらいいかわかんないまま、女性に身体まかせてたけど…
あんな経験したら死神やめたくなっちゃうんじゃ?笑
全然違うのに、なぜか「12モンキース」の時のブラピを思いだしちゃったのはわたしだけ?

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なぜか心が安らぐ美しい映画 ネタバレ

投稿日:2010/01/25 レビュアー:レイモンド・ウダ

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 繰り返し見ました。個人的には最高点を付けています。映画全体を独特な静寂感が流れています。悪役も居ますがほとんどの登場人物が善人で美しい。ニュース・メディアで一代で財を成したウィリアム・パリッシュ(アンソニー・ホプキンス)、その美しい次女スーザン(クレア・フォラーニ)、父親が妹を偏愛していることを承知しながら我慢して優しく見守る長女のアリソン(マルシア・ゲイ・ハーデン)。そんな幸せな億万長者一家の前に唯一で最大の不幸をもたらすために姿を現すジョー・ブラック(ブラッド・ピット)。ジョー・ブラックが何者かを知っているのは当主のウィリアム・パリッシュだけ。そんなストーリーが静かに展開して行きます。億万長者の家などには何か良くないことがあるか、変な家族が必ず居て、というストーリーは多いが、この映画は非現実的なほど家族が仲良く団結している。ウィリアム・パリッシュもメディア・タイクーンでありながら気難しいところもなく潔く責任感が強い。おまけにまな娘のスーザンに誰かと恋に落ちる大切さを説いたりまでする。使用人もいい人たちばかりで、ロードアイランドの屋敷もマンハッタンのペントハウスも豪華ながらハイセンスで上品。このようにいいことずくめの設定を楽しめる点でこの作品は「映画の理想」の一つを実現しているのです。

 スーザンとジョー・ブラック(と言うかジョー・ブラックが借りた肉体の持ち主である青年)のコーヒーショップでの初めての出会いの後、名前も聞けないまま別れを告げて立ち去るシーンは映画史に残る名場面です。スーザンがジョーを気になって振り返るとジョーは背を向けてずんずん歩いている。実はジョーも気になっていてスーザンを振り返ると今度は彼女が背を向けて歩いている。これを二人が繰り返すシーンに流れるトーマス・ニューマンの美しいサウンド・トラック。こういう「すれ違い」の思いは欧米では受けない、好きなら好きではっきり言え!という文化かと思いきや、欧米のブログを読むと海の向こうでもこのシーンを評価する人は多かったようです。二人が初めて結ばれるベッドシーンもよくこんなにきれいに撮影できたなと思えるほど。

 ブラッド・ピットは「セブン」や「12モンキーズ」(共に1995年制作)で既に演技が出来ることは証明済みですが、この映画の後「ファイトクラブ」(1999)、「スナッチ」(2000)などでマッチョなイメージを追求、男優としての幅の広さを見せていますが、私はやはりこの映画や「ベンジャミン・バトン」(2008)のようにとにかく美しい男がブラッド・ピットに一番似合うと思います。

 全体で3時間が長過ぎるという人も多いようですが、さて皆さんのご意見は? 私は一押しでお奨めします。

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愛に満ち溢れてる感動作 ネタバレ

投稿日:2008/05/06 レビュアー:ゆみゆみ

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8年ぶりに観てみて、当時はかなり長尺の作品でただただ長いなぁって印象なだけだったんだけど、
今回観てみたら、ブラピは勿論若くてカッコイイし、ストーリーも愛が詰まっててとても素敵な映画だった。

死神が人間界に降り立ち、案内役に抜擢した富豪ビル・パリッシュの娘スーザンと恋に落ちる。
死神はジョー・ブラックと名乗り、人間の男性の身体を借りてスーザンに出会ったが、
スーザンの目に映るジョーは、コーヒーショップで巡り合い、心ときめいた男性だった。

ジョーが人間界で得たものは、愛する気持ちと次第に芽生える良心。
スーザンを愛するが故に、離れたくない離したくないという気持ちと、
スーザンの将来を奪ってしまっていいのかという良心の呵責。
人間的に成長と言ったらおかしいけど、次第に人間の心を持っていくジョーの姿に、
スーザンとの切ない愛がひしひし伝わってきます。

そして、愛する娘二人を遺して、旅立とうとするビルの娘への愛情。これは涙なくして観られません。
パパの65歳の誕生パーティーを盛大に盛り上げようとしきりに頑張るアリスン。
長女アリスンが「パパはスーザンのことをとても可愛がっていて、
あたしのことはお気に入りぢゃなかったけど、でもあたしには違う愛情を持って接してくれた」
そういって、二人が抱き合うシーンは、本当に感動的です。
スーザンに情熱的な恋愛をしなさいと諭すビル、スーザンとジョーの恋愛を知り、
ジョーに声を荒げる場面や肩を落として去ってゆく背中。
娘への愛情に裏打ちされたアンソニー・ホプキンスの演技がまたいい。

あと、何気ないシーンだけど、アリスンの旦那様クインスが、
ジョーに夫婦の信頼関係を話す場面では、「秘密をお互いに知っているし、
自分の嫌ところも互いが受け入れて愛していれば、何も怖いものはない」
と語った台詞も、泣かせてくれます。
ビルを囲んでの家族が揃った夕食会は、愛し愛されて幸せな家族だなぁって感じて、
愛が溢れてる映像に、とても感動的でした。

ジョーとスーザンのプールサイドのシーンや、淡い光で包まれた二人が抱き合うシーンも綺麗だし、
夜会で花火が打ち上がるクライマックスからエンディングまでの映像もすごく美しい仕上がりで必見です。

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これ、好きです。

投稿日:2007/12/04 レビュアー:citrus

これは本当に大好きな作品です。あえて一言で言うなら「美しい」作品だったと思います。

私の今までに観たブラピの作品の中で一番私好みのとにかく美しい彼を見ることができました。白馬の王子様って感じですね。とは言え役どころは死神なのですが。

死神というとどうも怖いイメージがあるのですが、彼はいきなり人間界の見学を始めてしまうし、人間界のことが何も分からないし、挙句の果てには人間の女性に…。とにかくお茶目なんです。でもそこは死神、冷静な目も持ち合わせていますが。

時間としては長い作品ですが、静かながらも飽きさせない内容でした。ジョーが初めてピーナッツバターを経験するシーンには完全ノックアウトでしたね。お茶目なブラピを見ることができると思いますよ。

この作品に終始流れる穏やかな雰囲気が本当に好きです。それを最も醸し出していたキャストは何と言ってもアンソニー・ホプキンスでしたね。

彼が演じるパリッシュの娘への思いが切ないほど感じ取れて最後には感動してしまいました。彼を通して生や死についても描かれており考えさせられましたね。

この雰囲気や長時間であることによって、人によっては退屈と感じる可能性の高そうな作品ですが、私はその静けさこそ本当に気に入っているし何度だって観てしまいます。

これは本当に観てよかったと思える作品。めったに出会えない秀作だったと感じています。観れば観るほど素敵に見えてくる作品です。

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ジョー・ブラックをよろしく

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穏やかな死

投稿日

2005/10/02

レビュアー

長岡星治

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俺的評価70点(100点満点)

死に神が人間に興味を持って美しい娘に恋をするという、どう考えても2時間も必要のない内容で、出てくる登場人物は上流階級の美形キャラ(?)ばかり、という感情移入を拒むような設定なのに、3時間だれることなく鑑賞できるという奇跡的な作品。
開始15分で、主役の一人と思われる青年が、車に吹っ飛ばされて死ぬ(それはもう、漫画のように飛ぶ)という衝撃シーンで目を覚まされてからは一気です。

65年の「それなりの満足な人生」を送ってきたが死期におびえる老人、父の言う「激しく焦がれる恋い」を知らずに今日まで生きてきた娘、死ぬ寸前の老人の言葉に興味を持った死に神、の3人の物語です。
おそらく人間の「生」に興味を持った死に神に「去りがたい…それが生きると言うことだ」と老人は死ぬ前に言い聞かせます。
それは、死ぬときに、「今が人生で一番最高だ」と思えれば幸せだと思う、そういう「去りがたい」人生を送るため、恋をするために人は努力をするのだと言うことを教えてくれます。

というわけで、死に神が人間界にやってくるために青年を殺してその体に乗り移るのですが、初見の際、そのキャラクターがどうにも定まってないことに違和感を覚えました。
何も知らない純真無垢な赤ん坊のようなキャラ、まさに国税局のエージェントのような切れる男のキャラ、残酷な死に神のように無感情なキャラ、とざっと3種類のキャラ(最初の吹っ飛ぶ青年を入れると4種類)を演じ分けるブラッド・ピットはすごいと思いましたが、なぜなのか?
後から考えると、乗り移った青年が税理士か何かで(はっきりと入ってないが、妹との会話の中で資格を取って事務所を開くというのがあるので…弁護士もありか)その知識のみを受け継いで(これならば人間界のことを何も知らないはずの死に神が、突然国税局が云々といいだしたのも納得)、そして元々、死に神の中に人間界に興味を持つような無垢な部分と、残酷な部分が同居していたと言うことでしょうか?

ってことは、ラストで青年に体を返したときにある程度自分の経験したことを記憶として残したと言うことも考えられますね。
(じゃないとあの状況で生き返って、あんなに冷静でいられるわけがない)
それにしてもエンディングの後の物語が気になります。
それはもう、大騒ぎになることは請け合い!

ブラピファンなので、それなりに楽しめました

投稿日

2004/11/22

レビュアー

きんちゃん

いやーそれにしても、男性の初体験時ってのは、ああいう表情するんですかな?
どうしたらいいかわかんないまま、女性に身体まかせてたけど…
あんな経験したら死神やめたくなっちゃうんじゃ?笑
全然違うのに、なぜか「12モンキース」の時のブラピを思いだしちゃったのはわたしだけ?

なぜか心が安らぐ美しい映画

投稿日

2010/01/25

レビュアー

レイモンド・ウダ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 繰り返し見ました。個人的には最高点を付けています。映画全体を独特な静寂感が流れています。悪役も居ますがほとんどの登場人物が善人で美しい。ニュース・メディアで一代で財を成したウィリアム・パリッシュ(アンソニー・ホプキンス)、その美しい次女スーザン(クレア・フォラーニ)、父親が妹を偏愛していることを承知しながら我慢して優しく見守る長女のアリソン(マルシア・ゲイ・ハーデン)。そんな幸せな億万長者一家の前に唯一で最大の不幸をもたらすために姿を現すジョー・ブラック(ブラッド・ピット)。ジョー・ブラックが何者かを知っているのは当主のウィリアム・パリッシュだけ。そんなストーリーが静かに展開して行きます。億万長者の家などには何か良くないことがあるか、変な家族が必ず居て、というストーリーは多いが、この映画は非現実的なほど家族が仲良く団結している。ウィリアム・パリッシュもメディア・タイクーンでありながら気難しいところもなく潔く責任感が強い。おまけにまな娘のスーザンに誰かと恋に落ちる大切さを説いたりまでする。使用人もいい人たちばかりで、ロードアイランドの屋敷もマンハッタンのペントハウスも豪華ながらハイセンスで上品。このようにいいことずくめの設定を楽しめる点でこの作品は「映画の理想」の一つを実現しているのです。

 スーザンとジョー・ブラック(と言うかジョー・ブラックが借りた肉体の持ち主である青年)のコーヒーショップでの初めての出会いの後、名前も聞けないまま別れを告げて立ち去るシーンは映画史に残る名場面です。スーザンがジョーを気になって振り返るとジョーは背を向けてずんずん歩いている。実はジョーも気になっていてスーザンを振り返ると今度は彼女が背を向けて歩いている。これを二人が繰り返すシーンに流れるトーマス・ニューマンの美しいサウンド・トラック。こういう「すれ違い」の思いは欧米では受けない、好きなら好きではっきり言え!という文化かと思いきや、欧米のブログを読むと海の向こうでもこのシーンを評価する人は多かったようです。二人が初めて結ばれるベッドシーンもよくこんなにきれいに撮影できたなと思えるほど。

 ブラッド・ピットは「セブン」や「12モンキーズ」(共に1995年制作)で既に演技が出来ることは証明済みですが、この映画の後「ファイトクラブ」(1999)、「スナッチ」(2000)などでマッチョなイメージを追求、男優としての幅の広さを見せていますが、私はやはりこの映画や「ベンジャミン・バトン」(2008)のようにとにかく美しい男がブラッド・ピットに一番似合うと思います。

 全体で3時間が長過ぎるという人も多いようですが、さて皆さんのご意見は? 私は一押しでお奨めします。

愛に満ち溢れてる感動作

投稿日

2008/05/06

レビュアー

ゆみゆみ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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8年ぶりに観てみて、当時はかなり長尺の作品でただただ長いなぁって印象なだけだったんだけど、
今回観てみたら、ブラピは勿論若くてカッコイイし、ストーリーも愛が詰まっててとても素敵な映画だった。

死神が人間界に降り立ち、案内役に抜擢した富豪ビル・パリッシュの娘スーザンと恋に落ちる。
死神はジョー・ブラックと名乗り、人間の男性の身体を借りてスーザンに出会ったが、
スーザンの目に映るジョーは、コーヒーショップで巡り合い、心ときめいた男性だった。

ジョーが人間界で得たものは、愛する気持ちと次第に芽生える良心。
スーザンを愛するが故に、離れたくない離したくないという気持ちと、
スーザンの将来を奪ってしまっていいのかという良心の呵責。
人間的に成長と言ったらおかしいけど、次第に人間の心を持っていくジョーの姿に、
スーザンとの切ない愛がひしひし伝わってきます。

そして、愛する娘二人を遺して、旅立とうとするビルの娘への愛情。これは涙なくして観られません。
パパの65歳の誕生パーティーを盛大に盛り上げようとしきりに頑張るアリスン。
長女アリスンが「パパはスーザンのことをとても可愛がっていて、
あたしのことはお気に入りぢゃなかったけど、でもあたしには違う愛情を持って接してくれた」
そういって、二人が抱き合うシーンは、本当に感動的です。
スーザンに情熱的な恋愛をしなさいと諭すビル、スーザンとジョーの恋愛を知り、
ジョーに声を荒げる場面や肩を落として去ってゆく背中。
娘への愛情に裏打ちされたアンソニー・ホプキンスの演技がまたいい。

あと、何気ないシーンだけど、アリスンの旦那様クインスが、
ジョーに夫婦の信頼関係を話す場面では、「秘密をお互いに知っているし、
自分の嫌ところも互いが受け入れて愛していれば、何も怖いものはない」
と語った台詞も、泣かせてくれます。
ビルを囲んでの家族が揃った夕食会は、愛し愛されて幸せな家族だなぁって感じて、
愛が溢れてる映像に、とても感動的でした。

ジョーとスーザンのプールサイドのシーンや、淡い光で包まれた二人が抱き合うシーンも綺麗だし、
夜会で花火が打ち上がるクライマックスからエンディングまでの映像もすごく美しい仕上がりで必見です。

これ、好きです。

投稿日

2007/12/04

レビュアー

citrus

これは本当に大好きな作品です。あえて一言で言うなら「美しい」作品だったと思います。

私の今までに観たブラピの作品の中で一番私好みのとにかく美しい彼を見ることができました。白馬の王子様って感じですね。とは言え役どころは死神なのですが。

死神というとどうも怖いイメージがあるのですが、彼はいきなり人間界の見学を始めてしまうし、人間界のことが何も分からないし、挙句の果てには人間の女性に…。とにかくお茶目なんです。でもそこは死神、冷静な目も持ち合わせていますが。

時間としては長い作品ですが、静かながらも飽きさせない内容でした。ジョーが初めてピーナッツバターを経験するシーンには完全ノックアウトでしたね。お茶目なブラピを見ることができると思いますよ。

この作品に終始流れる穏やかな雰囲気が本当に好きです。それを最も醸し出していたキャストは何と言ってもアンソニー・ホプキンスでしたね。

彼が演じるパリッシュの娘への思いが切ないほど感じ取れて最後には感動してしまいました。彼を通して生や死についても描かれており考えさせられましたね。

この雰囲気や長時間であることによって、人によっては退屈と感じる可能性の高そうな作品ですが、私はその静けさこそ本当に気に入っているし何度だって観てしまいます。

これは本当に観てよかったと思える作品。めったに出会えない秀作だったと感じています。観れば観るほど素敵に見えてくる作品です。

16〜 20件 / 全160件