インシテミル　７日間のデス・ゲーム

藤原くんはデスノートからはじけていますね〜いい仕事してますね〜

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藤原竜也とゲームの組み合わせというと、
”カイジ”が、あるが、なんか、雰囲気はよく似ている。

”カイジ”も、さほど、高レベルというほどの映画ではなかった、
印象があるが、
本作は、更にレベルが低い。

１０人を閉じ込め、７日間過ごさせる。
もし、一人殺された場合、
探偵を名乗り、犯人を推理し、
その人を犯人とする多数決を行い、
その多数決が通ると、探偵、犯人、殺害された人、
３人の報酬は、倍になるというシステム。
さて、どうなるでしょう。
という設定。

このような設定は、
本作でも出てくる、アガサ・クリスティを初め、
ミステリーの常套手段ではあるが、
それを、ゲームとして見せる物語としてであり、
映画としての勝負すべき点は、
登場人物の行動と心理描写を、
いかに、視聴者に伝えるかがテーマになると思う。

が・・・

まず、一人目の殺人のとき、
各自の部屋に配布された、武器を、みんなが明かさないというふうに、
落ち着くのだが、犯人と名指しされた人が、
自分の武器を明かさないのは、明らかにおかしいと思う。

一人目が銃で殺されているのに対して、
この人が持っていたのは、死体安置場所の天井が落ちるリモコン。

この時点で、犯人扱いされたら、
どんなことをされるのか、わかっていないわけで、
本来なら、彼は、自分の武器が銃でないことを話せば、
多数決で、彼が犯人になるということは、
まずは、回避できると思われるのに、
それをしなかったことが、とても不自然に思う。

その他、見回りをするというのも、
機械の特性を、十分に把握できてるとなんか、
思えない時点で、
しかも、どんな価値があるのか不明のまま、
やっているのも、変な感じするし、
石原さとみが、片平なぎさを殺す理由も、
とってつけたような感じで、理由が薄弱だと思うし・・・

正直、そういう、脚本が、煮詰められていない感じがあって、
いまいちに感じた。

そして、最後、受け取った金を、
生き残った藤原竜也が捨てるのだが、
いや、いくら、このシステムを憎悪していても、
いまいち、金を捨てるということに、短絡的に繋がることに、
全く説得力を感じなかった。

映画の企画としては、ホリプロの記念映画的な色彩が強く、
ま、演技は、経験のある人が揃っているので、
標準レベルには、あると思うが、
その割に、話がお粗末すぎる、
そういう風に、感じた。

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最近、この手の映画は若干、うんざり気味なんだけど、時間がこれしかあわなかったので観ました。

まあまあです。キャストが豪華なだけに割と退屈せずに観れます。

綾瀬はるかの肌がすごく綺麗で、CGか？と思ってしまいました。


藤原竜也 好きなんだけど、普通の映画にはでないのかな？「カイジ」とやっぱりかぶります。
性格的にも演技的にも「カイジ」に見えてしょうがない。

この映画で驚くべき怪演をみせているのが、石原さとみ。
怖い！

片平なぎさ と北大路欣也 が映画に厚みをもたせてくれます。

大体、そんな怪しいバイトには参加しないよね、普通。「カイジ」のときも思ったけど（笑）

ラストはやっぱりな結末でしたが、１億以上のお金をぽいっと捨てちゃうところは全く不思議。
人の死によって、得たお金だからさっさと手放してしまいたいのかな？

中田秀夫監督作品だそうな。知らなかった。日本製シチュエーション・スリラーに興味はなかったが、ＴＶ放送を視た友人と話しを合わせるために観てみた次第。(笑)

求人広告“心理実験のアルバイト”時給11万 2千円につられて集まった十人の男女。連れて来られたのは、山間の施設だった。
彼らは、そこで一週間過ごす。夜間は部屋の出入り禁止。“非倫理的な出来事”が起きる。その場合、誰かが探偵役をつとめ、犯人を見つけなければならない。犯人かどうかは多数決で決める。見事、犯人を挙げることが出来た探偵にはボーナスが支給される。
……というお話し。『ライヤーゲーム』と『ソウ／ＳＡＷ』を足して２で割ったような感じ。原作もあるようだが、既視感いっぱいの内容だった。まぁ、『ライヤーゲーム』よりも理路整然としていたが……。

主演は、藤原竜也くん。何故かシャワー・シーンがある。(笑)　蜷川幸雄さんの舞台で脱いでいるのは知っていたが、女性ファンへのサービス・カットだろうか？　それにしちゃあ露出が少ないな。それとも男性ファンへのサービスだろうか？ 彼にはちょっとそんな雰囲気がある。

助演に綾瀬はるかさん。何故かシャワー・シーンがない。(泣)　最後のシーンが意味深だったが、なぜシャワー・シーンがないのか気になって、意味が解らなかった。(笑)

共演１に石原さとみさん。やっぱり、シャワー・シーンがない。(泣)　裏切られた気持ちだった。なぜシャワー・シーンがないのか気になって、彼女がなぜ“２時間ドラマの女王”が演じる主婦を釘打ち機で撃ち殺したのか動機が解らなかった。(笑)

共演２に片平なぎささん。当然の如くシャワー・シーンはない。(失礼)　“２時間ドラマの女王”が主婦を演じるところが面白い。オバサンの演技がキモくて、勉強のあとがうかがえた。努力家なんだなぁと感心した次第。

共演３に平山あやさん。シャワー・シーンはなかったが、あまり気にならなかった。(笑) 軽薄なネイリスト役がハマっていた。けれど、彼氏を殺された恨みを斧を使って晴らして自害する激しい気性の登場人物を演じるのは無理だろう。そんなキャラじゃない。

共演４は武田真治くん。シャワー・シーンがなくてホッとした。彼が一番やりたがりそうだもんね。(笑)　彼のお芝居はナチュラルが身上なだけにサイコパスの演技はちょっとコワイ。個人的には、いい役者さんだと思っているが、なかなか良い作品に恵まれず残念だ。

共演５は、北大路欣也さん。勿論、シャワー・シーンは、ない。あるわけない。(笑) 設計事務所の社長さんという役柄には説得力があった。確かに、現場にも出なければならないので、これくらい押し出しが強くないと負けてしまうだろう。
ただ、あのラストは、反則でしょう。(笑) このキャラクタの処理の仕方としては安易な道を選んだと思う。

あと３人ほど登場しているが、どんな顔をした役者さんで、いつどんな殺され方をしたのか覚えていない。シャワー・シーンもなかったしね。(笑)

原作は読んだことがないので判らないが、映画としては中途半端な印象だった。ミステリーなのか、ホラーなのか、ポジションがはっきりしない。そのため、いろいろと遣り残した感じがするのだ。インディアン人形も活かされていないし、被験者たちを監視する機械“ガード”もイマイチ使われていない。緻密に描くなら、登場人物はあと２人くらい減らした方がいい。

こういう作品を観ると、中田監督も甘いなぁと思う。この脚本だったら、ボツにすべきでしょう。とても“７日間のデス・ゲーム”と呼ぶに相応しい内容ではなかった。

ミステリーにしろホラーにしろ、雰囲気は大事。現代社会の都市伝説から“貞子”という稀代のキャラクタを生み出した手腕を見せて欲しかった。

ザンネン！（貞子のシャワー・シーンを見てみたい）

……って、置いてある銃を誰かが取り上げるシーンだけ、ビックリした。

んんんんんん〜〜〜〜〜。

はるかちゃんのお仕事、何となく最初から検討ついちゃったよ。
片平なぎささん、それはあまりにもおマヌケでは？
その他もろもろ、どんな順番で人が死ぬのか、何となくわかっちゃうし、寝る前にぼんやり観ていい感じな仕上がりに。
一応、ミステリーなんだろうに。

うん。
私は大金のためには、宝くじを買い続けるよ。
もちろん生活のために毎日地道に働いたうえでね。
なんかの成り行きで大金が手に入っちゃったら、いったん自分の家に持ち帰る。
で、ほんとにお金がいっぱいだったら、８割くらいは寄付できるし、それ自慢にもできる（笑）
……と、また皮算用しちゃいました。