ナイト&デイ

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ナイト&デイ / トム・クルーズ

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「ナイト&デイ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

トム・クルーズとキャメロン・ディアスの共演で贈るエンタテインメント・アクション大作。平凡なヒロインがひょんなことから何者かに追われる男の壮絶な逃走劇に巻き込まれていくさまをコミカルかつハイテンポに描く。監督は「17歳のカルテ」のジェームズ・マンゴールド。飛行機で帰路についたジューンは、空港で出会った男性ロイと機内でも再会していい雰囲気に。ところが、そのロイがいきなり何者かと銃撃戦を展開したあげくパイロットまで射殺し、おまけに自ら操縦桿を握り不時着させる離れ業まで演じてしまう。ほどなく、ロイがCIAに追われる身であることを知るジューンだったが、もはやロイに守ってもらう以外に助かる道はなくなってしまい…。

「ナイト&デイ」 の作品情報

作品情報

製作年: 2010年
製作国: アメリカ
原題: KNIGHT AND DAY

「ナイト&デイ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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16〜 20件 / 全211件

ふけましたね

投稿日:2011/02/06 レビュアー:ぴぐぽぐ

どうということもない映画でした。
いまさら、どうしてこの二人が?とは思いました。
もっと若くてぴちぴちした二人に活躍させてあげればよかったのに。
この二人を使ったために、きっと製作費は大変なことになっただろうなあ・・・・

頑張っているけど、どうしてもああ、ふけたなあ・・・と感じてしまったのはブルーレイだったためでしょうか。

まあ、家族で安心して観れる超娯楽作です。人はばんばん死ぬけどね。

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やっぱりスターはすげえ!!

投稿日:2011/10/02 レビュアー:ykk1976

トム・クルーズとキャメロン・ディアスのローラーコースター的アクション映画と、
噂を聞いておりました。
そんな映画、この映画産業斜陽の時代に大丈夫かよ?!
もう20世紀は終わっちまったぞ!!
と思いつつ、噂をスルーして、ついでに映画も観らずスルーしていました。
だって、アメリカではだいぶスベッてしまわれたようですし、観る前から内容ほぼわかってしまいそうな
感じですもんね。

でも、それでも、つい気になり手にとってしまいました。
結論から言うと、やっぱりスターはすげえ!!底力ある!!だからスターなんだね!!
とある意味すごい感銘を受けました。
ストーリーは、普通の人ジューン(キャメロン・ディアス)が空港で出会ったステキな人ロイ。
飛行機でも再会し、いい雰囲気。しかし、ロイには・・・。という始まりから、
あれよあれよと銃を撃ちまくり、逃げまくりで、あれれ・・・ここは逃げてる一番の見せ場じゃねーの・・・
というところは、すぐ終わったりします・・・あれ・・・。

でも、画面にくぎづけ。映画に振り回されてしまいます。
次がどうなるか、気になってしょうがない状態になっちゃいます。
そして、昔は超がつくほどの美貌の持ち主だったけど、だいぶ品下った二人の恋の行く末に、
なぜか胸をときめかしてしまいます。

悪くない、この映画。
ストーリーもなんか変だし、ありきたりっちゃーそうなんだけど、
スター映画としての仕上がりは最高です。
2もあるんじゃないかな〜と思いましたが、まあアメリカさんですべってらっしゃるので、
ないかもしれません。
でも、2があったら、見てしまいそうな、そして面白いと思ってしまいそうな、悪い(?)予感がします。


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現代版「シャレード」 ネタバレ

投稿日:2011/05/21 レビュアー:忙中有閑

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久々に、本当に久々に楽しい映画を観たという気がします。私「ヒネクレ老人」ですが映画が好きなのは間違い無いんでして、どんな映画が好きってつまりこんな映画が大好きなんです。正直言ってトム・クルーズとキャメロン・ディアズでこんな映画が出来るなんて全く期待していなかったんで観るつもりも無かったんですが、私のお気に入りレビュアーの方々が絶賛しておられるんで「ほんとかいな?」って恐る恐る観たんですが、驚きましたねぇ。これだから映画はやめられない(笑)。
観終わってすぐ大好きなオードリー・ヘプバーンの「シャレード」を思い出しました。オハナシは全然違うし、あちらは何たって時代が古いんで派手なアクションもカーチェイスも銃撃戦も無いけど、間違い無くマンゴールド監督は現代版「シャレード」を作ろうと意図していたように思えます。女子の永遠の夢である 「白馬の騎士(ナイト)に抱き上げられて夢の世界へ連れ去られるシンデレラストーリー」であり、男子の本懐(?)である「健気に生きる可愛い女を冒険の世界に誘い、命賭けて守るピーターパンストーリー」。時代は変わってもこれこそ「フィクション」の王道であり、「正しい」ロマンスのあり方だと私は信じているんですね。
とにかく冒頭の空港のシーンから引き込まれましたが、トム・クルーズがイイです。この監督トムの「使い方」を分かっているな、って直感しました。トムの良さはあの「現実感の無さ」なんですね。どの仕草一つとっても根っから「クサい」。現実の世界には絶対にあんなクサいイケメン男はいませんよ(笑)。もうフィクションそのものなんですね、彼の存在自体が。それが飛行機の中での会話とアクションでもう全開。ワクワクしちゃいましたねぇ。そして最後まで一貫してトムはトムです。ヘンに現実感取り戻したりしない。ケーリー・グラントより良かったと言ってもいい。
そしてキャメロン・ディアズ。元々私はこの女優のどこがイイのか全然分からなかったんですね。確かに笑った時の表情のゴージャス感は「普通」以上かな?とは思うけどそれ以外は「女優」と呼ぶにはあまりにも「普通」過ぎて全く「華」が無い、と感じてました。しかし正にこの映画ではその「普通」っぽさが生きている。オードリーは「最初から」飛び切り美しくて知性的で、だけど何処か頼り無げで、怪しげなケーリーに一目で恋しちゃってどんどん惹き込まれちゃう「可愛い女」ですから、比較するのはちょっとキャメロンには可哀想なんですが、地味で取り得も無さそうな「行き遅れ」女がトムとの出会いで徐々に生気と美しさが湧きだしてきて輝き始める、っていうのがなかなか素敵でした。「得意技」のビキニとアクションで不足分カバーしたということで合格点あげることにしました(笑)。

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娯楽映画(フィ クション)の集大成

投稿日:2011/05/09 レビュアー:bokensdorf

ゴールデンウィークということで美人の女友達と一緒に観ました。これはとっても楽しい映画
です。五つ星つけます。★★★★★。

飛んでいる旅客機は与圧しているから機内で銃撃はできない、という知識はハリウッド映画が
なんども言っているからみんな知っている筈なのに銃を撃ってしまう。エアバスに乗っていた
のに不時着したらB-727になっている。このあたりからこの話はなにかおかしいぞと思い始め
る。「もう人を撃つのはやめて!」とキャメロン・ディアスが叫ぶが、私たちも暴力描写は
好きでないのに、このバンバン撃ちまくるトム・クルーズは現実感が無い。すべてに現実感が
無い。

車が派手にくるくるぶっ飛ぶのはどこかで観た映画のよう。マイケル・ベイの「アイランド」?
キャメルン・ディアスとトム・クルーズが車内でツーショット会話するのは「バニラスカイ」
空からミサイル?が降ってくるのは「宇宙戦争」?
キャメロン・ディアスのビーチの水着姿は「チャーリーズエンジェル」
動物が車を踏みつぶして行くのは「ジュマンジ」
走り続けるタフなトム・クルーズは「m.i.」
どこまでも死なないヒーローは「ダイハード」
バイクの二人乗りで異国の街を走り回り一体感がいや増すローマの休日まで出てきてしまう。

これはオマージュではないだろう。監督の狙っているのはイリュージョンだと思う。どこかで
観たような(観た事がなくても)何か「これは夢?」感覚をもたらしている。娯楽映画(フィ
クション)の集大成なのである。その「夢」を見ているのはもちろんキャメロン・ディアス。
パスポートも作った事が無く、なんでも妹に先を越される人生(妹はAprilで本人がJuneだか
ら妹が先という暗示)男のいない30代後半女性。かなりの天然だ。エアバスと727の違いが分
からないのも本人にはたいした事ではない。現れた男はいつも爽やか笑顔、なにかと誉め言葉
を忘れない、キャメロンが原因のことにも怒らないし声を荒立てる事もしない。それは理想の
男、女の夢。

(彼は自分が死んだと思っている両親に宝くじがあたったと見せかけて仕送りもしている)

「嘘をつけない薬」は象徴的だ。嘘をつけなくなるんじゃなくて、あれは「抑えて生きてき
た自分を解放する薬」ではないか。言いたくても言えなかった事、抑えてきた事を一気に喋っ
てしまう。ヒロインが「あなたと○○○したい」とまで言ってしまう。それは「夢」だ。

そんな夢は最後に死にかける。それを助けに行く自分がいるのである。それは「女性のイルー
ジョンの救済」なんだろう。女性は新しい自分を生きる為に物理的に場所を変える生き物だ
と思うがこの彼女もそうする。「ニューヨークの恋人」と同じだ。実は監督が同じだ。ジェー
ムス・マンゴールドって女性を描くのがとってもうまい人だと思う。不思議な才能です。

キャメロン・ディアスが最高の笑顔をしたのは飛行機の中で「それは非現実な話」とトム・ク
ルーズに言ったときだった。現実とは違う世界(すなわちそれは夢)は人を楽しい気持ちにさせる
のである。それは映画(夢)そのものだ。この映画は映画の本質をついた優れた娯楽作品だと思う。


一緒に観た彼女は銃弾の雨の中のキスシーンで「弾撃ってますけど〜!」とはしゃいでいた。
こういう映画に単純に乗れるひとは可愛いと思う。そういう人には「夢」を見続けさせてあげ
たいなぁと思う。with me, without me.どっち?


※この映画は字幕がうまい。もともと深いセリフが無い所為もあるけどキャメロン・ディアス
が男が突き刺さったナイフを胸から引き抜くとき「disgusting」と言うのを「グロ過ぎる」と
訳したのは生きた日本語になっている。その他割愛。

※このレビューの一部はフィクション(夢)です。

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フィクションは死なない ネタバレ

投稿日:2011/05/06 レビュアー:ポッシュ(休眠中)

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 これは映画のための映画、映画についての映画、ですね。主人公2人が繰り返し夢うつつの状態になるのは、この映画がフィクションの中でフィクションを語る「メタ・フィクション」の構造を取っている、ということの説明だと思います。

 つまり、この作品のテーマは「フィクション」そのもので、ラヴァースさんも指摘されていますが、同監督作「ニューヨークの恋人」(01)の進化形とも言える。突如現れた白馬の王子様に夢の世界に連れて行ってもらう女性のオハナシです。「ニューヨークの恋人」のメグ・ライアンは最後に彼の元に飛んでいきますが、本作のキャメロン・ディアスは自分が住む現実世界に彼を連れてきてしまう。タイトルのナイトはknight、謎の男ロイ(トム・クルーズ)はお姫様を守る強くて優しい騎士であり、彼の世界は夜(ナイト)に見る夢。一方ジューン(C・ディアス)が住むのは意識が目覚めている昼間(デイ)、現実の世界。ロイが彼女に見せる夢はまるで千夜一夜物語のような冒険譚で、シェヘラザードが猜疑心に囚われた王の心を解放させたように、ロイの出現によってジューンも解放される。「いつか、そう出来たらいいな」と語る夢なんて一生実現しない。しょせん夢は夢と“現実”に囚われていたジューンが見事に変貌し、夢を実現させるラストには、「フィクション」のあるべき姿が、太陽の光いっぱいに包まれ燦然と輝くのです。なんという映画愛!

 それにしてもこの作品のトム・クルーズはもう抜群ですなぁ。フィクション(=夢)の世界を縦横無尽に駆け巡る王子様役にピッタリ。リアルとは違う、フィルム上の壮大な嘘に“真実”の輝きを与えられる本物のスターだと思う。

 物語の中で、CIAに協力を求められたジューンは、「彼と幸せに暮らす夢を見た?そんなのは幻想。現実に戻りなさい」と説得される。フィクションの夢の前に立ちはだかる“現実”はかくも手ごわい。夢見ることを是とせず、リアルな“現実”だけが“真実”なのだと迫ってくる。また、この物語の重要人物サイモンは、敵に連行される車の中で気管拡張剤を吸い込む。ロイと一緒だったときは元気だったのに。夢の世界に生きる人間には“現実”は余りにも「息苦しい」のだ。

 そして、現実世界に舞い戻ったジューンが、死んだと思っていたロイの生存を確信し行動を起こすのは、「フィクション(=夢)は死なない」という、この映画の意志表明だ。その後、敵に自白剤を投与されたジューンは、ロイへの思いをしゃべりまくる。嘘をつけなくなる薬なんてそれこそ大ウソ、嘘に嘘を重ねるこの素晴らしきホラの世界で愛を語りロイとの再会を果たすジューンは、フィクションに身を捧げた花嫁なのでしょう。銃弾の嵐の中でのキスなんて、馬鹿馬鹿しいにも程があるハリウッド的祝祭。スター2人の真骨頂という画に心躍った。

 「僕と一緒にいるとココ、いないとココ」と言ってロイが示すのは、世界の豊かさ、素晴らしさの次元なのだ。もちろん夢のない世界なんて余りにもつまらない。これがフィクションの存在意義なのだよと私たちにウィンクしてくれるこの映画に、私は心から「あなたと一緒にいたい」と答えます。

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ナイト&デイ

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ふけましたね

投稿日

2011/02/06

レビュアー

ぴぐぽぐ

どうということもない映画でした。
いまさら、どうしてこの二人が?とは思いました。
もっと若くてぴちぴちした二人に活躍させてあげればよかったのに。
この二人を使ったために、きっと製作費は大変なことになっただろうなあ・・・・

頑張っているけど、どうしてもああ、ふけたなあ・・・と感じてしまったのはブルーレイだったためでしょうか。

まあ、家族で安心して観れる超娯楽作です。人はばんばん死ぬけどね。

やっぱりスターはすげえ!!

投稿日

2011/10/02

レビュアー

ykk1976

トム・クルーズとキャメロン・ディアスのローラーコースター的アクション映画と、
噂を聞いておりました。
そんな映画、この映画産業斜陽の時代に大丈夫かよ?!
もう20世紀は終わっちまったぞ!!
と思いつつ、噂をスルーして、ついでに映画も観らずスルーしていました。
だって、アメリカではだいぶスベッてしまわれたようですし、観る前から内容ほぼわかってしまいそうな
感じですもんね。

でも、それでも、つい気になり手にとってしまいました。
結論から言うと、やっぱりスターはすげえ!!底力ある!!だからスターなんだね!!
とある意味すごい感銘を受けました。
ストーリーは、普通の人ジューン(キャメロン・ディアス)が空港で出会ったステキな人ロイ。
飛行機でも再会し、いい雰囲気。しかし、ロイには・・・。という始まりから、
あれよあれよと銃を撃ちまくり、逃げまくりで、あれれ・・・ここは逃げてる一番の見せ場じゃねーの・・・
というところは、すぐ終わったりします・・・あれ・・・。

でも、画面にくぎづけ。映画に振り回されてしまいます。
次がどうなるか、気になってしょうがない状態になっちゃいます。
そして、昔は超がつくほどの美貌の持ち主だったけど、だいぶ品下った二人の恋の行く末に、
なぜか胸をときめかしてしまいます。

悪くない、この映画。
ストーリーもなんか変だし、ありきたりっちゃーそうなんだけど、
スター映画としての仕上がりは最高です。
2もあるんじゃないかな〜と思いましたが、まあアメリカさんですべってらっしゃるので、
ないかもしれません。
でも、2があったら、見てしまいそうな、そして面白いと思ってしまいそうな、悪い(?)予感がします。


現代版「シャレード」

投稿日

2011/05/21

レビュアー

忙中有閑

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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久々に、本当に久々に楽しい映画を観たという気がします。私「ヒネクレ老人」ですが映画が好きなのは間違い無いんでして、どんな映画が好きってつまりこんな映画が大好きなんです。正直言ってトム・クルーズとキャメロン・ディアズでこんな映画が出来るなんて全く期待していなかったんで観るつもりも無かったんですが、私のお気に入りレビュアーの方々が絶賛しておられるんで「ほんとかいな?」って恐る恐る観たんですが、驚きましたねぇ。これだから映画はやめられない(笑)。
観終わってすぐ大好きなオードリー・ヘプバーンの「シャレード」を思い出しました。オハナシは全然違うし、あちらは何たって時代が古いんで派手なアクションもカーチェイスも銃撃戦も無いけど、間違い無くマンゴールド監督は現代版「シャレード」を作ろうと意図していたように思えます。女子の永遠の夢である 「白馬の騎士(ナイト)に抱き上げられて夢の世界へ連れ去られるシンデレラストーリー」であり、男子の本懐(?)である「健気に生きる可愛い女を冒険の世界に誘い、命賭けて守るピーターパンストーリー」。時代は変わってもこれこそ「フィクション」の王道であり、「正しい」ロマンスのあり方だと私は信じているんですね。
とにかく冒頭の空港のシーンから引き込まれましたが、トム・クルーズがイイです。この監督トムの「使い方」を分かっているな、って直感しました。トムの良さはあの「現実感の無さ」なんですね。どの仕草一つとっても根っから「クサい」。現実の世界には絶対にあんなクサいイケメン男はいませんよ(笑)。もうフィクションそのものなんですね、彼の存在自体が。それが飛行機の中での会話とアクションでもう全開。ワクワクしちゃいましたねぇ。そして最後まで一貫してトムはトムです。ヘンに現実感取り戻したりしない。ケーリー・グラントより良かったと言ってもいい。
そしてキャメロン・ディアズ。元々私はこの女優のどこがイイのか全然分からなかったんですね。確かに笑った時の表情のゴージャス感は「普通」以上かな?とは思うけどそれ以外は「女優」と呼ぶにはあまりにも「普通」過ぎて全く「華」が無い、と感じてました。しかし正にこの映画ではその「普通」っぽさが生きている。オードリーは「最初から」飛び切り美しくて知性的で、だけど何処か頼り無げで、怪しげなケーリーに一目で恋しちゃってどんどん惹き込まれちゃう「可愛い女」ですから、比較するのはちょっとキャメロンには可哀想なんですが、地味で取り得も無さそうな「行き遅れ」女がトムとの出会いで徐々に生気と美しさが湧きだしてきて輝き始める、っていうのがなかなか素敵でした。「得意技」のビキニとアクションで不足分カバーしたということで合格点あげることにしました(笑)。

娯楽映画(フィ クション)の集大成

投稿日

2011/05/09

レビュアー

bokensdorf

ゴールデンウィークということで美人の女友達と一緒に観ました。これはとっても楽しい映画
です。五つ星つけます。★★★★★。

飛んでいる旅客機は与圧しているから機内で銃撃はできない、という知識はハリウッド映画が
なんども言っているからみんな知っている筈なのに銃を撃ってしまう。エアバスに乗っていた
のに不時着したらB-727になっている。このあたりからこの話はなにかおかしいぞと思い始め
る。「もう人を撃つのはやめて!」とキャメロン・ディアスが叫ぶが、私たちも暴力描写は
好きでないのに、このバンバン撃ちまくるトム・クルーズは現実感が無い。すべてに現実感が
無い。

車が派手にくるくるぶっ飛ぶのはどこかで観た映画のよう。マイケル・ベイの「アイランド」?
キャメルン・ディアスとトム・クルーズが車内でツーショット会話するのは「バニラスカイ」
空からミサイル?が降ってくるのは「宇宙戦争」?
キャメロン・ディアスのビーチの水着姿は「チャーリーズエンジェル」
動物が車を踏みつぶして行くのは「ジュマンジ」
走り続けるタフなトム・クルーズは「m.i.」
どこまでも死なないヒーローは「ダイハード」
バイクの二人乗りで異国の街を走り回り一体感がいや増すローマの休日まで出てきてしまう。

これはオマージュではないだろう。監督の狙っているのはイリュージョンだと思う。どこかで
観たような(観た事がなくても)何か「これは夢?」感覚をもたらしている。娯楽映画(フィ
クション)の集大成なのである。その「夢」を見ているのはもちろんキャメロン・ディアス。
パスポートも作った事が無く、なんでも妹に先を越される人生(妹はAprilで本人がJuneだか
ら妹が先という暗示)男のいない30代後半女性。かなりの天然だ。エアバスと727の違いが分
からないのも本人にはたいした事ではない。現れた男はいつも爽やか笑顔、なにかと誉め言葉
を忘れない、キャメロンが原因のことにも怒らないし声を荒立てる事もしない。それは理想の
男、女の夢。

(彼は自分が死んだと思っている両親に宝くじがあたったと見せかけて仕送りもしている)

「嘘をつけない薬」は象徴的だ。嘘をつけなくなるんじゃなくて、あれは「抑えて生きてき
た自分を解放する薬」ではないか。言いたくても言えなかった事、抑えてきた事を一気に喋っ
てしまう。ヒロインが「あなたと○○○したい」とまで言ってしまう。それは「夢」だ。

そんな夢は最後に死にかける。それを助けに行く自分がいるのである。それは「女性のイルー
ジョンの救済」なんだろう。女性は新しい自分を生きる為に物理的に場所を変える生き物だ
と思うがこの彼女もそうする。「ニューヨークの恋人」と同じだ。実は監督が同じだ。ジェー
ムス・マンゴールドって女性を描くのがとってもうまい人だと思う。不思議な才能です。

キャメロン・ディアスが最高の笑顔をしたのは飛行機の中で「それは非現実な話」とトム・ク
ルーズに言ったときだった。現実とは違う世界(すなわちそれは夢)は人を楽しい気持ちにさせる
のである。それは映画(夢)そのものだ。この映画は映画の本質をついた優れた娯楽作品だと思う。


一緒に観た彼女は銃弾の雨の中のキスシーンで「弾撃ってますけど〜!」とはしゃいでいた。
こういう映画に単純に乗れるひとは可愛いと思う。そういう人には「夢」を見続けさせてあげ
たいなぁと思う。with me, without me.どっち?


※この映画は字幕がうまい。もともと深いセリフが無い所為もあるけどキャメロン・ディアス
が男が突き刺さったナイフを胸から引き抜くとき「disgusting」と言うのを「グロ過ぎる」と
訳したのは生きた日本語になっている。その他割愛。

※このレビューの一部はフィクション(夢)です。

フィクションは死なない

投稿日

2011/05/06

レビュアー

ポッシュ(休眠中)

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 これは映画のための映画、映画についての映画、ですね。主人公2人が繰り返し夢うつつの状態になるのは、この映画がフィクションの中でフィクションを語る「メタ・フィクション」の構造を取っている、ということの説明だと思います。

 つまり、この作品のテーマは「フィクション」そのもので、ラヴァースさんも指摘されていますが、同監督作「ニューヨークの恋人」(01)の進化形とも言える。突如現れた白馬の王子様に夢の世界に連れて行ってもらう女性のオハナシです。「ニューヨークの恋人」のメグ・ライアンは最後に彼の元に飛んでいきますが、本作のキャメロン・ディアスは自分が住む現実世界に彼を連れてきてしまう。タイトルのナイトはknight、謎の男ロイ(トム・クルーズ)はお姫様を守る強くて優しい騎士であり、彼の世界は夜(ナイト)に見る夢。一方ジューン(C・ディアス)が住むのは意識が目覚めている昼間(デイ)、現実の世界。ロイが彼女に見せる夢はまるで千夜一夜物語のような冒険譚で、シェヘラザードが猜疑心に囚われた王の心を解放させたように、ロイの出現によってジューンも解放される。「いつか、そう出来たらいいな」と語る夢なんて一生実現しない。しょせん夢は夢と“現実”に囚われていたジューンが見事に変貌し、夢を実現させるラストには、「フィクション」のあるべき姿が、太陽の光いっぱいに包まれ燦然と輝くのです。なんという映画愛!

 それにしてもこの作品のトム・クルーズはもう抜群ですなぁ。フィクション(=夢)の世界を縦横無尽に駆け巡る王子様役にピッタリ。リアルとは違う、フィルム上の壮大な嘘に“真実”の輝きを与えられる本物のスターだと思う。

 物語の中で、CIAに協力を求められたジューンは、「彼と幸せに暮らす夢を見た?そんなのは幻想。現実に戻りなさい」と説得される。フィクションの夢の前に立ちはだかる“現実”はかくも手ごわい。夢見ることを是とせず、リアルな“現実”だけが“真実”なのだと迫ってくる。また、この物語の重要人物サイモンは、敵に連行される車の中で気管拡張剤を吸い込む。ロイと一緒だったときは元気だったのに。夢の世界に生きる人間には“現実”は余りにも「息苦しい」のだ。

 そして、現実世界に舞い戻ったジューンが、死んだと思っていたロイの生存を確信し行動を起こすのは、「フィクション(=夢)は死なない」という、この映画の意志表明だ。その後、敵に自白剤を投与されたジューンは、ロイへの思いをしゃべりまくる。嘘をつけなくなる薬なんてそれこそ大ウソ、嘘に嘘を重ねるこの素晴らしきホラの世界で愛を語りロイとの再会を果たすジューンは、フィクションに身を捧げた花嫁なのでしょう。銃弾の嵐の中でのキスなんて、馬鹿馬鹿しいにも程があるハリウッド的祝祭。スター2人の真骨頂という画に心躍った。

 「僕と一緒にいるとココ、いないとココ」と言ってロイが示すのは、世界の豊かさ、素晴らしさの次元なのだ。もちろん夢のない世界なんて余りにもつまらない。これがフィクションの存在意義なのだよと私たちにウィンクしてくれるこの映画に、私は心から「あなたと一緒にいたい」と答えます。

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