スケルトン・キー

誰ですか？このパッケージ決めた人は（笑）
これじゃモンスター系の作品を想像しちゃいそうです。

物語は淡々と進んでいきます。途中、退屈しそうなほど盛り上がりもありません。
しかし、この作品はラストにこそ価値があるのです。

悔しいけど、ラストのオチは全く読めませんでした。
最後まで見て、もう１度最初から話を辿っていくと、いろんなところに伏線が引いてある事に気が付きます。

ホラーとしてはイマイチ感がありますが、サスペンススリラーとしては秀作なのではないでしょうか。

ゴールディー・ホーンの娘のケイト・ハドソンもキレイだし、年老いたジョン・ハートも久しぶりに見れました。
彼は「エイリアン」の記念すべき犠牲者第一号です☆

どうして「マスター・キー」ではなく「スケルトン・キー」なのか、最後で分かります。

私は劇場公開された「アザーズ」より断然面白かったです。

アメリカ南部という響きでもう嫌な予感が・・・おどろおどろしい歴史や因習、呪術があっても不思議ではないですね。っていうか、いつもホラー系映画の舞台にされて南部の人って怒らないのかな。

看護士として老夫婦と同居することになった屋敷には、何やら秘密が・・・
ついつい、好奇心いや正義感？　で首を突っ込んでしまい恐ろしい体験をするはめに・・・

ジャケ写の割りにはあまり怖くありません。完全にジャンル的にはオカルトかと。好評レビューが多いみたいですが、私はイマイチでした。
たぶん、怖くないオカルト映画は、好みでないので。逆にホラー苦手な方にはオススメだと思います。シナリオも謎解き展開も悪くないです。オチも南部モノらしくていいのでは？

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今回は、未公開でありながら結構評判になってた『スケルトンキー』っす！

未公開とは思えんくらい豪華な出演陣（ジーナ・ローランズが出てる！）で、非常に丁寧に作られてるんすけど、ちょっと説明しすぎかなって感じっすね〜（´・ω・`）

ラスト１０分ぐらい前までは、かなり面白く観てたんすけど、ラストに謎をぜーんぶ説明するんすよねー・・・まぁ、なんつーか火曜サスペンス劇場や無いんやから、１から１０まで説明されるとちょっと冷めてしまうなー・・・

※最後のネタばらしの会話は全くいらん・・・説明されんでも大体分かるしヽ（｀Д´）ノ

ホラー映画は、丁寧に説明しすぎると、イマイチ面白くなくなってまうんよねー（´д｀lll）ただまぁ、ホラーとして観ーひんかったらフツーにおもろいんで、お暇なときにでも観てみてはいかがでしょう？

ホラー初心者に最適な作品です（°∀°）b

個人的満足度　66点！

ブードゥー教は知っていましたが、フードゥーなんて本当にあるんですかね？特典映像に「ブードゥーとフードゥー」の解説がもっともらしくありましたが、事実なんでしょうか？それはともかく、よく出来た映画で満足しました。ストーリーは途中で「ああ、なるほど」と分かったような気になるのですが、ラストにヒネリがあり、思っていた展開よりもっと先があって驚かされました。最近見た未公開作の中では抜群に面白かったです。介護のために怪しい屋敷に行くというのは「呪怨」ですよね？脚本家がホラー専門、しかも『ザ・リング』のアーレン・クルーガーなので、当然「呪怨」は見ているでしょうし、意識したんじゃないでしょうか。「オレなら同じ導入でもこういくぜ！」みたいな。米国のホラー映画のほとんどは『悪魔のいけにえ』と同様、南部への偏見で成り立っておりますが、この映画にもディープ・サウスへのもの凄い偏見が見られます。米国はアメリカン・ニューシネマの「イージー・ライダー」からして、「南部は髪の毛長いだけで撃ち殺される」みたいな過剰な偏見がありますもんね。日本でいえば「死国」とか「狗神」の舞台となった四国みたいなもんでしょうか。石灰をドアの入り口にまいて悪の侵入を防ぐというのは、沖縄の宮古島でも同じ風習を見ました。そんな記憶があるから、結構、リアルに感じました。入り口につるされた骨やあのガソリンスタンドの感じも、「悪魔のいけにえ」から「キャビン・フィーバー」に連なる南部ものの伝統を感じます。ところがこの映画の場合、そこから南部の不気味さをグロい描写で描いてゆくのではなく、上品なスリラー風になってゆきます。それはそれで良いのですが、ケイト・ハドソンが追われて逃げるところなどの演出及び編集がヘタクソで、怖さが盛り上がっていかないのは残念でした。家主のおばさんが怖いのは、演出というより、グロリアのジーナ・ローランズだからでしょう。ジョン・ハートが出ていたり、役者がいいですね。ケイト・ハドソンも綺麗な足や背中を見せてくれます。私も死ぬときは、ケイト・ハドソンに本でも読んでもらって死にたいものです。家族に見放されても、その方が幸せなんじゃないかと思いました。

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ワタクシ終盤までナメてました。

なるほど呪術なんてレトロで目新しいのですが、いかんせんネタをさっさとバラす老婦人もシラけたし、なんと言っても他人の屋敷を仕事ほっぽり出してあら捜しする介護師ってどうなんでしょう？かぎまわった挙句に見当違いな詰問を老婦人にしたりして。老紳士が助けて欲しそうなそぶりを見せるまでの彼女の態度に、もうクビだろ？とちょっと不愉快だったのです。イヤがるじいちゃんに鏡を見せた時もちょいムカ。どうせ、頼っているあの弁護士もグルだろとか、荒んださめた気分で観ていました。（一度引っかかるとダメなのねぇ）

ラスト１０分前まで。

ああ、そういう事なんだ！アレもコレも・・・あのセリフも全て前フリだったんだ！ちょぉっとぉ、あそことココをもう一度観なくちゃだわーーと、２度おいしい映画でした。ちゃんちゃん

特典映像集がまたこれが面白ーーーい！
そう、集です。上から順番に全部見てください。
スタッフによる料理番組まで入っています。

ああ訂正、３度おいしいDVDですね。