デッド・サイレンス

古典的ホラー映画を撮りたかったという監督のこだわりが随所に見られます
夜の木造校舎の廃校のような雰囲気、画質や色彩にもこだわり、人形の不気味さなど、これぞホラーというホラー映画の原点回帰だと思います

これけっこう皆さんの評価はそこそこなんですね。
でも、すみません、私には理解不能、訳がわかりません(>_<)
「ソウ」のコンビだっていうからサスペンス度を期待しましたが、オチがようわからんです・・(>_<)
結局、メアリーなんとかがあの人に乗り移ってたんですかい？？

人形の顔は怖すぎだし、音楽不気味だし・・・夜中に見てたら怖かったので、昼間見たもののけっこう怖かった。
しかし！なにせラストが私には？？？

「はー！？なんじゃー！？どうしったってーのー！？？」と叫んでしまいましたよ・・トホホ(;＾＿^A

それにジャンル”ドラマ”になってますけど、”ホラーサスペンス”と理解した方が宜しいかと・・・

私的見解！
「ソウ」と同じようなものを期待してはいけません！(>_<)

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

借りちゃった、裏とかその他の情報なしに。(^^ゞ

人形の話とも知らずに。(^^ゞ

自信から確信に変わった。(^^♪
やっぱ俺、人形モノ、ＮＧだった。

だいたい、何で人形だからって座らすかなあ。
いや、座らせないと、無造作・雑っぽくて、余計やばいか。
いや、座らせると、目も、目玉も、口も見えるじゃん。
いや。
もうわからん。(ToT)/~~~

関係ないけど、チャッキー、元気かな？
今見ても、怖いんかなあ？


ところで、やっと、今作の内容。
純なホラー度は低いかもだけど、瞬発的に怖かった。(+_+)
で、終盤のネタもなかなか好きでした。(*^^)v



最後に人形が怖いわけが、多分これ。
別レビューで書いたのを転記。

子供の頃からよく見る夢。
俺に話しかけてくる人形さんの夢。
今では、差別用語として言えない、ちびく●さん●みたいな人形。
夢の中で、小さい頃の俺が子供部屋で電気を消すと、
しゃべりかけてくる。いろいろと。

３０過ぎて、ひさびさに実家へ帰ると、
客間に、彼が飾ってあって、
ぞーーーーーー、っと。

母曰く、
昔、お前の部屋に飾ってあった子だよ、と。

その晩、客間に留まった俺に、
やっぱり話しかけてきました。(^_-)-☆

どれが夢で、どれが夢でないのか。
あまりにもリアルすぎて分からない。(^_-)-☆

そんな話。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

こう言う「呪い」モノで忘れてはならないのは「何故その悪しき縁がナゼソノ時に」と言う謎が解かれないと話の全部の説得力が無くなってしまうと言う事。
これをそこそこ面白かったシチュエーションホラー「ソウ」の監督・脚本コンビ、ジェームズ・ワン＆リー・ワネルが手掛けたとは思えない全編「雑」のオンパレード。
謎に確信を得た主人公が行動するのは決まって夜中。
アンタは夜行性動物か？。
普通の人間なら明るい昼間に行動するだろう？。
朽ちた劇場の水没した地下室には無数のマネキンが…え、70年前に樹脂製のマネキンって？。
意味深に出てくる人達の正体なんて出て来た途端に分かってしまう軽薄ぶり。
まあソウに関してもジグゾーが半日以上コンクリの上に同姿勢で転がっていると言うのにも無理が有った。
人の体は生きているので血が通わなければ皮膚が壊死するぞ。
いい加減人形遊びは止めて大人になれ！
…と言った感が終始流れ続けている。
殺しのバリエーションの全く無くスプラッターの面白みも無し。

日本の人形に祖は穢れ落としだ。
ひとがたはヒトの災厄を背負って川に流される。
製造過程の為に体内に空洞を持つ彼らは、その虚ろな部分にヒトの不安や恐怖・ねたみを蓄積してしまうと言う。
人形を扱ったホラーは多いがこれは失敗作の一つだと思う。

腹話術の人形をモチーフにした怪奇趣味のホラー映画。寂れた町外れの屋敷や朽ちた劇場、古い新聞の切り抜きが貼り付けられたスクラップブック、忌まわしい過去と一族に課せられた因縁、――雰囲気だけなら“私好み”の作品だった。(笑)

腹話術の人形が送られて来た夜、何者かによって妻を惨殺されたジェイミー。人形と古い詩を手掛かりに、捨てたはずの故郷に戻って来る。妻の埋葬手続きをする傍ら、彼は事件の真相を探る。やがて、人形の由来を知ることになるが、それは一族にかけられた呪いのようなものだった。父親が犯した罪と、女腹話術師の怨みに、ジェレミーは翻弄される。
……というお話し。説明を排除し、カメラが客観的にジェレミーを追いかける演出は、この手の作品として不親切だ。解りづらいし、感情移入出来ない。敢えてそうしたのには、何か理由があるのだろうが、その意図も解らなかった。(苦笑)

故郷に戻って来ると、父親は不自然なほど若い女性と結婚していた。病に倒れて車椅子の生活になったせいか、昔の傲慢さは影を潜めて別人のように落ち着いている。ジェイミーは、そんな父親から、女腹話術師にまつわる一連の事件のことを知らされる。そして、事件の裏にある真相を知ったジェイミーは、全てを終わらせるために、湖畔に建つ古い劇場に向かう。
……という展開。刑事も登場するが、何しに寂れた町までやって来たのか不明。事件の捜査をほったらかしにして、ジェイミーをつけ回していていいのか？　さしたる物的証拠もないのに。やっぱり田舎の警察ってヒマなのかな？　――私が上司なら、こんな“プチ出張”は許可しないな。(笑)
刑事を演じていたのが、マーク・ウォルバーグのお兄さんってところが、ポイントが高い。

いわくあり気な葬儀屋も登場するが、何か“キー”になることを握っていなかったのは意外。ちょっと肩すかし。そもそも、故人の秘密に触れる職業なんだから、写真以外に真相に迫るような情報を持っていて然るべきだろう。あれじゃあ、アマンダさんも単なる狂女だ。もっと活用して欲しかったなぁ。

町の忌まわしい過去や蘇った怨念による連続殺人というと、ジョン・カーペンター監督の『ザ・フォッグ』を思い出す。おどろおどろしい昔の惨劇を、どのように観客に伝えるかが、“鍵”になっていた。アイテムを散りばめて、少しずつ観客にヒントを伝えて行く手法は、スラッシャ系の映画では有効だった。

その点、本作品はちょっと不満。あの人形は、誰がどういう理由で主人公に送ったのか分からないまま終盤までなだれ込む。ミステリー風なのは分かるが、ホラー映画なのだから、つまらない謎解きは興趣がそがれる。出来れば、面倒なことに気を取られずに純粋にドキドキハラハラを楽しみたかった。

監督は、ジェームズ・ワン。脚本にはリー・ワネルの名がある。『ソウ』シリーズの生みの親だ。それだけに粘液質の作品に仕上がっている。
そう言えば、『ソウ』に登場した人形も腹話術のヤツじゃなかったっけ？　何か思い入れでもあるのかな？

幽霊譚に腹話術の人形を絡めたところが、本作品のヒネリだが、正直、あまり整理できているとは言い難い。
だから、リチャード・アッテンボロー監督の『マジック』と較べると、イマジネーションの狭さを感じた。
幽霊が物理的にひとを殺すのは、欧米によくあるパターンだ。でも、私は日本人だから、これにはどうも違和感を禁じ得ない。貞子サンのように“恐怖”で殺すようにならないと、幽霊としては一人前と言えないんじゃないかなぁ。(笑)

ネタバレに抵触するが、結局、メアリーショーは怨みを成就させ、アルバムを完成させて終わる。当人はそれで満足かも知れないが、さんざんこき使われた腹話術の人形こそ立つ瀬がないってもんだ。(笑)　標的をビビらせるのに使われ、埋められ、放り投げられ、燃やされ、挙げ句の果てに「お前らは不完全よ」なんて言われてしまう。“完璧な人形”ってそれかい、――と思ってしまった。
そういう暴君に仕えたりせず、「自由を！」とシュプレヒコールを上げながらメアリーショーに反乱を起こして欲しかった。何せ 100体もあるんだからさ、ユーレイ悪霊のひとりや２人、何とかなるでしょ。(笑)

雰囲気はよかったが、どうも未完成のような印象だった。脚本から整理し直した方がいいかも知れない。面白かったけど、誰かにススメたいと思うほどではなかったかなぁ。ザンネン！(笑)