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リトル・ミス・サンシャイン

リトル・ミス・サンシャインの画像・ジャケット写真

リトル・ミス・サンシャイン / グレッグ・キニア

全体の平均評価点:(5点満点)

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映画賞受賞作品

旧作

ジャンル :

「リトル・ミス・サンシャイン」 の解説・あらすじ・ストーリー

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映画賞受賞作品

旧作

解説・ストーリー

崩壊寸前の“負け組”家族の再生の道のりを皮肉な笑いと感動で綴るハートフル・ロード・ムービー。サンダンス映画祭で評判を呼び、インディ作品としては異例の全米スマッシュ・ヒットを記録、大きな話題を集めた。監督は夫婦でもあるジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス。アリゾナ州に住むフーヴァー一家は、家族それぞれに問題を抱え崩壊寸前。そんなある日、9歳の娘オリーヴに念願の美少女コンテスト出場のチャンスが訪れる。そこで一家は旅費節約のため、オンボロ・ミニバスに家族全員で乗り込み、はるばる開催地のカリフォルニア目指して出発するのだが…。

「リトル・ミス・サンシャイン」 の作品情報

作品情報

製作年:

2006年

製作国:

アメリカ

原題:

LITTLE MISS SUNSHINE

受賞記録:

2006年 アカデミー賞 助演男優賞
2006年 LA批評家協会賞 ニュー・ジェネレーション賞

「リトル・ミス・サンシャイン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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ユーザーレビュー:400件

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16〜 20件 / 全400件

笑いながらも切なくて、涙を流しながらも笑みがこぼれる・・・

投稿日:2010/01/17 レビュアー:KASPAR

2006年アカデミー作品賞、脚本賞、助演男優賞、助演女優賞にノミネートされ、脚本賞と助演男優賞を受賞した『リトルミスサンシャイン』っす・・・ちなみに同年の作品賞&監督賞は『ディパーテッド』・・・

ちなみに、東京国際映画祭では、監督賞、女優賞、観客賞を受賞・・・こっちもグランプリ撮れず・・・

□■□■□■□■□

ゆるーい作品やのにまったく無駄が無い、アカデミー脚本賞受賞も納得の傑作ロードムービーやね♪

みーんなすこーし疲れてて・・・

みーんなすこーし悩んでて・・・

みーんなすこーし壊れてて・・・

みーんなすこーし助けを必要としてる・・・

そんな一見冷め切った悩みを抱えた家族が、その実心の奥では強く結束してて助け合って生きている・・・

それは彼等の家族だけの特別なことではなくて、みんなそーやって生きてるんよね♪

特に何もないけど、ちょっと久しぶりに親に会いに実家に帰ろっかなぁー・・・

□■□■□■□■□

個人的には、ラストの前のドウェーンのシーンがあまりにも良くて、ラストはちょっとドタバタすぎて好きやないんでちょっと点数を下げたけど、この作品を面白くないってゆー人はたぶん居てないんちゃうかなー!?

そーゆーことでオススメっす(°∀°)b

個人的満足度 79点!

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コメディとはいいながらも、きっちりアメリカ文学してる秀作

投稿日:2007/06/26 レビュアー:aiai

この映画観て最初に思い浮かんだのは、ジョンアービングの傑作「ホテルニューハンプシャー」
あるとき一家の主が、ホテル稼業をやろうと一大決心し、まったく無縁の家族を巻き込んであれやこれやという話。主もそうだが家族が変わっている。そして、そんな変わった家族に、突然の死、自殺、近親相姦などのタブーが襲いかかる。ともすれば家族がバラバラになりそうなところ、ホテル業を通して再生していくという、とても美しい文学作品。ま、残念ながら映画は不出来だったけど、原作の小説はすばらしく、ぜひ原作をおすすめしたい。

本作、リトルミスサンシャインの家族も、変わった人ばかりでフツウじゃない。でもフツウの家族って何だ?って考えると、案外どんな家族も多かれ少なかれフツウじゃなかったりする。少なくとも自分たちはフツウだと思っているから気づかないだけかもしれないが(笑)そんな家族がある目的のもと、クラッチの故障したバスに乗り込み旅にでる。そこには、やはり、突然の死や、自殺の影や、ホモセクシャルなど、家族を分解してしまうような不安な要素がたくさんある。そして、家族の再生。

次に思い浮かんだのは、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」正直なところ、中学生ぐらいのじぶんに読んだのであんまし憶えてないのだけれど、主人公の妙な鬱屈とした気分というものが、当時のボクの気分に重なるようなところがあって、そういう印象だけは残っていた。この映画の、ニーチェに影響されずっと押し黙ったままの兄さんをみて、ライ麦畑の主人公の気分を憶いだした。

家族の再生というテーマは、米国に限らず少なからず先進国では(日本含め)、かなり前からあるようで、おおげさにいうと、ひとつのジャンルとして成り立っているといっても過言ではない。裏を返せば、それだけ社会問題に占める割合が量質ともに大きな存在になっているわけであり、社会が近代化するときに通過する麻疹のようなものと言うと怒られるか?
家族とはそもそも論で言えば、本来つながっているのがフツウであって、わざわざ再生する必要がない形態のはずである。それがなぜ、やれ家族の崩壊だ、家族の再生だと声だかに社会で叫びだすかというと、もしかしたら、もしかしたらですよ、本来そんなにつながっているわけでもないのに、つながってなきゃいけないんだと幻想をいだくこと自体に問題があるのじゃないかと。つまり、家族なんてほっといても家族なわけなのに、妙に神経質になりすぎてるんじゃないかと。そういう神経質にさせること自体に社会の問題があるような気がするわけです。

この映画は、一方でそういう家族再生というテーマに対してとても真摯でありながら(作者はきっとジョンアービングを尊敬していると思う笑)、一方では、そんな神経質に考えなくても、とりあえず、走りゃいいんじゃないの?みんなでさ!みたいな(笑)体育会系の軽やかさがある。

刑務所からの脱獄じゃないのだから、バスに乗れなきゃ、また迎えにくるのは当たり前。それがわかっているのに、みんな動き出したバスに乗ろうと、必死におのおのが一生懸命走るんだ。この一緒に走ってることが家族なんだと。別に家族の絆なんて細かいことをいうまえに、走れと(笑)それが家族なんだと。とにかく何も考えずに走ってバスに乗ること、そういう意味を超えた行動を共有すること(あるいは暗黙の共有こそ)が家族なんだと。

監督が一番描きたかったのは、このシーンだったように思えて仕方ない。

このレビューは気に入りましたか? 12人の会員が気に入ったと投稿しています

くだらない世間と戦う家族 ネタバレ

投稿日:2007/12/03 レビュアー:ポッシュ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 JUCEさん同様、私も自分の感性を試される思いで恐る恐る(?)観ました。皆さん大絶賛なのに、「家族愛?…けっ」って気分になってしまったらどうしようかと。なにせ業が深い人間なもんで。でも、大丈夫でした。JUCEさん、クローネンバーグ好きに悪い奴はいないですよ、きっと。(笑)

 masamuneさんがきっちり評されていますが、私もやっぱり「バス」が決め手だと思っています。クラッチの壊れたひどいオンボロ。全員で力を合わせて押さないと走り出せないこのバスは、家族そのもの。エンジンがかかったら一人ずつ走りながら飛び乗る!全員無事に乗りこめたら、さっきまでのケンカも陰気な空気も吹っ飛んで笑顔ですよ。「みんな大嫌い」なお兄ちゃんですら、うっすらと笑みを浮かべてる。末娘オリーブちゃんは「楽しい!」と叫ぶ。やっかいで面倒臭いこともいっぱいあるけど、でもなんだか楽しい。それが家族。いやぁ、ものすごくストレートで気恥ずかしいメッセージだけど、じ〜んときます。
 
 家族全員へんてこりんな変わり者に見えますが、実はえげつない勝ち組志向のお父さん一人がありがちな俗物で、世の中に流布している価値観に迎合しているクセに、どんなに努力しても自分の望む成功は得られないという、1番の負け犬です。自己実現の立脚点は2つある。世間と自分自身だ。世の中に認められることと、自分で自分を「これでよし」と認めること。世間に認めらることでしか自分を保てないお父さんは、どちらも逸しているということだ。自殺未遂のプルースト研究者である伯父は、世間での評価は逃がしたが、とりあえず「自分が世界で1番の学者」という自負だけは持っている(負け犬の遠吠え?)。コカインとエロに走るじいさん、ジャンクフードが堂々のディナーというママは自分を変える気なし。それで悩んでもいない。お兄ちゃんは世の中ぜんぶクソくらえの思春期なので問題外として、末娘オリーブちゃんは「負け犬になりたくない。コンテストで優勝したい」と泣くのだ。まだ無邪気な幼い子供なのに、お父さんに嫌われたくないからとお父さんの価値観を自分も体現化しようとする。このまま突き進んだら、美少女コンテストの他の出場者の子たちみたいになってしまうだろう。等身大の自分ではなく、自分を自分以上に見せることで世間から賞賛され、その賞賛をそのまま自分自身の姿と勘違いする、セルフイメージが障害された歪んだ子供に。

 そう考えるとこれはオリーブちゃんを救う物語だ。レストランで大好きなアイスクリームを注文する彼女に向かって、「太るとミスになれなくなる」と脅すお父さん。彼は世間の権化。何かと言えば「勝ち組になるための理論」をふりかざして、他の家族をウンザリさせる。しかし、すかさず他の家族がさりげな〜く演技して、小さな女の子がやせ我慢しないように、ありのままの自分でいられるように導き、お父さんが吹聴する“世の中”というものから少女を守ってあげるのだ。しかし、この俗物父さんももくろんでいた儲け話がつぶれたことと、じいさんの死という挫折と喪失の体験を機に変っていく。変るというか本来の自分を取り戻したんですかね。だってこのお父さん、へんてこな家族を嫌ってはいないし、それどころか愛してますもん。

(すいません、ここから、モロ、ネタバレです)
 
 最後のミスコン舞台では、爺さん直伝のエロ・ダンスで世間一般を敵にまわしてしまった娘を救うべく、自分自身が真っ先に舞台に飛び出して一緒に踊る。そして、伯父さんもお兄ちゃんもママも。くだらない世間なんかぶっ飛ばせって感じで踊りまくる一家。・・・涙が出た。

 自分らしく生きるって勇気がいるけど実に清々しいもんです。家族という最強のサポーターがいればこそ、ですね。

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フラガールや海猿で満足できずとも、これは感動する!

投稿日:2007/07/23 レビュアー:エンタメ至上主義

フラガールや海猿に満足できなかった、
パソコンの前の君。
何も言わずにこれを見ろ。


簡単に言えば、女の子が、ちびっ子美少女コンテストでダンスするのを、
家族みんなが応援しにいくという話なのだが、観てびっくり。
最後の10分が凄いぜ。

多くの人々がレビューで感動したと書いているが、
挙げられている感動ポイントは、みんなこんな感じ。
「ばらばらな家族に絆が戻った」
「勝ち負け以外の本当に大切なことを教えてくれる」
「勝ち組は決して諦めない」
「本当の負け組みは、恐れてチャレンジしない人」
・・・

さて、これを読んで、あなたはどんなストーリーを想像しますか?
映画に慣れた人なら、こんな感じの話を想像するだろう。

ダンスを一生懸命練習する女の子。
だが、途中であきらめそうになる。
女の子を励ます家族の人たち。
ばらばらだった家族に一体感が生まれる。
立ち直って再びがんばる女の子。
最後はクライマックスの本番ダンスシーン。
女の子は、見事な晴れ姿を見せる。
会場は拍手喝采!
涙。感動。涙。感動。

けっ、またか。
と、吐き捨てたくなるような、
ありふれたストーリー。

ところが。
ちがう。
この映画は違うのだ。

女の子の涙ぐましいダンス練習シーンなんかない。
家族の人は最後の最後で、「こんな変態ロリコン大会なんて出るのをやめろ」と言い出す。
極めつけは、本番のダンスシーン。

とんでもないことになるのだった。。。

「フラガール」や「海猿なんとか」を観て冷めきった俺は、
この映画に感動した。
泣いたぜ!泣きまくったぜ。



******ここから先ネタ晴れ************




女の子のダンス。それは、なんと、
死んだエロ爺さんから教えこまれたキャバレーダンスだった。
怪しい振り付けで、服を一枚一枚脱ぎだす女の子。
会場は、ブーイングとひんしゅくの嵐。
大人たちは、途中でダンスを中止させようとする。
家族の人たちも、周りから娘を止めるように言われる。

ここで娘を止めなければ、
会場の人々を敵にまわすことになる。
世の倫理道徳に逆らうことになる。
娘をみんなの笑い者にすることになる。

とうとう、お父さんが娘を止めるために舞台にあがる。
しかし、それでもわけのわからないまま、無邪気に娘は踊り続ける。
エロ爺さんに教えられた通りに、笑顔で懸命に踊っている。
お父さんは、そんな娘の姿を見て躊躇する。
迷う。迷う。迷う。
そして・・
踊る。
娘といっしょに踊る。

自殺しようとしたホモ叔父さんも踊る。
ニーチェ好きの虚無主義お兄さんも踊る。
甲斐性なしの夫を責めるお母さんも踊る。

家族みんなで踊る。
会場の白々とした空気と冷たい視線に晒されながら。。。

しつけをしたり、
イタズラを叱ったり、
勉強させたり、
努力を励ましたり、
成功を褒めたり、
ってのは、愛のように見えて愛ではない。
自分の都合であり、自分の希望だ。

いかに格好悪くても、
いかに世間体が悪くても、
いかに自慢できなくても、
いかに恥ずかしくても、

ありのままの姿を、ありのままに受け入れて味方になってあげる。
これが愛だ。
無償の愛だぜ。

世界中のすべての人があなたを見放しても、
世界中のすべての人を敵にまわすことになっても、
私はあなたの味方であり続けます。

私は愚鈍な泥蛙。
神より貴方を選びます。

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ウトウト→戻して再生のくりかえし。

投稿日:2009/10/20 レビュアー:MM3

なんとか最後まで見ましたが、モーレツに眠かったです。

レンタル店DVDショップなどで評価が高いので借りたんですが
私には向いてませんでした。

ちょっと変わった一家のドキュメンタリーです。

ウトウト寝て、戻して再生の繰り返しで、
最初の30分からなかなか抜け出せず・・・・

その後も寝て戻してで、結局倍以上の時間がかかりました。

そこまでして、見る価値あったのかは疑問・・・・

借りてしまったので意地で見た感じです。

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16〜 20件 / 全400件

リトル・ミス・サンシャイン

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笑いながらも切なくて、涙を流しながらも笑みがこぼれる・・・

投稿日

2010/01/17

レビュアー

KASPAR

2006年アカデミー作品賞、脚本賞、助演男優賞、助演女優賞にノミネートされ、脚本賞と助演男優賞を受賞した『リトルミスサンシャイン』っす・・・ちなみに同年の作品賞&監督賞は『ディパーテッド』・・・

ちなみに、東京国際映画祭では、監督賞、女優賞、観客賞を受賞・・・こっちもグランプリ撮れず・・・

□■□■□■□■□

ゆるーい作品やのにまったく無駄が無い、アカデミー脚本賞受賞も納得の傑作ロードムービーやね♪

みーんなすこーし疲れてて・・・

みーんなすこーし悩んでて・・・

みーんなすこーし壊れてて・・・

みーんなすこーし助けを必要としてる・・・

そんな一見冷め切った悩みを抱えた家族が、その実心の奥では強く結束してて助け合って生きている・・・

それは彼等の家族だけの特別なことではなくて、みんなそーやって生きてるんよね♪

特に何もないけど、ちょっと久しぶりに親に会いに実家に帰ろっかなぁー・・・

□■□■□■□■□

個人的には、ラストの前のドウェーンのシーンがあまりにも良くて、ラストはちょっとドタバタすぎて好きやないんでちょっと点数を下げたけど、この作品を面白くないってゆー人はたぶん居てないんちゃうかなー!?

そーゆーことでオススメっす(°∀°)b

個人的満足度 79点!

コメディとはいいながらも、きっちりアメリカ文学してる秀作

投稿日

2007/06/26

レビュアー

aiai

この映画観て最初に思い浮かんだのは、ジョンアービングの傑作「ホテルニューハンプシャー」
あるとき一家の主が、ホテル稼業をやろうと一大決心し、まったく無縁の家族を巻き込んであれやこれやという話。主もそうだが家族が変わっている。そして、そんな変わった家族に、突然の死、自殺、近親相姦などのタブーが襲いかかる。ともすれば家族がバラバラになりそうなところ、ホテル業を通して再生していくという、とても美しい文学作品。ま、残念ながら映画は不出来だったけど、原作の小説はすばらしく、ぜひ原作をおすすめしたい。

本作、リトルミスサンシャインの家族も、変わった人ばかりでフツウじゃない。でもフツウの家族って何だ?って考えると、案外どんな家族も多かれ少なかれフツウじゃなかったりする。少なくとも自分たちはフツウだと思っているから気づかないだけかもしれないが(笑)そんな家族がある目的のもと、クラッチの故障したバスに乗り込み旅にでる。そこには、やはり、突然の死や、自殺の影や、ホモセクシャルなど、家族を分解してしまうような不安な要素がたくさんある。そして、家族の再生。

次に思い浮かんだのは、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」正直なところ、中学生ぐらいのじぶんに読んだのであんまし憶えてないのだけれど、主人公の妙な鬱屈とした気分というものが、当時のボクの気分に重なるようなところがあって、そういう印象だけは残っていた。この映画の、ニーチェに影響されずっと押し黙ったままの兄さんをみて、ライ麦畑の主人公の気分を憶いだした。

家族の再生というテーマは、米国に限らず少なからず先進国では(日本含め)、かなり前からあるようで、おおげさにいうと、ひとつのジャンルとして成り立っているといっても過言ではない。裏を返せば、それだけ社会問題に占める割合が量質ともに大きな存在になっているわけであり、社会が近代化するときに通過する麻疹のようなものと言うと怒られるか?
家族とはそもそも論で言えば、本来つながっているのがフツウであって、わざわざ再生する必要がない形態のはずである。それがなぜ、やれ家族の崩壊だ、家族の再生だと声だかに社会で叫びだすかというと、もしかしたら、もしかしたらですよ、本来そんなにつながっているわけでもないのに、つながってなきゃいけないんだと幻想をいだくこと自体に問題があるのじゃないかと。つまり、家族なんてほっといても家族なわけなのに、妙に神経質になりすぎてるんじゃないかと。そういう神経質にさせること自体に社会の問題があるような気がするわけです。

この映画は、一方でそういう家族再生というテーマに対してとても真摯でありながら(作者はきっとジョンアービングを尊敬していると思う笑)、一方では、そんな神経質に考えなくても、とりあえず、走りゃいいんじゃないの?みんなでさ!みたいな(笑)体育会系の軽やかさがある。

刑務所からの脱獄じゃないのだから、バスに乗れなきゃ、また迎えにくるのは当たり前。それがわかっているのに、みんな動き出したバスに乗ろうと、必死におのおのが一生懸命走るんだ。この一緒に走ってることが家族なんだと。別に家族の絆なんて細かいことをいうまえに、走れと(笑)それが家族なんだと。とにかく何も考えずに走ってバスに乗ること、そういう意味を超えた行動を共有すること(あるいは暗黙の共有こそ)が家族なんだと。

監督が一番描きたかったのは、このシーンだったように思えて仕方ない。

くだらない世間と戦う家族

投稿日

2007/12/03

レビュアー

ポッシュ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 JUCEさん同様、私も自分の感性を試される思いで恐る恐る(?)観ました。皆さん大絶賛なのに、「家族愛?…けっ」って気分になってしまったらどうしようかと。なにせ業が深い人間なもんで。でも、大丈夫でした。JUCEさん、クローネンバーグ好きに悪い奴はいないですよ、きっと。(笑)

 masamuneさんがきっちり評されていますが、私もやっぱり「バス」が決め手だと思っています。クラッチの壊れたひどいオンボロ。全員で力を合わせて押さないと走り出せないこのバスは、家族そのもの。エンジンがかかったら一人ずつ走りながら飛び乗る!全員無事に乗りこめたら、さっきまでのケンカも陰気な空気も吹っ飛んで笑顔ですよ。「みんな大嫌い」なお兄ちゃんですら、うっすらと笑みを浮かべてる。末娘オリーブちゃんは「楽しい!」と叫ぶ。やっかいで面倒臭いこともいっぱいあるけど、でもなんだか楽しい。それが家族。いやぁ、ものすごくストレートで気恥ずかしいメッセージだけど、じ〜んときます。
 
 家族全員へんてこりんな変わり者に見えますが、実はえげつない勝ち組志向のお父さん一人がありがちな俗物で、世の中に流布している価値観に迎合しているクセに、どんなに努力しても自分の望む成功は得られないという、1番の負け犬です。自己実現の立脚点は2つある。世間と自分自身だ。世の中に認められることと、自分で自分を「これでよし」と認めること。世間に認めらることでしか自分を保てないお父さんは、どちらも逸しているということだ。自殺未遂のプルースト研究者である伯父は、世間での評価は逃がしたが、とりあえず「自分が世界で1番の学者」という自負だけは持っている(負け犬の遠吠え?)。コカインとエロに走るじいさん、ジャンクフードが堂々のディナーというママは自分を変える気なし。それで悩んでもいない。お兄ちゃんは世の中ぜんぶクソくらえの思春期なので問題外として、末娘オリーブちゃんは「負け犬になりたくない。コンテストで優勝したい」と泣くのだ。まだ無邪気な幼い子供なのに、お父さんに嫌われたくないからとお父さんの価値観を自分も体現化しようとする。このまま突き進んだら、美少女コンテストの他の出場者の子たちみたいになってしまうだろう。等身大の自分ではなく、自分を自分以上に見せることで世間から賞賛され、その賞賛をそのまま自分自身の姿と勘違いする、セルフイメージが障害された歪んだ子供に。

 そう考えるとこれはオリーブちゃんを救う物語だ。レストランで大好きなアイスクリームを注文する彼女に向かって、「太るとミスになれなくなる」と脅すお父さん。彼は世間の権化。何かと言えば「勝ち組になるための理論」をふりかざして、他の家族をウンザリさせる。しかし、すかさず他の家族がさりげな〜く演技して、小さな女の子がやせ我慢しないように、ありのままの自分でいられるように導き、お父さんが吹聴する“世の中”というものから少女を守ってあげるのだ。しかし、この俗物父さんももくろんでいた儲け話がつぶれたことと、じいさんの死という挫折と喪失の体験を機に変っていく。変るというか本来の自分を取り戻したんですかね。だってこのお父さん、へんてこな家族を嫌ってはいないし、それどころか愛してますもん。

(すいません、ここから、モロ、ネタバレです)
 
 最後のミスコン舞台では、爺さん直伝のエロ・ダンスで世間一般を敵にまわしてしまった娘を救うべく、自分自身が真っ先に舞台に飛び出して一緒に踊る。そして、伯父さんもお兄ちゃんもママも。くだらない世間なんかぶっ飛ばせって感じで踊りまくる一家。・・・涙が出た。

 自分らしく生きるって勇気がいるけど実に清々しいもんです。家族という最強のサポーターがいればこそ、ですね。

フラガールや海猿で満足できずとも、これは感動する!

投稿日

2007/07/23

レビュアー

エンタメ至上主義

フラガールや海猿に満足できなかった、
パソコンの前の君。
何も言わずにこれを見ろ。


簡単に言えば、女の子が、ちびっ子美少女コンテストでダンスするのを、
家族みんなが応援しにいくという話なのだが、観てびっくり。
最後の10分が凄いぜ。

多くの人々がレビューで感動したと書いているが、
挙げられている感動ポイントは、みんなこんな感じ。
「ばらばらな家族に絆が戻った」
「勝ち負け以外の本当に大切なことを教えてくれる」
「勝ち組は決して諦めない」
「本当の負け組みは、恐れてチャレンジしない人」
・・・

さて、これを読んで、あなたはどんなストーリーを想像しますか?
映画に慣れた人なら、こんな感じの話を想像するだろう。

ダンスを一生懸命練習する女の子。
だが、途中であきらめそうになる。
女の子を励ます家族の人たち。
ばらばらだった家族に一体感が生まれる。
立ち直って再びがんばる女の子。
最後はクライマックスの本番ダンスシーン。
女の子は、見事な晴れ姿を見せる。
会場は拍手喝采!
涙。感動。涙。感動。

けっ、またか。
と、吐き捨てたくなるような、
ありふれたストーリー。

ところが。
ちがう。
この映画は違うのだ。

女の子の涙ぐましいダンス練習シーンなんかない。
家族の人は最後の最後で、「こんな変態ロリコン大会なんて出るのをやめろ」と言い出す。
極めつけは、本番のダンスシーン。

とんでもないことになるのだった。。。

「フラガール」や「海猿なんとか」を観て冷めきった俺は、
この映画に感動した。
泣いたぜ!泣きまくったぜ。



******ここから先ネタ晴れ************




女の子のダンス。それは、なんと、
死んだエロ爺さんから教えこまれたキャバレーダンスだった。
怪しい振り付けで、服を一枚一枚脱ぎだす女の子。
会場は、ブーイングとひんしゅくの嵐。
大人たちは、途中でダンスを中止させようとする。
家族の人たちも、周りから娘を止めるように言われる。

ここで娘を止めなければ、
会場の人々を敵にまわすことになる。
世の倫理道徳に逆らうことになる。
娘をみんなの笑い者にすることになる。

とうとう、お父さんが娘を止めるために舞台にあがる。
しかし、それでもわけのわからないまま、無邪気に娘は踊り続ける。
エロ爺さんに教えられた通りに、笑顔で懸命に踊っている。
お父さんは、そんな娘の姿を見て躊躇する。
迷う。迷う。迷う。
そして・・
踊る。
娘といっしょに踊る。

自殺しようとしたホモ叔父さんも踊る。
ニーチェ好きの虚無主義お兄さんも踊る。
甲斐性なしの夫を責めるお母さんも踊る。

家族みんなで踊る。
会場の白々とした空気と冷たい視線に晒されながら。。。

しつけをしたり、
イタズラを叱ったり、
勉強させたり、
努力を励ましたり、
成功を褒めたり、
ってのは、愛のように見えて愛ではない。
自分の都合であり、自分の希望だ。

いかに格好悪くても、
いかに世間体が悪くても、
いかに自慢できなくても、
いかに恥ずかしくても、

ありのままの姿を、ありのままに受け入れて味方になってあげる。
これが愛だ。
無償の愛だぜ。

世界中のすべての人があなたを見放しても、
世界中のすべての人を敵にまわすことになっても、
私はあなたの味方であり続けます。

私は愚鈍な泥蛙。
神より貴方を選びます。

ウトウト→戻して再生のくりかえし。

投稿日

2009/10/20

レビュアー

MM3

なんとか最後まで見ましたが、モーレツに眠かったです。

レンタル店DVDショップなどで評価が高いので借りたんですが
私には向いてませんでした。

ちょっと変わった一家のドキュメンタリーです。

ウトウト寝て、戻して再生の繰り返しで、
最初の30分からなかなか抜け出せず・・・・

その後も寝て戻してで、結局倍以上の時間がかかりました。

そこまでして、見る価値あったのかは疑問・・・・

借りてしまったので意地で見た感じです。

16〜 20件 / 全400件