交渉人 / サミュエル・L・ジャクソン
交渉人
/F・ゲイリー・グレイ
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(116)
解説・ストーリー
ダニー・ローマンは、シカゴ警察東地区で抜群の腕を持つ人質事件の交渉人。だが年金にからむ汚職と殺人の濡れ衣を着せられたローマンは、内務捜査局のオフィスに乗り込んだ挙句、捜査局員を人質に篭城してしまう。これまでの経験から人質篭城に関してノウハウを知っているローマンは、西地区の凄腕交渉人クリス・セイビアンを窓口役として逆指名する。ローマンの要求はただひとつ、真犯人を探し出せということだった。
ダニー・ローマンは、シカゴ警察東地区で抜群の腕を持つ人質事件の交渉人。だが年金にからむ汚職と殺人の濡れ衣を着せられたローマンは、内務捜査局のオフィスに乗り込んだ挙句、捜査局員を人質に篭城してしまう。これまでの経験から人質篭城に関してノウハウを知っているローマンは、西地区の凄腕交渉人クリス・セイビアンを窓口役として逆指名する。ローマンの要求はただひとつ、真犯人を探し出せということだった。
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「交渉人」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ダニー・ローマンは、シカゴ警察東地区で抜群の腕を持つ人質事件の交渉人。だが年金にからむ汚職と殺人の濡れ衣を着せられたローマンは、内務捜査局のオフィスに乗り込んだ挙句、捜査局員を人質に篭城してしまう。これまでの経験から人質篭城に関してノウハウを知っているローマンは、西地区の凄腕交渉人クリス・セイビアンを窓口役として逆指名する。ローマンの要求はただひとつ、真犯人を探し出せということだった。
「交渉人」 の作品情報
「交渉人」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
交渉人 特別版の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
163分 |
日本語・英語 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch/日・英字幕 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DLR16750 |
2002年10月31日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
|
0人
|
1人
|
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch/日・英字幕
【Blu-ray】交渉人(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
139分 |
日本語・英語・日本語吹替え用字幕 |
1:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
CWBRY23430 |
2010年07月16日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
6枚
|
0人
|
0人
|
1:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
交渉人 特別版の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
163分 |
日本語・英語 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch/日・英字幕 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DLR16750 |
2002年10月31日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
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0人
|
1人
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英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch/日・英字幕
【Blu-ray】交渉人(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
139分 |
日本語・英語・日本語吹替え用字幕 |
1:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
CWBRY23430 |
2010年07月16日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
6枚
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0人
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0人
|
1:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
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ユーザーレビュー:116件
交渉人同士の駆け引き
1998年 アメリカ映画
原題: THE NEGOTIATOR
思っていたより面白かったです。緊張感が最後まで途切れることなく飽きずに観られました。
ダニー・ローマン扮するサミュエル・L・ジャクソンはシカゴ警察の刑事であるだけでなく、犯人が立てこもった際の敏腕“交渉人”でもあるのだ。これを観て私は立てこもりの際に犯人に説得する人を“交渉人”と呼ぶことを初めて知りました。単に刑事が説得していた訳ではないのですね(素人考えで恥ずかしいです)。ダニー・ローマンは相棒のネイサン・ローニックから、署内の人間が警察年金基金を横領している事実を聞かされ、その夜ネイサンは殺害されてしまう。ショックを受ける暇もなく自分が殺人と横領の濡れ衣を着せられてしまい逮捕される。この時の周囲の目が怖い。ネイサンの妻からは汚い言葉を掛けられ、相棒を殺した刑事というレッテルを貼られた彼は、何と一日だけある猶予を使い連邦政府ビル20階の内務局に赴き、その場に居合わせたタレ込み屋のルーデイ(ポール・ジャマッティ)や秘書のマギー(シオバーン・ファロン)、フロスト警視(J・T・ウォルシュ)と共にニーバウムを人質にして立てこもる。警察内部に裏切り者がいるため、西地区のトップ交渉人セイビアン(ケヴィン・スペイシー)を指名するのだった。
ダニー・ローマンに指名された西地区の敏腕交渉人であるセイビアンも娘の説得には手こずったり、「シェーン」のラストシーンの解釈に触れる所もなかなか面白かったです。「シェーンは死んでいるから振り向かない」というくだりを聞いて思わずこの目で確かめてしましました。(笑)
そして自分を罠にハメた犯人は私の想像した人物とは違う人だったので、いい意味で騙されました。
こういうアクションなのに心理戦術の駆け引きで魅せる映画って嫌いじゃないです。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
交渉人が交渉人に交渉する
投稿日:2020/04/27
レビュアー:趣味は洋画
交渉人(1998年・アメリカ、カラー、163分)
最初の掴みからOKですね。
警察機構における「交渉人」の具体的な内容が実例で描かれ、いきなり引き込まれます。
何より、幼い女の子が無事保護されたのが良かったです。
勿論、これは冒頭の1シーンであり、話はこれから始まります。
ダニー・ローマン警部補(サミュエル・L・ジャクソン)はシカゴ市警の凄腕人質交渉人。彼は同僚のネイサン(ポール・ギルフォイル)から、警察の年金基金が内部犯行により盗まれているとの話を聞く。内務捜査局の人間が関わっているらしく、詳細を訊く為に、ローマンはネイサンとの待ち合わせ場所に行くが、既にネイサンは殺されていた。更に、その場で警官に囲まれたローマンは、犯人にでっち上げられる。同僚のSWAT隊長ベック(デヴィッド・モース)や、フロスト警視(ロン・リフキン)、ひいてはトラヴィス署長(ジョン・スペンサー)らに無実を訴えるが、誰も信じない。彼らの冷徹な態度に激高したローマンは、ニーバウム警視正(J.T.ウォルシュ)ら数人を人質にし、市警に立て籠もる...。
ここでもう一人、交渉人が登場します。
クリス・セイヴィアン(ケヴィン・スペイシー)というシカゴ西地区の交渉人なのですが、元々、ローマンは殺されたネイサンから、同じ署の者が内通していると聞いていました。ローマンは自身で真犯人を見つける為には、部外者のトップ交渉人であるクリスの力が必要と考えたのです。
クリスがどう行動するか見ものです。
という訳で、「交渉人が交渉人に交渉する」という妙な図式になるのですが、市警上層部のお偉方が皆一筋縄ではいかないくせ者ばかりで、‘交渉’はローマンの思惑どおりにはなかなか展開しません。
息詰まるような膠着状態や、急展開するアクションなど、ハラハラ・ドキドキ感の見せ場が続きます。
昔、VHSで観たときはさほど感じなかったのですが、この映画は娯楽作品として一級品だと思います。
初見で、最後に姿を現す真犯人は判っていましたが、それでも十分楽しめました。
データ量の関係なのでしょうか、今は「自分のマイページ」を開くことが出来ません(そういう方は多いと思います)。私のマイページの一言コメント欄には、確か ‘作品は共演者の名前から選ぶ傾向にあります’ と書いた記憶があります。
本作も勿論そのとおりで、J・T・ウォルシュがその ‘共演者’ でした。
ニーバウム警視正の役ですが、彼は、「組織の上層部に位置づけされる役柄」がよく似合い、見るからに高慢で、ウラでは何を考え、何を画策しているか判らない...そういた役柄が得意でした。
過去形なのは、本作公開と同年「カラー・オブ・ハート」の撮影終了後、心臓麻痺のため54歳の若さで亡くなっているからです。つまり、本作で見る彼の姿は、ほぼ最後に近いといっても過言ではありません。彼の出演作品は20本観ていますが、どの作品においても存在感のある脇役として、私の心に残っています。
やはり共演者の一人である、シオバン・ファロン・ホーガンは重要な役どころでした。
主人公ローマンの人質となるメンバーの一人で、上述のニーバウム警視正の秘書役です。
彼女の漏らした一言で、事件は大きく動いていきますので、注目です。
彼女は本来コメディ女優ですが、目立たないように、ちゃんと脇役として多くの作品に顔を出しています。(最近では2017年「ジーサンズ はじめての強盗」)
ケヴィン・スペイシー演ずる交渉人クリスは、映画好きとして設定されています。
「シェーン」のラストシーンにおいて、少年ジョーイが ‘シェーン!、カムバック!’ と呼びかけるのですが、クリス曰く、‘シェーンは振り向かなかった、実は死んでいたんだ’ と云うシーンがあります。
これ、実は本作ラストで、微妙に利いてきます。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
凄腕のプロとプロとの真剣勝負
巧妙な罠にかけられ、同僚の殺害と横領の犯人という汚名を着せられそうになった、極めて優秀な交渉人ローマンが、真相を知っていると踏んだ関係者を人質に政府ビルの上層階に立て籠もり、自分の交渉相手にこれまた切れ者の交渉人クリス・セイビアンを指名して、いつ撃ち殺されるやもしれない緊迫感のなか、FBIまで巻き込んで、必死に真犯人を突き止めようとする。
武力で制圧しようとする動きの最中、互いに手の内を知り尽くした一流のプロ同士が、行き詰まるような真剣勝負の駆け引きを繰り広げ、見応えがある。罠にはめた者に対する怒りと自分の名誉は絶対に守るという決意とで熱くならざるを得ないローマンと、交渉人の仕事に徹し、冷ややかなまでに冷徹なセイビアンとの対比が効いている。セイビアン役のケビン・スペーシーの、落ち着いていてとても知的だがピリッと辛い何とも言えない渋さが魅力的。
160分と長いのに、かなりのミステリー通でもおそらく最後の最後まで本当の黒幕が分からないだろうプロットの組み立ては、見事の一言。一瞬で逆転する鮮やかなエンディングに、サスペンスドラマの醍醐味を感じられます。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
交渉とはハッタリだー!!
ちょっと長めの時間なんて気にならない位のめり込んでしまいました。
サミュエル・L・ジャクソン&ケビン・スペイシーの配役がイイですねー。
シリアス系の二人だもの面白くないハズがないです。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
べしゃり暮らし
交渉人という職業を
初めて知った作品です。
世間的な知名度も
この作品によって上がったのではないでしょうか。
交渉人
犯人と交渉して事態の解決を図る人
要は「べしゃりの達人」
べしゃりで飯食ってる人。
芸人とはまた違いますが
これもひとつのべしゃり暮らしです。
数多ある言葉から
使ってもいい言葉と
使ってはいけない言葉を選択し
押し引きとそのタイミングをうかがって
巧みにその状況と
その空間と
犯人の心理を操る職業。
そんな交渉人が
警察とイコールな汚職に巻き込まれ
犯人に仕立て上げられ
それを最大の武器である「べしゃり」で
突破しようとする物語。
無実の交渉人が選んだ相手は
もちろん交渉人であった。
主人公の交渉人はサミュエル・L・ジャクソン
べしゃりの達人であるこの役を
彼が演じるのは至極当然と思えるナイスキャスティング。
いつも思うのですが
サミュエルのべしゃりには
常に独自のリズムがあり
まくしたてるように言葉を積み重ねて
言葉と言葉の持つ意味のボルテージを上げていく様は
高揚感を与えてくれます。
有無を言わせぬパワーがあります。
屈服させる説得力があります。
そしてそのリズムが
とてもかっこいいんですよね。
あまり「動ける俳優」ではないサミュエルですが
そのべしゃりの能力が
そんな彼を大いに助けていると思います。
対する交渉人はケビン・スペイシー
冷静沈着
落ち着いて思慮深いイメージ
そんな彼にピッタリな役でした。
ストーリーは
よくある
よくありすぎる警察汚職もので
どの顔も犯人に見えるやんけ、的な中
これまた当たり前のように
意外な人が犯人という
意外性のかけらもない展開ですが
2時間を超える物語を
飽きることなく楽しませる力はあります。
それは久しぶりの再鑑賞でも変わりませんでした。
面白いです。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
交渉人同士の駆け引き
投稿日
2020/05/25
レビュアー
かつ
1998年 アメリカ映画
原題: THE NEGOTIATOR
思っていたより面白かったです。緊張感が最後まで途切れることなく飽きずに観られました。
ダニー・ローマン扮するサミュエル・L・ジャクソンはシカゴ警察の刑事であるだけでなく、犯人が立てこもった際の敏腕“交渉人”でもあるのだ。これを観て私は立てこもりの際に犯人に説得する人を“交渉人”と呼ぶことを初めて知りました。単に刑事が説得していた訳ではないのですね(素人考えで恥ずかしいです)。ダニー・ローマンは相棒のネイサン・ローニックから、署内の人間が警察年金基金を横領している事実を聞かされ、その夜ネイサンは殺害されてしまう。ショックを受ける暇もなく自分が殺人と横領の濡れ衣を着せられてしまい逮捕される。この時の周囲の目が怖い。ネイサンの妻からは汚い言葉を掛けられ、相棒を殺した刑事というレッテルを貼られた彼は、何と一日だけある猶予を使い連邦政府ビル20階の内務局に赴き、その場に居合わせたタレ込み屋のルーデイ(ポール・ジャマッティ)や秘書のマギー(シオバーン・ファロン)、フロスト警視(J・T・ウォルシュ)と共にニーバウムを人質にして立てこもる。警察内部に裏切り者がいるため、西地区のトップ交渉人セイビアン(ケヴィン・スペイシー)を指名するのだった。
ダニー・ローマンに指名された西地区の敏腕交渉人であるセイビアンも娘の説得には手こずったり、「シェーン」のラストシーンの解釈に触れる所もなかなか面白かったです。「シェーンは死んでいるから振り向かない」というくだりを聞いて思わずこの目で確かめてしましました。(笑)
そして自分を罠にハメた犯人は私の想像した人物とは違う人だったので、いい意味で騙されました。
こういうアクションなのに心理戦術の駆け引きで魅せる映画って嫌いじゃないです。
交渉人が交渉人に交渉する
投稿日
2020/04/27
レビュアー
趣味は洋画
交渉人(1998年・アメリカ、カラー、163分)
最初の掴みからOKですね。
警察機構における「交渉人」の具体的な内容が実例で描かれ、いきなり引き込まれます。
何より、幼い女の子が無事保護されたのが良かったです。
勿論、これは冒頭の1シーンであり、話はこれから始まります。
ダニー・ローマン警部補(サミュエル・L・ジャクソン)はシカゴ市警の凄腕人質交渉人。彼は同僚のネイサン(ポール・ギルフォイル)から、警察の年金基金が内部犯行により盗まれているとの話を聞く。内務捜査局の人間が関わっているらしく、詳細を訊く為に、ローマンはネイサンとの待ち合わせ場所に行くが、既にネイサンは殺されていた。更に、その場で警官に囲まれたローマンは、犯人にでっち上げられる。同僚のSWAT隊長ベック(デヴィッド・モース)や、フロスト警視(ロン・リフキン)、ひいてはトラヴィス署長(ジョン・スペンサー)らに無実を訴えるが、誰も信じない。彼らの冷徹な態度に激高したローマンは、ニーバウム警視正(J.T.ウォルシュ)ら数人を人質にし、市警に立て籠もる...。
ここでもう一人、交渉人が登場します。
クリス・セイヴィアン(ケヴィン・スペイシー)というシカゴ西地区の交渉人なのですが、元々、ローマンは殺されたネイサンから、同じ署の者が内通していると聞いていました。ローマンは自身で真犯人を見つける為には、部外者のトップ交渉人であるクリスの力が必要と考えたのです。
クリスがどう行動するか見ものです。
という訳で、「交渉人が交渉人に交渉する」という妙な図式になるのですが、市警上層部のお偉方が皆一筋縄ではいかないくせ者ばかりで、‘交渉’はローマンの思惑どおりにはなかなか展開しません。
息詰まるような膠着状態や、急展開するアクションなど、ハラハラ・ドキドキ感の見せ場が続きます。
昔、VHSで観たときはさほど感じなかったのですが、この映画は娯楽作品として一級品だと思います。
初見で、最後に姿を現す真犯人は判っていましたが、それでも十分楽しめました。
データ量の関係なのでしょうか、今は「自分のマイページ」を開くことが出来ません(そういう方は多いと思います)。私のマイページの一言コメント欄には、確か ‘作品は共演者の名前から選ぶ傾向にあります’ と書いた記憶があります。
本作も勿論そのとおりで、J・T・ウォルシュがその ‘共演者’ でした。
ニーバウム警視正の役ですが、彼は、「組織の上層部に位置づけされる役柄」がよく似合い、見るからに高慢で、ウラでは何を考え、何を画策しているか判らない...そういた役柄が得意でした。
過去形なのは、本作公開と同年「カラー・オブ・ハート」の撮影終了後、心臓麻痺のため54歳の若さで亡くなっているからです。つまり、本作で見る彼の姿は、ほぼ最後に近いといっても過言ではありません。彼の出演作品は20本観ていますが、どの作品においても存在感のある脇役として、私の心に残っています。
やはり共演者の一人である、シオバン・ファロン・ホーガンは重要な役どころでした。
主人公ローマンの人質となるメンバーの一人で、上述のニーバウム警視正の秘書役です。
彼女の漏らした一言で、事件は大きく動いていきますので、注目です。
彼女は本来コメディ女優ですが、目立たないように、ちゃんと脇役として多くの作品に顔を出しています。(最近では2017年「ジーサンズ はじめての強盗」)
ケヴィン・スペイシー演ずる交渉人クリスは、映画好きとして設定されています。
「シェーン」のラストシーンにおいて、少年ジョーイが ‘シェーン!、カムバック!’ と呼びかけるのですが、クリス曰く、‘シェーンは振り向かなかった、実は死んでいたんだ’ と云うシーンがあります。
これ、実は本作ラストで、微妙に利いてきます。
凄腕のプロとプロとの真剣勝負
投稿日
2018/11/02
レビュアー
hinakksk
巧妙な罠にかけられ、同僚の殺害と横領の犯人という汚名を着せられそうになった、極めて優秀な交渉人ローマンが、真相を知っていると踏んだ関係者を人質に政府ビルの上層階に立て籠もり、自分の交渉相手にこれまた切れ者の交渉人クリス・セイビアンを指名して、いつ撃ち殺されるやもしれない緊迫感のなか、FBIまで巻き込んで、必死に真犯人を突き止めようとする。
武力で制圧しようとする動きの最中、互いに手の内を知り尽くした一流のプロ同士が、行き詰まるような真剣勝負の駆け引きを繰り広げ、見応えがある。罠にはめた者に対する怒りと自分の名誉は絶対に守るという決意とで熱くならざるを得ないローマンと、交渉人の仕事に徹し、冷ややかなまでに冷徹なセイビアンとの対比が効いている。セイビアン役のケビン・スペーシーの、落ち着いていてとても知的だがピリッと辛い何とも言えない渋さが魅力的。
160分と長いのに、かなりのミステリー通でもおそらく最後の最後まで本当の黒幕が分からないだろうプロットの組み立ては、見事の一言。一瞬で逆転する鮮やかなエンディングに、サスペンスドラマの醍醐味を感じられます。
交渉とはハッタリだー!!
投稿日
2004/09/07
レビュアー
hinahinahina
ちょっと長めの時間なんて気にならない位のめり込んでしまいました。
サミュエル・L・ジャクソン&ケビン・スペイシーの配役がイイですねー。
シリアス系の二人だもの面白くないハズがないです。
べしゃり暮らし
投稿日
2021/04/25
レビュアー
ビンス
交渉人という職業を
初めて知った作品です。
世間的な知名度も
この作品によって上がったのではないでしょうか。
交渉人
犯人と交渉して事態の解決を図る人
要は「べしゃりの達人」
べしゃりで飯食ってる人。
芸人とはまた違いますが
これもひとつのべしゃり暮らしです。
数多ある言葉から
使ってもいい言葉と
使ってはいけない言葉を選択し
押し引きとそのタイミングをうかがって
巧みにその状況と
その空間と
犯人の心理を操る職業。
そんな交渉人が
警察とイコールな汚職に巻き込まれ
犯人に仕立て上げられ
それを最大の武器である「べしゃり」で
突破しようとする物語。
無実の交渉人が選んだ相手は
もちろん交渉人であった。
主人公の交渉人はサミュエル・L・ジャクソン
べしゃりの達人であるこの役を
彼が演じるのは至極当然と思えるナイスキャスティング。
いつも思うのですが
サミュエルのべしゃりには
常に独自のリズムがあり
まくしたてるように言葉を積み重ねて
言葉と言葉の持つ意味のボルテージを上げていく様は
高揚感を与えてくれます。
有無を言わせぬパワーがあります。
屈服させる説得力があります。
そしてそのリズムが
とてもかっこいいんですよね。
あまり「動ける俳優」ではないサミュエルですが
そのべしゃりの能力が
そんな彼を大いに助けていると思います。
対する交渉人はケビン・スペイシー
冷静沈着
落ち着いて思慮深いイメージ
そんな彼にピッタリな役でした。
ストーリーは
よくある
よくありすぎる警察汚職もので
どの顔も犯人に見えるやんけ、的な中
これまた当たり前のように
意外な人が犯人という
意外性のかけらもない展開ですが
2時間を超える物語を
飽きることなく楽しませる力はあります。
それは久しぶりの再鑑賞でも変わりませんでした。
面白いです。
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- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
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