理想の彼氏

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幸せっぽい家庭が夫の浮気で崩壊して。
離婚してＮＹへ。
予想外な恋は予想外な相手。
年下の男の子。
でも好きが止まらない。
描く未来が不安定でも。
好きが止まらない。
好きが止まらなかったのに・・・
現実が知らしめる未来に戸惑い、我にかえる。
シンデレラの時間は過ぎてしまったのか・・・
あなたのことが好きでも。
子供達も慕っているのに。
なのに、なのに・・・・
もう一人の私があなたを私から遠ざける。
・・・・・・・・
そこからなんかイイ感じの音楽が流れ。
なんかイイ感じの成長をお互いがして。
なんかイイ感じに時が過ぎ。
なんかイイ感じに再び出逢い。
二人は手を繋ぎましたとさ。
・・・・ってなんとなく消化不良。
この展開に消化不良。

余裕が大事だね。
ゆとりが大事だね。

個人的この映画のハイライト。
浮気してサンディに捨てられた夫。
「オイ！おまえ！どの口がそんなセリフを吐かせるんだい？」
と言いたくなるようなセリフの数々。
どうしたらその発想になるんだい？
お前が浮気されて、それでもやっぱり妻の事が好きで・・・ならわかる。
それなら納得も同情もできるセリフの数々。
でも違うじゃん。
浮気したのお前じゃん。
腰振ってたのお前じゃん。
なのに。
どうしたら上から目線？
どうしたら「ヨリを戻してあげるよ」的態度になれるのだ？
どうしたら「オレといない後悔するぜ」オーラ出せるんだ？
頭おかしいんか。
涌いてるのか？
そうなのか？
そういうことなのか？
病院いけ。
しょうもない。

というようなシーンがボクのハイライトでした（笑）
失笑と呆れ過ぎて面白くなってしまった。
しょうもないことに一番心が動いてしまった。

ゼタは薄いメイクのほうがキレイですね。
ナチュラルっぽいほうがステキです。
髪は今ぐらいの長さで下ろしているのが一番ステキ。

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自宅で何気にパソコンをいじっていたら
夫の衝撃！映像を発見してしまい
想定外の離婚を余儀なくされたサンディ。
（どうしてまたそんなもの保存しとくかなっ！）
子供たちを連れて新天地で
人生のリスタートを切ることにします。
引越し先のアパートの１階にあるカフェで
アルバイトしていた就職浪人中の青年アラムと
護身術のクラスでバッタリ遭遇、
アラムの人柄に好感を抱いたサンディは
彼に早速子供たちのナニーをお願いすることにします。

しかしサンディの子供は２人とも汚い言葉連発でまぁ。。
でも母親であるサンディ自身が結構言葉使いが汚いのよね^^;
もぅサンディ、ダメじゃん！子供がマネしちゃうでしょ〜
でもデート中も子供のことが気になって電話するところなど
やっぱりいいお母さんなんだな〜って^^

しかし、いや〜、、護衛術セミナーでの爆発ぶりは凄かった！！
キャサリン姐さん新境地ですかね^^;
「奇術師フーディーニ」では腰回りが凄いことになっていたので
キャサリン姐さんの今後が心配だったのですが、
今回はオトナの魅力に溢れていて、流石です。

バツ一子持の高学歴アラフォー女と
２０代アルバイターの草食系男子の恋…
一昔前ならあり得ない組み合わせだけど
今なら全然アリですよね！
誰だって理想通りの人と出会えたら最高だけど
相性まで最高とは限らないわけだし、
理想だとか条件面に囚われ過ぎて
自分から出会いの選択肢を狭めるのも勿体ない。
恋愛に限らず仕事や人づきあいだって
考え方一つで世界が無限に広がるものだし…。
アラムが言う様に人生を豊かにするのは
肩書でもお金でもなく人との繋がり…、ですよね。
命ある限り、人生いくらでもやり直すことが出来る。
コレって人生に行き詰まっている全ての人に捧げる
一種の人間讃歌ですよね^^

アラム役のジャスティン・バーサって
元は裏方で活躍していた方と知って意外でした。
映画界でのキャリアのスタートは
製作助手を務めた『アナライズ・ミー』だとか。
今後要チェックな俳優さんです♪

大人限定のビタースウィートなラブコメでした^^

ラブコメ風恋愛ドラマ。キャサリンが撮影時で３８歳くらいだが４０歳の役。相手役のジャスティン・バーサは２９歳くらいで２４歳の役。１６歳の年齢差をどうするのかっていうスジ立てだったが、実際にはそんなに歳は離れてない。そのせいかあまり違和感のない雰囲気だった。子ども２人や、その他の脇役たちがコメディタッチの雰囲気をつくっていて話を盛り上げていた。尚、ジャスティンの父親役の老人がひどく老け込んだジイサンなのだが、どっかで見た顔だなと思っていてふとガーファンクルであることに気づいた。なんでこの映画に出演したのかわからないが、なんとなくこれが映画の格調を高くした感じもする。
これといった劇的な展開はないのだが、最後まであきなかったし、ラストは少しほっこりした。４６歳と３０歳で仕切り直しってことだったが、自分だったら１６歳年上の女房は考えられない。そこがちょっと引っかかったけど、ジャスティンの演技が、まあ、そういうのもアリなのか・・・と思わせる雰囲気をつくっていた。

評価７４点（１００点満点）
最近観た作品「あなたは私のムコになる」サンドラ・ブロックが４０歳の女性を演じていたが本作はキャサリン・ゼタ・ジョーンズ、専業主婦で２児の母サンディー、夫の浮気現場を見て激怒、そして即離婚したこれまた４０歳の役で登場するラブ・コメディー。
大学院卒の学歴はあるものの今まで専業主婦、おまけに悪ガキ二人を抱えて仕事と育児の両立には当然ストレスは溜まるばかり。前夫からの復縁話に怒り爆発、いやはやすさまじい、これ以上汚い言葉はないという武器で撃退してしまう。ひょんなことから出会った年下イケメン男、学歴があるのにコーヒーシヨップで働いている。ベビーシッターを頼めば快く引き受けてくれるし、子供達ともすぐ仲良しに、この１５歳年下のアラム君、いかにも草食系で「イクメンタイプ」、軽くデートするうちにサンディーちゃんアラム君を食べちゃった。しかしこの恋そううまくはいきませんなぁ。４０歳のシングルマザーは当然将来を考えてしまうのです。相手は１５歳年下、超過保護的な両親と同居し、たいした仕事もしていない。優しく誠実な男だけど「あなた未だ子供よ」と突き放してしまうのもいたしかたないところ。これで終わってはいけません。数年後二人はバッタリと再会（何故か彼の両親も一緒）サンディーは今や有名ニュースキャスターとして活躍、アラムは世界中を旅して器が大きくなった感じ、そして「僕は３０歳になった」と宣言。要するに対等に幸せを共有できる関係を構築するための成熟期間が大切ということなのですかな。

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キャサリンの美しさを見たくて借りてみました。最初は「？？」と思うぐらい地味な印象なのですが、ストーリーが進むにつれてどんどん美しさがアップします！

短い映画なので、気軽に見れます。ただ、あらすじを読むと「バツイチ女性が、優しくて素敵な年下男子と旨くいく理想的なラブストーリー」なのかと思いましたが、もう少し深い話にも読める感じで、観終わった後、結構「bitter sweet」な印象が残りました。

結婚生活がうまくいかなかった女性の「rebound（回復、立ち直り）」のストーリーとも言えますし、親の期待と自分のギャップに悩む青年の「rebound」とも言えます。主役２人の変化の演技が自然で良かったと思います。最後の、美しすぎるキャサリンも素敵ですが、世界を見てまわった年下男子の大人になった風貌もなかなかでした。脇の子供や友達、両親も結構個性的で、二人芝居を旨く盛り上げていたと思います。仕事がうまくいきすぎやろっ、という突っ込みはコメディ要素として流して見れば、結構しんみりと観れました。

ただ、邦題はもう少し工夫をしていただきたかったのが観終わったあとの感想です。安っぽすぎる。。