ダメージ　シーズン２

＜シーズン2全編みての感想＞
＊物語は、誰かを脅してるらしきエレンから始まる。
そして、半年前へ時間は戻り……。
冒頭のシーンにどうやって繋がっていくのか…、前シリーズ同様の展開。
やっぱ、このシリーズは１話みはじめると、途中で止められない（笑）。

でも、ハラハラドキドキもなければ、驚きもしないという変わったシリーズものだ。
なんてったって、前シリーズで、誰も彼もが（主人公すら）信じられない展開に慣れてしまっている……、なので、冷静に見てしまう…。
登場人物の誰がどんな行動とろうが、「ふ〜ん」みたいな……。
せめて、誰か一人でも好感の持てる（共感できる）キャラがいれば、その人物目線でハラハラしたりできただろうに……。

で、見終わって…。
正直、いまいちでした…。
いちおう、どんでんみたいな展開だったんだけど、「ふ〜ん」みたいな……。
出来れば、もっと女性２人（パティとエレン）の頭脳対決みたいなのを見たかったです。
シーズン１のラストで、これから２人の新たな戦いが始まるような感じで、盛り上がったのに……残念です…。

パティは【喰えない女だった】というのが総評でしょうか^^;
この女に本当の意味での挫折ってあるのか？
どんな状況でもそれなりに自分に有利に転がしていく様は、ある意味見ていてお見事！
そして、絶対にパティを裏切らない男トム。
彼も結局はパティの掌の上で踊らされているだけなのか、それなりにおいしいところをつまんで生きているのか。。。
なんとも不思議な師従関係です。
しかし回を重ねる事に、エレンが強くなっている。。。と、思っていたら、最終的にはパティとそっくりになっているという事実に彼女自身は気付いているのでしょうか。
パティのような女を相手に戦うという事の恐ろしさを感じます。
多分、パティに恨みを持ったとしても、その場を離れる事こそが正しい道だったのかもしれません。
パティも言っているとおり、(パティとそっくりになった)エレンは結局はパティの元に戻ってくる事になる気がしてならない。
やっぱり、パティと関わっちゃいけないんだろうなぁ。。。

今シーズンは、どうやってエレンが（ＦＢＩの力を借りて）パティーを追い詰めるかが焦点だと思っていた。
しかし、どうやらＦＢＩですら信用できなくなってきた。
これはどうなるのか。
どこに向かうのか？
唯一信頼できるピート叔父さんもいなくなり、夫フィルも怪しい行動をとりだし、パティにとっては孤立無援状態。
最後のパティの涙はどこに根付いているのか。。。

↑これが気になるシーンがチラホラ。。。
いやいや、素直に６ヶ月前・５ヶ月前・４ヶ月前。。。の時は良かったんだけど、たまに２週間前とか入り出してこんがらがってきたのです^^;
それでも大分、謎は解け出してきました。
ピートが思った以上にパティにとって重要人物だったのには驚いたけど、フロビシャーは思った通り　笑
彼って、バブリーな頃に勢いに乗って成金になっちゃった商店のオヤジみたい^^;
根が楽天家過ぎです。だって、殺人を依頼しているわけだし、バレたら大事！
なのに、【自分は生まれ変わった】なんてケロッとしてるし。。。
そりゃ、実行犯は心穏やかじゃないわな。。。

損得勘定抜きでダニエルの弁護を引き受けたパティ。
ほら、言わんこっちゃない。だ〜ま〜さ〜れ〜た〜。
法廷を去るパティの顔が怖かったです(T_T)
完全にロックオン！！
パティだけは、絶対に敵に回したくない。
彼女に狙われたら逃げられない。
ある意味、命知らずなダニエル。ＵＮＲを敵に回すよりも怖いと思う(-_-;)
ま、命を取られないだけマシか？