レイチェルの結婚

わかるけど。
わかるけど・・・・
家族って、開けっぴろげのようでいて秘められていて。
それに安堵したり。
それに憤りを感じたり。
外側を温めてほしかったり。
内側の芯から温めてほしかったり。
喜びや幸せが増幅して。
だけど悲しみや怒りも同等に増幅して。
誰よりも頼りたくて。
誰よりも疎ましくて。
誰よりも支えたくて。
誰よりも愛されたくて。
一番めんどくさい。
わかるから。
わかってるフリもわかるから。
息苦しくて。
だけど求めずにはいられない。
そこは凄くシンプル。
だって好きだから。
でも自分もかわいいんだよ。
好きで嫌いでたまらないんだよ。

気を使う優しさは誰に向けての「優しさ」だろう。
その優しさが「自分」に向いているってことはない？
「あなたを気遣う私」に向けられているってことはない？

「現在（いま）」を見てほしいなら、あなたも「現在（いま）」を見ないと。

全く内容を知らずに観るとジャケットのイメージやアンちゃんのイメージとはかけ離れた物語に驚きます。
アンちゃん目当てだったからビックリ。
しかも「レイチェルの結婚」ってくらいだからアンちゃんがレイチェルだと思ってたし。
アンちゃんの名前は・・・・
トラブルの権化。
クイーン・オブ・トラブルのネーム。
「キム」
どうして「キム」は問題だらけ？
アメリカ人にしかわからないギャグかジョークかなんかあるのか？
「キム」と名乗るものトラブルを撒き散らす。

アンちゃんはただかわいいだけではない。
それが良くわかる映画。

どんよりと曇り空。

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これほどにつまらない映画を久しぶりに観た感じです。
アン・ハサウェイ演じるキムは、姉と違って昔から問題ばかり起こしている子。そしてある時、自分が運転していた途中に運転を誤って隣にいたまだ小さかった弟が亡くなった。
ずっと自分を許せなく、素直になれなくて、周りからも好かれていないと感じる・・・そんなキムと姉のレイチェルや家族との壁を描いている。

姉の結婚を機に親戚が集まる。
キムもドラッグ更正施設から　ちょうど帰ってきた。
父親が唯一キムをわかってくれる、気にしてくれる感じで、姉が弟の死を口にした時、『あれはアクシデントだったんだ』とキムを責めたりは決してしない場面には　心にくるものがあった。

ストーリー的にも単純で、また結婚式前夜パーティでもお祝いのシーンが長すぎる、何人もスピーチして笑う・・・みんなハッピー、幸せムードを描いてるだけで、とても退屈。。
映像もホームビデオみないな感じも盛り込まれてて、それも友達のビデオを見てるようで退屈でした・・・

この作品が優れていると思うのは、変に脚色して、オブラートに包んだり、それでもやっぱり家族ってすばらしいと強引にまとめたり、なんらかの答えを出さずに終わっているところです。原題のアメリカ人（だけじゃなくて他の国でもだけど）の家庭、家族関係、人間関係、社会での他人とのつながりに、息巻く問題や矛盾をそのまま描き出していると思うheavyだけど、真摯な作品だと感じました。

人の弱さ、憎しみ、その中でさえ感じる愛もあり、完全じゃなくても弱いままでもこうやってぶつかりあいながら人は社会の中で生きているんだ、だから愛おしいとも思えました。

アンハサウェイ上手かったです。アカデミーノミネート、なるほど〜です。

お父さんも、お姉さん（レイチェル）もそして、お母さん（デボラ・ウィンガー！）もそれぞれに苦しんでいて不完全だけど、愛おしく感じられました。

どこにでもある、家族のふつうの情景を描きつつ、人間の本質を深くえぐって見せつけてる。・・・見ごたえあるいい作品。

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　こういう「家族」を描いた作品を観賞するときは、やっぱりどうしても自分の家族と照らし合わせてしまいます。
　だからこそ色々と感じることがあるけど、そのすべてをここに吐露する勇気を私は持ち合わせていません。
　一つ言えるとすれば、私は「キム以外の家族」目線でこの映画を観賞しました。

　すべてが彼女のせいというわけではないけど、キムはこのバックマン家にとって、できるだけ遠ざけておきたい存在、隠しておきたい傷のような存在です。
　彼女がただそこに登場しただけで、それまでの和やかな空気は一変し、緊張が流れ、誰もがとても居心地の悪い気分になるのです。
　受け容れるのか、突き放すのか。
　この家族に限らず、やはり多くの場合は受け容れざるを得ません。「家族だから」という絶対的な事実を前にして、「突き放す」という選択肢は無いに等しいのです。
　だから皆が「なるべく近寄らないでくれ」と、できれば自分から遠ざかってくれることを心に願うのです。

　そういう意味で、本作のラストは少し優しすぎる気もしました。
　この後、本当にそれが上手く行くかどうかはわかりませんが（個人的な見解をいえば、どうせまた失敗するだろうと思いますが）、少なくとも、家族の誰もが願っていた通りになってくれたわけですから。

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私にはアカデミー作品級に合わない作品でしたぁー

ストーリー　過去の償いきれない過ちを姉の結婚式を通して改めて思い知る家族の本音・絆系？ドラマ

アン・ハサウェイがヒロイン？と言う事で何かある筈と期待しての観賞でした
１回目はちょうっとしてから爆睡モードに２回目は眠気を何とか我慢しての観賞
兎に角長く感じた時間を経てこれでエンディンングぅー見たいな終わり方
何なんでしょう例え家族であっても本音で言えば許されない事をしでかした者は
一生罪を背負って生きなさいと言う事なんでしょうかねぇー
それにしても本心を掴むまでに是だけの時間とシュチエーション（結婚式）が必用とは
と言うよりあんなに良さそうな家族なのに
過去ヒロインがドラッグやその他諸々の堕落した世界に身を落とさなければ行けなかったのか
等の過去が全く見えて来ず感情の移入が仕様が無い
そしてヒロインの態度事態が同情の価値無しです
そして姉の結婚式を通して？家族の本音を垣間見ることが出来家族と決別？する決意が出来たであろうヒロイン
果たして前向きに生きて行くことが出来るのでしょうかねぇー

テンポはかなり悪く感じましたぁー

ほんとタバコの似合わないアン・ハサウェイに何の魅力も感じずです
借りなくていい作品