ポルターガイスト

　観てから長期間経過。わりとおもしろかった印象

観るのは２度目です。
このシリーズの出演者やスタッフが何人も亡くなっていることを聞いて
観たら呪われるかも
と、ホラー好きのくせに本気で怯えて、ずっと観るのを避けていたんですが、
たくさんの人が観てるんだから、と勇気を出して観てみると
内容自体はそんなに怖くはなかった記憶があります。

だけど、関係者の人たちはしばらく生きた心地がしなかっただろうなー
次は自分かと思っちゃって。

今観てみると、スピルバーグ氏制作だからなのか、
私はホラーというよりＳＦっぽく感じました。

妹が行方不明になった時のお兄ちゃんの演戯がいいです。
自分だってついさっきまで樹に飲み込まれかかってたのに
ケナゲすぎて泣けます。

関係ないけど『クレヨンしんちゃん』でしんちゃんが妹を助けるために
ビルの屋上からためらいもなく跳んだシーンで号泣したことを
思い出してしまいました。（この場面、映画館では子どもたちが大爆笑してました）

『オーメン』系か『エクソシスト』系かに分類するなら
『エクソシスト』系だなと思いました。

当時、深夜に消えているテレビを見れませんでした！

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アメリカ合衆国の国歌が流れていますが、あれはその日の番組が全て終了した時に流れる(日本の)”蛍の光”と一緒でしょうか？
そして、テレビ画面の砂嵐の向こうに何かが・・・いる？
それをじっと見つめる女の子の後姿、怖いです。
赤ちゃんや幼児が何もない空中を見つめて、笑ったりお話したりしていることがありますが、あれって大人には見えないものが、彼らには見えているのだって言いますよね。
時々、小さい子の視線の先が気になってゾッとします。
テレビに話しかけているキャロル・アンには、確かに何かが見えていて、声も聞こえている様子です。
予告編だけでビビッて、ずっと観ずにいたのですが、思ったほど怖くはありませんでした。
階段を行き来する光のようなものが、美しく神秘的に感じました。
クローゼットの中に吸い込まれてしまったキャロル・アンを助けるために、異世界との入口に勇敢に入って行った母親と、階段下に口を開けているこちらの世界への出口。
時折、向こうから顔を覗かせて、キャロル・アンの救出を阻もうとする悪霊の顔。
霊媒師が「こちらの心の弱みを見せないように」「言われたとおりにしなさい」と言ってるのに、少女の父も母も嘘はつけないなどと躊躇ってみたり、ロープのタイミングを外したり、ちょっとイラッ！とさせられます。
無事、キャロル・アンも母親も生還し一件落着かと思いきや、怪現象は収まる気配がなく、原因は新興住宅地一帯の土地にあったのでした。
ラストは尻切れとんぼ。
恐怖から逃れたのはフリーリング一家だけでいいのかなあ？と気になってしまいました。
この作品も怪奇映画のご他聞に洩れず、キャロル・アンや長女役の人が亡くなるという曰く付きなんだそうですね。

これは中学生のときに映画館で観たんです。
ホラーは苦手なのですが、他の映画との２本立てで
せっかくだから・・・と観たわけですが
怖くて怖くて、映画館を出てからしばらくの間放心状態だったのを
今でもよく覚えています。
でも、いったい何の映画と一緒に観たのか、
どうしても思い出せないんですけどね（笑）
後にも先にも、私が映画館で観た唯一のホラー映画です。

テレビでやっていたので大人になった私にはどれくらい怖いのか
確認したくて観てみました。
結論としては放心するほど怖くないけど、ちょっと怖い場面もある・・・
といったところですね。

ほとんど何も覚えていなかったのですが、
ジェロまみれになって助け出される二人の姿だけは
記憶に残っていました。

キャロル・アンを演じた子役の子が可愛くて
これならこの世のものでもあの世のものでも虜にしても
不思議はない感じですね。