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トウキョウソナタ / 小泉今日子

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「トウキョウソナタ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

鬼才・黒沢清監督が、香川照之や小泉今日子ほか共演で手掛けた家族ドラマ。リストラされた父、ドーナツを作っても食べてもらえない母、米軍に入隊する兄、こっそりピアノを習う弟。ちぐはぐな4人家族が、紆余曲折を経て一筋の光明を見出すまでを紡ぐ。

「トウキョウソナタ」 の作品情報

作品情報

製作年:

2008年

製作国:

日本/オランダ/香港

「トウキョウソナタ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

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16〜 20件 / 全64件

長男はイケメン ネタバレ

投稿日:2009/03/25 レビュアー:KEE

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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カンヌで受賞。やはり良作でした。
香川照之が、リストラされた父。
このひと、何をやってもうまいよね。
もう、凄すぎる。
父親の威厳を保ちたいんだよね。
この家族、食卓に全員そろっても、お父さんの「いただきます」がないと食べ始めない。


小泉今日子がお母さんです。
とっても自然体なんだけど、このお母さん、メグミは、「お母さん役」をきちんとこなしてて、凄く素敵です。
でも、家族がそれに響かないから不満。そしてその不満をだれにもぶつけないところがすごい。
私だったら、ヒステリックに文句いいそうだもんなあ。

ピアノを習いたいという二男。
彼が、父親に反対されたので、給食費をピアノのレッスン代にあてて、こっそりピアノ教室に通うんだよね。
それが、メグミが担任に呼び出されて発覚するんだけど、「いいじゃない、ピアノ。やりなさいよ」という。
給食費をネコババ(?)したことはキチンと叱るんだけどね。
こんなお母さん、いいなあ。

長男を小柳友が演じてますが、イケメンくんです。
米軍に入隊します。
そこでも母、メグミはBack UP。、

こんなに頑張っているのに、家族はどうもバラバラ。

途中までは、かなり笑えるんだけど、途中からやっぱり暗くなってくる。
役所広司 が出てきてちょっとしてからかな。



ここからは重いけど、最後は救われる。

二男のピアノが心に響きます。



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頭で考えたような現実の苦しみを抽象的に描いた映画

投稿日:2020/09/05 レビュアー:hinakksk

 (辛口です。)

 キャストに不満はありません。みなさん好演されていると思います。でも、内容が私にはまったくダメ。

 会社でリストラされる場面からごく自然に始まって、4人家族の不協和音気味の日常が描かれる。けれど、そこから、どんどん作りものっぽくなっていく。気づかないうちに、現実が壊れていき、ありふれた日常が次第に支離滅裂な悪夢かファンタジーへと変貌してしまう。悪く言えば、責任放棄だ。結局、悪夢にすぎないのなら、絵空事でしかない。真面目に生きることを、生活の苦しみを、ファンタジーに仮託してしまったら、何も残らない気がする。

 最初から意図したことなのかもしれないけれど、細部の事実(例えば、車で行った距離を歩いて帰るとか、プロの掃除が手袋なしとか、交通事故なのに重傷ではないとか、家にピアノがなくピアノを弾かずして天才とか、等々)が、疎かになっていることも、とても気になる。

 そして、何と言う嘘っぽい偽善的な終り方。この終り方が希望なのだろうか。安易に音楽をカンフル剤のように使わないでほしい。いっそのこと、「月の光」から始まって、家族が崩壊して終る方が、ずっとリアルなような気がする。

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曖昧なる瞬間の積み重ね☆☆☆☆ ネタバレ

投稿日:2009/06/26 レビュアー:カメラ湯ミカミラ

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何をもって生きてるという現実感を得るものか。
何をもって愛を感じたり、怒ったり、泣いたり、哀しんだり、喜んだりするのだろう。

夫婦や家族の中での個人。社会の中での個人。
ただ役割を演じているだけであろうか。
そして、その役割を演じられなくなったら、終わりなのだろうか。
自由の中の不自由さ。

少しずつ押し殺し押し殺されながら生きているだけであろうか。
ゆっくりと沈んでいく船に乗っているのだろうか。

「今までの人生が夢だったらいいのに・・・」
・・・なんて淋しいことを私は言いたくないな。

たとえ沈む船に乗っていたとしても・・・。
自分で瞬間瞬間を選んできたはずだから。
どんな駄作な人生でも。

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ルーフを開けてオープンカーに乗ろう

投稿日:2009/04/25 レビュアー:ひろぼう

車の変速機の歯車が少しだけ欠けていると、走る分には支障がないが変速する時に少しぎくしゃくするなと感じるようになり、見た目は普通なのになんか変だなぁと思い始めます。それに気付かず運転しているとどんどん欠けが大きくなって、変速のたびにギィギィ異音が出だして走行はぎくしゃくして、挙句は歯車が壊れて動かなくなってしまいます。
その車は一家を運ぶファミリーカーで、家族が余裕で乗れてゲストの空席もたっぷりの荷室もあり、買い物や行楽地へのドライブにゆとりという望みを伴って連れて行ってくれます。
しかし現実は、広い荷室は荷物で満載されることなく持て余しゲスト席はいつも折り畳んだままで、肝心の家族は所用で同乗することもなく、搭乗者は、快適な座り心地と展望の良さを誇る運転席でふんぞり返っている父親のみだったりします。同乗するのは、空っぽの荷室で居心地悪そうにしている望みだけなのです。

オープンカーは屋根を開けることができ、そのことで普通の日常から少しだけ抜け出すことができる爽快感を与えてくれます。屋根を折り畳んで格納する装置のせいで荷室は限られ、へたをすると家族全員が乗れなかったりするのですが、窮屈で息苦しい現実を一時でも忘れさせてくれる幸せには堪えがたい魅力を感じます。
風を浴び自然との一体感を満喫できるオープンカーは、硬く頑丈な屋根という守りがないために、時に肌を刺す冷気になぶられ髪をかき乱されたりするのですが、厳しい自然という現実にさらされることにより、生きていることを実感できるように思います。同乗者達は、保護する壁がない心細さや解放感から、助け合い求め合う親密感を覚え、隠すことなく心情をあらわにするのではと思います。

大人の無理解、無関心によって傷付き反発する子供達。
先が見えないあせりや何も無いことをごまかす虚勢が、家族を一つの方向に導く力を父親から奪う。
なんとか一つにまとめようとする母親の、今にも切れそうに張りつめた糸の行方には誰も気づかない。
そして事件が起きる。それはパンパンに膨らんだ風船が破裂するように起こるべくして起こった事件で、その轟音が各々の気付きとなって、家族はまた元の場所に帰ることになる。
その場所には、ギィギィという異音はもう聞こえることはなく、ピアノソナタの華麗なしらべのみが響いてくる。

いやー、ストレートすぎて面食らっちゃいました。
黒沢節の効き目は、確かに薄まったのですがその分コクが深い。
一口では分からない味の良さが、後から後から滲み出してくる作品でした。

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かすかな希望

投稿日:2009/03/25 レビュアー:さむこ

私は生理的に香川照之が嫌いだ。
「ゆれる」の時もそうだったけど苦手。
というか、彼がそういう人物を作り上げるのが上手だということなんだろう。
インタビューとかの彼は特に嫌いではないし。

子役の男の子が昔の柳楽くんに似てる。
あの言い方、表情、ぶっきらぼうさ。

キョンキョンはなんであんな素敵な女の人で、おばさんの対極にいるような人なのに、映画では平凡なつまらない主婦をうまく演じられるのだろう。
アイドルだった人が年をとるということは普通より葛藤があると思うけど、だからこそ色々人より感じられることもあるんだろうな。
それをこうやって演技で出せるのはすごいことだな。

役所浩司の役は、ちょっと突拍子もなくてこの映画では浮いている気がした。
もうちょっと日常の出来事で進めば違和感はなかったのに。
昔の彼氏とか、ちょっと知り合ったパートの上司とか。

今の東京ってここまで?と思ったけど、自分だって旦那がリストラされたらすぐにこういう状況なのかもしれないな。
見て見ぬ振りをしている現実なのかも。

しかし、井川遥ほどストールが似合う人もいないと思う。

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16〜 20件 / 全64件

トウキョウソナタ

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長男はイケメン

投稿日

2009/03/25

レビュアー

KEE

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カンヌで受賞。やはり良作でした。
香川照之が、リストラされた父。
このひと、何をやってもうまいよね。
もう、凄すぎる。
父親の威厳を保ちたいんだよね。
この家族、食卓に全員そろっても、お父さんの「いただきます」がないと食べ始めない。


小泉今日子がお母さんです。
とっても自然体なんだけど、このお母さん、メグミは、「お母さん役」をきちんとこなしてて、凄く素敵です。
でも、家族がそれに響かないから不満。そしてその不満をだれにもぶつけないところがすごい。
私だったら、ヒステリックに文句いいそうだもんなあ。

ピアノを習いたいという二男。
彼が、父親に反対されたので、給食費をピアノのレッスン代にあてて、こっそりピアノ教室に通うんだよね。
それが、メグミが担任に呼び出されて発覚するんだけど、「いいじゃない、ピアノ。やりなさいよ」という。
給食費をネコババ(?)したことはキチンと叱るんだけどね。
こんなお母さん、いいなあ。

長男を小柳友が演じてますが、イケメンくんです。
米軍に入隊します。
そこでも母、メグミはBack UP。、

こんなに頑張っているのに、家族はどうもバラバラ。

途中までは、かなり笑えるんだけど、途中からやっぱり暗くなってくる。
役所広司 が出てきてちょっとしてからかな。



ここからは重いけど、最後は救われる。

二男のピアノが心に響きます。



頭で考えたような現実の苦しみを抽象的に描いた映画

投稿日

2020/09/05

レビュアー

hinakksk

 (辛口です。)

 キャストに不満はありません。みなさん好演されていると思います。でも、内容が私にはまったくダメ。

 会社でリストラされる場面からごく自然に始まって、4人家族の不協和音気味の日常が描かれる。けれど、そこから、どんどん作りものっぽくなっていく。気づかないうちに、現実が壊れていき、ありふれた日常が次第に支離滅裂な悪夢かファンタジーへと変貌してしまう。悪く言えば、責任放棄だ。結局、悪夢にすぎないのなら、絵空事でしかない。真面目に生きることを、生活の苦しみを、ファンタジーに仮託してしまったら、何も残らない気がする。

 最初から意図したことなのかもしれないけれど、細部の事実(例えば、車で行った距離を歩いて帰るとか、プロの掃除が手袋なしとか、交通事故なのに重傷ではないとか、家にピアノがなくピアノを弾かずして天才とか、等々)が、疎かになっていることも、とても気になる。

 そして、何と言う嘘っぽい偽善的な終り方。この終り方が希望なのだろうか。安易に音楽をカンフル剤のように使わないでほしい。いっそのこと、「月の光」から始まって、家族が崩壊して終る方が、ずっとリアルなような気がする。

曖昧なる瞬間の積み重ね☆☆☆☆

投稿日

2009/06/26

レビュアー

カメラ湯ミカミラ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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何をもって生きてるという現実感を得るものか。
何をもって愛を感じたり、怒ったり、泣いたり、哀しんだり、喜んだりするのだろう。

夫婦や家族の中での個人。社会の中での個人。
ただ役割を演じているだけであろうか。
そして、その役割を演じられなくなったら、終わりなのだろうか。
自由の中の不自由さ。

少しずつ押し殺し押し殺されながら生きているだけであろうか。
ゆっくりと沈んでいく船に乗っているのだろうか。

「今までの人生が夢だったらいいのに・・・」
・・・なんて淋しいことを私は言いたくないな。

たとえ沈む船に乗っていたとしても・・・。
自分で瞬間瞬間を選んできたはずだから。
どんな駄作な人生でも。

ルーフを開けてオープンカーに乗ろう

投稿日

2009/04/25

レビュアー

ひろぼう

車の変速機の歯車が少しだけ欠けていると、走る分には支障がないが変速する時に少しぎくしゃくするなと感じるようになり、見た目は普通なのになんか変だなぁと思い始めます。それに気付かず運転しているとどんどん欠けが大きくなって、変速のたびにギィギィ異音が出だして走行はぎくしゃくして、挙句は歯車が壊れて動かなくなってしまいます。
その車は一家を運ぶファミリーカーで、家族が余裕で乗れてゲストの空席もたっぷりの荷室もあり、買い物や行楽地へのドライブにゆとりという望みを伴って連れて行ってくれます。
しかし現実は、広い荷室は荷物で満載されることなく持て余しゲスト席はいつも折り畳んだままで、肝心の家族は所用で同乗することもなく、搭乗者は、快適な座り心地と展望の良さを誇る運転席でふんぞり返っている父親のみだったりします。同乗するのは、空っぽの荷室で居心地悪そうにしている望みだけなのです。

オープンカーは屋根を開けることができ、そのことで普通の日常から少しだけ抜け出すことができる爽快感を与えてくれます。屋根を折り畳んで格納する装置のせいで荷室は限られ、へたをすると家族全員が乗れなかったりするのですが、窮屈で息苦しい現実を一時でも忘れさせてくれる幸せには堪えがたい魅力を感じます。
風を浴び自然との一体感を満喫できるオープンカーは、硬く頑丈な屋根という守りがないために、時に肌を刺す冷気になぶられ髪をかき乱されたりするのですが、厳しい自然という現実にさらされることにより、生きていることを実感できるように思います。同乗者達は、保護する壁がない心細さや解放感から、助け合い求め合う親密感を覚え、隠すことなく心情をあらわにするのではと思います。

大人の無理解、無関心によって傷付き反発する子供達。
先が見えないあせりや何も無いことをごまかす虚勢が、家族を一つの方向に導く力を父親から奪う。
なんとか一つにまとめようとする母親の、今にも切れそうに張りつめた糸の行方には誰も気づかない。
そして事件が起きる。それはパンパンに膨らんだ風船が破裂するように起こるべくして起こった事件で、その轟音が各々の気付きとなって、家族はまた元の場所に帰ることになる。
その場所には、ギィギィという異音はもう聞こえることはなく、ピアノソナタの華麗なしらべのみが響いてくる。

いやー、ストレートすぎて面食らっちゃいました。
黒沢節の効き目は、確かに薄まったのですがその分コクが深い。
一口では分からない味の良さが、後から後から滲み出してくる作品でした。

かすかな希望

投稿日

2009/03/25

レビュアー

さむこ

私は生理的に香川照之が嫌いだ。
「ゆれる」の時もそうだったけど苦手。
というか、彼がそういう人物を作り上げるのが上手だということなんだろう。
インタビューとかの彼は特に嫌いではないし。

子役の男の子が昔の柳楽くんに似てる。
あの言い方、表情、ぶっきらぼうさ。

キョンキョンはなんであんな素敵な女の人で、おばさんの対極にいるような人なのに、映画では平凡なつまらない主婦をうまく演じられるのだろう。
アイドルだった人が年をとるということは普通より葛藤があると思うけど、だからこそ色々人より感じられることもあるんだろうな。
それをこうやって演技で出せるのはすごいことだな。

役所浩司の役は、ちょっと突拍子もなくてこの映画では浮いている気がした。
もうちょっと日常の出来事で進めば違和感はなかったのに。
昔の彼氏とか、ちょっと知り合ったパートの上司とか。

今の東京ってここまで?と思ったけど、自分だって旦那がリストラされたらすぐにこういう状況なのかもしれないな。
見て見ぬ振りをしている現実なのかも。

しかし、井川遥ほどストールが似合う人もいないと思う。

16〜 20件 / 全64件