テネイシャスＤ　運命のピックをさがせ！

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ジャック・ブラック好きだし、彼の下品な笑いとかも全然大丈夫なので、
期待してたのですが、いまいちのめり込めず・・・

主人公JBの子供時代から物語はスタートします。
そこで登場した子役が、ジャック・ブラックに激似っ！！！！！！！！
あのメタボ体系も、しかめっ面も、それに反して意外に澄んだ目もｗ
あんなに似た子探し出せるってすごいわぁ〜って感じです。

成長したJBがLAにやってきて、バンドを組み、相方KGとともに
伝説のロックミュージシャンたちが愛用した“悪魔のピック”を盗む出そうって展開。
ほぼ、JBとKGの掛け合いみたいな流れなので、全然ハジけてないんですよねぇ〜
あたしには、ここテンポがグダグダに感じちゃいました。
でもベン・スティラーが登場して、笑いもちょっと広がったことで、やっと面白くなって
きたかなって思っていたら、また二人のどーでもいい感じの掛け合いで・・・
さすがに、ティム・ロビンスがあんな出で立ちで登場したときには、笑っちゃいましたけど、
まぁ尻すぼみ的につまらなくなっていきました、とさ。

で、何が問題だったかって、大事ことを忘れておりました・・・
あたしロック嫌いだったｗｗｗ彼らの音楽とか、全然わっかんねぇ〜
二人って実際にバンド組んでるってことですが、人気なんですよね！？わっかんねぇ〜
ロック嫌いでもジャックの『スクール・オブ・ロック』は楽しめたんだけどなぁ〜。。。

あと、メタボ二人のコンビってちょっとメリハリがないなぁ〜なんて思ってしまったのです。
ピザ屋の店員とジャックだったら、しっくりきたのになぁ〜とか。
とどのつまり、KGがまったく面白くないってことに至りました。
笑いって、ジャック一人でも繰り広げることはできると思いますけど、
それって、けっこう独りよがりに見えたりして、笑いの範囲も狭いし、
だから登場人物たちが絡んで笑わせるわけで、その点で今作はダメダメですね。
だって、魅力的なキャラが一人も出てきてない！
所詮、実在のバンド“テネイシャスD”好きの人のために作った映画ってことですよね。

今作、アダム・サンドラーの『エージャント・ゾーハン』と一緒に観たのですが、
あちらの方があたし好みでした。お下劣度もスゴイしｗｗｗ

最高じゃないっすか！　あまりよくない評判もあるけど、私としてはツボ入りまくり。

メタルに限らずハード・ロックもヒップホップも、歌詞は猛烈に下らないものが多い、という事実を踏まえれば、ここで披露される楽曲の歌詞のくだらなさ、下品さは当たり前。

そうした下らない部分も含めて、ジャック・ブラックたちは、この手の音楽が好きなんだろうなあと、ヒシヒシと伝わってきます。
こういう曲あるよな〜というのの連発で、笑った笑った。

別にメタル・ファンではないが、曲自体、よく出来てますよ。

ストーリー的にどうこういうものでもないので、とにかく、主人公２人の無駄な肉付きと、それゆえの無駄な動き、これみよがしな表情に感服いたしました。

ベン・スティラーの楽器屋店員も、こんなやついるよな〜という迫真感だったし、やはり、こんな壊れたロックじじいいるよな〜と思わせるティム・ロビンスも最高でございました！

感動なんかクソ食らえ！！　この下らなさはホンモノだ！

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両親からロックを禁じられた少年ＪＢは家を飛び出し、長い放浪の末に運命のパートナーＫＧとめぐり合い、ロックバンド「テネイシャスＤ」を結成。ある日、成功したロックミュージシャンはみな同じギターピックを使っているという事実に気づいた二人は、幻のピックを探す旅に出る。

ジャック・ブラックの自伝ともいえる映画です。よふかしさんご指摘のとおりはじめの方はそれなりにおもしろかったのですが、後半どんどん下品になっていって、ジャック・ブラックファンの私もさすがにひきました。この間見た「トロピック・サンダー」もジャックの部分はかなり下品でしたね。「スクール・オブ・ロック」の続編には期待してるのですが。

ティム・ロビンスの登場にはびっくり。
まあ、こんな映画を劇場公開してくれたことに感謝、ジャック・ブラックとカイル・ガスのイラストのはいった「運命のピック」のおみやげ付きだったのもちょっとだけ嬉しかったし。

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冒頭少年時代のつかみはＯＫ。大きくなったジャック・ブラック（好きです）が旅に出て、カイル・ガスと出会う海岸のシーンは、ブラックの歌のうまさが際立って、以後の展開を期待させた。ところがそれから笑えないシモネタ交じりのギャグばかりでこちらのテンションはぐんぐん下がり、笑いたい気持ちが宙ぶらりん。ラスト悪魔バトルでちょっと盛り返したけど、同趣向の対決ならウォルター・ヒル『クロスロード』のほうがよかったなあ。２５点。

ジャック・ブラックがバンドやっていて、そのバンドをネタにコメディ映画作ってしまおうということで出来たようです。す、すげぇ。それで映画一本作れるってなぁ。

で、中身の評価。やっぱりね、ジャック・ブラックっていうのは、この作品にあるようなハチャメチャな感じでケツ出してくれないとジャック・ブラックじゃないですね。彼のファンだけが観て楽しめる、そんな作品です。っていうか、それしか需要ないわな。

でも、結構、音楽はよくて好きです、私。