マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

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いわゆるファンタジーなので・・・。
子供向けの作品ののかな・・・・・。
って敬遠するより、ちょっとの時間でいいから見てみませんか？
ストーリーにそれほど変化というか、こみ入ったものが無いので物足りないとか、「ああすればこうなる」的な根拠なんか求めずに「大人にもある（残っている）素直な気持ち」だけで見て見ませんか？

本当に「信じる」って、「こんな感じ」なんです。
「夢が叶う」とは違います。この主人公も「夢」が叶うわけじゃないです。
「信じる」ことが出来ないとか、「信じる」ってことを忘れているとか？気づきました？(気づきますよ！)

キリストって存在していたんでしょうか？
僕達は地球が丸いことを知っているのでしょうか？
宗教も科学も、実はこの「信じる」ということから始まっていると思います。

「知っている。」「分かった。」という前に・・・。
「信じる」気持ちが、ここに「在る」ってことなんです。

大人が退屈なのは、「信じる」ことっ忘れているから。
子供には難しいとは、大人が思っているだけです。

大丈夫です。「信じる」ことです。

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モリーの指に魔法の力があったことをモリー自信が気づくことによって再び蘇る不思議なおもちゃ屋。自分を信じて自信を持つことが大事ってことをテーマにしているんだとは思いますが、生あるものはいつか死が訪れて、次の世代へと引き継がれていくってこともテーマの一つではなかったでしょうか。マゴリアムおじさんの物語が終わりモリーの物語の始まりという言い方でしたが、現実に死は必ず訪れるのです。残されたものは悲しみにくれますが、その悲しみを乗り越えてまた前に向かって歩き出していく姿もこの映画には描かれているように思います。そして、きっとモリーの後にはエリックが次の物語の主人公になるに違いありませんん。なぜなら、マゴリアムおじさんが靴コレクターだったように、彼は素晴らしい帽子コレクターだったからです。

などとわかったような事を書いてしまいましたが、ほんとは少し難しくて、何度か見て自分なりに納得したわけです。
それでも、いくつかわからないこともあって、モリーがマゴリアムおじさんからもらった木製の立方体は一体何だったんだろうとか、地下に住んで本を作っていたヘンリーにはどういう意味があったんだろうとか考えるとなおさらわかりません。

単純に不思議でカラフルできらきらのおもちゃ屋のシーンを楽しんだほうがいいかもしれません。

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〜とくらいした評しようが無いです。
映像は綺麗で良い役者は出ているのですが今一乗れない。
現実離れしている割に財産分与について平気で考えてみたり、遺産を継ぐ人間は不思議は行動を取ってみたり…。
なんともナマクラな感じ。
才能の無い金持ちがファンタジーを作るとこうなるのかなぁと言うのが個人的意見。
オープニングとエンディングに登場するロボットは「アトミックロボットマン」と言って日本製です。
ブリキ製でゼンマイ動力。
完品だとマニアの間で高値で取引される様です。
マゴリアムおじさんは流行に敏感らしく店の佇まいに比べて商品の品揃えは良く、アンティークなモノは皆無です。
カエルのカーミットが登場しますがジムヘンスンは既に故人なので声は別の人でしょう。
200年近く（年齢は243歳だった）「魔法の玩具店」を営んで来たMrマゴリアムが引退を決意した。
彼に匹敵する「センス」を持つモリー・マホーニが現れたからだ。
ピアニストの卵だった彼女はマゴリアムから「木のキューブ」と店の経営権を与えられるが…。
で、結局「キューブ」の存在って何？。
と言うのが、どうとでも取れていい加減極まりない。
店自体が意識を持っているなら購買を望むものに徹底抗戦をしても良いのに知らん顔。
意味深な設定はなんだったんだ？。
地下に住んでた恐持ての社史編纂人はどこに行ったの？
ファンタジーが最低限度解決せねがならない謎解きを「空飛ぶ木片」で誤魔化せるなんて思うなよ！。
ナタリーポートマンの「魔法使いサリー」並みの指揮者の演技もタドタドしい。
珍しくダスティホフマンも大滑り。
子供向けでも「死」に対する表現はキチンとせい！。
生き物の終わりが理解出来ないと「生」に対してイイカゲンナ大人を増やすぞ。
画は綺麗で子供の目には優しいかも知れないが大人の休日には全く不向きな凡作。
余暇の有る御家族でどうぞ。

ダスティン・ホフマン＆ナタリーポートマン。お名前だけで、なんか豪華だなーと。しかしこの邦題から受ける印象とのギャップはなんだ？と、漠然とした違和感と期待感を持ってお借りしました。で、結果的に、このお二人でしか考えられない！という感じでないことだけは先に言っておきましょう。

脚本のザック・ヘルムさん。彼は二つのストーリーが結びつくという筋書きがお好きなのでしょうか。ナタリーポートマン演じるハーマイオニーじゃなくて誰だっけ、カタカナって覚えにくいわ。ともかく、自分のピアノ協奏曲を書きたいのに書けないピアニスト、そしてその彼女が生活の一部としてきた愛すべきおもちゃ屋が存続の危機。さてどうなる、というストーリー。最後にはふたつが繋がって、協奏曲も完成した模様です。あくまで主観。

個人的には、主人公は僕だった、のほうが好きだな。シリアスと笑いのバランスが巧みだと思う。作りもシンプル。こちらは設定がいっぱい盛り込んであるんだけど収まりきってない気がして、なんとなくもったいない。むかーしピアノの先生に、自作曲への忠告として、食卓を例にして話をしてもらったのを思い出しました。ハンバーグ、ステーキ、エビフライって、重たいものを並べ過ぎよって。メインはひとつでいいの。何をしたいのかわからなくなるわって。この映画が何を言いたいのかわからなくなっているなんて愚かなことはありませんので、その点はだいじょぶなんですけどね。なんか思い出しちゃったなー。

おもちゃ屋オーナーの引退理由が「靴が最後だから僕も消える」というくだりはグッときました。シェイクスピア引用の死を語る場面も好きだな。あ、てことは、ザック・ヘルムさんって文学も好きなんだろな。と、作品と直接関係ないところに着地。

お子様向けではないと思います。ストーリーが入ってこないから。妙齢の女子向け。・・って、なんじゃこの狭いターゲット。

これは絵本で観たかったです。

おもちゃ屋さんのシーンは素敵。ただ“魔法”があまり感じられない。
ご主人が行ってしまったとたん、文字通り「火の消えたような」店内、
明度、彩度を落とした世界。もうちょっと違うサプライズが欲しかったかな。
このご主人やら店員やらが「だから魔法のおもちゃ屋」を繰り返すたび
何か残念な人とお話しているような気になってしまう。
言葉でなく　説得してくれる部分が欲しかったかなぁ。

そしておじさんへプレゼントする「素敵な出来事」
これが全く魅力的に見えないのです。
これまた「残念な人」度アップで残念な一枚でした。