奈緒子

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原作はきっと細かいところまで書かれているのでしょう。でも、映像では描ききれていない感じがして、話として何だか面白くなかったし、そんなに感動もしませんでした。

最初に奈緒子が子供のころ、海に落ちた場面で、あんなに岸に近い所であの高波は何なの？津波だったのか？そうでなければ不自然だし、津波という背景もなかったように思います。だから雄介の父親が死ぬのも何だか不自然のように思えた場面でした。

奈緒子と雄介はあの事件から時が止まってしまったということでしたが、それを動かしたいという雄介の親友の思いは叶ったのか？それもはっきりしなかったように思います。どの場面で二人の時が動き始めたのか？もっとわかりやすく描いて欲しかったです。

説明し切れていない、描ききれていない感じなので、作品全体としてもなんだかすっきりしない後味でした。工夫次第ではもっと良い作品になり得たので残念です。

俳優は皆好演していました。主人公二人の爽やかさが良かったし、鶴瓶も良かったです。でも、場面が九州なのに地元の誰もが九州の言葉をしゃべっていない感じでしたね。鶴瓶は話の中で高校の時からこの土地にいたはずなのに、もろに関西弁だったし。奈緒子がいつも同じスカートはいているのも気になってしまいました。着替え持ってこなかったのかなあ？こういうことが気になるのも、作品を観ていてのめりこめなかった結果かな？

見ました。
元陸上部中距離担当（駅伝も出ました）から言わせると、浅いなって。
短距離の練習ばかりしていたやつが駅伝ですぐ活躍できるのか？そもそも短距離選手と長距離選手の足の筋肉は別物のはず。って言うかそう言われ続けてきた。
補欠だった１年に１区任せるか？って言うかレギュラーも簡単に負けんな！！
名前忘れたけど３年の奴こけ過ぎ。アホか！！

すいません。自分の学校が弱かった為、愚痴っぽくなってもうた。

私もぜんそくを持っているので，引かれて借りてみました。
観てみると，もうすっかりぜんそくを克服しているではないですか！と思わず憤りました。
ちなみに，ぜんそくは，多くは気管支ぜんそくといい，気管支が発作により収縮して（？）呼吸が困難になる症状です。マスクを１０枚くらいつけて呼吸するのをイメージするといいかもしれません。
私も今はフルタイドという素晴らしい予防薬を使用しているためほとんど発作は起こっていませんが，幼少時はずいぶんと苦しみました。周囲に迷惑をかけたなと考えると胸が苦しくなって切なくなります。
余談でしたが，内容は，駅伝の話です。
マンガの原作があるということですが，おそらく，この原作をほぼ忠実に映像化した作品だと思います。場面場面で，原作ではもっと深い意味があったんだろうなと想像できるシーンや人物がたくさんありました。ですから，表面的に作られているだけなので，内容は非常に薄っぺらく感じました。伏線や心理描写がもっと多いはず。表面だけなぞるのではなく，もっと実写ならではのオリジナリティを表現してほしかったと思います。
これでは，「奈緒子」という題名の意味が不明です。断然ランナーである雄介が活躍していたから，「雄介」という題名でも良かったくらいです。「奈緒子」が象徴していることをもっと明確にメッセージ化してほしかった。
原作のファンで，なおかつ上野樹里さんや三浦馬春さんや鶴瓶さんのファンの人にはおすすめです。それ以外の人は，特にご覧にならなくてもよろしいかと思います。

サービスシーンや暴力シーンはありません。

私的評価：★★☆☆☆（２点）
（泣けたことと，上野樹里さんのチャーミングさに＋１点！）

まだ10代のあどけない春馬くんがみられます。演技はまだ可愛らしいですがあんなにたくさん走って、、、この頃から彼が役作りに努力していたことがよくわかります。
樹里ちゃん鶴瓶さんの演技もとても良かったです。
青春映画は見終わった後気持ちが良いです。有難うございました。

やはり上野樹理が良かったです。　
鶴瓶も良い味を出してました。
話はベタでしたが、人間の深いところを出せていたように思います。
「あの時から二人の時間が止まっている」というセリフあたりでしょうか。
人間は前に進むように出来ているのでしょう。