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“ダンチ”と呼ばれる東京郊外のニュータウン。そこに暮らす京橋家では、“家族の間で隠し事をつくらない”というのが一家のルール。だが内実は、それぞれ誰にも言えない秘密を抱えていた。娘のマナは学校をサボってショッピングセンターや見知らぬ男とラブホテルに行き、弟のコウも学校をサボりがち。また父の貴史は浮気に走り、妻の絵里子はベランダのガーデニングにいそしみながら、母との長年の因縁に悩んでいた。そんなある日、ひょんなことから貴史の愛人ミーナがコウの家庭教師として京橋家にやって来る…。
製作年: |
2005年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
114分 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PCBG70938 | 2006年05月26日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
7枚 | 0人 | 1人 |
収録時間:
114分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
PCBG70938
レンタル開始日:
2006年05月26日
在庫枚数
7枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
1人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
114分 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PCBG70938 | 2006年05月26日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
7枚 | 0人 | 1人 |
収録時間:
114分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
PCBG70938
レンタル開始日:
2006年05月26日
在庫枚数
7枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
1人
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僕らの小さな「家族」というサークルを解体すると、そこには嘘で塗り固められた、時にぎこちなく、時に歪に映る、「幸せ」の形がある。
思い込むと本質が見えなくなるという、小泉今日子の作り笑顔は、悲観主義者の観点から。
元ヒッピーのような板尾創路の持つラブ&ピースは、理性と本能、つまりマゾヒストとしての性と、家族形態の維持という平等な欲求、楽観主義者の観点から。
それらが家族団欒の場、食卓で暴かれる。悲惨。でも笑える。そして僕らの家族の在り方、人としての生き方までも浮き彫りにする。本音を言わない、言葉で表さない、日本人気質が現代にも確実に根付いていて、その根は深いことを物語っている。
もう一度はここではあるといっている。生まれ変わるのが前提である。自らを犠牲にすることなく、自らを愛すること、認めることから、他者との接し方も変わるというような方向への結末なのでしょうか。
個人的には結末に答えを求めないような作品を豊田監督には期待している。彼の男臭くて冷えたかっこよさ、ちょっと狂った面白さ、そういった良い感性をもっと大胆に出しちゃってもいいのかなと。
既に監督の出所場所は誰もが知ってしまった。でも、そんなことはどうでもいいんだ。観客に誠実である必要は無い。やり直して、くりかえせ。
原作も興味沸いたので読んでみます。
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
原作を読まずに映画で済ませようとしたのが間違いでしたでしょうか。
ましゅーさんが書かれているように僕も演出技法にはなはだ疑問を抱きました。
演出技法について語る知識はありませんが、見にくい、疲れる、集中力を削がれるカメラワークでした。
最後の血の雨は主人公の再生の象徴でしょうが、ホラー映画を思わせる演出は何人かの方が指摘のとおりで安っぽい。
全体的に監督の自己陶酔的な演出と感じられてしかたがありません。
お話はそこそこ面白いのですが、主人公が妄念を抱くようになったいきさつが納得がいきません。
愛し合う家族を求めることがどうして隠し事のないことと結びつくのかわかりません。
非常の人にあらざる僕たちは、家族の中でそれぞれの役割を演ずることが勤めです。当然嘘も含めて。
また、隠し事をしないというのとあえて触れないこと(触れてはいけない=タブー)があるというのは別の問題ですね。
家族の間でセックス、宗教、政治の話は止めましょうね、破滅しますよ。
それでもさっちゃんが主人公に「おめでとう」と言う場面はちよっぴりじーんときました。
大楠道代演じるさっちゃんのキャラが良いですね、ラブホテルではなんとも素敵で惚れてしまいそうです。
小泉今日子は良い役者さんになっているようですね。
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原作者 角田光代の小説が好きで
この原作が賞を取った時も
この映画化の話を聞いた時も
心底喜んだ。
もちろん。原作と映画は別物だってわかってるけど。
それにしても なんでこんな
B級ホラータッチになっちゃうんだろう。
登場人物がそれぞれの想いを腹に隠しながら
それでも、日々明るく振舞って雑草のように生きてく
そんな原作のいいところが
各々の闇の部分ばかりが強調され
デフォルメされて描かれている。
なによりも、
不安定さを出すための演出なのか
カメラをわざと振って画面を揺らしたり
崩れるような画像処理があったり
そんな小細工Vシネでやってください。
せっかくの長編映画なのに。もっと直球で来てほしかった。
今年のワースト3に入る作品と出会ってしまって
残念でした。
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小泉今日子はこういう役やらせたらピカイチになってきた。
板尾も俳優としてなかなか。
このレビューは気に入りましたか? 3人の会員が気に入ったと投稿しています
豊田利晃監督の作品に出てくる女性はいつも、
ふわふわしている。
幽霊のように実体がなく、神々しくすら感じられる。
対照的に男性はとても生臭く描く。それが良い。
しかし今回主役の女性(キョンキョン。)は、
実体がないようでありながらも気持ち悪いほど
しっかりとしたリアリティを持って描かれている。
わけがわからんようで、明白にわけがわかる。
豊田監督の実体のないような女性の捉え方に、
角田光代原作によって女性の生臭さがプラスされ、
叙事的なのに感情に溢れている。
『家族』の映画というか、家族という
『にんげんのかたまり』の映画だ。
好き嫌いはあると思う。
夜中に一人で見る女性向け。
古い壁紙の、木製ベッドのラブホテルに情緒を感じられる人向け。
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空中庭園
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ユーザーレビュー:82件
投稿日
2007/02/13
レビュアー
ハーフ&ハーフ僕らの小さな「家族」というサークルを解体すると、そこには嘘で塗り固められた、時にぎこちなく、時に歪に映る、「幸せ」の形がある。
思い込むと本質が見えなくなるという、小泉今日子の作り笑顔は、悲観主義者の観点から。
元ヒッピーのような板尾創路の持つラブ&ピースは、理性と本能、つまりマゾヒストとしての性と、家族形態の維持という平等な欲求、楽観主義者の観点から。
それらが家族団欒の場、食卓で暴かれる。悲惨。でも笑える。そして僕らの家族の在り方、人としての生き方までも浮き彫りにする。本音を言わない、言葉で表さない、日本人気質が現代にも確実に根付いていて、その根は深いことを物語っている。
もう一度はここではあるといっている。生まれ変わるのが前提である。自らを犠牲にすることなく、自らを愛すること、認めることから、他者との接し方も変わるというような方向への結末なのでしょうか。
個人的には結末に答えを求めないような作品を豊田監督には期待している。彼の男臭くて冷えたかっこよさ、ちょっと狂った面白さ、そういった良い感性をもっと大胆に出しちゃってもいいのかなと。
既に監督の出所場所は誰もが知ってしまった。でも、そんなことはどうでもいいんだ。観客に誠実である必要は無い。やり直して、くりかえせ。
原作も興味沸いたので読んでみます。
投稿日
2006/07/30
レビュアー
いつも眠たい馬※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
原作を読まずに映画で済ませようとしたのが間違いでしたでしょうか。
ましゅーさんが書かれているように僕も演出技法にはなはだ疑問を抱きました。
演出技法について語る知識はありませんが、見にくい、疲れる、集中力を削がれるカメラワークでした。
最後の血の雨は主人公の再生の象徴でしょうが、ホラー映画を思わせる演出は何人かの方が指摘のとおりで安っぽい。
全体的に監督の自己陶酔的な演出と感じられてしかたがありません。
お話はそこそこ面白いのですが、主人公が妄念を抱くようになったいきさつが納得がいきません。
愛し合う家族を求めることがどうして隠し事のないことと結びつくのかわかりません。
非常の人にあらざる僕たちは、家族の中でそれぞれの役割を演ずることが勤めです。当然嘘も含めて。
また、隠し事をしないというのとあえて触れないこと(触れてはいけない=タブー)があるというのは別の問題ですね。
家族の間でセックス、宗教、政治の話は止めましょうね、破滅しますよ。
それでもさっちゃんが主人公に「おめでとう」と言う場面はちよっぴりじーんときました。
大楠道代演じるさっちゃんのキャラが良いですね、ラブホテルではなんとも素敵で惚れてしまいそうです。
小泉今日子は良い役者さんになっているようですね。
投稿日
2006/06/18
レビュアー
ましゅー※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
原作者 角田光代の小説が好きで
この原作が賞を取った時も
この映画化の話を聞いた時も
心底喜んだ。
もちろん。原作と映画は別物だってわかってるけど。
それにしても なんでこんな
B級ホラータッチになっちゃうんだろう。
登場人物がそれぞれの想いを腹に隠しながら
それでも、日々明るく振舞って雑草のように生きてく
そんな原作のいいところが
各々の闇の部分ばかりが強調され
デフォルメされて描かれている。
なによりも、
不安定さを出すための演出なのか
カメラをわざと振って画面を揺らしたり
崩れるような画像処理があったり
そんな小細工Vシネでやってください。
せっかくの長編映画なのに。もっと直球で来てほしかった。
今年のワースト3に入る作品と出会ってしまって
残念でした。
投稿日
2007/01/05
レビュアー
マリネ・マリナ豊田利晃監督の作品に出てくる女性はいつも、
ふわふわしている。
幽霊のように実体がなく、神々しくすら感じられる。
対照的に男性はとても生臭く描く。それが良い。
しかし今回主役の女性(キョンキョン。)は、
実体がないようでありながらも気持ち悪いほど
しっかりとしたリアリティを持って描かれている。
わけがわからんようで、明白にわけがわかる。
豊田監督の実体のないような女性の捉え方に、
角田光代原作によって女性の生臭さがプラスされ、
叙事的なのに感情に溢れている。
『家族』の映画というか、家族という
『にんげんのかたまり』の映画だ。
好き嫌いはあると思う。
夜中に一人で見る女性向け。
古い壁紙の、木製ベッドのラブホテルに情緒を感じられる人向け。