美しい夜、残酷な朝＜オリジナル完全版＞

のホラー版というかスプラッタ版と言うべきか・・。ストーリーはどれも私好みで良かったです。ただ日本の作品は、やはり綺麗に仕上げよう、仕上げようと努力して空回りしてるって感じですね。他の国の作品のようにストレートな出来にして欲しいのが本音、これが日本作品の味と言われてしまえば、それまでだけど。韓国のも最初から凄いと思ったけど、最後の香港のはお手上げ。日常の生活から生まれる悪夢というか、淡々としてるだけに余計怖い。女性は観るのが酷かもね。

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１話、２話は残酷だが、何とか見ることができたが、
３話目はひどかった・・・・

胎児を切り刻むって・・
それも何ヶ月かで味が違うって・・・
気持ち悪いのと、人道的ではないのとでかなり目を覆いたくなったさ・・・

昔、どっかの産婦人科で死産や堕胎をした胎児を切り刻んで、生ゴミに出していたという事件があったが、胎児を切り刻むというのはあんな感じなんだろうか？？

どちらにせよ、人間のやることじゃないよ・・・

中国、韓国映画って胎児を平気で映像化するから恐ろしいね・・・

イ・ビョンホンに興味がなく、三池崇史はどちらかというと苦手だが、
大好きなフルーツチャンが1本とっているので、とりあえず押さえておこうと思った程度で見ました。
もともとオムニバス・ホラーは大好きなジャンルですが、大した期待も前知識もなく・・・。
ところが、これがわたしにとっては大当たり！
もともとそこにはこだわらないわたしですが、ともかく、映像が美しい。撮影レベルが上質です。
血なまぐさいですが、グロくない。
アンチ三池のわたしにとっては、はじめてこの作品でちょっと興味がわきました。
退屈だという感想も多いようで、それもわかるのですが、わたしは静の三池が結構愛おしかった。
フルーツチャンは、「メイドインホンコン」以来大ファンのわたしには、ある意味期待通りのものを見せてくれて大満足。
加えて撮影は、ポップなアジアを撮らせたら世界一のクリストファードイルですよ！

いろんな意味で期待を裏切られるので、興味のない人ほど意外とハマるかも、と思いレビューを書いて見ました。

２点

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韓国、香港、日本の若手？映画監督３人によるオムニバス。

＜韓国：cut　パク・チャヌク監督＞
家に帰ったら、妻（カン・ヘジョン）がピアノ線で、不自然、痛そう極まりない姿で縛られていて、犯人（イム・ウォニ）は「妻の指を切り落とす」と言う・・・というお話。
それをやめさせるために尻文字やったり何だりと、とにかくかっこ悪いビョンホンが見られてある意味貴重な気がした。犯行の動機がものすごく弱いしくだらなくて、そんなことで人は誰かにそんなにも強い憎しみを抱くことができるのか、と思った。ヘジョンは泣き過ぎてマスカラが落ちて汚い顔になってるし、しゃべれないように猿ぐつわかまされてるしで、誰だか全然きづかなかった。とにかく、全編通して「痛い痛い！」て感じ。ちなみに「イ・ビョンホンがノーギャラで出たらしい」という噂を聞いたことがあるのだが、本当だろうか？

＜日本：box　三池崇史監督＞
さすが、やっぱり映像はとても美しい。でもそれだけ。ストーリー的にも「あー、やっぱりね」て感じだし、何より長谷川京子が大根すぎてもったいない。

＜香港：dumplings　フルーツ・チャン監督＞
元女優で現在は資産家の妻（ミリアム・ヨン）。衰えていく美貌を回復し、夫を愛人から取り戻すために食べる秘密の餃子。その中身は・・・？というお話。
グロテスクでけっこう気持ち悪いし、直後には「ちょっと餃子は食べられません」て感じになるけど、とにかく演出がストレートだし、色彩が非常にきれいで、見ていて飽きなかった（飽きるほど長くないけど）。やっぱり「女性は若さと美しさを手に入れるためだったら・・・」ってけっこう取り上げやすい永遠のテーマなのかも。

この作品は、「ホラーであること」という以外あんまり縛りはなかったみたいだけど、だからこそそれぞれの監督の個性が出たというか。勝手に順番をつけるとしたら、dumplings→cut→boxの順でしょうか。