コニー＆カーラ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

今日分のレヴュー２本は計らずもタイトルが似ています。『夢』は共通するやもしれん。こちらは完全コメディだからまぁオカマいなく。

『コニー＆カーラ』

売れないショーガールズのコニーとカーラは幼馴染みでツーカーの仲良し。ひょんなとばっちりで殺し屋から逃れてロスで見つけた働き口はゲイクラブのナイトショー。歌とダンスは上手いもんだから拍手喝采、大人気。
ゲイは身を助けたわけね。にしても誰ひとりして疑われないのは嬉しいんだか哀しいんだかわからんよ。せめてノーマルな男くらいは気づいてあげてよ。と思いつつ、彼女たちのパフォーマンスは楽しめました。特にトニコレットは厚化粧が映えますな。ヅラがでかくてヘドウィグのような。あれ？どっちが男前な女性だっけか？そういやコニカラの二人、途中からドラッグクイーンの中で見失っちゃうくらい溶け込んでたっけ。といっても『トランスアメリカ』のハフマンやら『トッツィー』のホフマンには敵わんか。
ラスト結局“逆カミングアウト”するんだけどその潔さは好きかな。口じゃ信じてくれないとこがまた『どんだけ私らゲイ達者だったのよ？』ってコケそうになったり。バンドの人らだけ賭けてたのね？と驚いたり。
ミイラとりがミイラになった感じのギャングとすったもんだあった挙げ句にフィナーレは私達バンザイ！
そんなこんなで本作は…
私はね、一度観たら十分な映画でした。あっそうですね。↓↓おやつと共に。

ストーリーは『天使にラブ・ソングを・・・』にそっくり。
でもなぜ二番煎じじゃないかというと、やっぱり
シカゴから来たダサい女がＬＡでドラッグクイーンに身を窶す。
という設定。
この時点である程度の面白さは保証されているのだ。

トニもニアも、なんかオカマちゃんのヘアメイクの時の
ほうがキレイなんですけど！
なんて平和な映画。
往年のミュージカルソングが目白押し。衣装も美術も素晴らしい世界観。得点映像もばっちり。
うむ。エンターテイメントムービーです。
風邪引いたときなんか最高です。
芝居が好きで音楽が好きなら、面白くないはずない。
アラ探しなどせずに、素直に楽しめば良い。
女の友情に秘密を抱えた恋、殺人、ドジな敵キャラ。
それにプラスの歌！踊り！！オカマ！！！
これ以上、他に何がいる！

ただしジャケットが気味悪すぎ、
予告編の編集がヘタすぎ、
これが確実にこの映画に出会えない人を増やしている。

さぁ、のんきに楽しんでください。
気に入ったシーンは、何度も観てください。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

二人が車で逃げるシーンで「BORN TO BE WILD」が流れたのでこれはロードムービーかと思った。これも違った。
そしてパッケージの写真の意味がやっとわかった。
トニ・コレットのはじけた演技とあのホラー映画まっさおのメイク、笑わせてくれます。とても「シックスセンス」のママ役を演じた人とは思えない。

コニーの恋愛は必要だったんでしょうか？
最後にちょっとしらけてしまったんですが。

デビー・レイノルズ出てましたね。少し前に「雨に唄えば」を観ていたんですが、昔の面影が残っていて可愛らしいおばさんになってました。

これ《ああたへのオススメ》にず〜っとあったんだけど・・
なにしろこのジャケシャでしょ・・「呪怨か？」って放置してました（笑）
ミュージカル＆ドラッグクイーンって！！そりゃオススメされるわけだわ

シカゴの空港のカフェラウンジで歌う「コニー＆カーラ」歌は上手いけど学芸会なみのやぼったさで、これはこれで笑える
その二人がひょんなことからロスのクラブでドラッグクイーンとしてステージに上がることになるのですが・・派手派手メイクに華麗な衣装でどんどんゴージャスになっていくの！
二人だけの時の衣装も素敵だけど、本物のドラッグクイーンの4人が加わってからの衣装の可愛さったらない♪
二人のショーは歌も踊りはもちろんのことトークが最高にいいんです
「ボトックスなんかでシワとりしてひきつってるより、う〜んと笑ってしわしわでいいじゃん！」とかね　
梅雨でなんとなくもや〜っとした気分を吹き飛ばしてくれる「コニー＆カーラ」のショーを存分にお楽しみください☆

二人を捕まえるために全米中のショーを観て歩くギャングの手下も私的にすっごいツボでした　ボスに電話で「ヘアスプレーのチケットがとれた〜♪」って言った時には思わず私も「いいなぁ」ってつぶやいちゃいました
ブロードウェイでミュージカル三昧なんて憧れます♪

これ，日本で映画か舞台にしてほしい（あ、両方でも良いです）
すっごいピッタリなキャスト思いついちゃったの♪
コニー（藤原紀香）カーラ（天海祐希）　って雰囲気じゃないですか？
二人とも大好きな女優さんなんですがこの二人がドラッグクイーンになってスクリーンせましと歌って踊るなんて！考えただけでスタンディングオベーションでしょ♪
ついでに4人組おねーさまのうちの一番ガタイのいい人には田中二郎さんで
一番小さい人は徳井優さんがいいな
大杉蓮さん　温水洋一さん　高橋克実さん　竹中直人さん　あ、忘れてはならない升毅さん　豪華キャストでどか〜んと派手にぶちかまして〜！！

　ちょいユルめのコメディーですが、私は好きです。

　主演のトニ・コレット、「ミュリエルの結婚」（９６）で「いや、なんなんだ、このドン臭いヒロインは」と驚いて以来、気になってる女優さん。「シックス・センス」（９９）「アバウト・ア・ボーイ」（０２）「リトル・ミス・サンシャイン」（０６）の“お母さん”ですね。そうそう、私の中ではいつしか可哀相なお母さん、変ったお母さんで定着してた。（笑）

　平凡な幸せには収まらない女性、ですね。この作品でも負け犬チックな売れない歌手。ニア・ヴァルダロスとコンビを組んで空港のラウンジ（！）でショーをやってたりするのだけど、まぁ、なんともゴッツイ２人。よく、この面子で主演映画なんて作ったなと思ったら、２人がドラッグクイーンに化けて大成功という仕掛けなのでした。これはホントに大成功ですね。２人ともちゃんとそう見える！嬉しかないだろうけど。

　ご指摘多数あるとおり、「お熱いのがお好き」（５９）の男女逆パターン。ベッタベタのミュージカルシーン満載で、まぁ、気楽に２人のショーを楽しむ、そういう作品ですかね。

　いい人汁１２０％のデヴィッド・ドゥカヴニーがぼんやりと出てきますが、女２人があまりにも濃いので、こいつは箸休めなんでしょうか。　個人的には、殺人現場を目撃してしまった２人を消すために送りこまれたロシア・マフィアの手下が、２人を探して国内のミュージカル・ショーを観まくっているうちに、すっかりミュージカル通になっていく、という下りが好きですね。「ブロードウェイと銃弾」（９４）のチャズ・パルミンテリみたいな面白さ。ボスへの報告が立派な舞台批評になっちゃってるのが可笑しい。

　ドリフのコント並みにゆるいクライマックスも、コメディーの王道ってことで。こういう時、悪役の演技に見入ってしまいますね、私は。どの辺までリアリティ出していいのか、コントに徹していいものか、迷いながら動いてる感じが大変楽しい。これって悪趣味かしら。

　（ゆるゆるの感想ですいません）