ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチの画像・ジャケット写真

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ / マイケル・ピット

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「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

東西冷戦時代の東ドイツに生まれた男の子ハンセル。母と二人暮らしの彼の夢は、自由の国アメリカでロックスターになること。ある日、米兵から結婚を申し込まれた彼は、性転換手術を決意する。しかし、手術のミスで股間には“怒りの1インチ(アングリー・インチ)”が残ってしまう。名前をヘドウィグと変え、何とか渡米するも米兵には結局捨てられてしまう。それでも夢を思い出しロックバンドを結成したヘドウィグは、ある日、17歳の少年トミーと出会う。同じ夢を持つトミーに愛情のすべてとロックシンガーとしての魂を注ぎ込むヘドウィグだったが……。

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」 の作品情報

作品情報

製作年: 2001年
製作国: アメリカ
原題: HEDWIG AND THE ANGRY INCH
受賞記録: 2001年 LA批評家協会賞 ニュー・ジェネレーション賞

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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映画×音楽

投稿日:2007/03/06 レビュアー:ハーフ&ハーフ

ヘドウィグの力強いボーカルと高揚感溢れるメロディーとグラムロックサウンドに乗せて、夫イツハクのバンダナスタイル、つぶらな瞳の無精髭から発せられるヘビメタ風の高音域のコーラスで爆笑ですね。

後に知ったのだが、ミリアム・ショアという女性だということ。納得。

そんなくだらない話もいいのですが、僕はこの作品をミュージカルという枠で括りたくないし、ロックという枠でも括りたくないのです。もっと大雑把に「映画×音楽」、もしくは、「アート×エンターテイメント」の傑作。といった具合にザックリ括りたいのです。

なぜかというと、これは“開かれた映画”であるからだ、ということ。これは魂の映画ですよ。ジャンルはソウルです。だからジャンルにとらわれずに楽しんでほしいです。内容としてもこの折り合いどころも完璧だと思うし、物語もしっかりと語れているし。

おそらくだけど、ゲイという立場はマイノリティ精神を嫌でも実感させるだろうし、それは孤独感や自己嫌悪などを併発させたりもするだろう。

でもそんな感覚は僕らが思春期に過敏に感じるような苦悩であり、誰もが通過するものとそんなに変わらないんじゃないかなと思うのです。

それは、他者との隔たりを“愛の起源”と言っちゃうような、誰よりも敏感に感受する心を持ち、誰よりも感傷的に浸り、思春期を過ぎてもなお消え去らない情動を、自己陶酔気味のジョン・キャメロン・ミッチェルという強烈な個の、内から外へと爆発させた表現方法が、純粋なコミュニケーション欲求であるということから感じるのです。

表面上は変人だとしても、決して内面のそれは変人とはいえないものだろう。そしてもし、この表現がロックの本質を上手く描けているとすれば、それはそのまま「生きること」への欲求の、魂の、勝利である、と思ったのです。

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いいものはいい

投稿日:2006/03/22 レビュアー:おうち大好き

ミュージカルもロックも苦手ですけど、この映画には引き込まれました。
すごく切ない映画です。
音楽がすばらしい。
また時間をおいて、観てみたい。

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クラッシック好きにもお勧めできるロック・ミュージカル

投稿日:2004/04/20 レビュアー:53285319

はちきれそうなエネルギーをロックに叩きこんでるって、それが爽快でもあるし、やるせなさも感じさせる。
メロディーは、優しく、時に泣かせさえさせる。
ロックやロックに真剣に打ちこんでいるミュージシャンを見なおしてしまうな。ロックが、人生の一部分であったり、一時期の全てであったりするのかもしれない。

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最高です

投稿日:2003/09/02 レビュアー:かっぱくん

うちの嫁さんが「観よう」といって借りたものですが、私のほうがドハマリで観まくってます。ロック好き、音楽好きには理屈抜きの一本になるはず。文句なくお勧めできます。
一般的な映画として評価するならば、評価が分かれるのは抽象的なラストシーンでしょう。でも私は「ああ、彼は結局は救われなかったのか…」と涙があふれてきました。

そして最大の不満点は重要なシーンがカットされていること。最後の方で客席に赤いドレスで倒れこむのはヘドウィグではなくイツハクですが、本編だけではこれが非常に分かりにくいのです。このあたりは実は削除されたシーンに答えが隠されており、レンタルではなく市販品のDVDを買うか、そこまでしたくない人は「ヘドウィグ 削除されたシーン」で検索すればすべてが分かります。はっきり言ってこのシーンを削除した奴は馬鹿だとしか言いようがありません。●んでしまえ。

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へこんだとき、自信喪失の時にみると元気になって飛び立てる一本。 ネタバレ

投稿日:2009/04/20 レビュアー:

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ラスト近く、なんだかしっくりこない部分があって、あれ?と思ってた。そしたら、なんと、削除されたシーンがあるというではないか。むむむ。さっそく検索してみると。えええええ。そんなだいじな、物語の根幹に関する部分なのに、ばっさりいっちゃってたの?ありえない。削除したやつは、とんでもないバカか、映画にたいする愛がないやつか、映画をわかってないやつだ。そんなやつ、市中ひきまわしの刑だ。ちゃんとした形で見たかったなあ。

いや、それでもいい映画だった。

実在の人物と思っていた。そしたら、フィクションで元々はミュージカルときいてびっくり。しかも大ヒットで賞まで取ったって、ぜんぜん知らなかった。

見せ方がとにかくうまい。ライブの歌がほとんどなのに、だれることなく、説明しすぎず、なのに、ストーリーはあほなわたしにもスラスラ入ってくる。脚本の構成がうまいんだろう。で、歌が、ちょっと陳腐に傾きそうになりながらも、ぐっとくる。思わずヘドウィグの虜になっちゃう。

さすがのドラァグクイーン。めくるめく衣装。黒い、バックシームがセクシーな網タイツに、コンバースのハイカットを合わせるそのセンスにノックアウト。グリッターなくちびるに、アイシャドウ。眉下のハイライトをみるにつけ、IKKOさんの、陰影だいじぃ〜って人差し指が目に浮かぶ。

何かが欠けてる。
人間はもともといっこのまるで、ふたつに分けられて男と女になった。ミッシング・ハーフ。その凸と凹をうめるために、自分にぴったりの片割れを探す。

そう歌うヘドウィグ。ヘドウィグも、そう信じて、狂おしいまでに一生懸命、片割れを探し続ける。東西に分裂していたドイツで暮らしていた幼少期に憧れたデヴィッド・ボウイみたいに。グラマラスに、からだをくねらせ、シャウトする。

幼少期のハンセル時代の男の子が、すっごいかわいい。ラジカセからお気に入りのロックを流し、ベッドの上で、からだがバラバラに分解しそうになるくらいに踊り狂う。ママに怒られるから、オーブンに頭を突っ込んで、自分の世界に陶酔する。

ラストシーンが印象的。あんなに自分の一部だった金色のウィッグを取り去る。きらびやかな衣装も脱ぎ去り、自分の、本来の姿で歩み出す。それは、本当の自分。飾り立てなくても、ごまかさなくても、防御しなくてもいい自分。探していたのは、自分にぴったりな誰かじゃなくて、本来の自分だった。自分のありかたがわかる。自分の居場所がわかる。自分を、そのままの姿でも愛せる。

そうなって、初めてヘドウィグは解き放たれる。

きっと、ヘドウィグはイツハクともトミーとも、新しい、いい関係が築けると思う。

イツハク、てっきり男の人と思っていたら、女優さんだったのねえ。びっくり。始終、ケミストリーの川畑さんにみえてしょうがなかったんだけど。

へこんだとき、自信喪失の時にみるときっと元気になって飛び立てる一本。

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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

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投稿日

2007/03/06

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ハーフ&ハーフ

ヘドウィグの力強いボーカルと高揚感溢れるメロディーとグラムロックサウンドに乗せて、夫イツハクのバンダナスタイル、つぶらな瞳の無精髭から発せられるヘビメタ風の高音域のコーラスで爆笑ですね。

後に知ったのだが、ミリアム・ショアという女性だということ。納得。

そんなくだらない話もいいのですが、僕はこの作品をミュージカルという枠で括りたくないし、ロックという枠でも括りたくないのです。もっと大雑把に「映画×音楽」、もしくは、「アート×エンターテイメント」の傑作。といった具合にザックリ括りたいのです。

なぜかというと、これは“開かれた映画”であるからだ、ということ。これは魂の映画ですよ。ジャンルはソウルです。だからジャンルにとらわれずに楽しんでほしいです。内容としてもこの折り合いどころも完璧だと思うし、物語もしっかりと語れているし。

おそらくだけど、ゲイという立場はマイノリティ精神を嫌でも実感させるだろうし、それは孤独感や自己嫌悪などを併発させたりもするだろう。

でもそんな感覚は僕らが思春期に過敏に感じるような苦悩であり、誰もが通過するものとそんなに変わらないんじゃないかなと思うのです。

それは、他者との隔たりを“愛の起源”と言っちゃうような、誰よりも敏感に感受する心を持ち、誰よりも感傷的に浸り、思春期を過ぎてもなお消え去らない情動を、自己陶酔気味のジョン・キャメロン・ミッチェルという強烈な個の、内から外へと爆発させた表現方法が、純粋なコミュニケーション欲求であるということから感じるのです。

表面上は変人だとしても、決して内面のそれは変人とはいえないものだろう。そしてもし、この表現がロックの本質を上手く描けているとすれば、それはそのまま「生きること」への欲求の、魂の、勝利である、と思ったのです。

いいものはいい

投稿日

2006/03/22

レビュアー

おうち大好き

ミュージカルもロックも苦手ですけど、この映画には引き込まれました。
すごく切ない映画です。
音楽がすばらしい。
また時間をおいて、観てみたい。

クラッシック好きにもお勧めできるロック・ミュージカル

投稿日

2004/04/20

レビュアー

53285319

はちきれそうなエネルギーをロックに叩きこんでるって、それが爽快でもあるし、やるせなさも感じさせる。
メロディーは、優しく、時に泣かせさえさせる。
ロックやロックに真剣に打ちこんでいるミュージシャンを見なおしてしまうな。ロックが、人生の一部分であったり、一時期の全てであったりするのかもしれない。

最高です

投稿日

2003/09/02

レビュアー

かっぱくん

うちの嫁さんが「観よう」といって借りたものですが、私のほうがドハマリで観まくってます。ロック好き、音楽好きには理屈抜きの一本になるはず。文句なくお勧めできます。
一般的な映画として評価するならば、評価が分かれるのは抽象的なラストシーンでしょう。でも私は「ああ、彼は結局は救われなかったのか…」と涙があふれてきました。

そして最大の不満点は重要なシーンがカットされていること。最後の方で客席に赤いドレスで倒れこむのはヘドウィグではなくイツハクですが、本編だけではこれが非常に分かりにくいのです。このあたりは実は削除されたシーンに答えが隠されており、レンタルではなく市販品のDVDを買うか、そこまでしたくない人は「ヘドウィグ 削除されたシーン」で検索すればすべてが分かります。はっきり言ってこのシーンを削除した奴は馬鹿だとしか言いようがありません。●んでしまえ。

へこんだとき、自信喪失の時にみると元気になって飛び立てる一本。

投稿日

2009/04/20

レビュアー

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ラスト近く、なんだかしっくりこない部分があって、あれ?と思ってた。そしたら、なんと、削除されたシーンがあるというではないか。むむむ。さっそく検索してみると。えええええ。そんなだいじな、物語の根幹に関する部分なのに、ばっさりいっちゃってたの?ありえない。削除したやつは、とんでもないバカか、映画にたいする愛がないやつか、映画をわかってないやつだ。そんなやつ、市中ひきまわしの刑だ。ちゃんとした形で見たかったなあ。

いや、それでもいい映画だった。

実在の人物と思っていた。そしたら、フィクションで元々はミュージカルときいてびっくり。しかも大ヒットで賞まで取ったって、ぜんぜん知らなかった。

見せ方がとにかくうまい。ライブの歌がほとんどなのに、だれることなく、説明しすぎず、なのに、ストーリーはあほなわたしにもスラスラ入ってくる。脚本の構成がうまいんだろう。で、歌が、ちょっと陳腐に傾きそうになりながらも、ぐっとくる。思わずヘドウィグの虜になっちゃう。

さすがのドラァグクイーン。めくるめく衣装。黒い、バックシームがセクシーな網タイツに、コンバースのハイカットを合わせるそのセンスにノックアウト。グリッターなくちびるに、アイシャドウ。眉下のハイライトをみるにつけ、IKKOさんの、陰影だいじぃ〜って人差し指が目に浮かぶ。

何かが欠けてる。
人間はもともといっこのまるで、ふたつに分けられて男と女になった。ミッシング・ハーフ。その凸と凹をうめるために、自分にぴったりの片割れを探す。

そう歌うヘドウィグ。ヘドウィグも、そう信じて、狂おしいまでに一生懸命、片割れを探し続ける。東西に分裂していたドイツで暮らしていた幼少期に憧れたデヴィッド・ボウイみたいに。グラマラスに、からだをくねらせ、シャウトする。

幼少期のハンセル時代の男の子が、すっごいかわいい。ラジカセからお気に入りのロックを流し、ベッドの上で、からだがバラバラに分解しそうになるくらいに踊り狂う。ママに怒られるから、オーブンに頭を突っ込んで、自分の世界に陶酔する。

ラストシーンが印象的。あんなに自分の一部だった金色のウィッグを取り去る。きらびやかな衣装も脱ぎ去り、自分の、本来の姿で歩み出す。それは、本当の自分。飾り立てなくても、ごまかさなくても、防御しなくてもいい自分。探していたのは、自分にぴったりな誰かじゃなくて、本来の自分だった。自分のありかたがわかる。自分の居場所がわかる。自分を、そのままの姿でも愛せる。

そうなって、初めてヘドウィグは解き放たれる。

きっと、ヘドウィグはイツハクともトミーとも、新しい、いい関係が築けると思う。

イツハク、てっきり男の人と思っていたら、女優さんだったのねえ。びっくり。始終、ケミストリーの川畑さんにみえてしょうがなかったんだけど。

へこんだとき、自信喪失の時にみるときっと元気になって飛び立てる一本。

16〜 20件 / 全163件