マネー・ゲーム　株価大暴落

の映画という感じです。金儲けが正義だったころの話ですね。しかしヴィンがストックブローカーとは。ベンアフレックはなんの役をしても賢く見えないですね。その当時一番有名だったという感じで名前が筆頭に挙がってますが、主人公は別人です。偉大な父を持つ息子の苦労話っていうのは永遠のテーマです。

６点

超個性派俳優ジョバンニ・リビシ主演映画。
彼の覇気のない内向的な演技があたしは好きなのですが、こういう何かに長けてる、
今回は頭がキレ話術のあるトレーダーってのもなかなか似合ってた。
でもやっぱ、彼の持ち味であるサイコな感じを全面に押し出した役柄の方がいいｗ
『パーフェクト・ストレンジャー』の時みたいなハッカーにしてストーカーみたいなね。

株の世界はよくわからないけど、今作はとにかく電話勧誘で客を唆し、
株を買わせる描写を徹底的に映し出していて、あたしは身震い。
中高生の時は予備校だの塾だのの勧誘電話がもの凄い多くて、うんざりしてた。
最近は、マンションとか宝石とか健康食品の勧誘が多いかなぁ〜
その延長線上の話と言ったらレベルが違い過ぎるけど、まぁ要は悪徳ってことですよ。
勧誘してる人間だって実際はいい物だなんて一切思っていない物を売りつけてくるわけですもの。
それって、すでにそれだけで詐欺だと思いません！？口車に乗せて信用させ、
金を毟り取り自分の利益をあげようとする行為は、詐欺以外のなにものでもない。
上質なものとお客様の喜びを結びつけるのが、トップセールスマンでしょう。

結局のとこ、三流証券会社のトレーダーたちは証券業界でも爪弾き者だし、
例え贅沢な暮らしができたとしても、それは地盤の腐りきっている上に
成り立つ生活だから、いつかは地すべり的に崩壊するに決まってる。
人を不幸にして、金を手に入れてはならないってことですね。
まぁ、世の中美味しい話が上手いこと舞い込んでくるわけがないので、
電話だけで信用してしまう方も愚かだし、もしそんな勧誘電話がかかってきたら、
「あたし未成年、両親いません」といって、YOU,ガチャ切りしちゃいなよっｗ
それが、あたしの常套手段なんですけどね。だってこれ使うと一発なんだもん。
あとは、思いきって世界のナベアツになりきってみると面白いかもしれないｗｗｗ

最後に、世界トップクラスの証券マンたちが繰り広げる金融エンタテイメントドラマでもなければ、
ベン・アフレック主演でもないので、そう思って借りないようにお気をつけください！

『主役はベン・アフレック』
え〜っ、全然違うじゃん！！！
ただのおまけ、ちょい役もちょい役じゃないのよ。
ＤＶＤ本体には主役の彼の姿は無く、ベンのお顔がど〜んでしょ。
もうすっかり騙されたわ〜〜〜

内容は可も無く不可も無く。
「そうオイシイ話はないよ」とういう教訓かしら。
あっさりしたラストは、映画というより２時間ドラマといった感じ。
タイトルほどスゴイことが起きる訳でもないので、その辺をご承知の上でご覧になるとよろしいかと思います・・・

いかにも現実社会で起こりそうなストーリー。
「なるほど、こういうビジネスもあるのね」
と、お勉強になりました。被害者にならないように注意します！