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デンゼル・ワシントンが実在のボクサーに扮した人間ドラマ。無実の罪によって30年間も投獄された黒人ボクサー、ハリケーン。彼がその疑いを晴らすまでの波乱に満ちた半生を、事件経過を織り交ぜながら描いてゆく。ハリケーンに扮したデンゼルの熱演が秀逸。ボクサーとしての絶頂期に、いわれのない殺人罪で投獄されたルービン・“ハリケーン”・カーター。ある時、彼が獄中で執筆した自伝を読んだ少年レズラは、その背後に人種偏見がある事を知り、彼の釈放運動に立ち上がる。
製作年: |
1999年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE HURRICANE |
受賞記録: |
2000年 ベルリン国際映画祭 銀熊賞(男優賞)
1999年 ゴールデン・グローブ 男優賞(ドラマ) |
監督: |
ノーマン・ジュイソン |
---|---|
製作: |
アーミアン・バーンスタイン 、 ジョン・ケッチャム 、 ノーマン・ジュイソン |
出演: |
デンゼル・ワシントン 、 ヴィセラス・レオン・シャノン 、 ジョン・ハンナ 、 デボラ・カーラ・アンガー 、 リーヴ・シュレイバー 、 ジョン・ハナー 、 クランシー・ブラウン 、 ダン・ヘダヤ 、 デヴィッド・ペイマー 、 ハリス・ユーリン 、 ヴィセラス・レオン・シャノン 、 デボラ・カーラ・アンガー 、 リーヴ・シュレイバー 、 デボラ・カーラ・アンガーノ |
脚本: |
アーミアン・バーンスタイン 、 ダン・ゴードン 、 ダン・ゴードン |
---|---|
原作: |
ルービン・カーター |
撮影: |
ロジャー・ディーキンズ 、 ロジャー・ディーキンズ |
音楽: |
クリストファー・ヤング 、 クリストファー・ヤング |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
145分 | 日本語英語吹き替え用 | 1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TDV2839R | 2004年04月09日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
12枚 | 1人 | 0人 |
収録時間:
145分
字幕:
日本語英語吹き替え用
音声:
1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
レイティング:
記番:
TDV2839R
レンタル開始日:
2004年04月09日
在庫枚数
12枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
145分 | 日本語英語吹き替え用 | 1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TDV2839R | 2004年04月09日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
12枚 | 1人 | 0人 |
収録時間:
145分
字幕:
日本語英語吹き替え用
音声:
1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
レイティング:
記番:
TDV2839R
レンタル開始日:
2004年04月09日
在庫枚数
12枚
1位登録者:
1人
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「ハリケーン」なんて題名なので、きっと台風の映画かな??なんて思って見ました。
ところが最初に白黒の画面でボクサーが出てくるではないですか?
黒人と白人の差別が、とても醜く描けていたかと思いました。
あんな人生を生きてきた人が要ることの、事実に感動しました。
人間の孤独、人の文字の意味、全てを表しているかのような、作品でした。
「ハリケーン」を演じたデンゼル・ワシントンが素晴らしい演技をしたと思います。
結構、勇気と暖かさを味わえた、感動的な作品でした。
一枚欲しいDVDです、特に落ち込んでいるときに(笑)
このレビューは気に入りましたか? 2人の会員が気に入ったと投稿しています
筆舌に尽くしがたい30年間の牢獄生活、そしてそこからの開放のカタルシスはよく描けていたと思います。ですが、謎のカナダ人3人組の背景への疑問とか、途中挿入されるハリケーン支援の当時の白黒映像とデンゼルが演じる映像との違和感とか、獄中のハリケーンが「ペンは剣より強し」の思想を得たきっかけ・過程が描かれていない等、しっくり来ない点も多々ありました。
最後感動はするけれどもそれを拒否する自分もいたので、星は2つ★★です。
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今までDVDを何本鑑賞したことか…。でもレビューを書こうと思ったのはこれが初めてです。1人の信じる力でも世の中を(ちょっとでも)変えることができるんだと思います。人間も捨てたもんじゃない!
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2時間ちょっとという長さを一つも感じさせない素晴らしい映画です!
少年時代のちょっとした事件がきっかけで、人生の半分以上を監獄で過ごすという過酷な運命を背負ってしまった、かつてのチャンピオンボクサー"ルービン・ハリケーン・カーター”と、カナダの古本市場で、ハリケーンが獄中で書いた一冊の本を偶然手にした黒人少年“レズラ”との友情、、というとこの場合とっても軽い!「本が読む人を選ぶ」という言葉どおり、レズラとの出会いによって、ある意味獄中で死んでいたハリケーンが、どんどん蘇えっていく感動の実話である。
この映画を初めて観たとき、胸がいっぱいになるっていうのはこういうことを言うのかというほど、感動で涙が止まらなかった。自分が何気なく手に取った本によって、自分も他人の人生も劇的に変わっていくなんて誰が予想しようか。そして、ここまでお互いを信じ、支えあえるなんて、誰ができようか。 このハリケーンとレズラの出会いは運命だったとしかいいようがないが、私もこの映画に出会えたことに感謝したいと思った。
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67年「夜の大捜査線」で、黒人への差別を剥き出しにした田舎の警察署長ビル・ギレスビー役をエネルギッシュに演じたロッド・スタイガー(アカデミー主演男優賞受賞)。
奇しくも本作では、連邦最高裁判所のサロキン判事に扮し(ラストになってやっと登場する)、黒人差別そのものを非難・否定し、主人公に無罪を言い渡すという、まったく逆の立場の役柄を演じている。 両作品とも監督はノーマン・ジュイスンで、なにか因縁めいたものを感じ、まず冒頭、このことに触れておきたかった...
本作は実話で、ルービン・‘ハリケーン’・カーター(デンゼル・ワシントン)が誤認逮捕された事件そのものは、1966年6月17日となっている。 前述の「夜の大捜査線」が1967年の映画であり、翌年の受賞式当日、黒人運動の指導者マーティン・ルーサー・キング牧師暗殺という衝撃の事件が発生(アカデミー賞受賞式は2日延期された)していることなど、まさに当時のアメリカの世相が反映された作品となっている。
D・ワシントンが60ポンド(約27Kg)もの減量をし、完璧なボクサー体型をつくりあげて役に挑んでいる姿には感服する。アカデミー賞では主演男優賞にノミネートされるにとどまったが、出演時の年齢が45歳であったことを思えば、驚異的な精神力だ。
ルービン・‘ハリケーン’・カーター本人について調べてみると、
1937年5月6日、ニュージャージー州クリフトン生まれ。11歳のとき、白人男性の時計を盗んだ容疑で州の少年院に送られる。そこで数年間過ごすが、脱走して軍隊に入隊。ボクシングの才能はこの時代に開花し、ヨーロッパのライト・ウェルター級チャンピオンに二度輝く。除隊後プロになる決意を固め、故郷パターソンに戻るが、警察につかまり、少年院の残りの刑期(10ヵ月)を努めあげる。 1961年、デビュー戦で判定勝ちをおさめた後、立て続けに2度KO勝ちし、一躍世の注目を集める。その後、逮捕されるまで、40試合のリングにあがったカーターは、KO勝ち19回(うち1ラウンドでのKO勝ちが8回)、判定勝ち8回という華々しい戦績を残している....とある。
刑事のでっちあげによる逮捕で終身刑を言い渡され、収監後は囚人服の着用を拒み、獄中でひたすら自伝を執筆しながら無実を訴えるカーター。74年に自伝が出版されて反響を呼び、プロボクサーのモハメド・アリ、ジョー・フレイザー、音楽家のボブ・ディラン、女優エレン・バースティンらが釈放活動に乗り出した様子の一部が、実写フィルムで登場する。その後の再審でも有罪となるが、一人の黒人少年レズラ(ヴィセラス・レオン・シャノン)が古本屋で見つけた1冊の本(自伝)が、カーターの人生に大きな転機をもたらすことになる。まるでカーターとレズラの運命的な出会いが、定められていたかのようだ。
アメリカでは1964年に公民権法が制定され、法の上では人種差別は終わりを告げたことになっているが、本作が製作された35年後も、そして50年経過した今も、黒人差別に限らず、人種差別の根深さを感じてしまう。
1日も早く、世界から‘差別’の名が消えることを祈るばかりである。
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ザ・ハリケーン
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ユーザーレビュー:75件
投稿日
2006/06/08
レビュアー
くにさん「ハリケーン」なんて題名なので、きっと台風の映画かな??なんて思って見ました。
ところが最初に白黒の画面でボクサーが出てくるではないですか?
黒人と白人の差別が、とても醜く描けていたかと思いました。
あんな人生を生きてきた人が要ることの、事実に感動しました。
人間の孤独、人の文字の意味、全てを表しているかのような、作品でした。
「ハリケーン」を演じたデンゼル・ワシントンが素晴らしい演技をしたと思います。
結構、勇気と暖かさを味わえた、感動的な作品でした。
一枚欲しいDVDです、特に落ち込んでいるときに(笑)
投稿日
2005/09/12
レビュアー
サブロー筆舌に尽くしがたい30年間の牢獄生活、そしてそこからの開放のカタルシスはよく描けていたと思います。ですが、謎のカナダ人3人組の背景への疑問とか、途中挿入されるハリケーン支援の当時の白黒映像とデンゼルが演じる映像との違和感とか、獄中のハリケーンが「ペンは剣より強し」の思想を得たきっかけ・過程が描かれていない等、しっくり来ない点も多々ありました。
最後感動はするけれどもそれを拒否する自分もいたので、星は2つ★★です。
投稿日
2005/09/03
レビュアー
maru今までDVDを何本鑑賞したことか…。でもレビューを書こうと思ったのはこれが初めてです。1人の信じる力でも世の中を(ちょっとでも)変えることができるんだと思います。人間も捨てたもんじゃない!
投稿日
2004/06/05
レビュアー
うさぎ2時間ちょっとという長さを一つも感じさせない素晴らしい映画です!
少年時代のちょっとした事件がきっかけで、人生の半分以上を監獄で過ごすという過酷な運命を背負ってしまった、かつてのチャンピオンボクサー"ルービン・ハリケーン・カーター”と、カナダの古本市場で、ハリケーンが獄中で書いた一冊の本を偶然手にした黒人少年“レズラ”との友情、、というとこの場合とっても軽い!「本が読む人を選ぶ」という言葉どおり、レズラとの出会いによって、ある意味獄中で死んでいたハリケーンが、どんどん蘇えっていく感動の実話である。
この映画を初めて観たとき、胸がいっぱいになるっていうのはこういうことを言うのかというほど、感動で涙が止まらなかった。自分が何気なく手に取った本によって、自分も他人の人生も劇的に変わっていくなんて誰が予想しようか。そして、ここまでお互いを信じ、支えあえるなんて、誰ができようか。 このハリケーンとレズラの出会いは運命だったとしかいいようがないが、私もこの映画に出会えたことに感謝したいと思った。
投稿日
2014/06/22
レビュアー
趣味は洋画67年「夜の大捜査線」で、黒人への差別を剥き出しにした田舎の警察署長ビル・ギレスビー役をエネルギッシュに演じたロッド・スタイガー(アカデミー主演男優賞受賞)。
奇しくも本作では、連邦最高裁判所のサロキン判事に扮し(ラストになってやっと登場する)、黒人差別そのものを非難・否定し、主人公に無罪を言い渡すという、まったく逆の立場の役柄を演じている。 両作品とも監督はノーマン・ジュイスンで、なにか因縁めいたものを感じ、まず冒頭、このことに触れておきたかった...
本作は実話で、ルービン・‘ハリケーン’・カーター(デンゼル・ワシントン)が誤認逮捕された事件そのものは、1966年6月17日となっている。 前述の「夜の大捜査線」が1967年の映画であり、翌年の受賞式当日、黒人運動の指導者マーティン・ルーサー・キング牧師暗殺という衝撃の事件が発生(アカデミー賞受賞式は2日延期された)していることなど、まさに当時のアメリカの世相が反映された作品となっている。
D・ワシントンが60ポンド(約27Kg)もの減量をし、完璧なボクサー体型をつくりあげて役に挑んでいる姿には感服する。アカデミー賞では主演男優賞にノミネートされるにとどまったが、出演時の年齢が45歳であったことを思えば、驚異的な精神力だ。
ルービン・‘ハリケーン’・カーター本人について調べてみると、
1937年5月6日、ニュージャージー州クリフトン生まれ。11歳のとき、白人男性の時計を盗んだ容疑で州の少年院に送られる。そこで数年間過ごすが、脱走して軍隊に入隊。ボクシングの才能はこの時代に開花し、ヨーロッパのライト・ウェルター級チャンピオンに二度輝く。除隊後プロになる決意を固め、故郷パターソンに戻るが、警察につかまり、少年院の残りの刑期(10ヵ月)を努めあげる。 1961年、デビュー戦で判定勝ちをおさめた後、立て続けに2度KO勝ちし、一躍世の注目を集める。その後、逮捕されるまで、40試合のリングにあがったカーターは、KO勝ち19回(うち1ラウンドでのKO勝ちが8回)、判定勝ち8回という華々しい戦績を残している....とある。
刑事のでっちあげによる逮捕で終身刑を言い渡され、収監後は囚人服の着用を拒み、獄中でひたすら自伝を執筆しながら無実を訴えるカーター。74年に自伝が出版されて反響を呼び、プロボクサーのモハメド・アリ、ジョー・フレイザー、音楽家のボブ・ディラン、女優エレン・バースティンらが釈放活動に乗り出した様子の一部が、実写フィルムで登場する。その後の再審でも有罪となるが、一人の黒人少年レズラ(ヴィセラス・レオン・シャノン)が古本屋で見つけた1冊の本(自伝)が、カーターの人生に大きな転機をもたらすことになる。まるでカーターとレズラの運命的な出会いが、定められていたかのようだ。
アメリカでは1964年に公民権法が制定され、法の上では人種差別は終わりを告げたことになっているが、本作が製作された35年後も、そして50年経過した今も、黒人差別に限らず、人種差別の根深さを感じてしまう。
1日も早く、世界から‘差別’の名が消えることを祈るばかりである。