クレイマー、クレイマー / ダスティン・ホフマン
クレイマー、クレイマー
/ロバート・ベントン
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(104)
解説・ストーリー
8年目にして妻の自立心から破局を迎えた結婚生活。残された夫は幼い息子の面倒を見るのだが……。離婚と養育権という、現代アメリカが避けて通れない社会問題をハートウォームな人情劇を通して描いた80年の代表作品。ホフマン、ストリープ(助演女優賞)の他、アカデミー作品・監督・脚色賞を受賞。
8年目にして妻の自立心から破局を迎えた結婚生活。残された夫は幼い息子の面倒を見るのだが……。離婚と養育権という、現代アメリカが避けて通れない社会問題をハートウォームな人情劇を通して描いた80年の代表作品。ホフマン、ストリープ(助演女優賞)の他、アカデミー作品・監督・脚色賞を受賞。
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「クレイマー、クレイマー」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
8年目にして妻の自立心から破局を迎えた結婚生活。残された夫は幼い息子の面倒を見るのだが……。離婚と養育権という、現代アメリカが避けて通れない社会問題をハートウォームな人情劇を通して描いた80年の代表作品。ホフマン、ストリープ(助演女優賞)の他、アカデミー作品・監督・脚色賞を受賞。
「クレイマー、クレイマー」 の作品情報
「クレイマー、クレイマー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
クレイマー、クレイマー コレクターズ・エディションの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
日本語・英語 |
英:モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
RDD10038 |
2003年05月26日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
25枚
|
2人
|
0人
|
クレイマー、クレイマー コレクターズ・エディションの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
日本語・英語 |
英:モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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RDD10038 |
2003年05月26日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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25枚
|
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ユーザーレビュー:104件
パパの作ったフレンチトースト
投稿日:2005/04/06
レビュアー:すいすい
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
十五年以上前に見たのをふと思い出して、借りてみた。あの頃は私もまだ10代で、大人の複雑な事情などわかる訳も無いのだが、それでも感動した記憶が残っていたので。
久しぶりに見た若いダスティンとメリルも新鮮だったが、物語自体も、やはり色褪せることなく、若すぎた私ではわからなかったことも見えるようになっていた。
レビューには「妻の自立心から・・」とあるが、映画では「精神の崩壊寸前ゆえの逃避」として描かれていて、その難しい役柄をメリルがうまく表現している。
冒頭シーン、子供を残して家から出て行く彼女は、泣きながら「どうしようもない」「私が悪いの」を繰り返し、荷物さえ持たずに出て行く。一つ間違えば、「家庭にでは飽き足らない主婦の勝手な家出」なのだが、彼女は自分が良い妻であろうとしてなりきれない自分に深い悲しみを抱いていたことに気づかねばならないのだ。ここに気づかないと、父と子供のハートウォーミングストーリーで終わってしまう(それでも十分に面白いけどね)。
「パパも出て行っちゃうの」と問いかける子供は見ててつらい。
子供には母が出て行った理由などどうでもよく、置いていかれた記憶が鮮明に、一生残る。
この映画は、登場人物一人ひとりの感情や動作が余りにリアル。仕事に忙殺され家族をおろそかにしながらも、家庭のためになっていると思うってのは人ごとじゃないかも・・・。
お勧め度:☆☆☆☆☆
BGMとフレンチトーストが印象に残る至高の一本。
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家族の形が変わるとき
何度も観た映画だが、ストーリーの運びがとても自然で、知らず知らずに引き込まれて、最後は不覚にも涙してしまう。良妻賢母の女性が家庭を守るという、近代の、理想とされた家族の形が崩れていく過渡期を描いた秀作映画だ。養育権を争う裁判で父親のテッドは、良い親になるのに性別は関係ないと言う。息子ビリーには僕の作った家庭があると。そう、子どもを育てるのに、母親だから、父親だからというのは関係ない。子どもにとっては、母親であろうと、父親であろうと、親であることに変わりはない。けれど、両親が離婚してしまえば、どちらかの家庭を選ぶしかない。子どもはどうしたらいいのだろう。これは両親のどちらにも大きな瑕疵がない場合、時代がどうであれ、正解のない、永遠に解くことのできない難問だ。
映画は、家庭は妻に任せっぱなしで仕事一筋だったテッドが、突然妻に去られて途方に暮れながら、悪戦苦闘しつつ息子ビリーとしっかり向き合って、本当の意味で父親になっていく過程を丁寧に描き、養育権の裁判になった際に、あなたならどう裁定しますか、と問いかけている。答えのない問いに、テッドの育児の相談相手になっていた妻の友人は、その裁判を通して自分の選択を再考し、別れた夫とやり直そうと決意する。
テッドは、まだ6歳だった息子を仕事人間の自分に押し付けて突然出ていった妻への不満や悪口を、決して息子には言わない。合意を反故にして養育権を主張する妻を罵倒したりもしない。息子をこの不毛な裁判に関わらせることは、自分に有利になるためであっても、断固として拒否する。息子と暮らしたいという自分の願望よりも息子自身の幸せを優先して、親として息子を守り抜く姿勢を貫いている。それでこその結末なのではないだろうかと思う。テッドの父親としての矜持が心に響く。
多くの人が言及しているフレンチトースト。最初は焦がして、スキレットを床に落として、もうボロボロだったのに、別れの朝には、実に手際よく美味しそうに焼いていく。父親テッドの親としての成長と心の余裕を物語っていて秀逸。また、ヴィヴァルディとヘンリー・パーセルというバロック曲を使った音楽が美しいのにさり気なくて、とても趣味がいい。余韻を残した結末の後、シンプルな文字だけのエンディングクレジットに静かに流れるのが、パーセルの「ほどかれたゴルディウスの結び目」だなんて、一体誰がこの曲を見つけてきたのだろう。いろんな意味でパーフェクトなエンディング曲だ。(ゴルディウスの結び目というのは、解くことのできない難問という意味の比喩です。)
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痛い・・・・やはり両親があれば
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フレンチトースト
監督:ロバート・ベントン(1979年・米・105分)
原作:エイブリー・コーマン『クレイマー・クレイマー』(原題:Kramer vs,Kramer)
数年ぶりに観ましたが、やはりラストの息子君・ビリーの涙にもらい泣きしてしまいますね。
1年半前のある日、突然ママのジョアンナ(メリル・ストリープ)が出て行ってしまった時、ビリーは「僕が悪い子だから…?」と幼い心を痛めます。
テッド(ダスティン・ホフマン)は、ビリーが両親の離婚は自分のせいだと思っているのを知って、そんな事はないとなだめ、パパはビリーを愛していると伝えます。
そして、自分が如何に家庭を顧みない仕事人間だったかに気付きます。
これは息子への愛と、父親としての責任を果たそうとする(ある意味)テッドの成長物語であると思います。
父と息子とはいえ、ぎこちなかった二人が自分たちの生活を新たに積み上げて行った結果が目に見えて分かるのが“フレンチトースト”です。
テッドが最初に作ったフレンチトーストは悲惨なものでした。
それが、ビリーとの最後の朝食に作ったそれは、ふっくらと美味しそうでした。
ビリーがパンをミルクに浸し、テッドが焼くという連携も見事でした。
タイトルの「クレイマー、クレイマー」は原題で見ると分かり易いですが、クレイマー夫人とクレイマー氏の裁判を指しているそうです。
テッドとジョアンナがビリーの親権を争うのですが、裁判の後、テッドは自分の弁護士に「あれは言い過ぎだ」とジョアンナを思いやりますし、ジョアンナはジョアンナで「自分の弁護士があんなことまで持ち出すと知っていたら、私は話さなかった」とテッドを気遣うのが良かったです。
ラストのシーンは、(私の願いも込めて)いずれは家族が元の鞘に収まったものと思いたいです。
きっと、ビリーが一番それを願うでしょうから。
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永遠の感動作!
投稿日:2015/03/27
レビュアー:趣味は洋画
自我に目覚めた妻が家庭を捨て、一人立ちしていく。女性の自立が叫ばれる一方、取り残された夫と子供はどうしているのだろう...この映画では、そんなごく普通の父子家庭が描かれている。
父親の視点で描かれたこの家庭劇は、1970年代最後のアカデミー賞で作品賞をはじめ計5部門を受賞するという快挙で、当時のアメリカ社会に一大センセーションを巻き起こした。
仕事一途な広告会社のエリート、テッド(ダスティン・ホフマン)は、突然の離婚によって、主婦と母親という仕事をかいま見る。息子ビリー(ジャスティン・ヘンリー)の学年さえ知らなかった彼は、息子との絆が深まるにしたがって仕事が二の次になり、遂には解雇されてしまう。
一方で、離婚後はセラピーに通い、自身を取り戻した元妻ジョアンナ(メリル・ストリープ)は、残してきた息子が恋しくなり、裁判に持ち込む。必要なのは息子と暮らすことだけ...
ビリーが2人の復縁を望んでいるのはわかるが、妥協という言葉は許されない。 これが離婚の現実なのであろう。
テッドの父親修行を象徴するのが、フレンチ・トーストの作り方で、妻が出て行って初めて作った時はとても食べられる代物ではなかった。
しかしラストでは父と子のチームワークで見事な出来栄えになっている。このエピソードを代表とする微笑ましさが、深刻な内容を和らげている。
D・ホフマンの抑えた演技、M・ストリープの目を真っ赤に腫らした熱演はさすがというほかないが、当時8歳のJ・ヘンリーが素晴らしい。まったく自然体の演技で、彼の好演が本作を成功させた最大の要因であることは間違いない。
時代を超えて、いつの世にも見直したい感動作である。
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ユーザーレビュー
パパの作ったフレンチトースト
投稿日
2005/04/06
レビュアー
すいすい
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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十五年以上前に見たのをふと思い出して、借りてみた。あの頃は私もまだ10代で、大人の複雑な事情などわかる訳も無いのだが、それでも感動した記憶が残っていたので。
久しぶりに見た若いダスティンとメリルも新鮮だったが、物語自体も、やはり色褪せることなく、若すぎた私ではわからなかったことも見えるようになっていた。
レビューには「妻の自立心から・・」とあるが、映画では「精神の崩壊寸前ゆえの逃避」として描かれていて、その難しい役柄をメリルがうまく表現している。
冒頭シーン、子供を残して家から出て行く彼女は、泣きながら「どうしようもない」「私が悪いの」を繰り返し、荷物さえ持たずに出て行く。一つ間違えば、「家庭にでは飽き足らない主婦の勝手な家出」なのだが、彼女は自分が良い妻であろうとしてなりきれない自分に深い悲しみを抱いていたことに気づかねばならないのだ。ここに気づかないと、父と子供のハートウォーミングストーリーで終わってしまう(それでも十分に面白いけどね)。
「パパも出て行っちゃうの」と問いかける子供は見ててつらい。
子供には母が出て行った理由などどうでもよく、置いていかれた記憶が鮮明に、一生残る。
この映画は、登場人物一人ひとりの感情や動作が余りにリアル。仕事に忙殺され家族をおろそかにしながらも、家庭のためになっていると思うってのは人ごとじゃないかも・・・。
お勧め度:☆☆☆☆☆
BGMとフレンチトーストが印象に残る至高の一本。
家族の形が変わるとき
投稿日
2021/10/01
レビュアー
hinakksk
何度も観た映画だが、ストーリーの運びがとても自然で、知らず知らずに引き込まれて、最後は不覚にも涙してしまう。良妻賢母の女性が家庭を守るという、近代の、理想とされた家族の形が崩れていく過渡期を描いた秀作映画だ。養育権を争う裁判で父親のテッドは、良い親になるのに性別は関係ないと言う。息子ビリーには僕の作った家庭があると。そう、子どもを育てるのに、母親だから、父親だからというのは関係ない。子どもにとっては、母親であろうと、父親であろうと、親であることに変わりはない。けれど、両親が離婚してしまえば、どちらかの家庭を選ぶしかない。子どもはどうしたらいいのだろう。これは両親のどちらにも大きな瑕疵がない場合、時代がどうであれ、正解のない、永遠に解くことのできない難問だ。
映画は、家庭は妻に任せっぱなしで仕事一筋だったテッドが、突然妻に去られて途方に暮れながら、悪戦苦闘しつつ息子ビリーとしっかり向き合って、本当の意味で父親になっていく過程を丁寧に描き、養育権の裁判になった際に、あなたならどう裁定しますか、と問いかけている。答えのない問いに、テッドの育児の相談相手になっていた妻の友人は、その裁判を通して自分の選択を再考し、別れた夫とやり直そうと決意する。
テッドは、まだ6歳だった息子を仕事人間の自分に押し付けて突然出ていった妻への不満や悪口を、決して息子には言わない。合意を反故にして養育権を主張する妻を罵倒したりもしない。息子をこの不毛な裁判に関わらせることは、自分に有利になるためであっても、断固として拒否する。息子と暮らしたいという自分の願望よりも息子自身の幸せを優先して、親として息子を守り抜く姿勢を貫いている。それでこその結末なのではないだろうかと思う。テッドの父親としての矜持が心に響く。
多くの人が言及しているフレンチトースト。最初は焦がして、スキレットを床に落として、もうボロボロだったのに、別れの朝には、実に手際よく美味しそうに焼いていく。父親テッドの親としての成長と心の余裕を物語っていて秀逸。また、ヴィヴァルディとヘンリー・パーセルというバロック曲を使った音楽が美しいのにさり気なくて、とても趣味がいい。余韻を残した結末の後、シンプルな文字だけのエンディングクレジットに静かに流れるのが、パーセルの「ほどかれたゴルディウスの結び目」だなんて、一体誰がこの曲を見つけてきたのだろう。いろんな意味でパーフェクトなエンディング曲だ。(ゴルディウスの結び目というのは、解くことのできない難問という意味の比喩です。)
痛い・・・・やはり両親があれば
投稿日
2009/07/31
レビュアー
エロエロ大魔神
フレンチトースト
投稿日
2020/10/09
レビュアー
kazupon
監督:ロバート・ベントン(1979年・米・105分)
原作:エイブリー・コーマン『クレイマー・クレイマー』(原題:Kramer vs,Kramer)
数年ぶりに観ましたが、やはりラストの息子君・ビリーの涙にもらい泣きしてしまいますね。
1年半前のある日、突然ママのジョアンナ(メリル・ストリープ)が出て行ってしまった時、ビリーは「僕が悪い子だから…?」と幼い心を痛めます。
テッド(ダスティン・ホフマン)は、ビリーが両親の離婚は自分のせいだと思っているのを知って、そんな事はないとなだめ、パパはビリーを愛していると伝えます。
そして、自分が如何に家庭を顧みない仕事人間だったかに気付きます。
これは息子への愛と、父親としての責任を果たそうとする(ある意味)テッドの成長物語であると思います。
父と息子とはいえ、ぎこちなかった二人が自分たちの生活を新たに積み上げて行った結果が目に見えて分かるのが“フレンチトースト”です。
テッドが最初に作ったフレンチトーストは悲惨なものでした。
それが、ビリーとの最後の朝食に作ったそれは、ふっくらと美味しそうでした。
ビリーがパンをミルクに浸し、テッドが焼くという連携も見事でした。
タイトルの「クレイマー、クレイマー」は原題で見ると分かり易いですが、クレイマー夫人とクレイマー氏の裁判を指しているそうです。
テッドとジョアンナがビリーの親権を争うのですが、裁判の後、テッドは自分の弁護士に「あれは言い過ぎだ」とジョアンナを思いやりますし、ジョアンナはジョアンナで「自分の弁護士があんなことまで持ち出すと知っていたら、私は話さなかった」とテッドを気遣うのが良かったです。
ラストのシーンは、(私の願いも込めて)いずれは家族が元の鞘に収まったものと思いたいです。
きっと、ビリーが一番それを願うでしょうから。
永遠の感動作!
投稿日
2015/03/27
レビュアー
趣味は洋画
自我に目覚めた妻が家庭を捨て、一人立ちしていく。女性の自立が叫ばれる一方、取り残された夫と子供はどうしているのだろう...この映画では、そんなごく普通の父子家庭が描かれている。
父親の視点で描かれたこの家庭劇は、1970年代最後のアカデミー賞で作品賞をはじめ計5部門を受賞するという快挙で、当時のアメリカ社会に一大センセーションを巻き起こした。
仕事一途な広告会社のエリート、テッド(ダスティン・ホフマン)は、突然の離婚によって、主婦と母親という仕事をかいま見る。息子ビリー(ジャスティン・ヘンリー)の学年さえ知らなかった彼は、息子との絆が深まるにしたがって仕事が二の次になり、遂には解雇されてしまう。
一方で、離婚後はセラピーに通い、自身を取り戻した元妻ジョアンナ(メリル・ストリープ)は、残してきた息子が恋しくなり、裁判に持ち込む。必要なのは息子と暮らすことだけ...
ビリーが2人の復縁を望んでいるのはわかるが、妥協という言葉は許されない。 これが離婚の現実なのであろう。
テッドの父親修行を象徴するのが、フレンチ・トーストの作り方で、妻が出て行って初めて作った時はとても食べられる代物ではなかった。
しかしラストでは父と子のチームワークで見事な出来栄えになっている。このエピソードを代表とする微笑ましさが、深刻な内容を和らげている。
D・ホフマンの抑えた演技、M・ストリープの目を真っ赤に腫らした熱演はさすがというほかないが、当時8歳のJ・ヘンリーが素晴らしい。まったく自然体の演技で、彼の好演が本作を成功させた最大の要因であることは間違いない。
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クレイマー、クレイマー